看護体制(PNS)
当院では、平成24年度よりパートナーシップ・ナーシング・システム(以下PNS)を、導入しました。
PNSとは、看護師ふたりがパートナーとなり、看護業務を一緒に実践し、看護師個々をパートナーやチームメンバーで補完、協力し合い、患者さんに必要な看護ケアを効果的に提供できる看護体制です。
副看護師長を中心としたチームの中で、個々が対等な立場で、互いの特性を生かすといったパートナーシップ(協力体制・協働・連携)が基盤となります。
従来、看護師が1人で検温やケアを行っていた自己完結の看護から、パートナーと一緒に業務を行う二人三脚の看護への大きな変革です。
新人看護職員は、先輩看護師と一緒に患者さんのケアを実践し、患者さんやご家族への説明や対応もその場で学ぶことができ、キャリアアップに繋がります。
PNSにより、看護師が相互研鑽しながら自律性を発揮することで、患者さんやご家族から安心と信頼を得られる質の高い看護の提供を目指しています。