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医科初期臨床研修

指導医からのメッセージ

第一内科(内分泌・代謝、リウマチ、膠原病、神経)

第一内科/医員・講師
古賀 智裕・阿比留教生
古賀先生 阿比留先生

問診や診察から、難疾患を診断する喜びを味わおう!

 長崎大学病院、第一内科は、神経内科、リウマチ膠原病内科、内分泌・代謝内科の3グループからなる教室です。診断に頭を抱える患者さんが、多数紹介されてくるのが特徴です。大学病院とはいっても、すべての患者さんに、丹念な問診、診察を行い、鑑別疾患を考え、診断していくという内科の醍醐味を学ぶことができる内科学教室であるといえます。糖尿病、脳卒中、リウマチなどのcommon diseaseは、実はよく診る疾患なのだけれども、教科書やマニュアル本ではなかなか治療法がわからない、我流のままやっているということがよくあります。これら、common diseaseの治療の基礎を学ぶという意味においても、三つの科が併設していることは、第一内科を研修する大きなメリットだと思います。高次診療施設であるがゆえ、最後の砦として、難しい疾患にあたることもありますが、誰にもわからないからこそ、問題点をつぶさにリサーチし、叡智を結集して解決していく姿勢こそが、私たち第一内科の“スピリッツ”なのです。
毎週の各グループのカンファランス、回診を通して専門性を高めるだけでなく、どのグループに所属していても、どんな馬鹿な質問でもOKがモットーの新患チャート、難疾患を熱く議論するクリニカルカンフェレンス、必ずホームページにアップされる抄読会など、第一内科全体を網羅したスケジュールをこなすことで、一粒で3度おいしい研修を体験することができます。
将来、内科医、あるいはそれぞれの専門医になりたいという人だけでなく、内科学や診断学の基礎を広く学びたいという先生方には、ぜひ、研修していただきますようよろしくお願い申し上げます。

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第二内科(呼吸器・感染症、腎臓)

第二内科/助教
小畑 陽子
小畑先生

【腎臓内科】診療科のアピールポイント 全身を診ることができる!

 腎臓内科は、体液の調節に限らず、酸塩基平衡や内分泌臓器としての役割を果たす腎臓を扱います。腎臓疾患は、高血圧や糖尿病、膠原病といった全身疾患に伴う病態も数多くあり、内科医としての基本から、輸液の組み方、血液浄化療法にいたるまで、屋根瓦式のチームの一員として研修を行いますので、じっくりと学ぶことができます。あなたもきっと腎臓内科の研修が終わるころには、全身を診ることができる医師となっていることは間違いありません!全身を診るということは、将来どこの科に進んでも必要なことだと思いますし、その情熱とファイトさえあればどんな困難にも立ち向かうことができると思います。あなたの夢は何か、高い志と強い意志さえ持っていれば、その夢は必ず願いは叶います。私たちは、希望に満ちたみなさんと一緒に感動と充実を共有できるような教室を創っていきたいと考えています!

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循環器内科

循環器内科/講師
池田 聡司・小出 優史
池田先生

循環器診療のすべてが学べる
〜不整脈・虚血性心疾患・高血圧・心筋症・心不全 なんでもござれ!〜

 ようこそ循環器内科へ!循環器内科は前村浩二教授を2009年に東京大学から迎え、長崎大学の臓器別診療研究体制の先駆けとして新たな出発をしました。従来、2科で担当していた循環器内科が統合し、さらにパワーアップし、そして今まさにその新たな歴史は日々、刻まれているところです。年々、患者数も増えており、入院患者の約半数が緊急入院という状況です。つまり救急患者の急性期の対応から、慢性疾患の長期管理まで、幅広く診療しています。疾患も不整脈、虚血性心疾患、心筋症、心不全や肺循環障害などとこれまた幅広く、そして最先端の医療を取り入れながら行っています。教育に関しても医学生や研修医に対して教授を筆頭に医局員全員でハートフルに指導しており、特に教授の心電図の講義は学生の間でも評判です!また夕闇が迫りますと、昼間の病院の姿からは想像できない、飲み屋街での別世界もあります。このように”仕事は仕事、遊びは遊び”としっかりメリハリがついた生活を送っております。あなたも是非、一緒に新たな歴史の1ページを刻みませんか?循環器内科はあなたをお待ちしております!

