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AirMac Base Station の設定法

医療情報部 山野辺 裕二


  院内の学内ネットワーク(NU-Net)のIPアドレスの一部を11月から自動設定にしていますが、2000年11月13日の午後から14日の午前にかけて、133.45.184.Xのアドレス系列で、10.1.0.12といったアドレスに設定されたり、ネットワークに接続できないといった事故が発生しました。
 これは、ある医局の無線ネットワーク機器(AirMac ベースステーション)が、ネットワークに接続した他の機器に勝手なIPアドレスを割り当てていたためでした。14日昼までにこの不適切な設定を修正することで復旧しました。
 ここでは正しい設定法を紹介します。



重要なのは、Ethernet上のIPアドレスを使用可能にしないことです。

AirMacベースステーションの管理ユーティリティでベースステーションの設定画面に入ります。
「ネットワーク」タブを選択すると、以下の画面になります。この画面で、「Ethernet上のIPアドレスを使用可能にする」のチェックをしないようにしてください。




ちなみに、IPアドレスの設定は「インターネット」のタブで行います。ここではTCP/IPの設定は「手入力」とします。医療情報室からもらった固定IPアドレスを記入してください。

おまけ IPアドレスをDHCP取得にした場合の結果
IPアドレス Ethernet上のIPアドレス利用 外部へプライベートアドレス割り当て インターネット接続
固定 不可能 なし 可能
固定 可能(設定禁 あり 可能
DHCPから取得 不可能 なし 不可能
DHCPから取得 可能(設定禁 あり 可能

作成日 2000/11/15

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