スタッフはセミナー開始より２時間早く会場入りし、打ち合わせをしました。今回は講演のために来てくださった岡山済生会総合病院の稲葉基高先生にもトリアージの講師として参加していただきました。

机上シミュレーションは、大災害が発生した際、長崎大学病院に運ばれてくるであろう多数の負傷者の受け入れ態勢を整える目的で行う訓練です。長崎大学病院の平面図を見ながら、病院長、各診療科の医師、看護部長、研修医、看護師などの役職を示す磁石を使ってシミュレーション。対策本部や診療スペースの配置場所はどこにすべきか、どのような人員配置が有効的か……など、グループごとに意見を出し合ってまとめます。最後にはそれぞれのグループで出した内容を発表しました。

トリアージではチームワークが求められます。まず、グループ内で自己紹介や他己紹介をして 親睦を深めました。
その後、実習内容について宮本俊之先生から説明を受けました。アナライザーを利用したクイズ形式の説明で、トリアージについて学びます。その際、研修医２年次の先輩医師が実践してお手本を見せました。
実際のトリアージ実習では、グループごとに症例の違う全7ブースを回ります。トリアージの後は、各ブースの指導医師・看護師からフィードバックがありました。

机上シミュレーションから上位２チーム、トリアージ実習から上位２チーム、さらに個人賞として医師２人、看護師２人にベストパフォーマンス賞が送られました。

４時間半におよぶ研修セミナーの後は、楽しいＢＢＱ！　あいにくの雨となってしまいましたが、 ビールを片手に楽しく親睦を深めました！

その他、医学生の学生さん７名にも患者役としてご協力いただきました。
ご協力、ありがとうございました!!!