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医科後期臨床研修

精神科専門医修得規定(2017年度までの旧制度)

専門医までの流れ

学会名 社団法人 日本精神神経学会 http://www.jspn.or.jp/
取得の条件
  1. 日本国の医師免許証を有するもの。
  2. 精神科専門医認定試験申請時に日本精神神経学会会員であるもの
  3. 5年以上の臨床経験を有し、うち3年以上の精神科臨床経験を有するものただし、3年以上の精神科臨床経験については、何らかの精神科研修、もしくは、精神科の基礎的素養が身につけられる医療機関(精神科病院、大学病院や総合病院の精神科等)において、常勤の精神科医の指導のもとでの精神科臨床実務経験が1年以上あることとする。
  4. 医療上の違反行為があり、重大な司法処分、行政処分を受けたもの及びそれらの処分の終了から2年を経過しないものは受験資格を有しない。
資格取得に
必要な業績
  1. 経験すべき疾患(病名)のカテゴリーはICD(国際疾病分類)のカテゴリーに沿うものとする。
    各カテゴリーの経験症例数と症例報告数とはつぎのごとくとする。
    • 統合失調症 経験症例数 10 例以上、 症例報告2 例以上
      症例報告の1 例は急性期の例とする
    • 気分(感情)障害 経験症例数 5 例以上、 症例報告1 例以上
    • アルコール、精神作用物質による精神及び行動の障害
      経験症例数 2 例以上、 症例報告1 例以上
    • 症状性を含む器質性精神障害(認知症など)
      (精神症状のないてんかん、睡眠障害を含んでよい)
      経験症例数 4 例以上、 症例報告2 例以上
      症例報告のうち1 例は認知症(痴呆)症例とする
    • 児童・思春期精神障害(摂食障害を含んでよい) ※18歳未満とする
      経験症例数 2 例以上、 症例報告1 例以上
    • 神経症性障害、ストレス関連障害及び身体表現性障害(摂食障害を含んでよい)
      経験症例数 5 例以上、 症例報告2 例以上
    • 成人の人格及び行動の障害
      経験症例数 2 例以上、 症例報告1 例以上
  2. 経験すべき治療場面
    • 救急の症例
      経験症例5例以上、症例報告1例以上
    • 行動制限の症例
      経験症例5例以上、症例報告1例以上
    • 地域医療の症例
      経験症例5例以上、症例報告1例以上
    • 合併症、コンサルテーション・リエゾンの症例
      経験症例5例以上、症例報告1例以上
  3. .経験すべき治療形態
    • 入院治療
      経験症例数 25例以上、 症例報告3例以上
    • 上のうちで非自発的入院治療*
      経験症例数 15例以上、 症例報告2例以上
      *医療保護入院、措置入院、応急入院を意味する。
    • 外来治療
      経験症例数 20例以上、 症例報告2例以上
最短取得年数

卒後6年目

※「取得の条件」・「資格取得に必要な業績」等は、各学会の規定に沿って掲載しておりますが、改定などに対応できていない場合もありますので、受験される際は各学会の規定を必ずご確認ください。