長崎大学病院高度救命救急センター「救急・国際医療支援室」

室長挨拶

教授就任のご挨拶

長崎大学病院高度救命救急センター救急・国際医療支援室 教授 早川 航一
長崎大学病院高度救命救急センター
救急・国際医療支援室
教授  早川 航一

 この度、救急・国際医療支援室教授を拝命いたしました。長崎みなとメディカルセンター救命救急センター長も併せて兼務いたします。私は留学経験もなければ、基礎研究の経験もありません。ただひたすらに、救急集中治療の現場で患者さんの救命と予後改善のために全力を尽くしてまいりました。救えなかった命もたくさん経験し、そこで得た悔しい経験をもとに臨床研究を行い、微力ではありますが、救急診療の発展のために貢献してまいりました。
 私には主に4つの使命があります。ひとつは支援室長として、長崎県の救急医療の発展のために尽力することであります。これまでの良き伝統は踏襲しつつ、高齢化社会のニーズに対応できるよう、行政、消防の方々とも協力して活動を進めてまいりたいと存じます。
 二つ目は国際医療支援を目指す医療者の方々に対し、国内における雇用を確保するとともに、診療と教育の場を提供することです。
 三つ目はみなとメディカルセンターの救命救急センター長として、院内の救急診療体制を整備し、円滑な運営を行うことです。各診療科の先生方ならびに看護師さん、他のコメディカルスタッフの方々と協働して、患者さんの救命のために全力を尽くすとともに、ベッドサイドにしがみつくことでしか見えないことをもとに、臨床研究も積極的に行ってまいります。
 四つ目は人材育成であります。生き生きとして魅力ある救急医療を展開することで学生、研修医の心を惹きつけ、救急医療に従事する医療人育成に貢献したいと思います。

 以上、皆様のご期待に添うべく、精一杯努力してまいりますので、なにとぞご支援を賜りますようお願い申し上げます。

令和2年2月25日

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