小出先生

心臓は待ってはくれません

 循環器ちょっとやってみたい?大歓迎です。 心電図・循環器は苦手?将来困らないように2か月だけ研修しましょう。救急やりたい?循環器内科を廻れば救命センターとお友達になれます。 興味ない?やる気ない?ご遠慮下さい。 外科に行くと決めてる?いい事です。でも将来術前評価で困らないように循環器に触れておきましょう。 医師としてのセンスを研ぎ澄ます研修で貴方の即時対応能力が上がります。心臓は待ってはくれません。

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消化器内科

消化器内科/助教
宮明 寿光

内視鏡、超音波基本手技の習得ができます

 どの科にいこうとも、胃カメラやエコーはできて、当たり前の時代です。当科ではスタッフによるマンツーマン指導で胃カメラはもとよりやる気しだいでは大腸検査をやることもできます。超音波検査も週2回外来検査があり多くの症例を経験でき、まわってきた研修医の多くは肝生検まで経験しています。また現在消化器病学会の九州地方会の研修医発表でほとんどの研修医が発表し、優秀演題賞も毎回受賞しています。もちろん夜の飲み会での指導を行う夜の指導医も充実しています。ぜひ長崎大学消化器内科で研修してみませんか?

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宮明 寿光先生

血液内科(原研内科)

血液内科(原研内科)/講師
福島 卓也
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診療科のアピールポイント:プライマリーケアから先端医療まで

 血液学は基礎医学と臨床医学とが密接に連携している領域で、遺伝子検査、ゲノム・エピゲノム解析、分子標的療法、移植・再生医療など最先端の医学が次々と臨床の毎日に飛び込んでくるダイナミックな内科です。私たちはそれらを駆使しながら白血病、悪性リンパ腫など血液悪性腫瘍の治療を行っています。ここでは抗がん化学療法、分子標的療法などによる悪性腫瘍治療の基礎、臨床試験の基礎を学ぶことが出来ます。また移植再生医療としての造血幹細胞移植をみていただきます。血液患者に対する化学療法では感染症、臓器障害などの合併症対策や精神面のケアが欠かせず、いわゆるトータルケアの能力が必要とされます。つまり血液学を通して、内科一般の修練、すなわちプライマリーケアから先端医療まで幅広く内科医としての実力を培っていくことが出来ます。血液内科で医師としての実力アップを目指しましょう!

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感染症内科(熱研内科)

感染症内科(熱研内科)/講師
土橋 佳子
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自科の症例、他科のコンサルトを通じて感染症のマネージメントが学べる

 よく熱研内科って何をする科なの?と聞かれます。大学病院では感染症と呼吸器の診療を中心に行っています。長崎大学熱帯医学研究所での教室名称は「臨床医学分野」です。(詳しくはHPをご覧ください)。
 これまでにも「海外で活動したい」、「感染症をやりたい」という医師が全国から有吉教授のもとに集まってきました。当教室では、人材育成においてまず国内外を問わず「目の前の患者を一生懸命診て、良い医療を提供する」という基本姿勢を重視しています。大所帯ではなく、むしろ指導医の目が行き届く規模の教室であることが売りです。毎朝のカンファランスで診断・治療について皆で情報共有し、ディスカッションします。感染症はどの科にもまたがる疾患であるため院内コンサルトに携わることで、各臓器の感染症を経験しマネージメントを学べます。H23年秋には国際医療センターも開設されますのでどうぞ気軽に見学に来てください。

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総合診療科

総合診療科/助教
井上 圭太
井上先生

ハイレベルの症候診断学、プライマリケアが学べます!

