患者さん・一般の方へ

臨床研究に関する情報公開(オプトアウト) 【 集中治療部 】
 下記の研究は、通常の診療で得られた診療情報をまとめたり、当院に保管してある検体(血液検体や病理標本等)を用いたりして行います。このような研究は、国が定めた倫理指針に基づき、対象となる患者さんのお一人ずつから直接同意を得るかわりに、研究の目的を含む研究の実施についての情報を公開し、さらに患者さんが利用について拒否できる機会を保障することが必要とされています。
* 利用する情報や検体からは、お名前、住所など、直接同定できる個人情報は削除します。
また、研究成果は学会や雑誌等で発表されますが、その際も個人を特定する情報は公表しません。
* 研究のためにご自身の情報が使用されることを望まれない方は各研究の「問い合わせ先」へご連絡ください。その際は研究データの中からあなたの情報を削除いたします。ただし、問い合わせの時期や取り扱う情報によっては申し出に対応できない場合がございます。予めご了承ください。
* 情報利用の拒否を申し出ても不利益を受けることはありません。
* 研究に関する情報をお知りになりたい場合は、他の患者さんの個人情報や研究全体に支障となる事項以外はお知らせすることができます。お知りになりたい方は各研究の「問い合わせ先」へご連絡ください。
  研究課題名: 本邦でのCOVID-19感染患者治療の疫学的調査
  所属(診療科等): 長崎大学病院 集中治療部
  研究責任者(職名): 松本 聡治朗 (助教)
  共同研究機関 ≪研究代表機関≫
広島大学救急集中治療医学:志馬 伸朗
≪共同研究機関≫
長崎大学病院 集中治療部:松本 聡治朗
その他、全国の約20施設で実施しています。
詳しい研究機関についてお知りになりたい方は下記の「問い合わせ先」までご連絡ください。
  研究期間: 2020年8月18日~2026年3月31日
  研究目的と意義: 2019年12月、中国で新型コロナウイルス(以下、COVID-19)による肺炎の集団発生が報告されました。COVID-19による感染は世界的に拡大していますが、まだ確立された治療方法がありません。現在行われている治療は、これまでの他ウイルス疾患や肺炎などの治療の経験に基づくところが大きく、本感染の疫学的検討や治療方法に関するデータの集積・解析が、今後のCOVID-19感染症治療の確立には急務となります。本研究は、本邦におけるCOVID-19感染症における臨床データ・治療内容を後方視的に解析し、病態解明・治療法開発の一助とすることを目的としています。その結果、本研究がCOVID-19感染患者の治療に有益となると考えられます。
  研究内容: ●対象となる患者さん
日本国内でCOVID-19による感染を発症した患者さん
●利用する情報
年齢・性別・基礎疾患などの背景、COVID-19治療に関するデータ、画像検査データ、血液検査データ等
本研究で利用する情報について詳しい内容をお知りになりたい方は下記の「問い合わせ」までご連絡ください。
●研究の概要・方法
当院を含め全国の多施設から研究代表機関に診療録から収集した情報を提供し、それを用いて、専ら集計や、簡単な統計処理を行う研究です。
提供する診療録のデータは、個人が特定される情報は削除し、匿名化された状態でメールなどインターネットを通じてデータとして提供します。
  問い合わせ先: 【研究担当者】
 氏名:松本 聡治朗(医師) 長崎大学病院 集中治療部(麻酔科)
 住所:長崎市坂本1丁目7番1号
 電話:095(819)7370  FAX:095(819)7373
【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く)
 苦情相談窓口:医療安全課 095(819)7616
 受付時間:月~金 9:00~17:00(祝・祭日を除く)