患者さん・一般の方へ

臨床研究に関する情報公開(オプトアウト) 【 第一内科 】
 下記の研究は、通常の診療で得られた診療情報をまとめたり、当院に保管してある検体(血液検体や病理標本等)を用いたりして行います。このような研究は、国が定めた倫理指針に基づき、対象となる患者さんのお一人ずつから直接同意を得るかわりに、研究の目的を含む研究の実施についての情報を公開し、さらに患者さんが利用について拒否できる機会を保障することが必要とされています。
* 利用する情報や検体からは、お名前、住所など、直接同定できる個人情報は削除します。
また、研究成果は学会や雑誌等で発表されますが、その際も個人を特定する情報は公表しません。
* 研究のためにご自身の情報が使用されることを望まれない方は各研究の「問い合わせ先」へご連絡ください。その際は研究データの中からあなたの情報を削除いたします。ただし、問い合わせの時期や取り扱う情報によっては申し出に対応できない場合がございます。予めご了承ください。
* 情報利用の拒否を申し出ても不利益を受けることはありません。
* 研究に関する情報をお知りになりたい場合は、他の患者さんの個人情報や研究全体に支障となる事項以外はお知らせすることができます。お知りになりたい方は各研究の「問い合わせ先」へご連絡ください。
研究課題名 研究責任者
関節リウマチ患者に対するフィルゴチニブの有効性・安全性に関する多施設共同後ろ 向き観察研究PDF 清水 俊匡
未診断重症疾患の鑑別バイオマーカーの探索PDF 川上 純
甲状腺視神経症患者の診療実態に関する調査研究PDF 堀江 一郎
放射性ヨウ素内用療法抵抗性分化型甲状腺癌に対するレンバチニブ使用症例
予後の検討
PDF
堀江 一郎
遺伝的リスク因子の疾患横断的解析PDF 梅田 雅孝
ベーチェット病の治療標的蛋白質の同定を試みる研究PDF 川上 純
炎症性筋疾患における筋障害、臓器病変と重症度に関連するバイオマーカーの探索PDF 川上 純
自己炎症性疾患の病態における免疫老化の意義を明らかにする研究PDF 古賀 智裕
学際的アプローチによるサイトカインストームの分類PDF 古賀 智裕
サイトカインストームを分類し、最適な分子標的を解明する学際的研究PDF
COVID-19mRNAワクチン接種開始前後でのANCA関連血管炎の新規発症・再燃に関する検討PDF 梅田 雅孝
SARS-CoV2ワクチン接種後に生じたリウマチ性疾患についての全国調査PDF 梅田 雅孝
全身性エリテマトーデス患者におけるアニフロルマブの有効性及び安全性の検討PDF 梅田 雅孝
遺伝性疾患診断のための網羅的解析およびバイオマーカー探索研究PDF 川上 純
抗MDA5抗体陽性皮膚筋炎患者における臨床経過および死亡リスク因子の解析PDF 川上 純
メタロプロテイナーゼ/ホスホリパーゼがIgG4関連疾患の病態形成に果たす役割を解明する研究PDF 梅田 雅孝
ゲノム解析時代における不明熱診療に関する記述的研究PDF 梅田 雅孝
抗HTLV-1抗体陽性シェーグレン症候群唾液腺浸潤リンパ球のThバランス解析PDF 川上 純
1型糖尿病におけるイプラグリフロジン補助療法による腎機能変化の検討PDF 堀江 一郎
メタロプロテイナーゼが全身性エリテマトーデスの病態形成に果たす役割を解明する研究PDF 川上 純
サイトカインストームを分類し、最適な分子標的を解明する学際的研究PDF 古賀 智裕
全身性強皮症レジストリを用いた臓器障害の罹患率及び死亡率、進行性線維化を伴う間質性肺疾患の頻度に関する研究PDF 川上 純
家族性地中海熱の診断率向上に向けた人工知能診断システムの開発のための観察研究PDF 川上 純
キャッスルマン病、TAFRO症候群、類縁疾患の診療ガイドラインの策定や更なる改良に向けた国際的な総意形成を踏まえた調査研究PDF 川上 純
統合レジストリによる多発性筋炎/皮膚筋炎関連間質性肺疾患の個別化医療基盤の構築PDF 川上 純
  研究課題名: 高度肥満症に対する腹腔鏡下スリーブ状胃切除術が
骨密度・骨微細構造に与える影響に関する研究
(第二世代高解像度末梢骨用定量的CT(HR-pQCT)を用いた検討)
  所属(診療科等): 長崎大学病院 内分泌・代謝内科
  研究責任者: 中嶋 遥美 (助教)
  研究機関: この研究は長崎大学病院 内分泌・代謝内科、整形外科、胃・食道外科、総合診療科で実施します。
  研究期間: 2021年10月26日~2030年6月30日
  研究目的と意義: 高度肥満症における肥満外科手術は、減量に加え、肥満関連健康障害、生命予後を改善しますが、術後に骨折リスクが増加する可能性が懸念されています。本研究では、高解像度CTであるHR-pQCTを用いて、高度肥満症患者さんの骨微細構造を解析し、健常者と比較することで高度肥満症患者の骨微細構造の特徴を明らかにします。また、肥満外科治療あるいは内科的治療による減量で、患者さんの骨がどのように変化するかを調べます。さらに血清学的なマーカーを評価することで、高度肥満症における骨質劣化のメカニズムの解明につながる可能性があります。高度肥満症の患者さんの治療前後の骨の状態を知ることは、骨折リスクの早期発見・早期治療と、治療法の選択に重要な情報となります。
  研究内容: ●対象となる患者さん
1)BMI≧32.5kg/m2の肥満症で保険診療の肥満外科手術適応基準を満たし、当院で肥満外科手術施行予定の患者さん。
2)BMI≧32.5kg/m2の肥満症で保険診療の肥満外科手術適応基準を満たすが、外科手術を希望されず、内科的治療の継続を希望する患者さん。
3)健常人の方:長崎大学病院整形外科の臨床研究「原発性骨粗鬆症の病態解析:HR-pQCTによる骨微細構造の加齢・骨粗鬆症変化の横断・縦断調査」に参加された方の中から60名分のデータを、比較のために使用させていただきます。
●利用する情報/試料(検体)
高解像度CT(HR-pQCT)、骨密度検査、血液尿検査、患者背景情報
本研究で利用する情報について詳しい内容をお知りになりたい方は下記の「問い合わせ」までご連絡ください。
●研究の概要・方法
高度肥満症の患者さんと健常人の方の高解像度CT、骨密度検査、血液尿検査、患者背景情報のデータを比較します。
  問い合わせ先: 【研究担当者】
 氏名:中嶋 遥美(医師) 長崎大学病院 内分泌・代謝内科
 住所:長崎市坂本1丁目7番1号
 電話:095(819)7262  FAX 095(849)7270
【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く)
 苦情相談窓口:医療安全課 095(819)7616
 受付時間:月~金 9:00~17:00(祝・祭日を除く)
  研究課題名: 全身性強皮症および進行性線維化を伴う間質性肺疾患に対する
ニンテダニブの安全性・有効性に関する観察研究
  所属(診療科等): 長崎大学病院 リウマチ・膠原病内科
  研究責任者: 岩本 直樹
  研究機関: 長崎大学病院、長崎医療センター、長崎原爆病院、長崎北病院、佐世保中央病院、佐世保医療センター、諫早総合病院
  研究期間: 2021年10月19日~2025年3月31日
  研究目的と意義: *目的 全身性強皮症の患者さんおよび進行性肺線維化を伴う間質性肺炎の患者さんにおいて実際の日常の診療におけるニンテダニブ(オフェブ®)の全身性強皮症および進行性肺線維化を伴う間質性肺疾患に対する有効性(肺疾患進行の抑制)および安全性(有害事象の発現)に関連する要因を探索し、明らかにすることを目的にします。
*意義 この研究により実際の診療においてニンテダニブのより適切な使用方法が明らかとなる可能性があります。
  研究内容: ●対象となる患者さん
全身性強皮症と診断され2019年12月1日~2021年8月31日の間にニンテダニブを投与されている患者さんもしくは進行性線維化を伴う間質性肺疾患と診断され、同期間にニンテダニブを投与されている患者さんが対象となります。
●利用する情報
1)全身性強皮症患者を対象とした収集項目
①患者基本情報:年齢、性別、既往歴、併存合併症、家族歴、他疾患治療歴、診断年月日
②疾患治療情報:全身性強皮症にかかわる薬剤治療歴をはじめとした治療情報
③臨床症状;息切れ、皮膚潰瘍、皮膚硬化、レイノー現象の有無など
④血液検査値
⑤画像検査;CT(間質性肺陰影の推移)、XP(間質性肺陰影の推移)、心エコー(推定肺動脈圧の程度)、心電図(不整脈の有無)、上部下部消化管内視鏡(逆流性食道炎の有無、血管拡張の有無)
⑥心臓カテーテル検査:肺動脈圧
⑦呼吸機能検査;VC、FVC、FEV1.0、DLCO
⑧治療経過
⑨有害事象の有無;検査異常値および下痢、腹痛、嘔吐、湿疹など臨床症状

2)進行性線維化を伴う間質性肺疾患患者を対象とした収集項目
①患者基本情報:年齢、性別、既往歴、併存合併症、家族歴、他疾患治療歴
②原疾患情報:原疾患の診断名、診断日、罹患臓器病変、疾患活動性
③疾患治療情報:原疾患にかかわる薬剤治療歴、罹病期間
④血液検査値
⑤画像検査;CT(間質性肺陰影の推移)、XP(間質性肺陰影の推移)、心エコー(推定肺動脈圧の程度)、心電図(不整脈の有無)、上部下部消化管内視鏡(逆流性食道炎の有無、血管拡張の有無)
⑥呼吸機能検査;VC、FVC、FEV1.0、DLCO
⑦治療経過
⑧有害事象の有無;検査異常値(肝機能、腎機能、電解質、炎症反応、血球)および下痢、腹痛、嘔吐、湿疹など臨床症状

