看護研究支援

看護研究支援委員会

 臨床の現場での「看護実践の、あれ⁈ これは⁈」を明確にすることや「看護研究してみたいな」の背中を押すために、看護研究支援委員会を中心にサポート体制を整えています。 看護研究支援委員会の委員は副看護部長・看護師長・専門看護師・大学院修士課程・博士課程修了者等で構成されています。加えて、病院の臨床研究センター、本学保健学科とも協力し看護師の研究してみたい!を支援します。


看研カフェ

 看護研究に敷居の高さを感じている職員も多いため、それを払拭するため「看研カフェ」と称して、気軽に研究の相談ができる場を提供しています。 専門看護師や本学保健学科教員、大学院の修士課程や博士課程での研究経験を持つ看護師等が準備や運営を担っています。「お茶しながら」でもオッケー!の和気あいあいと看護研究について話せる場となっています。 この場の相談がきっかけとなり、職員が取り組む研究を本学保健学科教員や専門看護師がサポートする「リサーチロード」へ発展していくこともあります。

 看研カフェは月に1回開催されています。保健学科の看護教員は看護実践科学分野、リプロダクティブヘルス分野、公衆衛生看護学分野の3分野で構成されており、分野が重ならないように2名体制で参加させていただいています。 「研究をどのように進めたらいい?」「研究の具体的な方法について」など、看護師の皆様の研究がより良い方向に進んでいくよう一緒に考え、サポートをしています。 日々の患者さんへの看護ケアはまさしく、看護研究の「宝庫」です。日ごろ行っている看護ケアについて、現状を知り見直すことで患者さんへより良いケアを提供できます。 エビデンス(根拠)のある看護ケアを探究するために「看護研究」はとても大切です。

医歯薬学総合研究科 保健学専攻
リプロダクティブヘルス分野准教授
永橋美幸


リサーチロード

 長崎大学医学部保健学科看護学専攻の教員や本院の専門看護師が担当者となり看護研究に関するアドバイスを行いながら看護研究の一連の流れを支援する制度です。 看護研究のテーマの明確化、研究計画書の作成や見直し等研究プロセスにおける様々な助言を受けることができ、学会発表や論文投稿まで担当者からの支援が得られます。