ホーム > 医科初期臨床研修 > 5つのよかところ > 外来医療教育室
教育が救急医療を変える!!!
研修医からの声(準備中)
実績報告
設立背景
医師不足に直面している長崎県では、研修医を増やすことを掲げています。
特に、1次及び2次救急は医師不足の為に破壊の危機にあり、2次医療圏の地域病院は、夜間当直をする人材を
求めています。また、医学生は、大学病院で1次及び2次救急を経験できない事を敬遠しているのが実情です。
そこで、長崎大学病院では、地域医療関係者合意のもと、設置の趣旨にそって効果的に行われるようにするため、
地域市中病院に大学の救急医と研修医がペアとなり輪番で常駐させ、研修する「救急医療教育室」を発足させました。
住民の夜間医療の維持ができ、地域市中病院では当直要因の確保に貢献すると共に、大学病院の研修医確保、
研修医の1次及び2次救急医療とプライマリケア教育を満足させることを目的としています。
目標
目標1:研修医教育における初期及び二次救急医療の教育の充実を図る。
1-1:長崎大学基幹型の研修医100%に、輪番病院での救急業務を経験させる。
また、長崎大学以外の研修医の指導も推進する。
1-2:長崎大学基幹型の研修医80%に、救急学会の救急初期対応の資格であるICLSを取得させる。
また、長崎大学以外の研修医の取得も推進する。
1-3:長崎大学基幹型の研修医全員100%に、厚労省が示す研修の救急関連の到達目標をクリアさせる。
目標2:シミュレーションセンターの運営管理を行う。
2-1:全職員のシミュレーションセンター利用を促進し、前年比10%とする。
2-2:地域に勤務する医師や看護師をはじめ、すべての医療職の利用を促進し、年間12回以上の
地域の医療職が参加できるプログラムを主催する。
2-3:救急に関連した、研修医教育プログラムを作成し、年間12回以上主催する。
目標3:医学生教育を通じて、マッチングの促進を行う。
3-1:済生会長崎病院で学生へ救急医療教育室の説明を行う。
3-2:マッチングの説明会へ、年に1回以上参加する。
目標4:急性期パートナーシップ連携を強化する。
4-1:済生会長崎病院の急性期パートナーシップによる患者を5%増やす。
4-2:長崎記念病院の急性期パートナーシップによる患者を5%増やす。
目標5:救急患者数の増加
5-1:済生会長崎病院の救急患者を10%増やす。
5-2:済生会長崎病院の救急患者受け入れシステムを構築する。
5-3:長崎記念病院の救急患者を3%増やす。
目標6:教育関連学会
6-1:医学教育学会にて発表する。
6-2:救急関連学会にて研修医の発表を促進する。
学会・広報活動
-
学会報告
2014年 第46回日本医学教育学会 大学病院初期研修における地域基盤型救急医療教育の試み
日本蘇生学会第33回大会 地域都市における研修医への救急医療教育~救急医療教育室を立ち上げて~ -
広報
・キャリアの軌跡 第42号
・iCrip magazine vol.29[㈱メックより2014年06月発刊]
・長崎県医師会報 平成26年第821号
・月刊『KOKUTAI』2014年7月号[㈱医学教育出版社発刊]
・キャリアの軌跡 第44号
・iCrip magazine vol.30[㈱メックより2014年09月発刊]
・長崎大学病院広報誌『ポンペだより』vol.76.77
・長崎医学同窓会『朋百』vol.133
・済生会長崎病院広報誌『ほほえみ』第41号