患者さん・一般の方へ

臨床研究に関する情報公開(オプトアウト) 【 臨床感染症学 】
 下記の研究は、通常の診療で得られた診療情報をまとめたり、当院に保管してある検体(血液検体や病理標本等)を用いたりして行います。このような研究は、国が定めた倫理指針に基づき、対象となる患者さんのお一人ずつから直接同意を得るかわりに、研究の目的を含む研究の実施についての情報を公開し、さらに患者さんが利用について拒否できる機会を保障することが必要とされています。
* 利用する情報や検体からは、お名前、住所など、直接同定できる個人情報は削除します。
また、研究成果は学会や雑誌等で発表されますが、その際も個人を特定する情報は公表しません。
* 研究のためにご自身の情報が使用されることを望まれない方は各研究の「問い合わせ先」へご連絡ください。その際は研究データの中からあなたの情報を削除いたします。ただし、問い合わせの時期や取り扱う情報によっては申し出に対応できない場合がございます。予めご了承ください。
* 情報利用の拒否を申し出ても不利益を受けることはありません。
* 研究に関する情報をお知りになりたい場合は、他の患者さんの個人情報や研究全体に支障となる事項以外はお知らせすることができます。お知りになりたい方は各研究の「問い合わせ先」へご連絡ください。
  研究課題名: 抗真菌薬の投与実態調査に基づくAFS(Antifungal Stewardship)
への取り組みに関する調査研究
  所属(診療科等): 長崎大学大学院 医歯薬学総合研究科 臨床感染症学分野
  研究責任者(職名): 田代 将人 (助教)
  共同研究機関: この研究は長崎大学病院のみで実施します。
  研究期間: 2019年10月22日~2024年3月31日
  研究目的と意義: 抗真菌薬が投与された症例の使用実態を明らかにして、抗真菌薬の適正使用への介入方法を検討します。この結果により、抗真菌薬の適正使用に向けた介入点・改善点を明らかにすることができ、その結果、耐性菌の抑制および患者さんの予後改善の効果が期待できます。
  研究内容: ●対象となる患者さん
真菌感染症の患者さんで、2018年1月1日から、2023年3月31日の間に、抗真菌薬の治療を受けた18歳以上の方を対象とします。
●利用する情報
患者背景(年齢、性別、合併症、前治療、PS、転帰)、抗真菌薬使用目的、抗真菌薬による治療内容(標的治療 or 経験的治療)、抗真菌薬の1日投与量及び投与期間、・入院日数、患者のべ日数 (bed-days)、抗真菌薬の治療日数  (日)、原因真菌及び薬剤感受性測定結果
本研究で利用する情報について詳細をお知りになりたい場合は下記のお問い合わせ先までご連絡ください。
●研究方法
上記のカルテ情報を用いて、使用実態、注射用抗真菌薬使用の経年推移、分離された真菌に対する薬剤感受性の経年推移、抗真菌薬使用量と原因真菌の薬剤耐性化の関係性についてデータ解析を行います。
  問い合わせ先: 【研究担当者】
 氏名:田代 将人(医師)  長崎大学病院 感染制御教育センター
 住所:長崎市坂本1丁目7番1号
 電話:095(819)7731  FAX 095(819)7766
【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く)
 苦情相談窓口:医療安全課 095(819)7616
 受付時間:月~金 9:00~17:00(祝・祭日を除く)
  研究課題名: 本邦の輸入感染症の疫学解明を目的とした多施設レジストリ研究
  所属(診療科等): 長崎大学病院 感染制御教育センター、感染症内科、呼吸器内科
  研究責任者(職名): 泉川 公一 (教授)
  共同研究機関: 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院(代表施設)
氏名:忽那 賢志
データは代表施設のみに送付され、他の共同機関では使用されません。本研究の共同研究機関をお知りになりたい場合は下記のお問い合わせ先までご連絡ください。
  研究期間: 2019年10月22日~2024年3月31日
  研究目的と意義: エボラウイルス病やデング熱など熱帯地域・途上国で感染しうる感染症が世界中で脅威となっている現在、これらの輸入感染症が日本でどれくらい診断されているのかを把握することは非常に重要です。本研究は、輸入感染症の疫学的な情報の集積を目的としています。実際にどのような感染症であるのかを知ることで対策が可能となり、将来の日本国内での流行を未然に防ぐことができるようになります。
  研究内容: ●対象となる患者さん
2019年10月22日から2024年3月31日までに海外帰国から半年以内に長崎大学病院を受診され、輸入感染症が疑われる患者さんを対象とします。
●利用する情報/試料
診療情報(年齢、性別、基礎疾患、嗜好歴、渡航地、渡航期間、曝露歴、身体所見、血液検査所見、治療内容、最終診断名)を臨床研究に使用させていただく他、保険診療上の検査では診断がつかなかった方には、最新の医療機器を用いた検査を行う目的のために別途追加の試料(血液、便、尿、咽頭スワブなど)を採取させていただく場合があります。
本研究で利用する情報について詳細をお知りになりたい場合は下記のお問い合わせ先までご連絡ください。
●研究方法
国立国際医療研究センターに上記のカルテ情報をインターネットを介して送付し、輸入感染症患者のデータを統計としてまとめ、輸入感染症患者数、性別、年齢、渡航地、渡航目的、各感染症の内訳、最終転帰などの結果についての解析を行います。
  問い合わせ先: 【長崎大学病院における研究担当者】
