患者さん・一般の方へ

臨床研究に関する情報公開(オプトアウト) 【 麻酔科 】
 患者さんの検体・情報を用いて行う臨床研究を行う際は、口頭または文書にて同意を取得します。 ただし、患者さん・一般の方への侵襲や介入を行わず、診療情報等のみを用いる研究や残りの検体を用いるような研究については、国が定めた指針に基づき、対象となる患者さんのお一人ずつから直接同意を得るかわりに、研究の目的を含む研究の実施についての情報を公開し、患者さんが利用について拒否できる機会を保障することが必要とされています。これをオプトアウトと言います。  当センターでは長崎大学病院でオプトアウトを行っている研究について公開しています。
  研究課題名: 術中・術後の高血糖が人工心肺下心臓手術後の体温管理に
与える影響に関する後方視的検討
  所属(診療科等): 長崎大学病院 麻酔・蘇生科学
  研究責任者(職名): 一ノ宮 大雅 (助教)
  共同研究機関: この研究は長崎大学病院のみで実施します。
  研究期間: 2018年11月20日~2019年6月30日
  研究目的と意義: 術中および術後高体温は心臓手術での術後脳障害に関連するため回避すべきとされます。また過去に我々が行った研究で、糖尿病は手術後の高体温と関連があることが分かりました。しかし、糖尿病が問題なのか、糖尿病に伴う高血糖が問題なのかは、先の研究では不明でした。そこで、周術期の血糖値と体温を調査し、術中・術後の高血糖と術後高体温の関係を検討します。これにより、術後体温管理における周術期血糖管理の重要性を明らかにしたいと考えています。
  研究内容: ●対象となる患者さん
2013年4月1日から、2017年10月31日の間に、予定の人工心肺下心臓手術が施行された患者さん。
●利用する情報
年齢、性別、身長、体重、術前合併症(高血圧、糖尿病、脳血管障害、虚血性心疾患、心不全、心臓手術既往、喫煙の有無)、術式、麻酔時間、手術時間、人工心肺時間、大動脈遮断時間、術中輸液量・輸血量、術中尿量、出血量、術中アセトアミノフェン・デクスメデトミジン投与の有無、フェンタニルの総投与量、術中・術後血糖値、術中最低食道温・直腸温、術中のカテコラミン使用量、手術終了時食道・直腸温、集中治療室入室時腋窩温、集中治療室入室後12時間以内の最高腋窩温、集中治療室入室後人工呼吸器離脱までの時間、人工呼吸器離脱時の腋窩温、集中治療室入室期間、術後入院日数。
本研究で利用する情報について詳細をお知りになりたい場合は下記のお問い合わせ先までご連絡ください。
●研究方法
上記の情報を電子カルテより収集し、血糖値と術後の体温変化について検討します。
  問い合わせ先: 【研究担当者】
 氏名:一ノ宮 大雅(医師)  長崎大学病院 麻酔科
 住所:長崎市坂本1丁目7番1号
 電話:095(819)7370  FAX:095(819)7370
【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く)
 苦情相談窓口:医療安全課 095(819)7616
 受付時間:月~金 9:00~17:00(祝・祭日を除く)
  研究課題名: 重症患者における末梢静脈カテーテルによる静脈炎の発生頻度と
そのリスク因子の検討
  所属(診療科等): 長崎大学病院 麻酔科
  研究責任者(職名): 矢野 倫太郎 (医師)
  共同研究機関: 亀田総合病院 集中治療科(代表施設)  安田 英人
データは代表施設のみに送付され、他の共同機関では使用されません。本研究の共同研究機関をお知りになりたい場合は下記のお問い合わせ先までご連絡ください。
  研究期間: 2017年12月19日~2018年6月30日
  研究目的と意義: ・末梢静脈カテーテルによる静脈炎の発生頻度とそのリスクファクターの調査をします。
・ICUで挿入されている血管内カテーテルの種類と頻度の調査をします。
・静脈カテーテル管理における安全性評価とICU専任/専従薬剤師の有用性評価をします。
  研究内容: ●対象となる患者さん
2018年1月1日から2018年3月31日までの期間に、当院ICUに入室した全ての方を対象とします。
●利用する情報
年齢、性別、既往歴、入院理由、重症度、入室時診断、カテーテル挿入部の診察所見、投与薬剤、転帰(退院、転院など)。
本研究で利用する情報について詳細をお知りになりたい場合は下記のお問い合わせ先までご連絡ください。
●研究方法
亀田総合病院に上記のカルテ情報を送付し、静脈炎などの合併症を引き起こすリスクをについて、コンピュータ解析を行い検討します。