本研究で利用する情報について詳しい内容をお知りになりたい方は下記の「問い合わせ先」までご連絡ください。
●研究の概要・方法
上記のカルテ情報を用いて、ニンテダニブ投与後の呼吸機能の推移などの臨床データおよび有害事象の発現を後ろ向きに評価することにより、ニンテダニブの肺疾患進行抑制効果および有害事象の発現率およびそれらに関連する因子について解析します。
  問い合わせ先: 【研究担当者】
 氏名:岩本 直樹(医師) 長崎大学病院 リウマチ・膠原病内科
 住所:長崎市坂本1丁目7番1号
 電話:095(819)7262  FAX 095(849)7270
【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く)
 苦情相談窓口:医療安全課 095(819)7616
 受付時間:月~金 9:00~17:00(祝・祭日を除く)
  研究課題名: COVID-19流行期前後における
ANCA関連血管炎の臨床像に関するコホート研究
  所属(診療科等): 長崎大学病院 リウマチ・膠原病内科
  研究責任者: 一瀬 邦弘 
  研究機関: ≪研究代表機関≫
京都府立医科大学免疫内科 :川人 豊
≪共同研究機関≫
長崎大学病院 リウマチ膠原病内科:一瀬 邦弘
その他、全国の約25施設で実施しています。
詳しい研究機関についてお知りになりたい方は下記の「問い合わせ先」までご連絡ください。
  研究期間: 2021年7月13日~2024年12月31日
  研究目的と意義: 膠原病の一つであるANCA関連血管炎には顕微鏡的多発血管炎・多発血管炎性肉芽腫症・好酸球性多発血管炎性肉芽腫症という3つの疾患があります。発症初期にしっかりと治療(ステロイドと免疫抑制薬)を行うことで良好な改善が得られますが、それとともに免疫力が低下するため感染症などの合併症が問題なとなります。COVID-19が流行してる今、治療による免疫力低下により感染のリスクが上昇するのではないかということが懸念されています。仮に関係があるのであればその流行にあわせて治療を弱めるなどの対応が必要ですが、その流行状況は国によって異なり、また現在のところこの3つの疾患への治療とCOVID-19発症の関係は明らかになっていません。幸いにもわが国では米国や欧州と比較してその流行は抑えられていますが、それらの国では実際に治療を受けられた方の感染も報告されています。米国(代表:ジョンスホプキンスクリニック)や欧州(代表:オーストリア・インスブルッグ医科大学)の研究機関と共同して、各国ごとにこの疾患の治療状況、予後を調査し比較することで今の時代に最適な治療選択を探ることが本研究の主たる目的になります。
  研究内容: ●対象となる患者さん
2017年1月1日から2023年3月31日までの間に、長崎大学病院 リウマチ・膠原病内科でANCA関連血管炎(顕微鏡的多発血管炎・多発血管炎性肉芽腫症・好酸球性多発血管炎性肉芽腫症)の発症あるいは再燃に対して診療を受けられた、20歳以上の方(性別は問いません)。
●利用する情報
取得する情報:診療録(カルテ)から得られる病歴、血液検査やレントゲン写真などの検査所見
試料・情報の保存および二次利用について
カルテから抽出した情報はこの研究のために使用し結果を発表したあとは、京都府立医科大学免疫内科学教室にて、10年間保存させていただいた後、研究用の番号等を削除し、廃棄します。将来新たな研究を行う際の貴重な試料や情報として、前述の保管期間を超えて保管し、新たな研究を行う際の貴重な試料・情報として利用させていただきたいと思います。新たな研究を行う際にはあらためてその研究計画を医学倫理審査委員会で審査し承認を得ます。 本研究で利用する情報について詳しい内容をお知りになりたい方は下記の「問い合わせ先」までご連絡ください。
●研究の概要・方法
この研究では、COVID-19の流行期における、各国でのANCA関連血管炎の発症状況、治療内容などについて情報を収集し、その違いを明らかにすることで流行状況に応じた適切な治療を見出すことを主な目的としています。また、COVID-19の流行前後の平時における疾患の発症や治療内容など、COVID-19に関わらない各国ごとの臨床像や治療内容の違い、本邦の特徴についても検証します。収集する情報は発症年月日や合併症などの患者さんの背景・血液尿検査・治療内容などで、定められた期間に発症あるいは再燃した患者さんの調査を行います。
得られたデータは国内(京都府立医科大学免疫内科学教室)および海外の共同研究機関(米国ジョンスホプキンスクリニックおよびオーストリア・インスブルッグ医科大学)へ送付されます。氏名、住所などの患者さんを直ちに特定できる情報は削除し、匿名化されたデータのみを電子データ収集システム(EDC)"Viedoc")もしくはスプレッドシートにて提供させていただきます。
  問い合わせ先: 【研究担当者】
 氏名:一瀬 邦弘 長崎大学病院 リウマチ・膠原病内科
 住所:長崎市坂本1丁目7番1号
 電話:095(819)7262  FAX 095(849)7270
【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く)
 苦情相談窓口:医療安全課 095(819)7616
 受付時間:月~金 9:00~17:00(祝・祭日を除く)
  研究課題名: 好酸球性多発血管炎性肉芽腫症患者における
メポリズマブの有効性及び安全性の検討
  所属(診療科等): 長崎大学病院 リウマチ・膠原病内科
  研究責任者: 福井 翔一 (助教)
  研究機関: 本研究は長崎大学病院 リウマチ・膠原病内科を中心に県内約8施設で実施します。
詳しい研究機関についてお知りになりたい方は下記の「問い合わせ先」までご連絡ください。
  研究期間: 2021年6月22日~2026年3月31日
  研究目的と意義: 好酸球性多発血管炎性肉芽腫症 (EGPA)患者さんに対するメポリズマブ(商品名:ヌーカラ)の有効性と安全性を検討します。本研究により、EGPA患者さんにおける、メポリズマブの治療効果および副作用出現の予測因子を明確にして、適切な薬剤選択及び副作用を未然に防ぐための指標を作ることが期待されます。
  研究内容: ●対象となる患者さん
・2016年6月7日(メポリズマブ発売日)~2024年9月30日の間に長崎大学病院リウマチ膠原病内科にてEGPAと診断された方
・対象期間中に年齢が20歳以上の方 
●利用する情報
診断名、年齢、性別、身体所見、検査結果(血液検査、画像検査、病理検査)、治療方法、臨床イベント、治療経過
本研究で利用する情報について詳しい内容をお知りになりたい方は下記の「問い合わせ先」までご連絡ください。
●研究の概要・方法
上記のカルテ情報を用いて、メポリズマブの有効性と安全性についてデータ解析を行います。
  問い合わせ先: 【研究担当者】
 氏名:福井 翔一(医師) 長崎大学病院 リウマチ・膠原病内科
 住所:長崎市坂本1丁目7番1号
 電話:095(819)7262  FAX 095(849)7270
【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く)
 苦情相談窓口:医療安全課 095(819)7616
 受付時間:月~金 9:00~17:00(祝・祭日を除く)
  研究課題名: 全身性エリテマトーデス患者の疾患レジストリー構築
  所属(診療科等): 長崎大学病院 リウマチ・膠原病内科
  研究責任者: 一瀬 邦弘 (講師)
  研究機関: ≪研究代表機関≫
昭和大学医学部内科学講座リウマチ膠原病内科学部門:矢嶋宣幸
≪共同研究機関≫
長崎大学病院 リウマチ・膠原病内科:一瀬邦弘
その他、全国約14施設で実施しています。
詳しい研究機関についてお知りになりたい方は下記の「問い合わせ先」までご連絡ください。
  研究期間: 2018年6月19日~2025年12月31日
  研究目的と意義: 全身性エリテマトーデス(SLE)は、多臓器に影響する自己免疫性疾患です。主に若年女性に発症し、広範な症状を伴います。多くの研究が世界的に行われていますが、残念ながら今のところはその原因は分かっていません。SLEは腎臓障害、中枢神経病変、心臓病変、肺病変、血管炎など様々な症状を呈する病気ですが、どのような方に上記の症状が起こりやすいかを調べるためには多くの患者さんのご協力のもと大規模な研究が必要です。この研究の目的は、全身性エリテマトーデスの患者さんのデータベースを作成することです。全身性エリテマトーデスの領域にて新しい知見を見出し、患者さんの予後などに貢献させていただけると考えています。
  研究内容: ●対象となる患者さん
・全国各参加施設での「全身性エリテマトーデス患者の疾患レジストリ構築」に登録されている患者さんで下記の条件を満たす方
・対象期間中に年齢が20歳以上の方
・性別は不問
・SLEの診断基準を満たす方であれば、混合性結合組織病・オーバーラップ症候群と診断されている患者さんも含みます
・対象には外国人の方も含みます
●利用する情報/試料
患者登録時
患者特性:年齢、性別、身長、体重
登録1年後、2年後、3年後、最終観察時
飲酒、喫煙歴、血圧、血液学的検査、血液生化学検査、尿検査、尿沈渣、全身性エリテマトーデス関連血液検査、予後、合併症、有害事象、疾患活動性、治療、妊娠出産歴、ステロイド量の推移、PRO-CTCAEなど 本研究で利用する情報について詳しい内容をお知りになりたい方は下記の「問い合わせ先」までご連絡ください。
●研究の概要・方法
レジストリに登録された患者さんの情報を昭和大学より提供を受けて実施します。
診療記録から診断名、年齢、性別、身体所見、検査結果(血液検査、画像検査、病理検査)、治療方法、治療経過、PRO-CTCAEなどを調査し、その原因などについて研究いたします。
  問い合わせ先: 【研究担当者】
 氏名:一瀬 邦弘(医師) 長崎大学病院 リウマチ・膠原病内科
 住所:長崎市坂本1丁目7番1号
 電話:095(819)7262  FAX 095(849)7270
【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く)
 苦情相談窓口:医療安全課 095(819)7616
 受付時間:月~金 9:00~17:00(祝・祭日を除く)
  研究課題名: 我が国における1型糖尿病の実態の解析に基づく
適正治療の開発に関する研究
  所属(診療科等): 長崎大学病院 内分泌・代謝内科
  研究責任者: 堀江 一郎 (講師)
  研究機関: ≪研究代表機関≫
一般社団法人 日本糖尿病学会 研究責任者  氏名:島田 朗
≪共同研究機関≫
長崎大学病院 内分泌代謝内科を含め、全国約700施設で実施しています。
詳しい研究機関についてお知りになりたい方は下記の「問い合わせ先」までご連絡ください。
  研究期間: 2020年12月22日~2023年3月31日
  研究目的と意義: 長崎大学病院を含む、全国の日本糖尿病学会認定教育施設に通院されている1型糖尿病患者さんについて、以下の項目をカルテより収集し、日本糖尿病学会のデータベースに登録します。また既に、長崎大学病院も参加しているJ-DREAMS事業(診療録直結型全国糖尿病データベース事業)に登録された1型糖尿病患者さんを対象に、治療の実態に関する調査研究を実施します。
  研究内容: ●対象となる患者さん
1型糖尿病の患者さんで、2019年11月1日から、2019年12月31日の間に、内分泌代謝内科および糖尿病診療支援センターの受診歴のある方を対象とします。
●利用する情報
電子カルテ上に記載・登録された以下の項目。
[必須項目]
年齢、性別、BMI、1型糖尿病の病型(劇症、急性発症、緩徐進行)、免疫チェックポイント阻害薬投与歴、発症年齢(緩徐進行は診断時年齢)、発症(もしくは診断)年、インスリン治療期間、発症(もしくは診断時)のHbA1c、現在のHbA1c、膵島関連自己抗体(GAD抗体、IA-2抗体(緩徐進行については、進行予知、病勢評価目的))、内因性インスリン分泌能(C-ペプチド)、ケトーシスの有無、ケトアシドーシスの有無、重症・無自覚性低血糖の有無、自己免疫性甲状腺疾患の有無(バセドウ病、橋本病など)、血管合併症の有無(網膜症、腎症、神経障害、大血管症、足病変など)、悪性腫瘍合併の有無、家族歴(1型糖尿病の有無)
治療 インスリン(MDI、CSII)、以下の薬剤の有無(SGLT2阻害薬、ビグアナイド薬、DPP4阻害薬、GLP−1受容体作動薬、αグルコシダーゼ阻害薬、その他の糖尿病薬)、膵(島)移植の有無、血糖モニターの種類、CGMあるいはiCGM使用の有無、応用カーボカウント実施の有無、医療費補助など
[任意項目]
BMI、家族歴(2型糖尿病、その他の糖尿病の有無)、CGM、iCGMなどによる血糖変動指標など
本研究で利用する情報について詳細をお知りになりたい場合は下記のお問い合わせ先までご連絡ください。
●研究の概要・方法
患者さん自身に行っていただく事項はございません。診療を通じて収集した情報を、1回のみデータベースに登録させていただきます。収集したデータは誰のデータか分からなくした上で(匿名化といいます)、日本糖尿病学会のデータセンターに送られ、糖尿病についての実態調査を行います。
  問い合わせ先: 【研究担当者】
 氏名:堀江 一郎(医師)  長崎大学病院 内分泌・代謝内科
 住所:長崎市坂本1丁目7番1号
 電話:095(819)7262  FAX 095(849)7270
【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く)
 苦情相談窓口:医療安全課 095(819)7616
 受付時間:月~金 9:00~17:00(祝・祭日を除く)
  研究課題名: ヒト免疫老化機序の解明とその機序に基づいた新規免疫療法の研究
  所属(診療科等): 長崎大学 医学部 病理学
  研究責任者: 森 亮一 (准教授)
  研究機関: この研究は長崎大学医学部病理学のみで実施します。
  研究期間: 2020年11月17日~2024年12月31日
  研究目的と意義: 長崎県島嶼部では高齢者比率が高く、全国的に進行している高齢化を10年程度先取りした人口動態を構築していると予想されています。したがって、健康長寿社会の実現は、長崎県民の期待に応えるためにも長崎大学の大きな使命と考えています。
インフラマソームは自然免疫細胞を中心に発現し、感染や傷害シグナルに応答して炎症惹起を制御する細胞内の分子複合体です。家族性地中海熱は、インフラマソームの働きを抑えるパイリンの異常で発症する自己炎症性疾患で、発症年齢が若い症例と高齢発症の症例では臨床症状に差が生じます。その原因として年齢依存的なインフラマソームの変化が関与していると考えられますが、未だ分子メカニズムは明らかではありません。そこで本研究では、年齢依存的に臨床病態が異なる家族性地中海熱の分子メカニズム解明について、インフラマソームの機能解析を中心として取り組むに至りました。
本研究成果は、免疫老化を主体とした上記疾患の早期診断、早期治療により患者の予後を改善させうることが期待されます。病態解明においても本研究は大きな意義をもち、更には今後の治療方針の決定にも役立つ可能性があります。
  研究内容: ●対象となる患者さん
家族性地中海熱インフラマソーム伝達異常をゲノム創薬で解決する開発研究に参加した方
●利用する情報/試料
本研究では、「家族性地中海熱インフラマソーム伝達異常をゲノム創薬で解決する開発研究」で収集された情報(背景、臨床経過、血液学的検査)と、同じく収集された血液試料を用います。
本研究で利用する情報について詳しい内容をお知りになりたい方は下記の「問い合わせ」までご連絡ください。
●研究の概要・方法
自己免疫疾患及び免疫老化を解析し、炎症性疾患や老年病との関連性を評価します。具体的には、血液学的検査、血液生化学的検査、血液中に含まれる蛋白質や核酸の測定及び細胞機能解析です。核酸の測定については、大阪大学微生物病研究所附属遺伝情報実験センター ゲノム解析室に血液検体を提出して、遺伝子発現解析を委託します。その際は個人の特定は出来ない状態で解析が行われます。
  問い合わせ先: 【研究担当者】
 氏名:森 亮一(教員) 長崎大学 医学部 医学科 病理学
 住所:長崎市坂本1丁目7番1号
 電話:095(819)7051  FAX 095(819)7052
【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く)
 苦情相談窓口:医療安全課 095(819)7616
 受付時間:月~金 9:00~17:00(祝・祭日を除く)

