救急・国際医療支援室 組織図
国際医療支援への取り組み
【概要・目的】
グローバル化が叫ばれ始めて久しいですが、とりわけ医療分野においては世界の中では先進国と発展途上国の間の格差はいまだに大きく、日本も国際社会の一員として資金だけではなく多くの人材の派遣を求められています。しかし、国内における専門指向、言語の障壁、海外派遣に対して職場の理解を得られないなどの問題があり、医療者を現場から派遣することが難しいという現実があります。
医療資源の乏しい地域での医療は、領域横断的な幅広い知識と経験が必要になることが多く、救急医療と共通する部分があります。また、そうした地域での経験は国内の救急現場における診療能力の向上につながり、医学教育にも大変有益と考えられます。
当支援室では海外医療支援活動への参加を積極的に推進し、医療人材を派遣することにより途上国での経験を救急現場や医学教育に還元してもらうことを目標の一つとして掲げています。
グローバル化が叫ばれ始めて久しいですが、とりわけ医療分野においては世界の中では先進国と発展途上国の間の格差はいまだに大きく、日本も国際社会の一員として資金だけではなく多くの人材の派遣を求められています。しかし、国内における専門指向、言語の障壁、海外派遣に対して職場の理解を得られないなどの問題があり、医療者を現場から派遣することが難しいという現実があります。
医療資源の乏しい地域での医療は、領域横断的な幅広い知識と経験が必要になることが多く、救急医療と共通する部分があります。また、そうした地域での経験は国内の救急現場における診療能力の向上につながり、医学教育にも大変有益と考えられます。
当支援室では海外医療支援活動への参加を積極的に推進し、医療人材を派遣することにより途上国での経験を救急現場や医学教育に還元してもらうことを目標の一つとして掲げています。

海外医療研究活動実績(2022年~)
- 国境なき医師団:ケニア
- 国境なき医師団:スーダン
- フィリピン熱帯医学コース:講師参加
- フィリピンサンラザロ病院:基礎研究
- フィリピン東ビサヤ医療センター:臨床研究
- 長崎大学熱帯医学研究所:基礎研究
- 王立熱帯医学会年次総会:研究発表
- 国境なき医師団:バングラディシュ
- シエラレオネ(特定非営利活動法人 母と子の医療を世界に届ける会
)
その他
- MSF元理事
- ジャパンハート長期プロジェクト参加医師
- 国境なき医師団参加経験医師
- IGPC:特定非営利活動法人 母と子の医療を世界に届ける会
在籍中
看護師、薬剤師、その他医療スタッフ
国際医療支援に意欲・興味のあるスタッフを募集します
2024年4月から「救急・国際医療支援室」では、医師だけでなく、コメディカルスタッフ部門の国際医療支援に従事可能な雇用を開始しました。
雇用(所属)は「長崎大学病院 高度救命救急センター 救急・国際医療支援室」で、勤務先は「長崎みなとメディカルセンター」です。
(配属部署は、その時の医療スタッフの状況によります。)
雇用開始後6か月勤務した後、休職や退職することなく、海外活動に参加することができます(「派遣」の扱い)。ただし、他の同職種スタッフとの派遣期間が重ならないように調整が必要な場合があります。
帰国後は、救急・国際医療支援室所属のまま、長崎みなとメディカルセンターでの勤務が継続できる体制を整えています。原則、国際医療支援に従事した期間の3倍の期間、長崎みなとメディカルセンターにおける業務に従事していただきます。
海外活動としては、臨床以外でも、途上国での研究や学位の取得などもサポートいたします。具体的に海外勤務を予定しているが国内でのキャリアを中断したくない方、海外で働きたいが具体的な働き先が決まらない方など、どなたでもご相談ください。
例示(図)
雇用に関する詳細は、お気軽にお問い合せください。

【海外活動実績】
- 2024年 9月〜10月 フィリピン・サンラザロ病院(ジフテリア研究、助手)
- 2025年 6月〜 8月 フィリピン・サンラザロ病院(ジフテリア研究、助手)