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長崎大学病院薬剤部

TEL095-819-7248

address〒852-8501 長崎県長崎市坂本1-7-1

業務紹介Works&sections

調剤室

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皆様が当院の外来を受診される際に目にされる「薬剤部」の窓口が調剤室です。調剤室の業務は主に、入院患者さんのお薬を調剤する「入院調剤」、患者さんにお薬を正しく納得して服用していただくための「薬剤管理指導業務」などがあります。また、院内処方箋を受け取られた外来患者さんのお薬を調剤する「外来調剤」も行っています。その他にも、錠剤・カプセル剤、散剤 (粉薬)、水剤、点眼剤 (目薬) ・吸入剤・貼付剤 (シップ等) ・坐剤など数多くのお薬の在庫管理や使用期限管理も行っています。
当院では電子カルテが導入されているため、医師が入力した処方情報が自動的に調剤室に送信されます。薬剤師は医師が処方したお薬について、用法・用量が適正か、飲み合わせに問題がないかなどを確認し、患者さんに適切な処方がされるように調剤を行っています。医師の処方に対し、必要に応じて問い合わせを行うこともあります。また、休薬が必要なお薬に関しては、電子カルテを利用し、適切な投与スケジュールにてお薬が処方されているかを確認することで、有効かつ安全な薬物治療をサポートしています。
個々の患者さんに合わせてお薬を提供するために、小児や錠剤・カプセル剤が服用できない患者さんには錠剤の粉砕化を行ったり、アドヒアランス向上のために一包化も行っています。
当院では、電子カルテと連動した処方鑑査支援システムを構築し、コンピュータシステムを活用することで、調剤業務の効率化、正確性を高めた調剤を行っています。さらに調剤者と異なる薬剤師が最終確認を行い、複数の薬剤師の目で確認することで過誤防止に努めています。

お薬に関して不安や疑問に思われることがあれば、薬剤部の調剤受付窓口の「お薬の相談窓口」にお気軽に声をおかけ下さい。


注射薬室

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注射薬室では、注射薬調剤業務、手術部・集中治療室への薬品供給と管理、入院患者さんへの薬剤管理指導業務、薬学部学生及び研修生への教育等を6名の薬剤師と補助員1名で行っています。
長崎大学病院では、平成8年12月より処方および注射オーダーリングシステムの運用を開始しました。オーダーリングシステムとは、医師がコンピューターで処方を入力するとその処方内容が薬剤部や医事課へ送られ、調剤や会計が円滑に行えるシステムです。このオーダーリングシステムの運用に伴い全入院患者さんを対象とした注射薬の「一本渡し」を実施しています。注射薬の調剤方法には、病棟ごとに1日分の注射薬をまとめて払出す「箱渡し」方式と医師の処方箋に基づき一人一人の患者さんごとに注射薬をまとめてセットする「一本渡し」方式があり、当院では「一本渡し」を行っています。また、外来の患者さんが注射をされる場合は医師の処方と同時に注射薬を外来診察室へ送れるシステムを構築しています。その他、手術時に使用される注射薬を手術部へ供給し、管理を行っています。また、同様に集中治療室(ICU)に対しても薬品の供給・管理を行っています。


麻薬管理室

医療用麻薬は、全身麻酔手術時や手術後の痛み、がん疼痛、その他の激しい痛みに対して、また検査時の鎮静目的などで使用されます。麻薬管理室では、法令に基づき、購入から保管、払い出し、使用確認、残薬の処理まで病院内の医療用麻薬の管理を行いっています。また、激しい痛みの治療には、効きめが強い医療用麻薬の使用が必要です。麻薬と聞くと不安に思う方もいらっしゃるでしょうが、痛みのある人に適切に使用されれば安全で効果的なお薬です。医療用麻薬の適正使用に関する情報提供を行い痛みで苦しんでいる方の疼痛緩和に貢献していくことも麻薬管理室の業務になります。


薬品情報室

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主に医薬品が適正に使用されるように病院内、院外を問わず情報提供を行う部署です。
1.医薬品情報管理業務
医薬品は有効性と副作用を十分確認した上で発売されます。しかし発売後、多くの患者さんに使用されることにより、それまで分からなかった副作用が発見されたり、新しい効果が認められることがあります。多くの文献からこれらの情報を収集、整理して医師、看護師そして薬剤師に提供し、薬物療法が適正に行われるよう協力しています。
2.治験薬管理業務
薬品情報室では治験薬の管理業務も行っています。
治験薬に関しては臨床研究センターのHPを参照

当院では「妊娠と薬相談」を行っています。事前に「妊娠と薬情報センター(国立成育医療研究センター内)」への申し込みが必要です。申し込み後の受診予約方法はこちら


薬剤管理指導室

当院では各病棟に薬剤師を配置しています。
病棟で薬剤師は、患者さんに対して薬の効果・副作用、使用する理由、使用方法について説明をします。さらに、退院後のことを考えて必要なことを説明しています。さらに、薬の効果が得られているか、薬の使用に問題はないか、副作用がおこっていないか、飲み合わせに問題ないかなどを確認し、適切な薬物療法がおこなわれるように仕事をしています。また、病棟や外来に配置している薬剤の管理にも関与しています。
どんな薬を飲まれているか、おわかりですか?
飲みにくい薬や、薬について困ったことはありませんか?
薬を飲みだしてから、何か気になる症状はありませんか?
わからない薬があったり、薬で困ったことがありましたら、気軽に薬剤師をお呼びください。きっとお力になれるはずです。

