臨床研究に関する情報公開(オプトアウト) 【 泌尿器科 】
下記の研究は、通常の診療で得られた診療情報をまとめたり、当院に保管してある検体(血液検体や病理標本等)を用いたりして行います。このような研究は、国が定めた倫理指針に基づき、対象となる患者さんのお一人ずつから直接同意を得るかわりに、研究の目的を含む研究の実施についての情報を公開し、さらに患者さんが利用について拒否できる機会を保障することが必要とされています。
* | 利用する情報や検体からは、お名前、住所など、直接同定できる個人情報は削除します。 また、研究成果は学会や雑誌等で発表されますが、その際も個人を特定する情報は公表しません。 |
* | 研究のためにご自身の情報が使用されることを望まれない方は各研究の「問い合わせ先」へご連絡ください。その際は研究データの中からあなたの情報を削除いたします。ただし、問い合わせの時期や取り扱う情報によっては申し出に対応できない場合がございます。予めご了承ください。 |
* | 情報利用の拒否を申し出ても不利益を受けることはありません。 |
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研究課題名: | 腎細胞癌患者におけるLargenの臨床病理学的意義 | |
所属(診療科等): | 長崎大学病院 泌尿器科・腎移植外科 | |
研究責任者: | 宮田 康好 | |
研究機関: | この研究は長崎大学病院 泌尿器科・腎移植外科のみで実施します。 | |
研究期間: | 2021年9月21日~2027年12月31日 | |
研究目的と意義: |
本研究では、腎細胞癌患者における「Largen(ラージン)」の臨床病理学的意義を検討します。ラージンとは、正常細胞の大きさを制御する蛋白の1つですが、私達はラージンが癌細胞の悪性度とも関連している可能性を考えています。そこで、今回の研究では、腎細胞癌患者の癌組織に発現しているラージンの量を評価し、それらの結果と、腎癌細胞の増殖や浸潤、さらには各種治療の効果や予後との関連を解析します。 本研究により得られた情報は、今後の腎細胞癌における、癌細胞の増殖・浸潤機構の解明や治療効果の予測、さらには、従来とは異なる新たな薬の創薬へ利用できる可能性があります。 |
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研究内容: | ●対象となる患者さん 2008年1月1日から2021年7月31日の間に長崎大学病院泌尿器科・腎移植外科で腎腫瘍に対して根治的手術を行い、病理組織学的に腎細胞癌と診断された20歳以上の患者さん。 |
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●利用する情報/試料(検体) 治療経過や血液・画像検査の結果は、2027年9月30日までの情報を使用します ・患者背景:性別、生年月日 ・治療経過 ・血液学的検査:白血球数・分類、ヘモグロビン濃度、血小板数 ・血液生化学検査:カルシウム、クレアチニン、総蛋白、アルブミン、C反応性蛋白 ・画像検査:CT、MRI、骨シンチ検査 ・病理組織診断の結果 本研究で利用する情報について詳しい内容をお知りになりたい方は下記の「問い合わせ」までご連絡ください。 |
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●研究の概要・方法 当院に保管されている過去の病理組織標本を用い、癌組織におけるラージンの発現の有無や程度を調べます。そして、この発現と癌細胞の異型度、病期、治療経過との関連を調べます。また、手術の後に全身治療を受けた患者さんについては、ラージンの発現と全身治療による効果との関連も調べます。今回の研究では、遺伝子に関する測定や研究は行いません。 なお、本研究への情報/試料(検体)の利用を断られても、その後の診療において不利益はありません。 |
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問い合わせ先: | 【研究担当者】 氏名:宮田 康好 長崎大学病院 泌尿器科・腎移植外科 住所:長崎市坂本1丁目7番1号 電話:095(819)7340 FAX:095(819)7343 【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く) 苦情相談窓口:医療安全課 095(819)7616 受付時間:月~金 9:00~17:00(祝・祭日を除く) |
研究課題名: | 下部尿路症状のある患者に関するデータベースの構築 | |
所属(診療科等): | 長崎大学病院 泌尿器科・腎移植外科 | |
研究責任者: | 松尾 朋博 (助教) | |
研究機関: | この研究は長崎大学病院のみで実施します。 | |
研究期間: | 2020年12月22日~2026年3月31日 | |