 氏名:泉川 公一(医師)  長崎大学病院 感染制御教育センター
 住所:長崎市坂本1丁目7番1号
 電話:095(819)7731  FAX 095(819)7766
【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く)
 苦情相談窓口:医療安全課 095(819)7616
 受付時間:月~金 9:00~17:00(祝・祭日を除く)
  研究課題名: Antimicrobial Stewardship Team(AST)介入による注射用広域抗菌薬使用の行動変容が薬剤耐性率に及ぼす影響に関する調査研究
  所属(診療科等): 長崎大学大学院 医歯薬学総合研究科 臨床感染症学分野
  研究責任者(職名): 泉川 公一 (教授)
  共同研究機関: この研究は長崎大学病院のみで実施します。
  研究期間: 2018年9月11日~2024年3月31日
  研究目的と意義: AST(抗菌薬の適正使用を目的とした抗菌薬の使用管理チーム)の介入が注射用広域抗菌薬使用の行動変容を促すことで、不適切な抗菌薬使用の抑制や耐性菌の抑制に寄与できるかどうかを調査します。この結果により、抗菌薬の適正化に向けた取り組みの改善点を明らかにすることができ、その結果、耐性菌の抑制および患者さんの予後改善の効果が期待できます。
  研究内容: ●対象となる患者さん
感染症の患者さんで、2018年4月1日から、2023年3月31日の間に、注射用広域抗菌薬の治療を受けた18歳以上の方を対象とします。
●利用する情報
ASTによる抗菌薬適正使用支援カンファレンスでの検討内容と指導内容、抗菌薬の1日投与量及び投与期間、入院日数,原因菌及び薬剤感受性測定結果 本研究で利用する情報について詳細をお知りになりたい場合は下記のお問い合わせ先までご連絡ください。
●研究方法
上記のカルテ情報を用いて、抗菌薬使用の行動変容の推移、抗菌薬使用量の推移、原因菌の薬剤耐性化の推移、抗菌薬使用の行動変容と抗菌薬使用量・原因菌の薬剤耐性化の関係性,抗菌薬使用量と原因菌の薬剤耐性化の関係性についてデータ解析を行います。
  問い合わせ先: 【研究担当者】
 氏名:泉川 公一(医師)  長崎大学病院感染制御教育センター
 住所:長崎市坂本1丁目7番1号
 電話:095(819)7730  FAX 095(819)7766
【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く)
 苦情相談窓口:医療安全課 095(819)7616
 受付時間:月~金 9:00~17:00(祝・祭日を除く)
  研究課題名: クリプトコックス症の疾患感受性と重症化関連遺伝子の同定と
遺伝子診断への応用
  所属(診療科等): 長崎大学大学院 医歯薬学総合研究科 感染免疫学講座
  研究責任者(職名): 泉川 公一 (教授)
  研究期間: 平成27年6月26日~平成32年3月31日
  研究目的と意義: クリプトコックス症はAIDS(後天性免疫不全症候群)やステロイド剤あるいは免疫抑制剤の使用などによる免疫不全患者のみならず,健常者にも発症する重要な真菌感染症である。本疾患は重症化すれば髄膜炎をきたし、全身に播種して致死的な経過を辿ることもある。一方,健診で無症状のまま偶然発見され経過観察中に自然消失することもある。このように重症化する症例と自然軽快する症例の間にいかなる相違点があるかを明らかにするために宿主側の遺伝因子に着目した。この遺伝因子を候補遺伝子アプローチ法で同定することを目的としている。
  研究内容: ●対象となる患者さん
2015年4月から2020年3月までの間に長崎大学病院第二内科とその協力研究施設で研究の説明を受け、同意を得られたクリプトコックス症患者50名及び健常者100名を対象とする。データ解析には血液サンプルおよび診療録を用いる。
●利用するカルテ情報
性別、年齢、身長、体重、基礎疾患、既往歴・合併症の有無、使用したステロイド剤、免疫抑制剤の種類と投与期間、抗真菌薬の種類と投与期間、予後、血液検査所見、画像所見
●研究方法
方法は,長崎大学病院第二内科およびその関連病院で肺クリプトコックス症と診断された患者と性別や年齢をマッチングさせた健常人に対して,文書によるインフォームド・コンセントを行い,同意を得られた者より末梢血を採取してDNAを抽出する。このDNAを鋳型にしてPCR-RFLP法やDNAシークエンシング法等を用いて候補遺伝子のSNPs多型解析を行う。肺クリプトコックス症患者群と健常者群間で候補遺伝子多型の出現頻度の有意差検定(χ二乗検定とロジスティック回帰分析)を行い,肺クリプトコックス症疾患感受性遺伝子を同定する。同様に,患者を軽症群と重症群に分け,両群間で候補遺伝子多型の有意差検定を行うことで重症化関連遺伝子を同定する。そして,同定した複数の遺伝子多型をバイオマーカーに用いた遺伝子診断法を確立する。また、ステロイド剤や免疫抑制剤の投与の有無で2群に分け、候補遺伝多型の有意差検定を行い、ステロイドや免疫抑制剤に依存しない因子の同定を行う。
  問い合わせ先: 【研究担当者】
 氏名:泉川 公一(医師)  長崎大学病院感染制御教育センター
 住所:長崎市坂本1丁目7番1号
 電話:095(819)7731  FAX 095(819)7766
【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く)
 苦情相談窓口:医療安全課 095(819)7616
 受付時間:月~金 9:00~17:00(祝・祭日を除く)