 当科の特徴は、他診療科と比べ外来診療に関わる時間が多いところです。外来をなぜ受診したのかというところから患者と接することができます。どの分野の疾患なのか、あるいは本当に器質疾患があるのかといったところから問診を取り、診察・検査に携わることで多くのことを考えることができます。どこの病院でも診断がつかない患者の最後の砦として、非常に珍しい疾患の診断も明らかにしていくハイレベルの診断学が学べます。実際に疾患に接しなくても、鑑別疾患として考えることで1つの症例でたくさんの疾患を勉強することができます。また、心療内科的、社会的側面から検討する必要があることも多く全人的医療を体感することも多いでしょう。診断のための検査手技は、非侵襲的な超音波検査やスクリーニングを中心とした内視鏡検査を行っています。
 小さな医局ですが、アットホームで何でも相談しやすい雰囲気です。ぜひ、長崎大学病院の総合診療科で一緒に学びましょう!

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腫瘍外科(第一外科)

腫瘍外科(第一外科)/助教
日高 重和
日高 重和先生

外科医への近道だ!

大学病院の研修では、実際に研修医が外科手技をする事が少ないだろうと思っているなら、それは誤解です。当科での研修では、教育経験豊富な指導医たちの下で特に基本的な外科手技は率先して研修医に修練実践します。CVカテーテル挿入&ポート留置を始めとして、各種外科手技に対する確実な自信と技術が身につきます。当科の研修の特徴としては、近年の内視鏡外科手術の修練のために、Dry box、VRS(バーチャルリアリティ・システム)を用いた内視鏡外科手技の指導を行っています。また豚などの臓器を用いたWet Labo trainingを研修医、修練医だけでなく、医学生も対象として定期的に行ってます。かなり好評の人気のトレーニングです。各テーブルに担当指導医を配置し、腸管、気管支吻合、胆嚢付きの肝臓を用いた腹腔鏡下胆嚢摘出術などを修練可能です。次のコースとして、Animal labo trainingも行っています。この研修内容が、まさに外科医への近道なのです。

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移植・消化器外科(第二外科)

移植・消化器外科(第二外科)/講師
黒木 保
黒木先生

消化器、内分泌、小児、移植外科と幅広く研修でき、多くの手技が実際にできる。

外科一般に幅広く研修できます。疾患グループは上部消化管・下部消化管・肝臓・胆膵・小児・内分泌に分かれていますので、希望する複数のグループをローテーション可能です。もちろん研修中、集中して一つのグループに所属しても、充実した研修が送れると思います。当科の研修医教育の基本は”やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ”です。グループ単位の密度の濃い指導で、多くの手技が体で覚えれると思います。せっかくの研修システムですので、”当直の時、縫合で困らない医者”になって下さい。将来、あんまり外科は考えていない・・・そんな研修医こそ外科を回って下さい。最後に、なんといっても、私達の一番の”売り”は「医局の雰囲気の良さ」です。皆さんの研修を待ってます。

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整形外科

整形外科/助教
古川 敬三
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整形疾患何でも来い

大学病院となると特定の分野に特化しているイメージがありますが、うちは何でもやります。外来患者数は1診療日あたり100人程。手術症例数は今年度 1200例を超える勢いで、対象疾患も脊椎・四肢の慢性疾患からスポーツ障害・腫瘍・リウマチ・外傷等と整形全般を網羅しています。実際の研修では外来は当然ですが、できるだけ多くの手術に入ってもらいます。主治医や担当医として治療にも携わってもらいます。教育面では、毎週の抄読会と隔週で修練医・研修医向けの講義(OKU:Orthopedic Knowledge Update)を行っており、基礎的知識の習得に役立ちます。ちなみにOKUは基本的にオープンなので誰でも参加OKです。さらに今年10月には救急救命センター内に整形外科医・形成外科医からなる四肢外傷ユニットが発足します。整形外科医を目指す者にはもちろん、「医者になったからには1度は救急を」と考えている人にとって、救急救命医と整形外科医による初期評価からの外傷治療を体験できる数少ない病院です。臨床力を身につけたいと考えている貴方。選んで損はしないと思います。(もっと詳しく教室のことが知りたい人はぜひうちのホームページを見てください。)