研究目的と意義: | 本研究の目的は、下部尿路症状を有する患者背景、検査所見、問診票、理学所見などを用いてデータベースを構築することです。将来このデータベースによって難治性の下部尿路症状を有する患者さんの特徴や傾向などが得られ、それらによりどのような予防、治療などをすれば良いかの研究につなげられるのではないかと期待しています。 | |
研究内容: | ●対象となる患者さん 下部尿路症状を有する患者さんで、2005年1月1日から2025年3月31日までの期間で当院に通院中、または通院されたことのある患者さんを対象とします。 |
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●利用する情報/試料 対象となる患者さんの診療録(カルテ)から次の情報を調査します。 ・患者背景(年齢、性別) ・身体所見(身長、体重、BMI) ・問診表 ・尿流動態検査 ・血液学的検査 ・血液生化学検査 ・尿検査 ・CT検査 ・腹部単純X線検査 ・腹部エコー ・臨床経過 本研究で利用する情報について詳しい内容をお知りになりたい方は下記の「問い合わせ」までご連絡ください。 |
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●研究の概要・方法 上記のカルテ情報を用いて、下部尿路症状を有する患者の背景や傾向、検査所見などの様々な因子のデータを収集します。 |
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問い合わせ先: | 【研究担当者】 氏名:光成 健輔(医師) 長崎大学病院 泌尿器科・腎移植外科 住所:長崎市坂本1丁目7番1号 電話:095(819)7340 FAX:095(819)7343 【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く) 苦情相談窓口:医療安全課 095(819)7616 受付時間:月~金 9:00~17:00(祝・祭日を除く) |
研究課題名: | バスキュラーアクセス閉鎖術の移植腎機能に及ぼす影響の検討 | |
所属(診療科等): | 長崎大学病院 泌尿器科・腎移植外科 | |
研究責任者: | 望月 保志 (准教授(血液浄化療法部)) | |
研究機関: |
≪研究代表機関≫ 大阪市立大学大学院医学研究科 泌尿器科学 長沼 俊秀 ≪共同研究機関≫ 長崎大学病院 血液浄化療法部:望月 保志 その他、全国4施設で実施しています。 詳しい研究機関についてお知りになりたい方は下記の「問い合わせ先」までご連絡ください。 |
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研究期間: | 2020年12月22日~2025年12月31日 | |
研究目的と意義: |
欧米の研究において腎移植後のシャント閉鎖により腎機能悪化のスピードが若干早くなることが指摘されていますが、我が国においてその現象が見られるかどうかははっきりわかっていません。本研究により我が国においてのシャント閉鎖が実際どれぐらい腎機能に影響を及ぼしているかを調べます。 そのことによりシャント閉鎖の利点の有無について患者さんに提供することが可能となります。 |
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研究内容: | ●対象となる患者さん 2000年9月1日~2020年9月31日までに長崎大学病院の泌尿器科で腎移植を施行した後に当院でシャント閉鎖術を施行した腎移植患者さんの中で、シャント閉鎖術後2年以上経過した方が調査の対象になります。 |
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●利用する情報 診療の過程で得られた下記項目を本研究に使用させてください。 診療情報等:病歴、診断名、手術歴、年齢、性別、身長、体重、原疾患、既往歴、透析歴、喫煙歴、移植条件、移植後経過、内服薬、検査データ、血圧 本研究で利用する情報について詳しい内容をお知りになりたい方は下記の「問い合わせ」までご連絡ください。 |
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●研究の概要・方法 対象となる患者さんについて、上記に挙げている診療情報を収集し、シャント閉鎖術後の変化について統計学的手法を用いて、調べます。そのことにより、シャント手術の移植腎機能への影響の有無を明確にします。入手した情報については、大阪市立大学泌尿器病態学医局内に施錠して管理します。また情報については大学病院医療情報ネットワーク研究センター 臨床試験登録システム(UMIN)に登録を行います。 |