  問い合わせ先: 【研究担当者】
 氏名:矢野 倫太郎(医師)  長崎大学病院 麻酔科
 住所:長崎市坂本1丁目7番1号
 電話:095(819)7370  FAX:095(819)7373
【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く)
 苦情相談窓口:医療安全課 095(819)7616
 受付時間:月~金 9:00~17:00(祝・祭日を除く)
  研究課題名: 青少年における「疼痛又は運動障害を中心とする多様な症状」の
受療状況に関する 全国疫学調査
  所属(診療科等): 長崎大学病院 麻酔科
  研究責任者(職名): 境 徹也 (准教授)
  研究期間: 2016年8月23日~2020年3月31日
  研究目的と意義: 「疼痛又は運動障害を中心とする多様な症状」のため通学・就労に影響がある青少年について、受療患者数と臨床疫学特性を全国規模で明らかにすることを目的とします。
  研究内容: ●対象となる患者さん
2015年7月1日から、2015年12月31日の間に当科を受診した12-18歳の方
●利用する情報/試料
本調査独自の調査対象者番号、性別、イニシャル、生年月日、居住都道府県、症状、傷病名、通学・就労状況
●研究方法
収集した情報を数値化して集計し、当該患者さんの臨床疫学特性を明らかにします。
  問い合わせ先: 【研究担当者】
 氏名:境 徹也(医師)  長崎大学病院 麻酔科
 住所:長崎市坂本1丁目7番1号
 電話:095(819)7370  FAX:095(819)7373
【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く)
 苦情相談窓口:医療安全課 095(819)7616
 受付時間:月~金 9:00~17:00(祝・祭日を除く)
  研究課題名: 悪性腸腰筋症候群における病変部位による鎮痛薬必要量に関する検討
  所属(診療科等): 長崎大学病院 麻酔科
  研究責任者(職名): 石井 浩二 (助教)
  共同研究機関: この研究は長崎大学病院のみで実施します。
  研究期間: 2016年5月23日~2019年6月30日
  研究目的と意義: 悪性腸腰筋症候群の病変部位の違いが鎮痛薬必要量に影響を及ぼすかを検討します。
  研究内容: ●対象となる患者さん
がんの患者さんで、2012年4月1日から、2016年3月31日の間に、悪性腸腰筋症候群の痛みの治療を受けた方。
●利用する情報
診断名、年齢、性別、身体所見、鎮痛薬使用量、画像検査
本研究で利用する情報について詳細をお知りになりたい場合は下記のお問い合わせ先までご連絡ください。
●研究方法
痛みの原因部位をCT検査の画像検査から同定し、その原因部位の違いより必要な鎮痛薬の量を比較します。
  問い合わせ先: 【研究担当者】
 氏名:石井 浩二(医師)  長崎大学病院 麻酔科
 住所:長崎市坂本1丁目7番1号
 電話:095(819)7370  FAX:095(819)7373
【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く)
 苦情相談窓口:医療安全課 095(819)7616
 受付時間:月~金 9:00~17:00(祝・祭日を除く)
  研究課題名: ロボット支援前立腺摘出術(ダビンチ手術)における
高度頭低位および気腹が筋弛緩薬に与える影響についての後方視的研究
  所属(診療科等): 長崎大学病院麻酔科
  研究責任者(職名): 濱田 梢 (麻酔科医員)
  研究期間: 平成27年5月14日~平成27年8月31日
  研究目的と意義: ロボット支援前立腺摘出術に伴う高度頭低位および気腹が筋弛緩薬の投与量に変化を与えるかどうかを検討する。
  研究内容: ●対象となる患者さん
平成26年10月1日から、平成27年4月30日の間に、ロボット支援前立腺切除手術を受けた方
●利用するカルテ情報
①年齢、身長、体重 ②麻酔時間、手術時間、気腹時間、出血量 ③術中の体位、気腹圧 ④筋弛緩モニタリングの結果 ⑤筋弛緩薬の必要量
●研究方法

2014年10月から全身麻酔下でロボット支援前立腺切除術を予定された症例で筋弛緩モニターでモニタリングしながら筋弛緩薬を持続で使用した症例を対象とする。術中の体位の変化や気腹圧で筋弛緩薬の必要量が変化するのか検討する。

  問い合わせ先: 【研究担当者】
