長崎大学病院
Google
 
トップページ 外来診療のご案内 お問い合わせ 基本理念 医療関連の方へ リンク集 イントラネット:外部からはアクセスできません

病院概要
外来診療のご案内
診療科案内
施設案内
交通アクセス
入院・お見舞いのご案内
その他のお知らせ
初期・後期研修医募集
ボランティア募集
ボランティア募集



 
トップページ病院概要>病院長あいさつ
病院長あいさつ
 
 長崎大学病院長  増ア 英明

 長崎は江戸時代、日本で唯一、海外に向かって開かれていました。オランダ人たちは出島に住んで、異国の文化を運んできました。長崎は、当時、学問を志す人々のあこがれの地であり、多くの人が最新の知識を求めて長崎を訪れました。長崎大学病院の始まりである長崎養生所は、そういう時代に、徳川幕府に招かれてオランダから来日したポンペ・ファン・メールデルフォールトによって開かれました。1861年のことですから、2011年には、長崎大学病院は開院150周年を迎えました。この日本で最も古い歴史をもつ病院で診療に従事できることを、私はいつも誇りに思っています。
長崎大学病院は、今や800名の医師、839名の看護師、246名の事務員など、総勢2,691名の職員が医療に携わる巨大病院です。そして県下唯一の大学病院として、当院には果たさなければならない使命があります。それは長崎県の医療の中心となり、長崎県の医療の発展、向上に寄与するということです。具体的には、医療に関する質的および量的貢献があるでしょう。
以下に少し詳しく説明します。

 第1は医療の質に関する貢献です。
長崎は、地理的には日本の最西に位置しますが、全国のどこにも劣らない医療をこの地で受けられる病院であらねばなりません。当たり前のことのようですが、日進月歩の医療の世界では、一人一人の日々の研鑽なしには実現できないことです。長崎大学病院は、医療に携わるすべての人のスキルアップを応援します。また、長崎のがん拠点病院として、手術、放射線、抗がん剤などトータルながん診療を提供することや、三次救急病院として救急医療の最後の砦としての役割を果たすことも、大学病院であればこそ全うすることのできる大切な使命です。今年はダヴィンチを導入し、ロボット手術も行われるようになりました。
さらに長崎大学病院は多くの研究事業を行っています。たとえば、話題の感染症であるエボラ出血熱のアフリカにおけるパンデミック流行に関しても、感染症研究では長崎大学がトップクラスにあり、WHOにも医師を派遣しています。
その他にも再生・移植医療や遺伝子研究、さらに周産期領域では、ATL母子感染防止について、長崎が他に先駆けてモデル事業になるなど、全国から注目される研究を多数行っています。

 第2は医療の量に関する貢献です。
大学病院の使命の一つに長崎の医療人を育てるということがあります。一時期、大学医局の不要論が謳われ、地方の大学医学部を卒業した学生の大半が地元ではなく大都市で就職するという事態が発生しました。このことは地方での医師不足を招来し、通院に車で1時間以上かかるような医療過疎地域を各地に作る原因にもなりました。長崎県は離島を多く抱え、また地形的にも山が多く移動に時間がかかります。このため、それぞれの地域の拠点病院の役割は他県に比べてさらに重要です。長崎県下の拠点病院に十分な人材を派遣することは大学病院の大切な役割の一つです。優秀な人材を育成すること、またそれらの医療に携わる人々が日々充実して働ける職場環境を提供することは大学病院の使命と言えるでしょう。昨今、 安倍内閣が「女性の活躍できる社会」をスローガンにあげていますが、長崎大学病院ではワークライフバランスにも力を注ぎ、職場復帰支援にも長く取り組んでいます。医療従事者は女性の占める比率が高く、女性は男性と同じように貴重な戦力です。少子化問題が深刻な日本では、女性の出産・育児は重視すべき課題です。長崎大学病院は、一旦職場を離れた女性が復帰したくなる職場でありたいと願っています。そして女性が復帰したいと思える職場ならば、それは男性にとっても必ずや、やりがいのある職場であると考えています。

  最後に、これまで長崎の医療を支える、という俯瞰的な視点から大学病院の役割を述べてきましたが、医療とは結局は患者さんと医療者の、人と人の関係が基本であると私は考えています。ありふれた言葉ですが、一人一人の患者さんを大切に!これこそが、大学病院の最も大切な使命であることを、私たちは忘れてはなりません。
 

 

 

地域連携(患者さまの紹介について)リンク集院内イントラネット お問い合わせ
82339 since 2006.7.11