臨床研究に関する情報公開(オプトアウト) 【 リハビリテーション部 】
下記の研究は、通常の診療で得られた診療情報をまとめたり、当院に保管してある検体(血液検体や病理標本等)を用いたりして行います。このような研究は、国が定めた倫理指針に基づき、対象となる患者さんのお一人ずつから直接同意を得るかわりに、研究の目的を含む研究の実施についての情報を公開し、さらに患者さんが利用について拒否できる機会を保障することが必要とされています。
* | 利用する情報や検体からは、お名前、住所など、直接同定できる個人情報は削除します。 また、研究成果は学会や雑誌等で発表されますが、その際も個人を特定する情報は公表しません。 |
* | 研究のためにご自身の情報が使用されることを望まれない方は各研究の「問い合わせ先」へご連絡ください。その際は研究データの中からあなたの情報を削除いたします。ただし、問い合わせの時期や取り扱う情報によっては申し出に対応できない場合がございます。予めご了承ください。 |
* | 情報利用の拒否を申し出ても不利益を受けることはありません。 |
* | 研究に関する情報をお知りになりたい場合は、他の患者さんの個人情報や研究全体に支障となる事項以外はお知らせすることができます。お知りになりたい方は各研究の「問い合わせ先」へご連絡ください。 |
研究課題名 | 研究責任者 |
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重症患者における退院時の歩行再獲得に向けた各モビライゼーションの望ましい開始時期 | 渡部 翼 |
間質性肺疾患患者における骨格筋の特徴と長期的影響について | 花田 匡利 |
食道がん患者の術後運動耐容能に対する術前化学療法中からのリハビリテーションの有用性 | 神津 玲 |
新型コロナ感染症回復患者のリハビリテーション症例レジストリによる前向き観察研究 | 花田 匡利 |
研究課題名: | 経カテーテル的大動脈弁留置術前のフレイルに関連する臨床的要因 | |
所属(診療科等): | 長崎大学病院 リハビリテーション部 | |
研究責任者: | 田中 康友 (理学療法士) | |
研究機関: | この研究は長崎大学病院 リハビリテーション部のみで実施します。 | |
研究期間: | 2021年6月22日~2024年3月31日 | |
研究目的と意義: | この研究は、大動脈弁狭窄症に対して経カテーテル的大動脈弁留置術という手術を受けた患者さんを対象に、手術前の身体機能(臨床フレイル・スケールという指標で評価)に影響している要因を明らかにすることを目的としています。これにより、身体機能を高めるためのリハビリ手段を検討するための情報に役立てることが期待できます。 | |
研究内容: | ●対象となる患者さん 2017年1月1日から2021年3月31日の間に長崎大学病院に入院して、経カテーテル的大動脈弁留置術を受けた大動脈弁狭窄症の患者さんを対象とします。 | |
●利用する情報 【手術前の調査項目】 1) 背景、2) 検査結果、3) 血液検査結果、4) 身体・精神機能の状態、5) 日常生活活動能力、6) 栄養状態 |
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●研究の概要・方法 カルテを調査し、カテーテル治療前に身体機能に影響している要素(上記の項目)を分析して、明らかにします。 |
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問い合わせ先: | 【研究担当者】 氏名:田中 康友(理学療法士) 長崎大学病院 リハビリテーション部 住所:長崎市坂本1丁目7番1号 電話:095(819)7258 FAX 095(819)7259 【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く) 苦情相談窓口:医療安全課 095(819)7616 受付時間:月~金 9:00~17:00(祝・祭日を除く) |
研究課題名: | 二分脊椎患者における骨微細構造の解析: 高解像度CT(HR-pQCT)を用いて |
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所属(診療科等): | 長崎大学病院 リハビリテーション部 | |
研究責任者: | 松林 昌平 (助教) | |
研究機関: | この研究は長崎大学病院 リハビリテーション部と整形外科で実施します。 | |
研究期間: | 2021年1月19日~2024年12月31日 | |
研究目的と意義: | 二分脊椎患者は小児期から骨折を生じ、成人になってから骨粗鬆症となります。二分脊椎患者における骨粗鬆症の頻度の高さは指摘されていますが、具体的な対応策は明らかになっていません。 本研究では、二分脊椎の治療歴のある患者さんを、HR-pQCTを用いて詳しく調査し、健常人のデータと比較します。それにより二分脊椎による骨粗鬆症のしくみを明らかにします。これらのデータは、今後の骨粗鬆症の治療法の開発にもつながると考えています。 |
