教授からのメッセージ

長崎大学病院救命救急センター センター長:田﨑修 長崎大学病院救急科専門研修プログラムを公開しました。
長崎大学病院救命救急センター
センター長  田﨑 修

 新専門医制度の開始にあたっては今年に入り大きな混乱が生じ、結局、平成29年度の専門医制度の運営は各学会に委ねられることになりました。学生や初期研修医の皆さんは大変心配されたことと思います。
 各学会の対応は、①既存のプログラムを施行する、②既存のプログラムと暫定プログラム(いわゆる新プログラム)の両者で施行する、③暫定プログラムで施行する、という3通りに分かれました。日本救急医学会は②を選択することとなりました。即ち、現行制度を継続する一方で、新専門医制度に向けて構築してきた病院群ネットワークに基づく事前登録制を並行して実施します。
 長崎大学病院では、専攻医の皆さん一人一人の希望に配慮してきめ細かく対応して参ります。また、新しく作成した長崎大学病院救急科専門研修プログラムでは、標準的な救急科専門医を育成するとともに、長崎大学病院のプログラムの特徴を生かすことができるよう工夫致しました。例えば、長崎県の各地域の救急医療を担う中核施設と連携を組むばかりでなく、教育理念を共有する地域外施設(関西医科大学附属滝井病院)とも連携を組み、充実した教育体制にしました。さらに、外傷センターを有するため外傷診療を数多く経験することができます。是非、当院のプログラムをご覧ください。

詳しくはこちらから

平成29年度 長崎大学病院専門研修プログラム専攻医募集要項NewWindow

救急科専門研修プログラム(概要)NewWindow

平成28年8月15日