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脳神経外科

脳神経外科/准教授
陶山 一彦
陶山 一彦先生

少数精鋭

脳神経外科での研修は、朝も昼も夜も(?)常に指導医とともに行動し、患者さんへの接し方、考え方、技術、および学問的探求心を学ぶことを基本とします。神経内科との合同カンファも毎日あり、急患は多く一日があっという間です。大所帯ではありませんが、きっと充実した時間になると思います。

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眼科

眼科/講師
隈上 武志
隈上 武志先生

あらゆる眼科疾患を経験できる

当科はより良い視機能を獲得・維持することを目標にして、日々前向きに取り組んでいます。 黄斑疾患、網膜疾患、炎症性眼疾患、緑内障、白内障、角膜疾患、斜視・弱視、遺伝性眼疾患など幅広い分野に眼科専門医を擁して高度先進医療に精力的に取り組んでおり、特に網膜硝子体手術は国内でも高く評価されています。眼瞼、涙道、眼窩等の附属器疾患も扱っています。県内はもちろん、県外からも受診者が集まり、あらゆる眼科疾患を経験出来るはずです。ヒトが外から得る情報の80%は目から入ってくると言われています。「見える」という神秘的な学問を一緒に学んでみませんか?
関連する基礎研究も行っており、国内外の学会で成果を活発に発表しています。また、当科で研鑽を積んだ眼科医師は県内の多くの病院で活躍しており、緊密に連携して診療を行っています。眼科は救急患者も多く、それに対処出来るようになることは、将来必ず皆さんの役に立つものと考えています。

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耳鼻咽喉科

耳鼻咽喉科/准教授
隈上 秀高
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耳鼻咽喉・頭頸部領域の幅広い知識・技術を持つ耳鼻咽喉科医の育成

耳鼻咽喉科は、眼球と脳を除いた頭頸部のすべての領域の内科的、外科的診療を担当しています。したがって、自ら診断し手術を行うことができる医療分野であり、また興味があればめまい・難聴などの内科的な領域も選択が可能です。もう一つの特徴は、耳鼻咽喉科の診療には鼓膜視診や処置などの特殊技術を要するため、耳鼻咽喉科医になることが即スペシャリストになることと言えます。当科ではこのような幅広い領域の特殊な知識・技術を持つ耳鼻咽喉科医の育成を目指していますが、初期研修では急性中耳炎などポピュラーな疾患や鼻出血、めまい、気道のトラブルなどの救急疾患の対処法をしっかり学び、気管切開など他科領域の治療においても役立つ手技の研修を行います。また、鼓室形成術、人工内耳などの耳科手術、内視鏡下鼻・副鼻腔手術、頭頸部外科手術といった専門的でより高度、先進的な治療についても基礎的なことからしっかりと学ぶことができます。
耳鼻咽喉科は聞く・話す・におう・食べる・呼吸するなど、人間にとって不可欠な機能を取り扱う医療分野です。癌治療など生命に関わる医療と感覚器の障害を改善させ、生活の質向上に寄与する医療を経験することは、医師として将来必ず役立つと思われます。