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研究内容: | ●対象となる患者さん 健常人として、当施設による「原発性骨粗鬆症の病態解析:HR-pQCTによる骨微細構造の加齢・骨粗鬆症変化の横断・縦断調査」より得られたデータの500名より、同年齢にマッチングした人 二分脊椎患者として手術、投薬、リハビリテーション、装具療法等の関わりを行った二分脊椎患50名 |
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●利用する情報 患者背景:生年月日、身長、体重、現病歴、既往歴研究用薬投与状況 高解像度CT(HR-pQCT):皮質骨微細構造、海綿骨微細構造、骨密度 骨密度検査(X線骨密度測定:DXA)、超音波骨密度測定:QUS):骨密度 単純X線検査:腰椎、胸椎 脆弱性骨折の有無 血液学的検査:WBC, RBC, Hb, Plt , Ca, P, ALP, TP, Alb, BUN, Cre, Na, K, Cl, AST, ALT, GTP,UA, CRP, TC, TG, PTH, 研究用血液学的検査:TRACP5b, P1NP, 25OHビタミンD 本研究で利用する情報について詳しい内容をお知りになりたい方は下記の「問い合わせ」までご連絡ください。 |
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●研究の概要・方法 通常診療で行う、骨密度、単純X線(脊椎)、血液検査のデータを研究利用のための情報として使用します。 高解像度CTで手首と足首の骨の詳細な構造を調べます。研究用血液検査で骨の代謝を調べます。 二分脊椎患者と高解像度CTと研究用血液検査を比較することで、二分脊椎により骨にどのような変化が生じているかを調査します。 |
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問い合わせ先: | 【研究担当者】 氏名:松林 昌平(医師) 長崎大学病院 リハビリテーション部 住所:長崎市坂本1丁目7番1号 電話:095(819)7321 FAX 095(849)7325 【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く) 苦情相談窓口:医療安全課 095(819)7616 受付時間:月~金 9:00~17:00(祝・祭日を除く) |
研究課題名: | 日本小児整形外科疾患登録 | |
所属(診療科等): | 長崎大学病院 リハビリテーション部 | |
研究責任者: | 松林 昌平 (助教) | |
研究機関: | 多施設共同研究。本疾患登録事業は日本小児整形外科学会が主催し、日本小児整形外科学会マルチセンタースタディ委員会をレジストリー事務局とする日本小児整形外科学会会員を対象とした全国規模の疾患レジストリーです。 | |
研究期間: | 2020年4月21日~2024年7月31日 | |
研究目的と意義: | 目的は、小児整形外科関連疾患に関するデータ収集とその解析から、各疾患の原因究明、最良の治療法の開発などにより、小児の健康・福祉の向上に貢献することです。同時に、集められたデータを基に小児整形外科医育成制度の確立をも念頭に置くことにより、質の高い小児整形外科医を輩出し、国民に適切な医療を提供し続けることを目的とします。 | |
研究内容: | ●対象となる患者さん 2020年4月21日~2024年7月31日の間に長崎大学病院整形外科に紹介されたペルテス病、大腿骨頭すべり症、発育性股関節形成不全(完全脱臼)、筋性斜頸、先天性下腿骨偽関節、先天性垂直距骨、先天性内反足、その他必要と認める疾患 |
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●利用する情報 ・性別、生年月、発症した時点での在住場所(都道府県もしくは日本国外)、発症年月、診断を受けた都道府県、診断年月、左右両側の別、疾患名、併存疾患の有無とその種類、に加えて各疾患に応じた登録項目(追加調査)を設定します。 本研究で利用する情報について詳しい内容をお知りになりたい方は下記の「問い合わせ」までご連絡ください。 |
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●研究の概要・方法 小児整形外科を担当する医師が、登録対象疾患を罹患した患者さんを診察した場合、患者さんの疾患情報(性別、生年月、発症時の在住都道府県名、診断年月、疾患名、併存症など)や発症の要因・環境に関する情報、診断方法、治療方法、治療結果などを収集します。収集する疾患情報には、個人を特定可能な情報は一切含みません。収集した疾患情報をREDCapという電子上のデータベースに登録します。その際に、患者さんのお名前や住所などの個人情報が外部に漏れることはありません。このようにして得られたデータを解析し、疾患の現状を正しく理解し、最良の医療を行うためのデータとします。 |