利用する試料・情報は特定の個人を識別することが出来ないように加工した情報のため、過去の診療データや保管している試料を研究に使用してほしくないと申し出ていただいても個人を特定できないため対応できません。あらかじめご了承ください。研究に関するお問い合わせなどがある場合には上記の「お問い合わせ先」へご連絡ください。
  研究課題名: 主治医の性別が全身性エリテマトーデス(SLE)患者の
QOLに及ぼす影響
  所属(診療科等): 長崎大学病院 リウマチ・膠原病内科
  研究責任者: 清水 俊匡(助教)
  研究機関: この研究は長崎大学病院リウマチ・膠原病内科のみで実施します。
  研究期間: 2020年11月17日~2024年12月31日
  研究目的と意義: SLEは、全身諸臓器に影響を及ぼす自己免疫性疾患です。主に若年から中年の女性に発症し、勉学や就労、家庭生活に多大な影響を来します。医療の進歩により長期生存できることが多くなりましたが、生活の質(QOL)は低いままとされ、今後はQOLの改善が望まれます。
男性医師と女性医師では診療スタイルが異なるとされ、一般内科領域では主治医の性別が患者さんの予後に影響を及ぼすことが報告されていますが、QOLに及ぼす影響はまだわかっていません。
そこで私たちは全国の他の施設と合わせたデータを用いて、主治医の性別がSLE患者さんのQOLに及ぼす影響を調べることを目的としてこの研究を立ち上げました。
  研究内容: ●対象となる患者さん
全国各参加施設での「全身性エリテマトーデス患者の疾患レジストリ構築」に登録されている患者さん
ただし、レジストリ登録時点からさかのぼって3ヶ月以内に、主治医が変更になった方は除外します。
●利用する情報
年齢、性別、身長、体重、罹病期間、飲酒歴、喫煙歴、血液学的検査、血液生化学検査、尿検査、尿沈渣、全身性エリテマトーデス関連血液検査、合併症、有害事象、疾患活動性、治療内容、妊娠出産歴、QOLに関するアンケート結果など
本研究で利用する情報について詳しい内容をお知りになりたい方は下記の「問い合わせ」までご連絡ください。
●研究の概要・方法
レジストリに登録された患者さんの情報を昭和大学より提供を受けて実施します。
診療記録から診断名、年齢、性別、身体所見、検査結果(血液検査、画像検査、病理検査)、治療方法、治療経過、QOLに関するアンケート結果を調査し、主治医の性別とQOLの関連について研究いたします。
  問い合わせ先: 【研究担当者】
 氏名:清水 俊匡(医師) 長崎大学病院 リウマチ・膠原病内科
 住所:長崎市坂本1丁目7番1号
 電話:095(819)7262  FAX 095(849)7270
【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く)
 苦情相談窓口:医療安全課 095(819)7616
 受付時間:月~金 9:00~17:00(祝・祭日を除く)