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形成外科

形成外科/准教授
田中 克己
田中 克己先生

救急と外科学一般の基礎修得を目指して

形成外科は形態改善を目的にしている診療科と思われがちですが、救急疾患として熱傷・顔面外傷・手の外傷などのありふれた外傷を専門に取り扱う診療科でもあります。また、形成外科では創をきれいに治すことや難治性の創傷を治すという創傷治癒の基本を日常診療で行っているところでもあります。失われた組織を再建するために、皮膚移植だけでなく、粘膜・骨・軟骨・筋膜・腱移植などの再建に必要な手技を毎日の診療で行っています。さらに難治性疾患に対して組織工学や再生医療の技術を取り入れることにより、さらに低侵襲で、高い治療効果を得るための治療を進めています。 形成外科での初期研修は将来あらゆる外科系診療科を目指す人には必ず有益な研修になると確信します。

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小児科

小児科/講師
岡田 雅彦
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「こどもを診る」医師になろう

親は我が子が熱が出たり、吐いたりしたときはもちろん、やけどをしてもジャングルジムから落ちても耳にものをつめても小児科を受診します。私たち小児科医は専門領域である「小児内科」の研鑽を積むことに加えて、他科領域の疾患においても初期対応を日常的に要求されます。小児科はいまでも「こどもを診る」科です。長崎大学病院小児科は三次医療機関でありながら一次、二次医療もおこなっている科です。入院の回転も速くたくさんの症例を経験できます。スタッフはバイタリティーあふれる教授を筆頭に若いスタッフが多いので活気があります。このような環境で、あなたも「こどもを診る」医師を体験してみませんか。医師を続けていく上でたとえあなたが何科の医師になろうとも、「こどもを診る」機会は必ず来ます。若いときに「こどもを診る」研修を行うことはとても大切なことであり、ぜひ当科での研修をお勧めします。

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放射線科

放射線科/助教
山崎 拓也
山崎先生

全身をみるなら放射線科!

現代の医療において、画像診断はもはや避けて通れず、どの科にあっても一定の診断能力が必要とされる。また、高齢化社会を迎えて、IVRや放射線による低侵襲治療のニーズは高まる一方であり、今後もこの傾向は続くものと考えられる。当科では単純写真からCT、MR、RIまで幅広く読影基礎を研修することができる。IVRや放射線治療計画も体験でき、入院患者も担当していただく。全領域を一通り研修してもらうが、興味ある分野を重点的に研修することも可能だ。
短期間で習得できることは限られているが、何かひとつでも目標を持って臨めば、必ずや有意義な研修になると思われる。

ちなみに某誌アンケートによる放射線科のイメージ。31科中、
医局の雰囲気がよさそう…13位
経済的に余裕がありそう…17位
【女性医師限定】結婚するなら…2位(!)
【男性医師限定】結婚するなら…6位(!)

このイメージが嘘か誠か。ぜひ、その目で確かめてみてほしい。

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産婦人科

産婦人科/助教
城 大空
城 大空先生

女性に関する内科的・外科的、多岐に渡る診療を研修できます!

お産を見たことがありますか?女性の急性腹症の際に行う検査がわかりますか?避妊方法や性感染症について正しい知識を持っていますか?産婦人科はあらゆる年齢の女性の多岐に渡る疾患を対象に診療しています。研修医の先生には主治医グループの一員として、2〜3人の指導医とともに病棟業務、手術を行ってもらいます。各主治医グループの先生は、研修医の先生にとってはお父さん、お兄さん、お姉さん的存在で、和気あいあいと診療に取り組むことができます。質問や、やりたい手技があればどんどん指導医に伝えてください。限られた研修期間ですが、将来産婦人科を考えている人に限らず、別の科を考えている人も一度、産婦人科で研修し、様々な処置、診療を見聞きしておくことは絶対に大きなメリットがあると思います。私たち医局員も研修医の先生を指導することは楽しみでもあり、また研修医から学ぶこともたくさんあります。ぜひ一緒に充実した時間を過ごしましょう。

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麻酔科

麻酔科/講師
趙 成三
趙先生

周術期全身管理の基本が学べる!