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問い合わせ先: | 【研究担当者】 氏名:望月 保志(医師) 長崎大学病院 血液浄化療法部 住所:長崎市坂本1丁目7番1号 電話:095(819)7358 FAX 095(819)7360 【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く) 苦情相談窓口:医療安全課 095(819)7616 受付時間:月~金 9:00~17:00(祝・祭日を除く) |
研究課題名: | 日本の高リスク転移性ホルモン療法感受性前立腺癌患者の 臨床転帰を観察するレジストリ試験 |
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所属(診療科等): | 長崎大学病院 泌尿器科学 | |
研究責任者: | 中村 裕一郎 (医員) | |
研究機関: |
≪研究代表機関≫ ヤンセンファーマ株式会社:後藤 章一郎 ≪共同研究機関≫ 長崎大学病院 泌尿器科:中村 裕一郎 その他、全国約80施設で実施しています。 詳しい研究機関についてお知りになりたい方は下記の「問い合わせ先」までご連絡ください。 |
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研究期間: | 2020年1月21日~2024年8月31日 | |
研究目的と意義: |
現在日本では転移性ホルモン療法感受性前立腺癌に対して多くの治療選択肢がありますが、どのような治療が行われ、病気や生活の質(QOL)がどのように変化したかを、多くの患者さんを対象にして調査した結果は十分ではありません。 本研究の目的は、転移性ホルモン療法感受性前立腺癌と診断をうけた患者さんを対象に、日本の通常診療の治療転帰や生活の質(QOL)を長期に観察することです。 |
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研究内容: | ●対象となる患者さん 当院で2019年5月以降に転移性ホルモン療法感受性前立腺癌と診断を受けた方で、既にお亡くなりになられた方が対象となります。 (生存されている方は、研究参加に文書で同意いただけた方のみが対象となります。) |
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●利用する情報 前立腺癌の疾患特性、前立腺癌の治療歴、合併症、併用薬、血液検査、放射線学的画像評価及び疾患進行、症候性骨関連事象、生存状態、日常生活の状態の評価 本研究で利用する情報について詳しい内容をお知りになりたい方は下記の「問い合わせ」までご連絡ください。 |
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●研究の概要・方法 当院で2019年5月以降に転移性ホルモン療法感受性前立腺癌と診断を受けた方を対象に診療データを収集し、日本の通常診療の治療転帰や生活の質(QOL)を長期に観察します。 この研究に使用する情報は、以下の機関に提供させていただきます。提供の際、氏名、生年月日などのあなたを直ちに特定できる情報は削除し、提供させていただきます。また、二次利用はされません。 ヤンセンファーマ株式会社 〒101-0065 東京都千代田区西神田3丁目5番2号 |
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問い合わせ先: | 【研究担当者】 氏名:中村 裕一郎(医師) 長崎大学病院 泌尿器科 住所:長崎市坂本1丁目7番1号 電話:095(819)7200 FAX 095(819)7215 【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く) 苦情相談窓口:医療安全課 095(819)7616 受付時間:月~金 9:00~17:00(祝・祭日を除く) |
研究課題名: | 根治切除不能な腎細胞癌に対する免疫チェックポイント阻害薬の治療効果予測因子の検討 | |
所属(診療科等): | 長崎大学病院 泌尿器科 | |
研究責任者: | 大庭 康司郎 | |
研究機関: |
本研究は長崎大学病院 泌尿器科を中心に全国約5施設で実施します。 詳しい研究機関についてお知りになりたい方は下記の「問い合わせ先」までご連絡ください。 |
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研究期間: | 2020年11月17日~2026年12月31日 | |
研究目的と意義: | 根治切除不能な腎細胞癌に対する、全身治療の治療効果や予期される有害事象発生と関連する因子を臨床病理学的解析で同定することを目指します。これにより、根治切除不能な腎細胞癌の各患者さんに対し、最適な治療選択を行える可能性があります。 | |
