アイランドナース 対馬病院

"富崎優真"
令和6年度より、アイランドナース事業は、離島の病院を自分で選べる選択制となり、長崎大学病院から対馬病院への出向は初めてとなります。
私が何故、対馬病院を選んだのかというのは、元々、離島・地域医療に興味関心があり、大学病院ではない、自分が足を踏み入れたことのない環境で一から自分を見つめ直したいと思い応募し、現在に至ります。
対馬は南北に長い、全国でも上位に入る面積を持つ離島です。大きい故に車社会で移動手段には自動車は欠かせないものとなっています。
私はそんな対馬で、HCU的病床で勤務をしていますが、重症管理の他にもER的役割も担っており、忙しい日々も多いですが、みんなで協力し合いながら日々頑張っています。



仕事以外では地域の活動に参加し、祭りの神輿担ぎや救護のボランティア、舟グローという立ち漕ぎ和船の速さを競う大会などへの参加をさせてもらい、対馬の皆さんの温かさを日々、実感しているところです。



プライベートでは、病院や地域のバレーや国境マラソン、1人時間は対馬で始めた魚釣りも自分の中でリフレッシュできる時間となっており、非常に充実した毎日を送っています。
離島医療は大学病院ではできない地域に密着した働き方ができ、得る物も考えさせられる事も多くあります。残り約半年の任期となりましたが、出来るだけ多くのことを吸収できたらと思っています。