利用する試料・情報は特定の個人を識別することが出来ないように加工した情報のため、過去の診療データや保管している試料を研究に使用してほしくないと申し出ていただいても個人を特定できないため対応できません。あらかじめご了承ください。研究に関するお問い合わせなどがある場合には上記の「お問い合わせ先」へご連絡ください。
  研究課題名: 生体試料を用いたシェーグレン症候群における
イムノコンプレキソーム解析法および網羅的蛋白解析
  所属(診療科等): 長崎大学病院 リウマチ・膠原病内科
  研究責任者: 川上 純 (教授)
  研究機関: この研究は長崎大学病院 リウマチ・膠原病内科で実施します。
  研究期間: 2020年9月15日~2026年3月31日
  研究目的と意義: シェーグレン症候群では目や口の乾燥症状や免疫の異常がみられますが、その原因は未だ確定していません。シェーグレン症候群が疑われた患者さんの血液、唾液および唾液腺組織といった生体試料を用いて、病気の発症にかかわると考えられる蛋白質を様々な方法で解析することにより、この疾患の原因となる因子を見つけることを目的とします。本研究によりシェーグレン症候群の理解、医療の発展に貢献することができます。
  研究内容: ●対象となる患者さん
これまで長崎大学病院 リウマチ・膠原病内科でシェーグレン症候群の原因を調べるためにおこなっていた先行研究「血液、唾液および唾液腺組織を用いたシェーグレン症候群の病態と病因についての研究」に同意された患者さん、または1995年1月1日より2020年8月31日の間に長崎大学病院リウマチ・膠原病内科でシェーグレン症候群が疑われ口唇生検を施行された患者さんを対象といたします。
●利用する情報/試料
患者背景、血液検査の結果、画像検査の結果などを情報とし、血液検体、唾液検体、唾液腺検体を試料として利用いたします。
本研究で利用する情報および試料について詳しい内容をお知りになりたい方は下記の「問い合わせ」までご連絡ください。
●研究の概要・方法
先行研究「血液、唾液および唾液腺組織を用いたシェーグレン症候群の病態と病因についての研究」もしくは通常の診療の中で得た上記の情報と既存試料が残っている方は既存試料も用いてシェーグレン症候群の発症原因に関与しうる蛋白分子の同定解析長崎大学病院リウマチ・膠原病内科、また一部の解析は長崎大学薬学部でおこないます。また患者さんの上記の情報もあわせて用いてシェーグレン症候群の特徴を検討します。
  問い合わせ先: 【研究担当者】
 氏名:清水 俊匡(医師) 長崎大学病院 リウマチ膠原病内科
 住所:長崎市坂本1丁目7番1号
 電話:095(819)7262  FAX 095(849)7270
【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く)
 苦情相談窓口:医療相談室 095(819)7200
 受付時間:月~金 8:30~17:00(祝・祭日を除く)
  研究課題名: リウマチ性疾患治療中に生じたCOVID-19感染症に関する研究
  所属(診療科等): 長崎大学病院 リウマチ・膠原病内科
  研究責任者: 川上 純 (教授)
  研究機関: ≪研究代表機関≫
研究代表機関名 九州大学病院別府病院 内科:堀内 孝彦
≪共同研究機関≫
長崎大学病院 リウマチ・膠原病内科:川上 純
その他、全国の施設で実施しています。 詳しい研究機関についてお知りになりたい方は下記の「問い合わせ先」までご連絡ください。
  研究期間: 2020年8月18日~2023年5月31日
  研究目的と意義: 本研究は日本リウマチ学会リウマチ専門医が治療中のリウマチ性疾患患者さんのうち、新型コロナウイルス感染症(COVID-19) と診断された患者さんの臨床情報を収集し、リウマチ性疾患がCOVID-19 に与える影響を検討することを目的として計画されました。本研究により、リウマチ性疾患をお持ちの患者さんがCOVID-19に罹患した際の診療方針、注意点などが明らかになり、実際の診療に活かされることが期待されます。
  研究内容: ●対象となる患者さん
長崎大学病院リウマチ・膠原病内科に 2020年1月1日から2022年12月31日までの間にリウマチ性疾患で通院中の患者さんでCOVID-19に罹患された方
●利用する情報
カルテより以下の情報を取得します。
・年齢(生年月)、性別、妊娠の有無、人種、身長、体重、喫煙歴、電子タバコ喫煙、合併症
・COVID-19 に関する項目:発症日・入院日・退院日、診断場所、診断法、症状(診断時 および 1 週間後、2週間後)、濃厚接触歴(発症日前 14 日以内)、治療薬、COVID-19 による合併症、転帰
・リウマチ性疾患に関する項目:診断名、COVID-19 診断時の疾患活動
性、治療、COVID-19 診断後の基礎疾患治療の有無・継続・中止
・血液検査結果(COVID-19診断前、COVID-19診断時、診断後1週間、2週間の4時点):白血球数、リンパ球数、好酸球数、ヘモグロビン、血小板数、CRP、LDH、AST、ALT、eGFR、BUN、Dダイマー、フェリチン、Na、K
本研究で利用する情報について詳しい内容をお知りになりたい方は下記の「問い合わせ」までご連絡ください。
●研究の概要・方法
大阪市立大学臨床研究・イノベーション推進センターの運営する電子症例報告書を用いて研究対象者の上記の診療情報をwebにて登録集積し慶應義塾大学 リウマチ内科、北海道大学 内科(Ⅱ)、北里大学 膠原病・感染内科に提供し、詳しい解析を行う予定です。
  問い合わせ先: 【研究担当者】
 氏名:清水 俊匡(医師) 長崎大学病院 リウマチ・膠原病内科
 住所:長崎市坂本1丁目7番1号
 電話:095(819)7262  FAX 095(849)7270
【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く)
 苦情相談窓口:医療安全課 095(819)7616
 受付時間:月~金 9:00~17:00(祝・祭日を除く)
  研究課題名: 関節リウマチ患者における人工知能による画像診断支援システムの構築
  所属(診療科等): 長崎大学病院 リウマチ・膠原病内科
  研究責任者: 川上 純 (教授)
  研究機関: この研究は長崎大学病院 リウマチ・膠原病内科のみで実施します。
  研究期間: 2020年7月21日~2022年8月31日
  研究目的と意義: 本研究の目的は、長崎大学病院リウマチ・膠原病内科に受診した関節リウマチ患者の画像情報を集積し、人工知能による関節リウマチ画像診断支援システムの構築を行うことです。以上により、画像評価を標準化することで、どの施設においても関節リウマチ患者さんの診断、治療評価を正確に行うことを目指します。
  研究内容: ●対象となる患者さん
関節リウマチの患者さんで、2010年4月1日から2020年6月30日の間に、診断を受けた方を対象とします。
●利用する情報
診断名、年齢、性別、病歴、身体所見、検査結果(血液検査、画像検査)
本研究で利用する情報について詳しい内容をお知りになりたい方は下記の「問い合わせ」までご連絡ください。
●研究の概要・方法
上記のカルテ・画像情報を用いて、関節リウマチの臨床情報・画像情報を人工知能に機械学習させ、画像診断支援システムの構築を行います。
  問い合わせ先: 【研究担当者】
 氏名:川尻 真也(医師)、西畑 伸哉(医師)
    長崎大学病院 リウマチ・膠原病内科
 住所:長崎市坂本1丁目7番1号
 電話:095(819)7262  FAX 095(849)7270
【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く)
 苦情相談窓口:医療安全課 095(819)7616
 受付時間:月~金 9:00~17:00(祝・祭日を除く)
  研究課題名: 原発性副甲状腺機能亢進症に伴う続発性骨粗鬆症の病態研究:
高解像度末梢骨用定量的CT(HR-pQCT)による骨微細構造解析
  所属(診療科等): 長崎大学病院 内分泌・代謝内科
  研究責任者: 原口 愛 (医員)
  研究機関: この研究は長崎大学病院 内分泌・代謝内科と整形外科で実施します。
  研究期間: 2020年3月24日~2028年3月31日
  研究目的と意義: 原発性副甲状腺機能亢進症は骨粗鬆症の原因となります。本研究では高解像度CTであるHR-pQCTを用いて、原発性副甲状腺機能亢進症の患者さんの骨がどのように変化しているかを調べます。患者さんの骨粗鬆症の状態を知ることは、原発性副甲状腺機能亢進症による骨粗鬆症の早期発見・早期治療と、有効な治療法の選択に重要な情報となります。
  研究内容: ●対象となる患者さん
1)原発性副甲状腺機能亢進症の患者さん50名
2)健常人の方:長崎大学病院整形外科の臨床研究「原発性骨粗鬆症の病態解析:HR-pQCTによる骨微細構造の加齢・骨粗鬆症変化の横断・縦断調査」に参加された方の中から50名分のデータを、比較のために使用させていただきます。
●利用する情報
高解像度CT(HR-pQCT)、骨密度検査、血液尿検査、患者背景情報。
本研究で利用する情報について詳しい内容をお知りになりたい方は下記の「問い合わせ」までご連絡ください。
●研究の概要・方法
原発性副甲状腺機能亢進症の患者さんと健常人の方の、高解像度CT、骨密度検査、血液尿検査、患者背景情報のデータを比較します。
  問い合わせ先: 【研究担当者】
 氏名:原口 愛(医師) 長崎大学病院 内分泌・代謝内科
 住所:長崎市坂本1丁目7番1号
 電話:095(819)7262  FAX 095(849)7270
【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く)
 苦情相談窓口:医療相談室 095(819)7200
 受付時間:月~金 8:30〜17:00(祝・祭日を除く)
  研究課題名: RS3PE症候群とリウマチ性多発筋痛症、関節リウマチの臨床的特徴の比較
  所属(診療科等): 長崎大学病院 リウマチ・膠原病内科
  研究責任者: 折口 智樹 (生命医科学域(保健学系)教授)
  研究機関: 本研究は長崎大学病院 リウマチ・膠原病内科を中心に県内約10施設で実施します。
詳しい研究機関についてお知りになりたい方は下記の「問い合わせ先」までご連絡ください。
  研究期間: 2020年3月24日~2026年3月31日
  研究目的と意義: RS3PE症候群(remitting seronegative symmetrical synovitis with pitting edema)とは、1) 寛解する(remitting)、2) リウマトイド因子陰性の(seronegative), 3) 対称性の(symmetrical)、4) 滑膜炎(synovitis)で、5) 手足の圧痕を残す浮腫(pitting edema)を特徴とする症候群です。本疾患はリウマチ性多発筋痛症や関節リウマチと類似点が多く、しばしば鑑別に苦慮します。そのため、この3疾患の臨床的特徴を比較検討し、鑑別診断に有用なデータを取得することを目的とします。そして、本研究の結果、これら3疾患の鑑別が容易になれば、速やかに適切な治療を実施することが可能となり、治療効果が改善され、関節の変形や拘縮などの後遺症を残すことなく、ドラッグフリーになることも期待されます。
  研究内容: ●対象となる患者さん
1)RS3PE症候群:1)両手(足)の左右対称性の圧痕を残す浮腫、2)急性発症の多関節炎、3)50歳以上、4)リウマトイド因子陰性、のすべてを満たす患者さん。
2)リウマチ性多発筋痛症群:2012年に欧州/米国リウマチ学会のリウマチ性多発筋痛症暫定分類基準を満たした患者さん。
3)関節リウマチ群:2010年米国リウマチ学会/欧州リウマチ学会の関節リウマチ新分類基準を満たした患者さん。
調査対象期間:2003年1月1日~2019年12月31日
●利用する情報
・発症年齢、性別、職業、家族歴、併存疾患
・発熱、関節症状、睡眠障害などの症状
・リウマチ関連の血液検査
・関節の画像検査
・治療薬および治療経過
●研究の概要・方法
・RS3PE症候群患者群(RS3PE群)とリウマチ性多発筋痛症患者群(PMR群)、関節リウマチ患者群(RA群)の3群において臨床的特徴を電子カルテから入手し、比較検討します。
・患者さんに新たに検査などをしていただくことはありません。
・患者さんが負担する費用も謝礼も発生しません。
  個人情報、研究に係る情報等の取扱い: ・共同研究施設から長崎大学に情報を提供していただく際は、個人情報が分からないよう、対応表を用いて匿名化(連結可能匿名化)したうえで臨床情報を郵送いたします。個人情報および対応表は施錠して研究責任者の研究室内に保存されます。
・研究成果は個人を特定できないような形で学会発表や論文などで報告します。
研究計画書および研究の方法に関する資料の閲覧および同意の撤回: ・当ホームページで本研究の実施についての情報を公開し、患者さんが解析対象となることを拒否された場合は対象から外させて頂きます。遠慮なく、主治医または研究担当者にご連絡ください。
・希望される場合には本研究の研究計画に関する情報を開示します。
問い合わせ先: 【研究担当者】
 氏名:折口 智樹(医師) 長崎大学病院 リウマチ・膠原病内科
 住所:長崎市坂本1丁目7番1号
 電話:095(819)7262  FAX 095(849)7270
【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く)
 苦情相談窓口:医療安全課 095(819)7616
 受付時間:月~金 9:00~17:00(祝・祭日を除く)
  研究課題名: 抗好中球細胞質抗体(ANCA)関連血管炎における
血清中免疫複合体の関与についての検討
  所属(診療科等): 長崎大学病院 リウマチ・膠原病内科
  研究責任者: 福井 翔一 (助教)
  研究機関: この研究は長崎大学病院 リウマチ・膠原病内科のみで実施します。
  研究期間: 2020年2月12日~2024年3月31日
  研究目的と意義: ANCA関連血管炎についてはこれまで全身の血管に炎症がおこる疾患であるということが分かっています。主に腎臓や皮膚、そして肺に症状を来すことが知られています。通常は外から体に入ってきた細菌やウイルスなどの異物を排除するために機能する免疫が、何らかの原因で自分の血管を異物とみなして攻撃してしまうことによって引き起こされると考えられています。治療としては、自分の免疫の機能をお薬によって抑えることで、自分の血管を攻撃しないようにする方法がとられており、ほとんど症状がない状態にまで治療することが可能となってきました。しかし、この病気の原因については、分かっていません。この研究では病気の原因となる物質を健常人のあなたとANCA関連血管炎の患者さんの血液とをイムノコンプレキソーム法という方法を用いて、比べて見つけ出すことを目的としています。
  研究内容: ●対象となる患者さんおよび健常人ボランティアのみなさん
・全国各参加施設での「抗好中球細胞質抗体(ANCA)関連血管炎・急速進行性糸球体腎炎の寛解導入治療の現状とその有効性と安全性に関する観察研究」の倫理審査委員会承認後(長崎大学病院では2011年7月6日)より2013年12月31日の間に各参加施設および長崎大学病院リウマチ・膠原病内科にてANCA関連血管炎と診断された方
・健常人ボランティアのみなさんについては本研究への参加にあたり十分な説明を受けた後、十分な理解の上、本人の自由意思による文書同意が得られた方
・対象期間中に年齢が20歳以上の方
・性別は不問
●利用する情報/試料
患者登録時
患者特性:年齢、性別、身長、体重、Performance Statusなど
サイトカイン、血清中可溶性α-Klotho(ELISA)
3ヶ月、6ヵ月、12ヵ月、18ヵ月、24ヵ月後
治療経過情報など
サイトカイン(6ヶ月後のみ)、血清中可溶性α-Klotho(ELISA)(6ヶ月後のみ)

再燃時
再燃時情報など

健常人ボランティア
基本情報:年齢、性別、職業、喫煙歴、内服歴、既往歴、血清中の免疫複合体、サイトカイン、血清中可溶性α-Klotho(ELISA)

本研究で利用する情報について詳しい内容をお知りになりたい方は下記の「問い合わせ」までご連絡ください。
●研究の概要・方法
診療記録から診断名、年齢、性別、身体所見、検査結果(血液検査、画像検査、病理検査)、治療方法、治療経過を調査・研究いたします。
  問い合わせ先: 【研究担当者】
 氏名:福井 翔一(医師) 長崎大学病院 リウマチ・膠原病内科
 住所:長崎市坂本1丁目7番1号
 電話:095(819)7262  FAX 095(849)7270
【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く)
 苦情相談窓口:医療安全課 095(819)7616
 受付時間:月~金 9:00~17:00(祝・祭日を除く)