研究内容: | ●対象となる患者さん 2016年4月1日から、2024年3月31日の間に、長崎大学病院および研究共同施設において根治切除不能な腎細胞癌と診断され、免疫チェックポイント阻害薬(商品名:オプジーボなど)を用いて治療を行った方を対象とします。 |
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●利用する情報/試料 ・患者背景(生年月日、性別)、診察情報 ・検査結果(血液検査、尿検査、画像検査、病理学的検査) ・治療内容(手術、薬物治療、放射線など) ・病理組織診断結果、治療経過 ・有害事象 ・病理標本 本研究で利用する情報について詳しい内容をお知りになりたい方は下記の「問い合わせ」までご連絡ください。 |
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●研究の概要・方法 患者さんのカルテより収集したデータ、病理診断科に保管してある病理組織標本を用いて新たに解析し、腫瘍に関連した因子を調べます。 |
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問い合わせ先: | 【研究担当者】 氏名:大庭 康司郎(医師) 長崎大学病院 泌尿器科 住所:長崎市坂本1丁目7番1号 電話:095(819)7340 FAX:095(819)7343 【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く) 苦情相談窓口:医療相談室 095(819)7200 受付時間:月~金 8:30~17:00(祝・祭日を除く) |
研究課題名: | 上部尿路結石症に対する経尿道的尿路結石砕石術における周術期合併症と術後尿管狭窄症に関する全国調査 | |
所属(診療科等): | 長崎大学病院 泌尿器科・腎移植外科 | |
研究責任者: | 酒井 英樹(教授) | |
研究機関: | ≪研究代表機関≫ 神戸大学大学院 医学研究科 外科系講座 腎泌尿器科学分野:藤澤 正人 ≪共同研究機関≫ 長崎大学病院 泌尿器科・腎移植外科:酒井 英樹 その他、全国約50施設で実施しています。 詳しい研究機関についてお知りになりたい方は下記の「問い合わせ先」までご連絡ください。 |
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研究期間: | 2020年9月15日~2021年3月31日 | |
研究目的と意義: | 上部尿路結石症疾患は、本邦において頻度が高く再発しやすい疾患であり、生涯に渡って複数回の治療を受ける可能性があります。一方でその治療には自然排石、薬剤促進療法、体外衝撃波(Extracorporeal Shock Wave Lithotomy; ESWL)、経尿道的尿路結石砕石術(Transurethral Ureteral Lithotomy: TUL)、経皮的腎砕石術(Percutaneous nephrolithotomy: PNL)、開腹・腹腔鏡下尿管腎切石術と多くの治療選択肢があります。本邦においては近年の医療機器と技術の進歩に伴い尿管鏡(内視鏡)を用いたTULが増加しており、TULは各施設において比較的導入し易く、良い手術術式であるが、各施設独自のやり方で手術を行っているのが現状であり、標準術式として確立していないだけでなく、手術合併症の種類、頻度も変化してきていると考えられます。本研究では、この上部尿路結石症疾患に対する経尿道的尿路結石砕石術の日本の現状を明らかにするため、過去の症例のデータを集積します。それは今後の手術術式の標準化に向けた基盤的なデータを構築することにつながります。 | |
研究内容: | ●対象となる患者さん 2017年4月1日から2019年3月31日までの3年間に長崎大学病院泌尿器科において上部尿路結石症に対して経尿道的尿路結石砕石術を施行し周術期合併症を発症した患者さん |
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●利用する情報 患者背景、画像検査の結果、尿管狭窄症に対する治療方法、入院期間日数、尿管ステント抜去時期、術後経過観察時期 本研究で利用する情報について詳しい内容をお知りになりたい方は下記の「問い合わせ」までご連絡ください。 |
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●研究の概要・方法 研究対象者の診療録からのデータ収集のみを行い、直接対象となる患者さんへ新たな調査を行いません。データの収集は、参加施設へ調査票(WORDファイルとEXCELファイル)を送付しデータを収集・入力し、データの受け渡しは、ファイルへパスワードを設定した上で原泌尿器科病院 泌尿器科へEmailにて送付します。 |