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薬務管理室

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薬務管理室では下記の業務を行っております。
<医薬品管理業務>
医薬品の購入から使用まで、品質や経済性などを考慮し、医薬品を管理する業務を行っています。具体的には購入管理(在庫管理システムにおける医薬品マスタの登録および保守、各部署からの医薬品の請求の取りまとめ、発注、検収)、在庫管理(棚卸の準備・取りまとめ、日々の理論在庫の把握)、統計管理(ABC分析をはじめ医薬品の使用量や購入金額の変動や傾向に関する分析等)を行っています。
<後発医薬品検討>
厚生労働省が掲げる後発医薬品使用促進策に準じた後発医薬品の採用率向上および医薬品購入費削減を目的として、当院の採用薬について後発医薬品への切替を検討しています。
<薬剤部庶務全般>
業務の円滑な遂行のため、院内外の各部署との連携を図っています。
・外部機関および院内からのアンケート調査対応
・他施設、各種団体からの見学依頼に対する案内、説明
・薬学6年制長期実務実習および研修生の受け入れに関する対応
・職員の勤務体制の管理
・物品や備品の購入と管理および修理
・郵便物の受領および発送

     

製剤室

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製剤室では、主に次の4つの業務を行っています。
1.院内製剤の調製
「院内製剤」とは病院内で使用されるために特別に作成される薬剤の事です。市販の医薬品では治療上の特殊なニーズに対応できない場合があり、こういった場合に院内製剤を用いることがあります。院内製剤の使用にあたっては、病院内で科学的・倫理的な妥当性を十分に吟味します。また、実際に使用される前に患者さんに有効性および安全性を十分に説明し、患者さん自身が良く理解し同意された上で使用されます。
当院で取り扱う院内製剤の剤形は以下のように多岐にわたります。
・軟膏剤、点鼻・点耳剤、外用液剤、坐剤、注腸剤、外用散剤
・内用液剤
・注射剤、点眼剤
注射剤や点眼剤など無菌性が求められるものは、クリーンベンチなどの専用の設備を用いて無菌的に作成されます。


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2.化学療法の管理・無菌調製
抗がん薬は身体を構成する「細胞」に影響を及ぼすものが多く、投与を受ける患者さんの副作用への配慮と同時に、薬剤を取り扱う者への配慮も大変重要です。また血管内に直接投与される注射剤は無菌であることが求められます。そこで薬剤部では無菌性と調製者の安全性が担保される安全キャビネットを用いて抗がん薬の調製を行っています。また、調製の際には投与量や投与間隔のチェックを必ず行い、抗がん薬による治療が安全に正確に行えるように支援を行っています。
当院では平成19年8月に当院の外来化学療法室が設置されたのに伴い、抗がん薬等の無菌調製を始めました。現在では外来分のみならず、病院全体の抗がん薬が薬剤部で安全に調製されるように業務の拡大に取り組んでいます。
細胞毒性の高い抗がん薬の曝露を防ぐため、調製者は2重の手袋やガウン、活性炭マスクを装着し、安全キャビネットを用いて、安全かつ衛生的に調製を行います。また当院では調製支援システム(左側のコンピュータ)を採用しています。音声と画面の指示で正確な調製を確実に行っていきます。抗がん薬は1回あたりの投与量のほか、正しい投与間隔が守られているかのチェックも薬剤師の重要な役割です。過去のデータを参照しながら、投与ごとに確実にチェックを行っています。



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3.TPN(高カロリー輸液)の管理・無菌調製
TPNとはTotal Parenteral Nutritionの略で、食事が摂れない患者さんに十分な栄養を注射の形で補給する方法です。十分な栄養を投与するため、体の中心部にある太い静脈(中心静脈)から投与する必要があります。近年では必要な栄養素の大部分を含んだ便利なキット製剤が汎用されていますが、製剤室では既製品で対応しづらい疾患のTPNを医師から依頼を受け、無菌室内で無菌的に細心の注意を払って調製しています。また、依頼を受けたTPNが投与される患者さんに合っているか、組成のチェック、医師への情報提供も同時に行っています。調製は無菌室内でも特にクリーン度が高いスペースで調製作業を行っています



4.消毒剤の管理・供給
各病棟・診療科からの請求に応じ、アルコール製剤(ハイポエタノールなど)、消毒剤の原液や希釈液、洗浄用の生理食塩液、注射用水を供給しています。


薬品試験室

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主な業務は血液中薬物濃度測定、体内動態の解析です。また、薬についての研究も行っています。
薬物血中濃度モニタリング(Therapeutic Drug Monitoring:TDM)業務
TDMとは、薬物を安全かつ効果的に使用するために、薬物の血中濃度を測定して、個々の患者さんに適した投与量や投与スケジュールを決定することです。現在、薬品試験室では下記の10種類の薬剤についてTDM業務を行っています。

・免疫抑制剤:タクロリムス、シクロスポリン、ミコフェノール酸
・抗てんかん薬:フェニトイン、フェノバルビタール、カルバマゼピン、バルプロ酸
・グリコペプチド系抗生物質:バンコマイシン、テイコプラニン
・強心配糖体:ジゴキシン
・抗悪性腫瘍剤:メトトレキサート
試験研究業務
遺伝子の型と薬の効果および副作用発現との関係に関する研究などを行っています。


Depertment of Hospital Pharmacy Nagasaki University Hospital長崎大学病院薬剤部

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