全国有数の教育プログラムを持つ長崎大学病院で、未来の薬剤師に必要な高度な学力と技術を身につけませんか。 日本では医療機関の機能分化が進むとともに、医療と介護を連携させた地域包括ケアが推進されています。また、多種多様な医療スタッフが各々高い専門性を前提に、的確な医療を患者に提供するチーム医療がすべての医療機関や地域医療で進められています。限られた医療資源のなかで、医療の質や安全性を高める職能として薬剤師への期待が集まっています。
薬剤師も個別化の時代です。基礎的スキルを身につけるとともに独自の専門性を武器にチーム医療に貢献する必要があります。当院では入職初期より、調剤、注射薬調剤、抗がん剤調製の研修プログラムにより、薬剤師の基本的スキルの習得が可能です。カルテや検査値を見ながらの症例検討会やフィジカルアセスメント研修も充実しています。さらに、感染制御、緩和ケア、NST、がん薬物治療、救急医療、HIV感染薬物治療、糖尿病などの専門・認定薬剤師の人数も多く、早期体験学習のプログラムや専門教育のプログラムが発達しています。
充実した教育プログラムを持つ長崎大学病院で、これからの医療で求められる薬剤師になりましょう。
【メンティーの声】 ○相談してもいい人がいるという安心感があります。 ○長大出身者が多い中で、就職前にこのような制度があると知り、 知り合いもおらず不安も多かったですが、サポート体制を心強く感じました。 |
月刊薬事に取材されました!☞月刊薬事2016年1月号
【受講者の声】 ○2年目という早い段階で複数の専門領域がどのようなことを行っているか知ることができ、また自分ではこういうときにどうするか、よく考える機会になりました。 ○もともと興味のあった分野、なかった分野ともに活動内容を知り新しい考え方を学ぶことができ、自分の視野を広げる機会になりました。 |
【受講者の声】 ○日本語が話せない外国人の患者さんに接するときの気持ちの障壁が低くなった気がします。 ○外国人の患者さんへの薬剤管理指導を自ら進んでするようになりました。 ○業務以外の場でも、自分の大学病院特有の仕事内容を英語で説明できるようになり、コミュニケーションの幅が広がりました。 |
薬剤部では、毎月1回、薬剤管理指導を行った退院患者の指導・介入内容とそのポイントをまとめた症例報告、および指導中の患者について指導上の疑問点について、薬剤部全体で今後の指導方法や薬学的管理のポイントについて、意見を出し合う症例カンファレンスを実施しています。疑問に対しては、感染、がん、緩和、NST、HIV、糖尿病など様々な専門・認定薬剤師から専門的な意見が出され、高度な薬物治療管理の研鑽の場になっています。
新人セミナーは入職1年目から3年目までの薬剤師が参加対象です。指定された診療科に特有の処方を探し、その内容についてオブザーバーに相談しながら学習し、発表します。主に、処方内容を読み解く力を身につけることを目的としています。中堅セミナーは、入職4年目以降の薬剤師が、最新の情報を入手し、エビデンスに基づいたファーマシューティカルケアを行う力を身に付けるため、臨床試験の論文の読解・討議を行っています。
大学病院に勤務する我々には研究活動も求められます。
そのため当薬剤部では、研究経験豊富な職員が中心となり、若手職員の研究活動をサポートしています。
自分で導きだした研究成果が、学会発表や論文投稿を通じて、医療に貢献できることを体感できます。
チーム医療に貢献するために、薬剤師には高度な臨床能力と高い専門性が求められています。さらに、臨床におけるクリニカルクエスチョンを解決し、新しいエビデンスを創出できるpharmacist-scientistとしての役割も期待されています。長崎大学病院では、充実した教育プログラムのもと、臨床マインドと研究マインドがバランスよく共存した先進的薬剤師の育成を推進しています。
長崎大学病院 副薬剤部長・准教授 兒玉幸修
〒852-8501
長崎県長崎市坂本1-7-1
TEL 095-819-7248
FAX 095-819-7251