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問い合わせ先: | 【研究担当者】 氏名:大坪 亜紗斗(医員) 長崎大学病院 泌尿器科・腎移植外科 住所:長崎市坂本1丁目7番1号 電話:095(819)7340 FAX:095(819)7343 【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く) 苦情相談窓口:医療安全課 095(819)7616 受付時間:月~金 9:00~17:00(祝・祭日を除く) |
研究課題名: | 腎細胞癌患者における血管内皮幹細胞の臨床病理学的役割の検討 | |
所属(診療科等): | 長崎大学病院 泌尿器科・腎移植外科 | |
研究責任者: | 酒井 英樹 (教授) | |
研究機関: | この研究は長崎大学病院 泌尿器科・腎移植外科のみで実施します。 | |
研究期間: | 2020年6月16日~2024年3月31日 | |
研究目的と意義: | 本研究では、腎細胞癌患者における「血管内皮幹細胞」の臨床病理学的意義を検討します。腎癌患者の血液および癌組織に含まれる「血管内皮幹細胞」の有無とその量を評価し、それらの結果と、腎癌細胞の増殖や浸潤、さらには、腎癌患者の予後との関連を解析します。 本研究により得られた情報は、今後の腎細胞癌ひいては他の癌腫における、癌細胞の増殖・浸潤機構の解明や血管新生阻害薬のためのバイオマーカーや、従来とは異なる血管新生阻害を標的とした創薬へ利用できる可能性があります。 |
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研究内容: | ●対象となる患者さん 2008年4月1日~2020年3月31日の間に長崎大学病院泌尿器科・腎移植外科で腎腫瘍に対して根治的手術を行い病理組織学的に腎細胞癌と診断された患者さん。および、2020年6月16日~2023年3月31日に同じく腎細胞癌と診断された患者さん。 |
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●利用する情報/血液、腎癌組織、画像データ(CT、MRI、骨シンチ) ・患者背景:性別、生年月日 ・IMDCリスク分類(遠隔転移に対する全身治療を行った場合) ・治療経過 ・血液学的検査: ・血液生化学検査: ・画像検査(病期評価) ・病理組織診断結果 ・病理組織内血管内皮幹細胞評価:CD157陽性血管内皮細胞 本研究で利用する情報について詳しい内容をお知りになりたい方は下記の「問い合わせ」までご連絡ください。 |
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●研究の概要・方法 2008年4月1日~2020年3月31日の間に、長崎大学病院泌尿器科・腎移植外科で腎腫瘍に対して根治手術を施行され、同意を得られた腎細胞癌患者さんの当院に保管されている過去の病理組織標本を用い、癌組織における血管内皮幹細胞の有無や程度を調べます。 2020年6月16日以降に、当院で腎腫瘍に対し根治手術を施行され、同意を得られた腎細胞癌患者さんの新たな病理組織標本を用い、癌組織における血管内皮幹細胞の有無や程度を調べます。また、新たな穿刺はないものの余剰採血(10ccを最大で4回)を施行させていただきます。 同意を得られたすべての腎細胞癌患者さんの癌細胞の異型度、病期、最終観察日における予後との関連を調べます。 |
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問い合わせ先: | 【研究担当者】 氏名:松田 剛(医師) 長崎大学病院 泌尿器科・腎移植外科 住所:長崎市坂本1丁目7番1号 電話:095(819)7340 FAX:095(819)7343 【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く) 苦情相談窓口:医療安全課 095(819)7616 受付時間:月~金 9:00~17:00(祝・祭日を除く) |
研究課題名: | 腎細胞癌患者におけるInterleukinー18およびNatural killer cellの 臨床病理学的役割の検討 |
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所属(診療科等): | 長崎大学病院 泌尿器科・腎移植外科 | |
研究責任者: | 宮田 康好 (准教授) | |
研究機関: | 長崎大学病院泌尿器科・腎移植外科 | |
研究期間: | 2020年6月16日~2023年3月31日 | |
