患者さん・一般の方へ

臨床研究に関する情報公開(オプトアウト) 【 形成外科 】
 下記の研究は、通常の診療で得られた診療情報をまとめたり、当院に保管してある検体(血液検体や病理標本等)を用いたりして行います。このような研究は、国が定めた倫理指針に基づき、対象となる患者さんのお一人ずつから直接同意を得るかわりに、研究の目的を含む研究の実施についての情報を公開し、さらに患者さんが利用について拒否できる機会を保障することが必要とされています。
* 利用する情報や検体からは、お名前、住所など、直接同定できる個人情報は削除します。
また、研究成果は学会や雑誌等で発表されますが、その際も個人を特定する情報は公表しません。
* 研究のためにご自身の情報が使用されることを望まれない方は各研究の「問い合わせ先」へご連絡ください。その際は研究データの中からあなたの情報を削除いたします。ただし、問い合わせの時期や取り扱う情報によっては申し出に対応できない場合がございます。予めご了承ください。
* 情報利用の拒否を申し出ても不利益を受けることはありません。
* 研究に関する情報をお知りになりたい場合は、他の患者さんの個人情報や研究全体に支障となる事項以外はお知らせすることができます。お知りになりたい方は各研究の「問い合わせ先」へご連絡ください。
  研究課題名: 一般社団法人N ational Clinical Database における
手術・治療情報データベース事業(形成外科)
  所属(診療科等): 長崎大学病院 形成外科
  研究責任者: 田中 克己 (教授)
  研究機関: ≪研究代表機関≫
一般社団法人National Clinical Database 代表理事 瀬戸泰之
≪共同研究機関≫
長崎大学病院 形成外科 田中克己
その他、全国の施設で実施しています。

詳しい研究機関についてお知りになりたい方は下記の「問い合わせ先」までご連絡ください。
*National Clinical Database 事務局
*長崎大学病院形成外科
 電話:095 819 7327
  研究期間: 2021年6月22日~2024年12月31日
  研究目的と意義: 現在行われている医療がどのような施設で、どのような内容で行われているのか、不確かな状況では、患者さん目線の良質な医療は提供できません。そこで、わが国の医療の現状を把握するために体系的に治療情報を収集・登録し、医療の質の改善に向けた検討を行います。
そこでは、日本全国の標準的成績と対比をする中で自施設の特徴と課題を把握し、それぞれが改善に向けた取り組みを行います。このように収集されたデータを活用することで医療の質の向上につなげます。
  研究内容: ●対象となる患者さん
*1年間に長崎大学病院形成外科で手術が行われた患者さんが対象となります。
●利用する情報
*手術日、疾患名、疾患部位、手術内容などを指定された方法で入力します。情報は診療録から抽出します。
本研究で利用する情報について詳しい内容をお知りになりたい方は下記の「問い合わせ先」までご連絡ください。
●研究の概要・方法
*National Clinical Database のホームページ上から入力を行い、入力した情報は1年間分を翌年の1月にNational Clinical Database 事務局へデータを送付、登録します。登録後は全国の施設のデータが集積された後に、一般社団法人日本形成外科学会のデータベース委員会で解析が行われ、数年に一度、定期的に日本形成外科学会データベース報告として、登録した施設に公開されます。公開される内容は施設や個人に関するもの以外で、その資料を以て、自施設との比較・評価を行います。
  問い合わせ先: 【研究担当者】
 氏名:田中 克己(医師)  長崎大学病院 形成外科
 住所:長崎市坂本1丁目7番1号
 電話:095(819)7327  FAX 095(819)7330
【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く)
 苦情相談窓口:医療安全課 095(819)7616
 受付時間:月~金 9:00~17:00(祝・祭日を除く)
  研究課題名: 小児眼窩底骨折に対して手術を行った13症例の検討
  所属(診療科等): 長崎大学病院 形成外科
  研究責任者(職名): 矢野 浩規 (准教授)
  研究期間: 2017年6月20日~2017年12月7日
  研究目的と意義: 小児眼窩底骨折のうち陳旧性眼窩底骨折を除く、手術を行った13人について、原因や骨折形態、予後をカルテやレントゲン所見をもとに調査します。
  研究内容: ●対象となる患者さん
16才未満の眼窩底骨折の患者さんで、2007年1月1日から、2015年12月31日の間に、眼窩底骨折手術を受けた方を対象とします。
●利用する情報
診断名、年齢、性別、身体所見、検査結果(レントゲン所見、複視機能検査、眼球突出度)
●研究方法
カルテ情報等を用いて年齢、性別、受傷原因などとともに手術時期、術後の経過をしらべ、骨折形態や手術時期を経過不良例と比較することで、術前の症状やレントゲン所見から手術適応や時期について考察します。本研究によって手術適応やその時期が明確になれば、今までは結果が思わしくなかった眼窩底骨折の患者さんも良い結果が得られることが期待されます。
  問い合わせ先: 【研究担当者】
 氏名:矢野 浩規(医師)  長崎大学病院 形成外科
 住所:長崎市坂本1丁目7番1号
 電話:095(819)7327  FAX 095(819)7330
【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く)
 苦情相談窓口:医療安全課 095(819)7616
 受付時間:月~金 9:00~17:00(祝・祭日を除く)