患者さんへ

公開しなければいけない臨床研究 【 看護部 】
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臨床研究に関する情報公開について
 当院では、以下の臨床研究を実施しております。この研究は、通常の診療で得られた過去の記録をまとめることによって行います。このような研究は、国が定めた「臨床研究に関する指針」に基づき、対象となる患者さんのお一人ずつから直接同意を得るかわりに、研究の目的を含む研究の実施についての情報を公開することが必要とされております。
 利用する情報からは、お名前、住所など、直接同定できる個人情報は削除します。また、研究成果は学会や雑誌等で発表されますが、その際も個人を特定する情報は公表しません。
 ご自身の診療データを研究に使用してほしくないという場合や研究に関するお問い合わせなどがある場合は、以下の「問い合わせ先」へご照会ください。研究不参加を申し出られた場合でも、なんら不利益を受けることはありません。
  研究課題名: 整形外科病棟における褥瘡発生の現状分析と課題
  所 属: 対象診療科:長崎大学病院整形外科
  研究責任者: 浦川 ルミ子(看護師)
  研究期間: 平成25年5月~11月末
  研究目的と意義:  整形外科における術後の褥瘡発生要因、褥瘡発生患者の特性を明らかにすることを目的としています。今後の課題を見出すことで整形外科における褥瘡ケアの見直しを行い、褥瘡発生率の低下につながると考えられます。また、手術当日の安静臥床や、疼痛が強い患者に対する褥瘡予防策を確立のために役立つと考えられます。
  研究方法: ●対象となる患者さん
平成22年、23年度当院の整形外科病棟で褥瘡発生し、報告をした患者 約20名

●利用するカルテ情報
当院の整形外科病棟入院患者の基礎データ(ID、年齢、手術名、手術日、検査データ、マットレスの種類等)をカルテから抽出します。「褥瘡リスクアセスメント票・褥瘡予防治療計画書」「褥瘡経過評価表(DESIGN-R分類)」「褥瘡発生・転帰報告書」「日常生活自立度判定及び褥瘡危険因子評価」のデータに基づき、当病棟における術後の褥瘡発生の現状を把握します。
  問い合わせ先: 長崎大学病院 5階東病棟    担当看護師 浦川ルミ子
〒852-8501  長崎市坂本1丁目7番1号
TEL: 095(819)7393 FAX: 095(819)7879
  研究課題名: 周産期アウトカムに関する情報集積システムの構築
  所 属: 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科保健学専攻看護学講座
[対象診療科]長崎大学病院産婦人科
  研究責任者: 江藤 宏美 (教授)
  研究期間: 平成25年3月1日~平成26年3月31日
  研究目的と意義:  現在、我々の研究グループでは産科領域の妊娠から産褥、新生児にかけてのデータを収集し、その医療の傾向を記述することを目的に行っております。客観的なデータを示すことで現在の医療の現状を振り返り、ケアの質の向上へつなげることができるのではないかと考えています。
  研究方法: ●対象となる患者さん 
2007(平成19)年1月1日から2012(平成24)年12月31日の間に、長崎大学病院でお産をされた方

●利用するカルテ情報
主な項目は、年齢、初経産別、社会生物学的背景(身長、BMI等)、産科・産科以外の既往歴(経産婦の場合は産科異常の既往)、今回の妊娠中の異常(貧血、妊娠高血圧症候群:PIH、妊娠糖尿病:GDM、切迫早産等)、初回妊婦健診の時期および妊婦健診の回数、分娩時の状況(出生日時、週数、出生体重、アプガースコア、分娩体位、分娩所要時間、破水時間、分娩時出血、会陰裂傷、会陰切開、分娩時の異常等)とします。
データ収集用紙MS-Excel
  問い合わせ先: 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科保健学専攻看護学講座
リプロダクティブヘルス・国際看護学分野 教授 江藤宏美
〒852-8520 長崎市坂本1丁目7番1号
TEL: 095(819)7922 FAX: 095(819)7922
メールアドレス:heto@nagasaki-u.ac.jp