 氏名:濱田 梢  長崎大学病院麻酔科(職名 医員)
 住所:長崎市坂本1丁目7番1号
 電話:095(819)7370  FAX:095(819)7373
【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く)
 苦情相談窓口:医療安全課 095(819)7616
 受付時間:月~金 9:00~17:00(祝・祭日を除く)
  研究課題名: 生体肝移植術中の凝固・線溶能モニタリング―ROTEMと一般凝固検査の比較―
  所属(診療科等): 長崎大学病院手術部(麻酔科)
  研究責任者(職名): 前川 拓治(准教授)
  研究期間: 平成27年5月14日~平成27年6月30日
  研究目的と意義: 生体肝移植術中の凝固能について、凝固能モニタリングのROTEMと一般凝固能検査の関連および抗線溶薬の影響について検討するため
  研究内容: ●対象となる患者さん
平成23年11月1日から、平成27年6月30日の間に、長崎大学病院で生体肝移植術を受けた患者さん
●利用するカルテ情報
①一般凝固検査(プロトロンビン時間、活性化部分トロンボプラスチン時間、フィブリノーゲン濃度)
②血小板数、ヘモグロビン濃度
③ROTEMパラメータ
④抗線溶薬トラネキサム酸投与の有無
⑤年齢、性別、体重、body mass index
⑥手術時間、麻酔時間、無肝期時間、出血量、尿量、輸液量
●研究方法
生体肝移植術の手術中にはROTEMという迅速に凝固機能を検査する機器を用いています。通常検査室で行われた凝固機能の検査値とROTEMから得られた検査値を比較してその関連性を調べます。また、ROTEMの測定値をもとに血栓が溶解することを防ぐ作用を持つ抗線溶薬を投与しています。抗線溶薬を使用した場合と使用しなかった場合のROTEMの測定値を比較します。
  問い合わせ先: 【研究担当者】
 氏名:前川拓治  長崎大学病院手術部麻酔科(准教授)
 住所:長崎市坂本1丁目7番1号
 電話:095(819)7424
【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く)
 苦情相談窓口:医療安全課 095(819)7616
 受付時間:月~金 9:00~17:00(祝・祭日を除く)
  研究課題名: Catheter-over-needleタイプのカテーテルを用いた
持続胸部傍脊椎ブロックに関する後方視的検討
  所属(診療科等): 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科(麻酔科)
  研究責任者(職名): 村田 寛明 (准教授)
  研究期間: 平成27年3月31日~平成27年5月31日
  研究目的と意義: Catheter-over-needle(CON)タイプのカテーテルを用いた持続胸部傍脊椎ブロックについて後ろ向きに観察し、同カテーテルの有用性を検証する
  研究内容: ●対象となる患者さん
2014年11月1日から2015年2月28日までに長崎大学病院で術後鎮痛目的にCONタイプのカテーテルを用いて持続胸部傍脊椎ブロックを受けた患者さん
●利用するカルテ情報
1. 年齢、性別、身長、体重、body mass index、術前後の全身状態
2. 術式、手術時間、麻酔時間、術中出血量、麻酔中の血圧低下の有無
3. 周術期のオピオイド鎮痛薬使用量
4. 術後鎮痛の効果
 (数値による痛みの評価、鎮痛薬の使用状況、感覚遮断範囲の評価など)
5. 持続神経ブロックの方法
 (カテーテル留置部位/期間、使用薬剤、合併症の有無など)
6. 術後カテーテル管理に関する情報
 (薬液漏れ、逸脱、その他合併症などの有無)
●研究方法
CONタイプのカテーテルを用いて持続胸部傍脊椎ブロックを行った患者さんの術後鎮痛効果、カテーテル刺入部からの薬液漏れ、カテーテル逸脱の有無などを、診療録の情報を基に遡って調べます。上記のカルテ情報以外に、神経ブロックを行った時の画像を使用する可能性があります。個人の特定される情報は一切使用しません。
  問い合わせ先: 【研究担当者】
 氏名:村田寛明  長崎大学病院 麻酔科(准教授)
 住所:長崎市坂本1丁目7番1号
 電話:095(819)7424
【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く)
 苦情相談窓口:医療安全課 095(819)7616
 受付時間:月~金 9:00~17:00(祝・祭日を除く)