研究者の方へ

責務・心構え
 研究対象者の生命、健康、プライバシー及び尊厳を守ることは、臨床研究に携わる研究者の責務です。
 そのため、臨床研究においては、研究対象者の福利に対する配慮が科学的及び社会的利益よりも優先され、研究対象者の人間の尊厳及び人権を守るとともに、研究者がより円滑に臨床研究を行うことができるように、「倫理指針」が定められています。この「倫理指針」は、世界医師会により『ヘルシンキ宣言』に示された倫理規範や我が国の個人情報の保護に係る議論等を踏まえ、また、個人情報の保護に関する法律(平成15年法律第57号)第八条の規定に基づき、臨床研究の実施に当たり、研究者が遵守すべき事項を定めたものとなっています。臨床研究が、社会の理解と協力を得て、一層社会に貢献するために、すべての臨床研究の関係者が、「倫理指針」に従って臨床研究に携わることが求められています。
 臨床研究を実施するにあたっては、インフォームド・コンセントを受け、研究対象者に生じるかもしれない健康被害の補償のために保険その他の措置を講じておくこと、臨床研究に関する倫理、必要な知識についての講習その他必要な教育を受けることなどが必要となります。重ねて、個人情報については安全な管理を行い、取り扱いに関する研究対象者等からの苦情・問い合わせには適切かつ迅速な対応に努めなければなりません。