利用する試料・情報は特定の個人を識別することが出来ないように加工した情報のため、過去の診療データや保管している試料を研究に使用してほしくないと申し出ていただいても個人を特定できないため対応できません。あらかじめご了承ください。研究に関するお問い合わせなどがある場合には上記の「お問い合わせ先」へご連絡ください。
  研究課題名: 全身性エリテマトーデス患者の免疫抑制剤による
悪性腫瘍発生への影響についての検討:
LUNAレジストリを用いた後ろ向き観察研究
  所属(診療科等): 長崎大学病院 リウマチ・膠原病内科
  研究責任者: 清水 俊匡 (助教)
  研究機関: この研究は長崎大学病院 リウマチ・膠原病内科のみで実施します。
  研究期間: 2020年2月12日~2024年12月31日
  研究目的と意義: 全身性エリテマトーデス(SLE)は、多臓器に影響する自己免疫性疾患です。主に若年女性に発症し、広範な症状を伴います。ヒドロキシクロロキン(HCQ)、タクロリムス(TAC)、シクロスポリン(CyA)、アザチオプリン(AZA)、シクロフォスファミド(CYC)、メトトレキサート(MTX)およびミコフェノール酸モフェチル(MMF)を含む免疫抑制剤が、重篤な臓器合併症を有するSLE患者さんの治療のために、グルココルチコイド療法と組み合わせてしばしば使用されます。SLE患者さんの生存率は過去数十年間で有意に改善していますが、悪性腫瘍などの罹病率は依然として長期的な生命予後に影響を及ぼすとされています。これまで免疫疫抑制療法と悪性腫瘍発生に関係は良く分かっておりません。そこで私たちは全国の他の施設と合わせたデータを用いて、本邦におけるSLE患者さんの免疫抑制剤と悪性腫瘍発生率との関係について調べることを目的としてこの研究を立ち上げました。
  研究内容: ●対象となる患者さん
・全国各参加施設での「全身性エリテマトーデス患者の疾患レジストリ構築」に登録されている患者さんで下記の条件を満たす方
・対象期間中に年齢が20歳以上の方
・性別は不問
・SLEの診断基準を満たす方であれば、混合性結合組織病・オーバーラップ症候群と診断されている患者さんも含みます
・対象には外国人の方も含みます
●利用する情報
患者登録時
患者特性:年齢、性別、身長、体重
登録1年後、2年後、3年後、最終観察時
飲酒、喫煙歴、血圧、血液学的検査、血液生化学検査、尿検査、尿沈渣、全身性エリテマトーデス関連血液検査、予後、合併症、有害事象、疾患活動性、治療、妊娠出産歴、ステロイド量の推移など
本研究で利用する情報について詳しい内容をお知りになりたい方は下記の「問い合わせ」までご連絡ください。
●研究の概要・方法
レジストリに登録された患者さんの情報を昭和大学より提供を受けて実施します。
診療記録から診断名、年齢、性別、身体所見、検査結果(血液検査、画像検査、病理検査)、治療方法、治療経過、悪性腫瘍発生の有無を調査し、その原因などについて研究いたします。
  問い合わせ先: 【研究担当者】
 氏名:清水 俊匡(医師) 長崎大学病院 リウマチ・膠原病内科
 住所:長崎市坂本1丁目7番1号
 電話:095(819)7262  FAX 095(849)7270
【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く)
 苦情相談窓口:医療安全課 095(819)7616
 受付時間:月~金 9:00~17:00(祝・祭日を除く)

利用する試料・情報は特定の個人を識別することが出来ないように加工した情報のため、過去の診療データや保管している試料を研究に使用してほしくないと申し出ていただいても個人を特定できないため対応できません。あらかじめご了承ください。研究に関するお問い合わせなどがある場合には上記の「お問い合わせ先」へご連絡ください。
  研究課題名: 原発性アルドステロン症に伴う続発性骨粗鬆症の病態研究:
高解像度末梢骨用定量的CT(HR-pQCT)による骨微細構造解析
  所属(診療科等): 長崎大学病院 内分泌・代謝内科
  研究責任者: 堀江 一郎 (助教)
  研究機関: この研究は長崎大学病院 内分泌・代謝内科と整形外科で実施します。
  研究期間: 2020年1月21日~2028年3月31日
  研究目的と意義: 原発性アルドステロン症は骨粗鬆症の原因となります。本研究では高解像度CTであるHR-pQCTを用いて、原発性アルドステロン症の患者さんの骨がどのように変化しているかを調べます。原発性アルドステロン症患者さんの骨粗鬆症の状態を知ることは、早期発見・早期治療と、有効な治療法の選択に重要な情報となります。
  研究内容: ●対象となる患者さん
1)原発性アルドステロン症の患者さん100名
2)健常人の方:長崎大学病院整形外科の臨床研究「原発性骨粗鬆症の病態解析:HR-pQCTによる骨微細構造の加齢・骨粗鬆症変化の横断・縦断調査」に参加された方の中から100名分のデータを、比較のために使用させていただきます。
●利用する情報
高解像度CT(HR-pQCT)、骨密度検査、血液尿検査、患者背景情報。
本研究で利用する情報について詳しい内容をお知りになりたい方は下記の「問い合わせ」までご連絡ください。
●研究の概要・方法
原発性アルドステロン症の患者さんと健常人の方の、高解像度CT、骨密度検査、血液尿検査、患者背景情報のデータを比較します。
  問い合わせ先: 【研究担当者】
 氏名:堀江 一郎(医師) 長崎大学病院 内分泌・代謝内科
 住所:長崎市坂本1丁目7番1号
 電話:095(819)7262  FAX 095(849)7270
【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く)
 苦情相談窓口:医療安全課 095(819)7616
 受付時間:月~金 9:00~17:00(祝・祭日を除く)
  研究課題名: クッシング症候群に伴う続発性骨粗鬆症の病態研究:
高解像度末梢骨用定量的CT(HR-pQCT)による骨微細構造解析
  所属(診療科等): 長崎大学病院 内分泌・代謝内科
  研究責任者: 堀江 一郎 (助教)
  研究機関: この研究は長崎大学病院 内分泌・代謝内科と整形外科で実施します。
  研究期間: 2020年1月21日~2028年3月31日
  研究目的と意義: クッシング症候群は骨粗鬆症の原因となります。本研究では高解像度CTであるHR-pQCTを用いて、健常人と比較してクッシング症候群の患者さんの骨がどのように変化しているかを調べます。クッシング症候群の患者さんの骨粗鬆症の状態を知ることは、早期発見・早期治療と、有効な治療法の選択に重要な情報となります。
  研究内容: ●対象となる患者さん
1)クッシング症候群の患者さん50名
2)健常人の方:長崎大学病院整形外科の臨床研究「原発性骨粗鬆症の病態解析:HR-pQCTによる骨微細構造の加齢・骨粗鬆症変化の横断・縦断調査」に参加された方の中から50名分のデータを、比較のために使用させていただきます。
●利用する情報