当診療科の特徴は、手術麻酔、集中治療、救急医療、ペインクリニック、緩和ケアとすべての麻酔関連領域をカバーし、専任スタッフの配置により、それぞれの分野で高度な臨床レベルが維持されていることです。
麻酔における全身管理は、刻々と状態の変わる手術患者の生体機能を統合的に把握し制御することを目的とした、ダイナミックな生理・薬理学の応用医学で、「周術期全身管理の基本」が学べます。集中治療は、重症患者を医療技術の粋を集めて管理治療するもので、病院の中の病院ともいうべき部署です。ペインクリニックでは難治性疼痛疾患の診断治療を行い、緩和医療はケアの技術をベースにがん患者の生命の質を維持しています。
それぞれの分野で研修体制が整え、研修内容に関する希望には常時対応しています。また、専任スタッフが一緒に診療を行うため、充実した研修期間になると思います。ぜひ、一緒に学びませんか、お待ちしています。

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皮膚科・アレルギー科

皮膚科・アレルギー科/准教授
清水和宏
清水 和宏先生

皮膚と全身

当科は平成26年に皮膚科学講座開講100周年を迎える伝統と歴史に新鮮さも加わった教室です。「皮膚は内臓の鏡である」といわれるように、皮膚病変から全身性疾患がみつかることも少なくありません。宇谷厚志教授の指導の下、幅広い知識と観察眼をもった皮膚科医育成を目指しています。また、膠原病、アレルギー、腫瘍、真菌、乾癬、レーザーの専門外来があり、サブスペシャリティーをもつ医師を目指しています。教室員は若い先生が多く、和気あいあいとした明るい雰囲気があります。興味のある方はホームページをご覧いただき、医局までご連絡ください。

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泌尿器科

泌尿器科/准教授
井川 掌
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温かみをもった、良質かつ科学的なトータルマネージメントを目指して

当科で扱う疾患領域は尿路性器腫瘍のみならず、腎不全・腎移植、排尿機能・性機能障害、結石、感染症など皆さんの想像以上に幅広く、加えて高齢化にともない、各疾患とも顕著な増加傾向にあります。したがって、外科的治療を主体としながら各種内科的理解も求められ、必然的に研修で多くのことを学ぶ機会が得られます。特に最近その重要性を増してきているもののひとつが、尿路性器腫瘍に対する診断と手術治療のみならず、化学療法や分子標的治療ひいては進行癌での緩和ケアをも包括するトータルなマネージメント能力です。また当科では、より低侵襲な手術療法をめざして腹腔鏡手術を早くから導入し、手技習得のためのプログラムを実施しています。これらの研修を通じ、より幅広い視野で種々の疾患をみる能力を身につけ、次第に成長していく自分の姿を実感できると思います。さらには、特に興味を持った領域に関して臨床・基礎研究への橋渡しも行っています。是非あなたの若い力を大いに発揮してみてください!

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救命救急センター

救命救急センター/助教
山下 和範
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外傷、中毒を含めた重症救急患者の対応が学べる

2010年度に開設された、まだ若い救命救急センターです。それまでも長崎地区の「最後の砦」としての機能を果たしていましたが、センター開設とともに、診療実績も伸びました。2010年度の患者総数は約5300名、救急隊が直接搬送してきた患者数は、約1100名でした。病院全体の協力を得て、患者さんによりよい医療の提供を行っています。研修は、1.救急外来対応、2.重症患者管理、3.症例提示をルーチンとし、教育担当の教官を中心に指導にも力を入れています。また、救命センターとシミュレーションセンターが協力し、定期的なシミュレーションセミナーも開始しました。また、研修1年目では、「プライマリ研修」という形で、長崎市医師会に協力をいただき、長崎市夜間急患センターでの研修と、準夜帯の救急対応研修も当番制で行っています。始まったばかりの救命センターを、一緒に盛り上げつつ、救急医療の面白さや難しさを共に体験して行きましょう。

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