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問い合わせ先: | 【研究担当者】 氏名:松林 昌平(医師) 長崎大学病院 リハビリテーション部 住所:長崎市坂本1丁目7番1号 電話:095(819)7321 FAX 095(819)7325 【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く) 苦情相談窓口:医療安全課 095(819)7616 受付時間:月~金 9:00~17:00(祝・祭日を除く) |
研究課題名: | 長崎大学病院救命救急センター入院患者における骨格筋量と栄養状態の実態調査 | |
所属(診療科等): | 長崎大学病院 リハビリテーション部 | |
研究責任者(職名): | 井上 恒平 (理学療法士) | |
共同研究機関: | この研究は長崎大学病院のみで実施します。 | |
研究期間: | 2019年1月22日~2024年4月1日 | |
研究目的と意義: | 本研究は救命救急センターに入院する患者さんの入院時の状態から、筋肉の量と栄養のデータや重症度を求め、筋肉の量が栄養や重症度に関係性があるのかを検討する事を目的としています。 本研究を行うことで、入院時の患者さんの今後のリハビリテーションを行う上で重要な指標となるに加え、今後の栄養や運動を正確に行えることが期待できます。 |
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研究内容: | ●対象となる患者さん 2015年4月1日から、2018年11月1日の間に救命救急センターに入院した患者さんで、下記の検査を行った方を対象とします。 |
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●利用する情報 性別、年齢、入院日・退院日、主病名、既往歴、合併症、身長、体重、深部体温、平均動脈圧、心拍数、呼吸数、酸素可能、動脈血pH、静脈HCO3、意識レベル(GCS)、CRP、ALB、TTR、RTP、総蛋白、Na、K、Cr、Hct、WBC、CT検査結果 本研究で利用する情報について詳細をお知りになりたい場合は下記のお問い合わせ先までご連絡ください。 |
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●研究方法 上記のカルテ情報を用いて、骨格筋量と栄養状態・その他身体的データについてデータ解析を行います。 |
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問い合わせ先: | 【研究担当者】 氏名:井上 恒平(理学療法士) 長崎大学病院 リハビリテーション部 住所:長崎市坂本1丁目7番1号 電話:095(819)7258 FAX 095(819)7259 【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く) 苦情相談窓口:医療安全課 095(819)7616 受付時間:月~金 9:00~17:00(祝・祭日を除く) |
研究課題名: | 血液がん患者に対するフィードバックを併用した リハビリテーションの効果の検討 |
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所属(診療科等): | 長崎大学病院 リハビリテーション部 | |
研究責任者(職名): | 石井 瞬 (理学療法士) | |
研究期間: | 平成28年4月26日~平成32年3月31日 | |
研究目的と意義: | 血液がん患者に対するフィードバックを併用したリハビリテーションの効果を検討するため | |
研究内容: | ●対象となる患者さん 血液がんの患者さんで、平成25年4月1日から、平成32年3月31日の間に、化学療法を受けた方 |
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●利用する情報/試料 診断名、年齢、性別、身体所見、検査結果(血液学的検査、血液生化学検査、運動機能、 身体活動量、日常生活動作、身体症状、精神症状、QOL) |
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●研究方法 平成28年4月1日~平成32年3月31日の期間にリハビリの依頼があった血液がんの患者さんにフィードバックを併用したリハビリを実施する。そして、平成25年4月1日~平成28年3月31日の期間にリハビリの依頼があり、通常のリハビリを実施した血液がんの患者さんと上記の「利用する情報/試料」について比較する。 |
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問い合わせ先: | 【研究担当者】 氏名:石井 瞬(理学療法士) 長崎大学病院 リハビリテーション部 住所:長崎市坂本1丁目7番1号 電話:095(819)7258 FAX 095(819)7259 【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く) 苦情相談窓口:医療安全課 095(819)7616 受付時間:月~金 9:00~17:00(祝・祭日を除く) |