高解像度CT(HR-pQCT)、骨密度検査、血液尿検査、患者背景情報。

本研究で利用する情報について詳しい内容をお知りになりたい方は下記の「問い合わせ」までご連絡ください。
●研究の概要・方法
クッシング症候群の患者さんと健常人の方の、高解像度CT、骨密度検査、血液尿検査、患者背景情報のデータを比較します。
  問い合わせ先: 【研究担当者】
 氏名:堀江 一郎(医師) 長崎大学病院 内分泌・代謝内科
 住所:長崎市坂本1丁目7番1号
 電話:095(819)7262  FAX 095(849)7270
【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く)
 苦情相談窓口:医療安全課 095(819)7616
 受付時間:月~金 9:00~17:00(祝・祭日を除く)
  研究課題名: 全身性エリテマトーデス患者におけるベリムマブの
有効性及び安全性の検討
  所属(診療科等): 長崎大学病院 リウマチ・膠原病内科
  研究責任者(職名): 一瀬 邦弘 (講師)
  共同研究機関: 長崎大学病院リウマチ・膠原病内科(代表施設)講師 氏名:一瀬 邦弘
本研究は長崎県内約8施設で実施します。データは代表施設のみに送付され、他の共同機関では使用されません。本研究の共同研究機関をお知りになりたい場合は下記のお問い合わせ先までご連絡ください。
  研究期間: 2019年10月22日~2024年3月31日
  研究目的と意義: 全身性エリテマトーデス(SLE)患者さんに対するベリムマブ(商品名:ベンリスタ)の有効性と安全性を検討します。本研究により、SLE患者さんにおける、ベリムマブの治療効果および副作用出現の予測因子を明確にして、適切な薬剤選択及び副作用を未然に防ぐための指標を作ることが期待されます。
  研究内容: ●対象となる患者さん
・2017年12月13日(ベリムマブ発売日)~2022年3月31日の間に長崎大学病院リウマチ膠原病内科にてSLEと診断された方
・対象期間中に年齢が20歳以上の方
●利用する情報
診断名、年齢、性別、身体所見、検査結果(血液検査、画像検査、病理検査)、治療方法、臨床イベント、治療経過
本研究で利用する情報について詳細をお知りになりたい場合は下記のお問い合わせ先までご連絡ください。
●研究方法
上記のカルテ情報を用いて、ベリルマブの有効性と安全性についてデータ解析を行います。
  問い合わせ先: 【研究担当者】
 氏名:一瀬 邦弘(医師)  長崎大学病院 リウマチ・膠原病内科
 住所:長崎市坂本1丁目7番1号
 電話:095(819)7262  FAX 095(849)7270
【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く)
 苦情相談窓口:医療安全課 095(819)7616
 受付時間:月~金 9:00~17:00(祝・祭日を除く)
  研究課題名: 全身性エリテマトーデス患者におけるヒドロキシクロロキンの
有効性及び安全性の検討
  所属(診療科等): 長崎大学病院 リウマチ・膠原病内科
  研究責任者(職名): 一瀬 邦弘 (講師)
  共同研究機関: 長崎大学病院リウマチ・膠原病内科(代表施設)講師 氏名:一瀬 邦弘
本研究は長崎県内の約8施設で実施します。データは代表施設のみに送付され、他の共同機関では使用されません。本研究の共同研究機関をお知りになりたい場合は下記のお問い合わせ先までご連絡ください。
  研究期間: 2019年10月22日~2024年3月31日
  研究目的と意義: 全身性エリテマトーデス(SLE)患者さんに対するヒドロキシクロロキン(商品名:プラケニル)の有効性と安全性を検討します。本研究により、SLE患者さんにおける、プラケニルの治療効果および副作用出現の予測因子を明確にして、適切な薬剤選択及び副作用を未然に防ぐための指標を作ることが期待されます。
  研究内容: ●対象となる患者さん
・2015年9月7日~2022年3月31日の間に長崎大学病院リウマチ膠原病内科にてSLEと診断された方
・対象期間中に年齢が20歳以上の方
●利用する情報
診断名、年齢、性別、身体所見、検査結果(血液検査、画像検査、病理検査)、治療方法、臨床イベント、治療経過
本研究で利用する情報について詳細をお知りになりたい場合は下記のお問い合わせ先までご連絡ください。
●研究方法
上記のカルテ情報を用いて、ヒドロキシクロロキンの有効性と安全性についてデータ解析を行います。
  問い合わせ先: 【研究担当者】
 氏名:一瀬 邦弘(医師)  長崎大学病院 リウマチ・膠原病内科
 住所:長崎市坂本1丁目7番1号
 電話:095(819)7262  FAX 095(849)7270
【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く)
 苦情相談窓口:医療安全課 095(819)7616
 受付時間:月~金 9:00~17:00(祝・祭日を除く)
  研究課題名: 電子カルテ情報活用型多施設症例データベースを利用した
糖尿病に関する臨床情報収集に関する研究(J-DREAMS)
  所属(診療科等): 長崎大学病院 内分泌・代謝内科
  研究責任者(職名): 堀江 一郎 (講師)
  共同研究機関: 国立国際医療研究センター研究所(代表施設)  氏名:大杉 満
データは代表施設のみに送付され、他の共同機関では使用されません。本研究の共同研究機関をお知りになりたい場合は下記のお問い合わせ先までご連絡ください。
  研究期間: 2015年11月5日~2027年3月31日
  研究目的と意義: 電子カルテ情報活用型多施設症例データベースを利用して、多くの糖尿病症例の臨床情報を大規模収集し、その情報を研究に利用するための基盤的検討を行うことです。
  研究内容: ●対象となる患者さん
糖尿病の患者さんで、2015年10月9日から、2025年3月31日の間に、内分泌代謝内科および糖尿病診療支援センターを受診した方(外来・入院ともに含む)を対象とします。
●利用する情報
電子カルテ上に記載・登録された以下の項目。
性別、年齢、身長、体重、血圧、生活習慣(喫煙、飲酒)、糖尿病の病型、糖尿病の診断時期、家族歴、過去の病気、現在かかっている病気、処方情報、採血・尿検査の結果など
本研究で利用する情報について詳細をお知りになりたい場合は下記のお問い合わせ先までご連絡ください。
●研究方法
患者さん自身に行っていただく事項はございません。診療を通じて収集した情報を年に1回データベースに登録させていただきます。収集したデータは誰のデータか分からなくした上で(匿名化といいます)、糖尿病クラウドセンター(*1)に送られ、糖尿病についての実態調査を行います。(*1)糖尿病クラウドセンター;全国の本研究参加病院より、ネットワークを経由し送られたデータを蓄積する場所のこと。
  問い合わせ先: 【研究担当者】
 氏名:堀江 一郎(医師)  長崎大学病院 内分泌・代謝内科
 住所:長崎市坂本1丁目7番1号
 電話:095(819)7262  FAX 095(849)7270
【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く)
 苦情相談窓口:医療安全課 095(819)7616
 受付時間:月~金 9:00~17:00(祝・祭日を除く)
  研究課題名: 免疫チェックポイント阻害薬ニボルマブが誘発する1型糖尿病、
間質性肺疾患の発症に関連する原因遺伝子多型・変異の探索的研究
  所属(診療科等): 長崎大学病院 リウマチ・膠原病内科
  研究責任者(職名): 川上 純 (教授)
  共同研究機関: 長崎大学病院(代表施設)         川上 純
データは代表施設のみに送付され、他の共同機関では使用されません。本研究の共同研究機関をお知りになりたい場合は下記のお問い合わせ先までご連絡ください。
  研究期間: 2017年11月29日~2022年3月30日
本研究はヒトゲノム・遺伝子解析研究倫理審査委員会で審査され、長崎大学学長の許可を得て実施しています。
  研究目的と意義: 免疫チェックポイント阻害薬ニボルマブ(オプジーボ)投与後に発症した、1型糖尿病および間質性肺疾患の発症に関連する遺伝子多型や変異を検討します。
  研究内容: ●対象となる患者さん
以下の条件(基準)を満たす患者さんが対象になります。
①共同研究施設にて2014年9月1日~2020年3月30日までにニボルマブを投与された患者さんで、ニボルマブ投与後に1型糖尿病または間質性肺疾患を発症した方と、免疫が関連する有害事象を発症していない方
②同意取得時に20歳以上の男性あるいは女性
③この研究への参加について自由意思による同意が得られた方 
●利用する情報/試料
1. ニボルマブ以外の免疫チェックポイント阻害薬(抗CTLA-4抗体薬、抗PD-1抗体薬、抗PD-L1抗体薬)の使用歴および使用期間
2. 全ゲノム情報
※ 「全ゲノム情報」についての詳しい説明:患者さんより提供されたゲノムDNAについて、次世代シーケンサーによる全ゲノム解析を行います。一人一人の顔や指紋が違っているのと同じように人によって生まれつき遺伝子に違いが見られるため、この全ゲノム解析の結果は、個人情報となります。全ゲノム解析の結果のデータについて、東北メディカル・メガバンク機構(ToMMo)のスーパーコンピュータにて、さらに解析を行います。ToMMoのコンピュータへの全ゲノム解析の結果の入力は、専用のキーロック付きハードディスクないしメモリをToMMoに送付すること、あるいは東北メディカル・メガバンク機構(ToMMo)と長崎大学原爆後障害医療研究所のセキュリティルーム間で接続されている専用回線から送信することで行います。専用回線利用の際には東北メディカル・メガバンク機構(ToMMo)より貸与される指紋認証メモリを長崎大学原爆後障害医療研究所のセキュリティルーム内のインターネットに接続していない専用の端末に接続し、認証を受けます。これらのデータの入力の方法を、「持ち込み」と言います。また、長崎大学原爆後障害医療研究所のセキュリティルームには暗証番号による入室制限およびセキュリティルーム内監視カメラの設置のセキュリティ対策を講じます。
3. 間質性肺疾患発症の場合は、発症前後のX線画像およびCT画像
●研究方法
ニボルマブ(オプジーボ)投与後に発症した1型糖尿病、間質性肺疾患の患者さんから提供された、ゲノムDNAを用いて、次世代シーケンサーによる全ゲノム解析を行い、ニボルマブ投与後に発症する1型糖尿病、間質性肺疾患に対する感受性遺伝子を探索します。疾患感受性遺伝子の検討の際に、東北メディカル・メガバンク機構に登録された健常者の方の全ゲノム情報(「日本人ヒト全ゲノム解析に基づく高精度の住民ゲノム参照パネル」)と、国立研究開発法人科学技術振興機構バイオサイエンスデータベースセンターのNBDCヒトデータベース「JGAS000114 健常者パネル」を利用します。本研究で得られた試料および情報は個人情報管理責任者(※)の責任の下、ゲノムデータ・セキュリティポリシー(※)に準じて管理を行います。
※個人情報管理者:
原爆後障害医療研究所
国際保健医療福祉学研究分野(原研国際) 助教 赤澤 諭
※ゲノムデータ・セキュリティポリシー
1.個人情報管理者は、研究対象者と識別コードが連結する対応表の保管に責任を持つこと。
2.個人情報管理者は、長崎大学病院病院長に承認を受けた「<免疫チェックポイント阻害薬ニボルマブが誘発する1型糖尿病、間質性肺疾患の発症に関連する原因遺伝子多型・変異の探索的研究>全ゲノム情報取扱いマニュアル」に準じて「<免疫チェックポイント阻害薬ニボルマブが誘発する1型糖尿病、間質性肺疾患の発症に関連する原因遺伝子多型・変異の探索的研究>全ゲノム情報取扱いチェックリスト」を作成し、長崎大学病院病院長に承認を受けること。
3.個人情報管理者は、長崎大学病院病院長に承認を受けた「<免疫チェックポイント阻害薬ニボルマブが誘発する1型糖尿病、間質性肺疾患の発症に関連する原因遺伝子多型・変異の探索的研究>全ゲノム情報取扱いチェックリスト」を用いて全ゲノムデータが適切に管理されていることを確認し、管理状況に関する研究統括責任者(※)への報告を行うこと。
※研究統括責任者:
長崎大学病院 リウマチ・膠原病内科 教授 川上 純
  問い合わせ先: 【研究担当者】
 氏名:阿比留 教生(医師)  長崎大学病院 内分泌・代謝内科
 住所:長崎市坂本1丁目7番1号
 電話:095(819)7260  FAX 095(849)7270
【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く)
 苦情相談窓口:医療安全課 095(819)7616
 受付時間:月~金 9:00~17:00(祝・祭日を除く)
  研究課題名: Big Dataシェーグレンプロジェクト
  所属(診療科等): 長崎大学病院 リウマチ・膠原病内科
  研究責任者(職名): 清水 俊匡 (助教)
  共同研究機関: スペインHOSPTAL CLINIC BARCELONA(代表施設)
氏名 Dr. Manuel Ramos-Casals
データは代表施設のみに送付され、他の共同機関では使用されません。本研究の共同研究機関をお知りになりたい場合は下記のお問い合わせ先までご連絡ください。
  研究期間: 2019年1月22日~2024年3月31日
  研究目的と意義: シェーグレン症候群(以下SS)では、乾燥症状を中心とした腺症状と腺外症状と呼ばれる全身症状を認めます。また経過中血液腫瘍がやや多く出現することも知られています。
SSの疾患活動性はESSDAIとよばれる欧州で作成された活動性基準を用います。今回の研究目的は、国際的な多施設共同研究の一環として、ESSDAIを用いてSS活動性の評価を行い、疫学的な特徴や免疫学的特徴および予後について調べるものです。研究の意義は、慎重に経過を観察することが必要な患者さんを的確に見いだし、かつ評価することにあります。
  研究内容: ●対象となる患者さん
当院通院履歴のあるSS症候群の患者さんについて、2024年3月31日まで観察を行います。観察は、電子カルテ上の情報をもとに後ろ向き研究を行い、患者さんの血液等の検体を用いることはありません。
●利用する情報
診断名、年齢、性別、身体所見、検査結果(血液検査、画像検査、病理検査)
本研究で利用する情報について詳細をお知りになりたい場合は下記のお問い合わせ先までご連絡ください。
●研究方法
電子カルテ上で得られた臨床情報を使用して、データ登録を行います。上記データを用いてESSDAIにより疾患活動性を評価します。また、経過中に出現した免疫学的異常、血液腫瘍出現等も同時に調査します。
  問い合わせ先: 【研究担当者】
 氏名:清水 俊匡(医師) 長崎大学病院 リウマチ・膠原病内科
 住所:長崎市坂本1丁目7番1号
 電話:095(819)7262  FAX 095(849)7270
【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く)
 苦情相談窓口:医療安全課 095(819)7616
 受付時間:月~金 9:00~17:00(祝・祭日を除く)
  研究課題名: キャッスルマン病の疫学診療実態調査に関する研究
  所属(診療科等): 長崎大学病院 リウマチ・膠原病内科
  研究責任者(職名): 川上 純 (教授)
  共同研究機関: 大阪大学医学部附属病院 化学療法部/血液・腫瘍内科(代表施設)
氏名:水木 満佐央
臨床データは代表施設(大阪大学)に送付され、病理標本は金沢医科大学臨床病理学教室に送付、データベースに登録されます。組織の残余検体は長崎大学医歯薬学総合研究科、公益財団法人ルイ・パストゥール医学研究センターで解析されます。血清残余検体は長崎大学病院で管理します。国際的キャッスルマン病共同研究ネットワーク、Castleman Disease Collaborative Network (CDCN)と共同研究を行うため、キャッスルマン病の国際的疾患レジストリーに臨床データが一部送付される場合があります。本研究の共同研究機関をお知りになりたい場合は下記のお問い合わせ先までご連絡ください。
  研究期間: 2018年12月11日~2023年3月31日
  研究目的と意義: キャッスルマン病の分類・診断、新規治療法の確立、診療ガイドラインの作成を目的とします。それにより将来、疾患の早期診断、早期治療により患者さんの予後を改善させる可能性があります。また、病態解明においても本研究は大きな意義をもち、更には研究参加者の治療方針の決定にも役立つ可能性があります。
  研究内容: ●対象となる患者さん
2008年1月1日以降に長崎大学病院リウマチ膠原病内科、関連施設の血液内科、リウマチ膠原病内科を受診した患者さんのうち、キャッスルマン病と診断された方
●利用する情報/試料
診断名、年齢、性別、身体所見、検査結果(血液検査、画像検査)、リンパ節免疫組織学的染色、血清バイオマーカ検査など
本研究で利用する情報について詳細をお知りになりたい場合は下記のお問い合わせ先までご連絡ください。
●研究方法
上記のカルテ情報や通常診療で採取した残余検体(保存検体)を使用して、キャッスルマン病についてデータ解析を行います。
  問い合わせ先: 【研究担当者】
 氏名:古賀 智裕(医師)  長崎大学病院 リウマチ・膠原病内科
 住所:長崎市坂本1丁目7番1号
 電話:095(819)7262  FAX 095(849)7270
【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く)
 苦情相談窓口:医療安全課 095(819)7616
 受付時間:月~金 9:00~17:00(祝・祭日を除く)
  研究課題名: キャッスルマン病/TAFRO症候群および
その関連疾患におけるバイオマーカー解析
  所属(診療科等): 長崎大学病院 リウマチ・膠原病内科
  研究責任者(職名): 川上 純 (教授)
  共同研究機関: 長崎大学病院(代表施設)   氏名:川上 純
データは代表施設のみに送付され、他の共同機関では使用されません。本研究の共同研究機関をお知りになりたい場合は下記のお問い合わせ先までご連絡ください。
  研究期間: 2018年7月10日~2024年3月31日
  研究目的と意義: キャッスルマン病・TAFRO症候群の分類・診断、新規治療法の確立を目的とします。それにより将来、両疾患の早期診断、早期治療により患者さんの予後を改善させうること、その病態解明においても本研究は大きな意義をもち、更には研究参加者の治療方針の決定にも役立つ可能性があります。
  研究内容: ●対象となる患者さん
過去または研究期間内に長崎大学病院、関連施設を受診した患者さんのうち、厚生労働省難治性疾患政策研究事業 「キャッスルマン病、TAFRO症候群、類縁疾患の診療ガイドラインの策定や更なる改良に向けた国際的な総意形成を踏まえた調査研究」に記載の診断基準を満たすキャッスルマン病、TAFRO症候群の患者さんおよび両疾患と臨床的鑑別が困難な症例(IgG4関連疾患など)
●利用する情報/試料
診断名、年齢、性別、身体所見、検査結果(血液検査、画像検査)、リンパ節免疫組織学的染色、血清バイオマーカ検査、RNAシーケンスなど
本研究で利用する情報について詳細をお知りになりたい場合は下記のお問い合わせ先までご連絡ください。
●研究方法
上記のカルテ情報や通常診療で採取した残余検体(保存検体)を使用して、キャッスルマン病やTAFRO症候群についてデータ解析を行います。
  問い合わせ先: 【研究担当者】
 氏名:古賀 智裕(医師)  長崎大学病院 リウマチ・膠原病内科
 住所:長崎市坂本1丁目7番1号
 電話:095(819)7262  FAX 095(849)7270
【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く)
 苦情相談窓口:医療安全課 095(819)7616
 受付時間:月~金 9:00~17:00(祝・祭日を除く)
  研究課題名: 全身性エリテマトーデスの病態に自己炎症疾患関連遺伝子異常が
与える影響を解析する臨床研究
  所属(診療科等): 長崎大学病院 リウマチ・膠原病内科
  研究責任者(職名): 古賀 智裕 (助教)
  共同研究機関: 長崎大学病院(代表施設)   氏名:古賀 智裕
データは代表施設のみに送付され、他の共同機関では使用されません。本研究の共同研究機関をお知りになりたい場合は下記のお問い合わせ先までご連絡ください。
  研究期間: 2018年7月10日~2024年3月31日
  研究目的と意義: 全身性エリテマトーデス(SLE)の病態に自己炎症疾患関連遺伝子異常が与える影響を解析することを目的とします。それにより将来、SLEの更なる病態解明や患者さんの病態に応じたより的確な治療の提供においても本研究は大きな意義をもち、更には研究参加者の治療方針の決定にも役立つ可能性があります。
  研究内容: ●対象となる患者さん
先行研究「全身性エリテマトーデスの病態を多角的に解析する臨床研究(多施設共同研究)」に同意・参加していただいた患者さん、または過去または研究期間内に長崎大学病院および関連施設のリウマチ膠原病内科を受診した患者さんのうち、アメリカリウマチ学会1997年改訂の診断基準またはSystemic Lupus International Collaboration Clinics(SLICC)による分類基準を満たす全身性エリテマトーデス(SLE)患者さんおよびSLEが疑われる患者さん。
●利用する情報/試料