研究目的と意義: | 本研究では、腎細胞癌患者における「IL-18およびNK細胞」の臨床病理学的意義を検討します。腎癌患者の癌組織での「IL-18」および「NK細胞」の発現を定量化し、その結果と、腎癌細胞の増殖や浸潤、さらには腎癌患者の予後との関連を解析します。本研究により得られた情報は、今後の腎細胞癌ひいては他の癌腫における、癌細胞の増殖・浸潤機構の解明や病勢および治療効果判定のバイオマーカー、IL-18を標的とした創薬へ応用が期待できる可能性があります。 | |
研究内容: | ●対象となる患者さん 2008年 1月1日~2018年3月31日の間に、長崎大学病院泌尿器科・腎移植外科で腎腫瘍に対する根治的手術を行い、病理組織学的に腎細胞癌と診断された患者さん。 |
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●利用する情報/試料 ・患者さんの背景:性別、生年月日 ・IMDCリスク分類(遠隔転移に対する全身治療を行った場合) ・治療および術後経過 ・血液学的検査:白血球数・分類、Hb、血小板、PT、APTT ・血液生化学検査:Na、Ca、Cl、P、AST、ALT、ALP、γ‐GTP、LDH、BUN、Cre、総蛋白、Alb ・画像検査(病期評価):CT、MRI、骨シンチグラフィ ・病理組織診断結果 ・病理組織免疫組織学的評価:IL-18、CD16、CD56、CD57 本研究で利用する情報について詳しい内容をお知りになりたい方は下記の「問い合わせ」までご連絡ください。 |
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●研究の概要・方法 対象患者さんの摘出された腎臓に含まれる腎細胞癌組織使用させていただき、IL-18という物質を染色して発現の有無やその量を測定します。同様に、NK細胞という免疫に関わる細胞に関しても、発現している可能性のあるCD16やCD56、CD57といった表面抗原物質の発現の有無とその量を測定します。 |
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問い合わせ先: | 【研究担当者】 氏名:原田 淳樹(医師) 長崎大学病院 泌尿器科・腎移植外科 住所:長崎市坂本1丁目7番1号 電話:095(819)7340 FAX:095(819)7343 【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く) 苦情相談窓口:医療安全課 095(819)7616 受付時間:月~金 9:00~17:00(祝・祭日を除く) |
研究課題名: | 尿路結石に対するデータベースの構築 | |
所属(診療科等): | 長崎大学病院 泌尿器科・腎移植外科 | |
研究責任者(職名): | 酒井 英樹 (教授) | |
共同研究機関: | この研究は長崎大学病院のみで実施します。 | |
研究期間: | 2019年12月17日~2027年3月31日 | |
研究目的と意義: | 本研究の目的は、尿路結石の患者さんの背景、検査所見、理学所見などを用いてデータベースを構築し、統計学的に検証することです。 | |
研究内容: | ●対象となる患者さん 尿路結石の患者さんで、2010月1月1日から、2026年12月31日の間に、結石に対して、当院で入院治療されたあるいはする方を対象とします。 |
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●利用する情報 診断名、年齢、性別、身体所見、検査結果(血液検査、画像検査)など 本研究で利用する情報について詳細をお知りになりたい場合は下記のお問い合わせ先までご連絡ください。 |
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●研究方法 上記のカルテ情報を用いて、結石患者の背景や傾向、術前の栄養状態、手術時間、術後感染症などの様々な因子のデータを収集し、関連性を検討します。 |
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問い合わせ先: | 【研究担当者】 氏名:大坪 亜紗斗(医師) 長崎大学病院 泌尿器科・腎移植外科 住所:長崎市坂本1丁目7番1号 電話:095(819)7340 FAX:095(819)7343 【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く) 苦情相談窓口:医療安全課 095(819)7616 受付時間:月~金 9:00~17:00(祝・祭日を除く) |
研究課題名: | 腎癌のデータベース構築 | |
所属(診療科等): | 長崎大学病院 泌尿器科 | |
研究責任者(職名): | 大庭 康司郎 (病院准教授) | |
共同研究機関: | 長崎大学病院(代表施設) 氏名:大庭 康司郎 データは代表施設のみに送付され、他の共同機関では使用されません。本研究の共同研究機関をお知りになりたい場合は下記のお問い合わせ先までご連絡ください。 |