診断名、年齢、性別、身体所見、検査結果(血液検査、画像検査)、血清バイオマーカ検査、遺伝子情報など

本研究で利用する情報について詳細をお知りになりたい場合は下記のお問い合わせ先までご連絡ください。
●研究方法
先行研究で得られた残余検体(保存検体)や通常診療で採取した残余検体(保存検体)を使用して、上記のカルテ情報や検査、遺伝子情報などを調査し、SLEおよび自己炎症疾患関連遺伝子異常の有無についてデータ解析を行います。
  問い合わせ先: 【研究担当者】
 氏名:古賀 智裕(医師)  長崎大学病院 リウマチ・膠原病内科
 住所:長崎市坂本1丁目7番1号
 電話:095(819)7262  FAX 095(849)7270
【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く)
 苦情相談窓口:医療安全課 095(819)7616
 受付時間:月~金 9:00~17:00(祝・祭日を除く)
  研究課題名: 1型糖尿病に伴う続発性骨粗鬆症の病態研究:
高解像度末梢骨用定量的CT(HR-pQCT)による骨微細構造解析
  所属(診療科等): 長崎大学病院 内分泌・代謝内科
  研究責任者(職名): 相川 恵莉加 (医員)
  共同研究機関: この研究は長崎大学病院のみで実施します。
  研究期間: 2018年5月22日~2025年12月31日
  研究目的と意義: 1型糖尿病は骨粗鬆症の原因となります。本研究では高解像度CTであるHR-pQCTを用いて、1型糖尿病患者さんの骨がどのように変化しているかを調べます。1型糖尿病患者さんの骨粗鬆症の状態を知ることは、早期発見・早期治療と、有効な治療法の選択に重要な情報となります。
  研究内容: ●対象となる患者さん
1)1型糖尿病の患者さん
2)健常人の方:長崎大学病院整形外科の臨床研究「原発性骨粗鬆症の病態解析:HR-pQCTによる骨微細構造の加齢・骨粗鬆症変化の横断・縦断調査」に参加された方の中から50名分のデータを、比較のために使用させていただきます。
●利用する情報
高解像度CT、骨密度検査、血液尿検査、患者背景情報
本研究で利用する情報について詳細をお知りになりたい場合は下記のお問い合わせ先までご連絡ください。
●研究方法
1型糖尿病患者さんと健常人の方の、高解像度CT、骨密度検査、血液尿検査、患者背景情報のデータを比較します。
  問い合わせ先: 【研究担当者】
 氏名:相川 恵莉加(医師)  長崎大学病院 内分泌・代謝内科
 住所:長崎市坂本1丁目7番1号
 電話:095(819)7262  FAX 095(849)7270
【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く)
 苦情相談窓口:医療相談室 095(819)7200
 受付時間:月~金 8:30~17:00(祝・祭日を除く)
  研究課題名: 2型糖尿病に伴う続発性骨粗鬆症の病態研究:
高解像度末梢骨用定量的CT(HR-pQCT)による骨微細構造解析
  所属(診療科等): 長崎大学病院 内分泌・代謝内科
  研究責任者(職名): 相川 恵莉加 (医員)
  共同研究機関: この研究は長崎大学病院のみで実施します。
  研究期間: 2018年3月20日~2025年12月31日
  研究目的と意義: 2型糖尿病は骨粗鬆症の原因となります。本研究では高解像度CTであるHR-pQCTを用いて、2型糖尿病患者さんの骨がどのように変化しているかを調べます。2型糖尿病患者さんの骨粗鬆症の状態を知ることは、早期発見・早期治療と、有効な治療法の選択に重要な情報となります。
  研究内容: ●対象となる患者さん
1)2型糖尿病の患者さん
2)健常人の方:長崎大学病院整形外科の臨床研究「原発性骨粗鬆症の病態解析:HR-pQCTによる骨微細構造の加齢・骨粗鬆症変化の横断・縦断調査」に参加された方の中から120名分のデータを、比較のために使用させていただきます。
●利用する情報
高解像度CT、骨密度検査、血液尿検査、患者背景情報
本研究で利用する情報について詳細をお知りになりたい場合は下記のお問い合わせ先までご連絡ください。
●研究方法
2型糖尿病患者さんと健常人の方の、高解像度CT、骨密度検査、血液尿検査、患者背景情報のデータを比較します。
  問い合わせ先: 【研究担当者】
 氏名:相川 恵莉加(医師)  長崎大学病院 内分泌・代謝内科
 住所:長崎市坂本1丁目7番1号
 電話:095(819)7262  FAX 095(849)7270
【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く)
 苦情相談窓口:医療相談室 095(819)7200
 受付時間:月~金 8:30~17:00(祝・祭日を除く)
  研究課題名: 抗リウマチ治療の評価に関する観察研究
  所属(診療科等): 長崎大学病院 リウマチ・膠原病内科
  研究責任者(職名): 川上 純 (教授)
  研究期間: 2011年3月28日~2025年3月31日
  研究目的と意義: 関節リウマチ患者さんでの抗リウマチ薬の治療効果および安全性を解析いたします。
  研究内容: ●対象となる患者さん
2008年から現在までに当院に通院された方、当院通院中または入院中の関節リウマチの患者さんで、抗リウマチ薬が投薬された方を対象とします。
●利用する情報
・患者背景因子:年齢、合併症、検査値異常など
・関節リウマチの疾患活動性(DAS28、SDAI、CDAI)
・関節破壊(単純X線)
・抗リウマチ薬の投与量
・抗リウマチ薬の継続率
・抗リウマチ薬の副作用
その他、詳しい内容をお知りになりたい方は研究責任者にお問い合わせください。
●研究方法
上記のカルテ情報を用いて、抗リウマチ薬の有効性および安全性を解析します。
  問い合わせ先: 【研究担当者】
 氏名:川上 純(医師)  長崎大学病院 リウマチ・膠原病内科
 住所:長崎市坂本1丁目7番1号
 電話:095(819)7262  FAX 095(849)7270
【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く)
 苦情相談窓口:医療安全課 095(819)7616
 受付時間:月~金 9:00~17:00(祝・祭日を除く)
  研究課題名: 免疫チェックポイント阻害薬ニボルマブが誘発する1型糖尿病、
間質性肺疾患の発症に関連する原因遺伝子多型・変異の探索的研究
  所属(診療科等): 長崎大学病院 リウマチ・膠原病内科
  研究責任者(職名): 川上 純 (教授)
  共同研究機関: 長崎大学病院(代表施設)         川上 純
データは代表施設のみに送付され、他の共同機関では使用されません。本研究の共同研究機関をお知りになりたい場合は下記のお問い合わせ先までご連絡ください。
  研究期間: 2017年11月29日~2022年3月30日
本研究はヒトゲノム・遺伝子解析研究倫理審査委員会で審査され、長崎大学学長の許可を得て実施しています。
  研究目的と意義: 免疫チェックポイント阻害薬ニボルマブ(オプジーボ)投与後に発症した、1型糖尿病および間質性肺疾患の発症に関連する遺伝子多型や変異を検討します。
  研究内容: ●対象となる方
東北メディカル・メガバンクに、健常者の方としてゲノム情報を登録された方、および、国立研究開発法人科学技術振興機構バイオサイエンスデータベースセンター(NBDC)に、健常者の方としてゲノム情報を登録された方
●利用する情報/試料
東北メディカル・メガバンクとの共同研究により、健常者の方の全ゲノム情報を利用します(「日本人ヒト全ゲノム解析に基づく高精度の住民ゲノム参照パネル」)。また、NBDCの制限公開データの、健常者の方の全ゲノム情報を利用します。(「JGAS000114健常者参照パネル」)。 
●研究方法
ニボルマブ(オプジーボ)投与後に発症した1型糖尿病、間質性肺疾患の患者さんから提供された、ゲノムDNAを用いて、次世代シーケンサーによる全ゲノム解析を行い、ニボルマブ投与後に発症する1型糖尿病、間質性肺疾患に対する感受性遺伝子を探索します。疾患感受性遺伝子の検討の際に、東北メディカル・メガバンク機構に登録された健常者の方の全ゲノム情報(「日本人ヒト全ゲノム解析に基づく高精度の住民ゲノム参照パネル」)と、国立研究開発法人科学技術振興機構バイオサイエンスデータベースセンターのNBDCヒトデータベース「JGAS000114 健常者パネル」を利用します。本研究で得られた試料および情報は個人情報管理責任者(※)の責任の下、ゲノムデータ・セキュリティポリシー(※)に準じて管理を行います。
※ 個人情報管理者:
原爆後障害医療研究所
国際保健医療福祉学研究分野(原研国際) 助教 赤澤 諭
※ ゲノムデータ・セキュリティポリシー
1.個人情報管理者は、研究対象者と識別コードが連結する対応表の保管に責任を持つこと。
2.個人情報管理者は、長崎大学病院病院長に承認を受けた「<免疫チェックポイント阻害薬ニボルマブが誘発する1型糖尿病、間質性肺疾患の発症に関連する原因遺伝子多型・変異の探索的研究>全ゲノム情報取扱いマニュアル」に準じて「<免疫チェックポイント阻害薬ニボルマブが誘発する1型糖尿病、間質性肺疾患の発症に関連する原因遺伝子多型・変異の探索的研究>全ゲノム情報取扱いチェックリスト」を作成し、長崎大学病院病院長に承認を受けること。
3.個人情報管理者は、長崎大学病院病院長に承認を受けた「<免疫チェックポイント阻害薬ニボルマブが誘発する1型糖尿病、間質性肺疾患の発症に関連する原因遺伝子多型・変異の探索的研究>全ゲノム情報取扱いチェックリスト」を用いて全ゲノムデータが適切に管理されていることを確認し、管理状況に関する研究統括責任者(※)への報告を行うこと。
※ 研究統括責任者:
長崎大学病院 リウマチ・膠原病内科 教授 川上 純
  問い合わせ先: 【研究担当者】
 氏名:阿比留 教生(医師)  長崎大学病院 内分泌・代謝内科
 住所:長崎市坂本1丁目7番1号
 電話:095(819)7260  FAX 095(849)7270
【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く)
 苦情相談窓口:医療安全課 095(819)7616
 受付時間:月~金 9:00~17:00(祝・祭日を除く)