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研究期間: | 2018年10月16日~2024年12月31日 | |
研究目的と意義: | 腎細胞癌に対する検査や治療法、そして、治療効果や予後の予測において重要な情報を得るためのデータベースを、長崎大学病院とその関連施設において構築することが目的です。また、これらの診療情報から、大規模な集団における複雑な解析が可能となり、今後の腎細胞癌の診断方法や治療法の発展に重要な情報を提供し、生命予後や生活の質の向上に貢献したいと考えています。 | |
研究内容: | ●対象となる患者さん 2007年1月1日から、2024年12月31日の間に、長崎大学病院および研究共同施設において腎細胞癌と診断された方を対象とします。 |
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●利用する情報 ・生年月日、性別、腎細胞癌の診断時情報 ・検査結果(血液検査、尿検査、画像検査、病理学的検査) ・原発巣手術情報、転移情報 ・治療内容 ・転移巣切除術:実施日、臓器名 ・転帰情報 本研究で利用する情報について詳細をお知りになりたい場合は下記のお問い合わせ先までご連絡ください。 |
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●研究方法 上記のカルテ情報を用いて、データベースを作成します。 |
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問い合わせ先: | 【研究担当者】 氏名:大庭 康司郎(医師) 長崎大学病院 泌尿器科・腎移植外科 住所:長崎市坂本1丁目7番1号 電話:095(819)7340 FAX:095(819)7343 【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く) 苦情相談窓口:医療安全課 095(819)7616 受付時間:月~金 9:00~17:00(祝・祭日を除く) |
研究課題名: | 前立腺がん患者の診断時背景因子と初期治療および 治療経過に関する実態調査研究 |
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所属(診療科等): | 長崎大学病院 泌尿器科・腎移植外科 | |
研究責任者(職名): | 光成 健輔 (助教) | |
研究期間: | 2016年5月23日~2029年3月31日 | |
研究目的と意義: | 前立腺がんと病理組織学的に診断され、手術療法、放射線療法、内分泌療法、化学療法等が行われている患者さんを対象として、診断時の情報と治療選択との関連を明らかにする事を目的としています。 | |
研究内容: | ●対象となる患者さん 前立腺がんの患者さんで、平成28年1月1日から、平成30年12月31日の間に、初回治療を受けた方 |
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●利用する情報/試料 初診時年齢、初診時PSA、初診時病期、生検グリソンスコア、初回治療の内容および治療開始時PSA、治療によるPSAの最低値、治療継続期間、再発の有無、有害事象 |
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●研究方法 この研究は、特定非営利活動法人(NPO法人)J-CaP研究会(日本における前立腺がんの医師主導臨床研究組織)に参加している医療機関から患者さんの情報を集め、岡山大学で解析を行います。研究に使用する情報として、カルテから情報を抽出し使用させていただきますが、あなたの個人情報は削除し、個人情報などが漏洩しないようプライバシーの保護には細心の注意を払います。患者さんの情報は、J-CaP研究会が管理するサーバー上に症例登録サイトを準備し、ID・パスワードを用いて厳重に管理します。なお、保存した情報を用いて新たな研究を行う際は、J-CaP研究会のホームページに研究内容を掲示します。この調査研究の結果は,日本の前立腺がんの実態を明らかにし,国際比較をする際の基礎データになります。 |
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問い合わせ先: | 【研究担当者】 氏名:光成 健輔(医師) 長崎大学病院 泌尿器科・腎移植外科 住所:長崎市坂本1丁目7番1号 電話:095(819)7340 FAX:095(819)7343 【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く) 苦情相談窓口:医療安全課 095(819)7616 受付時間:月~金 9:00~17:00(祝・祭日を除く) |