利用する試料・情報は特定の個人を識別することが出来ないように加工した情報のため、過去の診療 データや保管している試料を研究に使用してほしくないと申し出ていただいても個人を特定できない ため対応できません。あらかじめご了承ください。研究に関するお問い合わせなどがある場合には上 記の「お問い合わせ先」へご連絡ください。
  研究課題名: IgG4関連疾患の臨床的特徴の解明
  所属(診療科等): 長崎大学病院 リウマチ・膠原病科
  研究責任者(職名): 川上 純 (教授)
  共同研究機関: 佐世保中央病院 リウマチ・膠原病センター
国立病院機構 長崎医療センター リウマチ科
諫早総合病院 リウマチ・膠原病科
日本赤十字社長崎原爆病院 リウマチ科
佐世保市総合医療センター リウマチ・膠原病内科
福島県立医科大学医学部 リウマチ膠原病内科学講座
  研究期間: 2017年9月12日~2027年3月31日
  研究目的と意義: IgG4関連疾患の発症時の傷害された臓器の分布や検査データ、治療後の再発がどの程度起こるか、治療薬として何を用いるのが良いのかを、過去の患者さんのデータを集め、新たに発症した患者さんのデータを集めることにより明らかにすることを目的として行われます。
  研究内容: ●対象となる患者さん
2001年1月1日から、2022年3月31日の間に、IgG4関連疾患と診断された患者さんです。
●利用する情報/試料
1.患者特性 2.背景因子 3.臨床症状 4.診断の根拠 5.血液検査 
6.画像検査 7.病理検査 8.治療 9.疾患活動性 10.有害事象の有無
11.保存血液・尿の解析 診療で使用した血液・尿の残りや、将来の研究のために患者さんの許可を得て保存させて頂いていた血液や尿を使用して、細胞分離、タンパク質(サイトカイン・ケモカインなど)解析および代謝産物解析、RNA抽出、蛋白発現、フローサイトメトリー、抗体アレイ、プロテオーム解析、micro RNA、RT-PCR、マイクロアレイによる解析を行います。
●研究方法
IgG4関連疾患の発症時の傷害された臓器の分布や検査データ、治療後の再発がどの程度起こるか、治療薬として何を用いるのが良いのかを統計学的手法を用いて明らかにします。
  問い合わせ先: 【研究担当者】
 氏名:岩本 直樹(医師) 長崎大学病院 リウマチ・膠原病科
 住所:長崎市坂本1丁目7番1号
 電話:095(819)7262  FAX 095(849)7270
【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く)
 苦情相談窓口:医療安全課 095(819)7616
 受付時間:月~金 9:00~17:00(祝・祭日を除く)
  研究課題名: ループス腎炎の病理所見と予後に関する後ろ向き研究
  所属(診療科等): 長崎大学病院 リウマチ膠原病内科
  研究責任者(職名): 一瀬 邦弘 (准教授)
  共同研究機関: 長崎大学病院リウマチ膠原病内科(代表施設)准教授    氏名:一瀬 邦弘
国立病院機構長崎医療センターリウマチ科医長       氏名:岡田 覚丈
JCHO諫早総合病院リウマチ科医長             氏名:藤川 敬太
佐世保市総合医療センターリウマチ膠原病内科科長     氏名:寳來 吉朗
佐世保中央病院リウマチ・膠原病センター 副センター長  氏名:荒牧 俊幸
長崎内科リウマチ科病院 院長              氏名:松岡 直樹
医療法人厚生会虹が丘病院 院長             氏名:富永 雅博
医療法人光晴会病院 理事長               氏名:大坪 俊夫
長崎腎病院 院長                    氏名:原田 孝司
  研究期間: 2017年8月22日~2025年3月31日
  研究目的と意義: 腎生検を施行した、ループス腎炎患者さんの経過を検討し、予後に関連する因子を調査します。本研究により、病理所見に関連した、ループス腎炎に対する治療の有効性や予後を明らかにすることができ、適切な薬剤の選択、治療方針の決定に結びつけられることが期待されます。
  研究内容: ●対象となる患者さん
・1990年4月1日~2023年3月31日の間に長崎大学病院リウマチ膠原病内科にてループス腎炎と診断され、腎生検を施行された方
・対象期間中に年齢が20歳以上の方
・性別は不問
●利用する情報
(※利用する情報の詳細について知りたい方は問い合わせ先へご連絡ください。)
1.患者背景:性別、発症年齢(歳)、腎生検時年齢(歳)、SLE罹病期間(年)、SLEDAI、腎生検時プレドニン量(mg/day)、ステロイドパルス、タクロリムス、シクロスポリン、ミコフェノール酸モフェチル(MMF)、ミゾリビン、アザチオプリン、シクロフォスファミド、リツキシマブの併用の有無、合併症(シェーグレン症候群の有無、抗リン脂質抗体症候群合併の有無)
2.血液学的検査:白血球数、リンパ球数、ヘモグロビン、血小板数
3.血液・尿・免疫生化学検査:腎生検時総タンパク、腎生検時血清アルブミン、腎生検時尿蛋白、腎生検時尿潜血、腎生検時円柱、腎生検時尿素窒素、腎生検時血清クレアチニン、腎生検時eGFR、腎生検時抗核抗体(倍)、腎生検時抗ds-DNA抗体(IU/ml)、腎生検時抗RNP抗体(U/ml)、腎生検時抗Sm抗体(U/ml)、腎生検時IgG(mg/dl)、腎生検時IgA(mg/dl)、腎生検時IgM(mg/dl)、腎生検時CH50(U/ml)、腎生検時C3(mg/dl)、腎生検時C4(mg/dl)、腎生検時尿蛋白/尿クレアチニン比(g/gCr)、腎生検6ヶ月後eGFR、腎生検6ヶ月後尿蛋白/尿クレアチニン比(g/gCr)、腎生検12ヶ月後eGFR、腎生検12ヶ月後尿蛋白/尿クレアチニン比(g/gCr)、最終観察時eGFR、最終観察時尿蛋白/尿クレアチニン比(g/gCr)
4.腎生検所見:ISN/WHO分類、光顕所見、蛍光免疫染色所見、電顕所見、NIHスコアリング 5.治療反応:腎生検6ヶ月後、12ヶ月後の治療反応(完全寛解、部分寛解、非寛解)
●研究方法
診療記録から診断名、年齢、性別、身体所見、検査結果(血液検査、画像検査、病理検査)、治療方法、転帰(腎予後、生命予後)を調査・研究いたします。
  問い合わせ先: 【研究担当者】
 氏名:一瀬 邦弘(医師)  長崎大学病院 リウマチ膠原病内科
 住所:長崎市坂本1丁目7番1号
 電話:095(819)7262  FAX 095(849)7270
【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く)
 苦情相談窓口:医療安全課 095(819)7616
 受付時間:月~金 9:00~17:00(祝・祭日を除く)
  研究課題名: 全身性エリテマトーデス合併妊娠の症状と予後に関する後ろ向き研究
  所属(診療科等): 長崎大学病院 リウマチ膠原病内科
  研究責任者(職名): 一瀬 邦弘 (准教授)
  共同研究機関: 長崎大学病院リウマチ膠原病内科(代表施設)准教授   氏名:一瀬 邦弘
長崎大学病院産婦人科助教               氏名:北島百合子
国立病院機構長崎医療センターリウマチ科医長      氏名:岡田 覚丈
JCHO諫早総合病院リウマチ科医長            氏名:藤川 敬太
佐世保市総合医療センターリウマチ膠原病内科科長    氏名:野中 文陽
佐世保中央病院リウマチ・膠原病センター 副センター長 氏名:荒牧 俊幸
  研究期間: 2017年8月22日~2025年3月31日
  研究目的と意義: SLE合併妊娠の経過を検討し、妊娠合併症に関連する因子を調査します。本研究により、SLE患者さんにおける、妊娠合併症のリスク因子を明らかにすることができ、妊娠を許可する基準を明確にして、妊娠合併症を未然に防ぐための指標を作ることが期待されます。
  研究内容: ●対象となる患者さん
・2008年4月1日~2023年3月31日の間に長崎大学病院リウマチ膠原病内科にてSLEと診断され、産婦人科でSLE合併妊娠・出産された方
・対象期間中に年齢が20歳以上の方
・女性の方
を対象とします。
●利用する情報
(※利用する情報の詳細について知りたい方は問い合わせ先へご連絡ください。)
診断名、年齢、性別、身体所見、検査結果(血液検査、画像検査、病理検査)、妊娠合併症、出産児の体重、出産時の状態、治療方法、臨床イベント、転帰
●研究方法
診療記録から診断名、年齢、性別、身体所見、検査結果(血液検査、画像検査、病理検査)、妊娠合併症、出生児の体重、胎児/出産児の状態、治療方法、臨床イベント、転帰を調査・研究いたします。
  問い合わせ先: 【研究担当者】
 氏名:一瀬 邦弘(医師)  長崎大学病院 リウマチ膠原病内科
 住所:長崎市坂本1丁目7番1号
 電話:095(819)7262  FAX 095(849)7270
【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く)
 苦情相談窓口:医療安全課 095(819)7616
 受付時間:月~金 9:00~17:00(祝・祭日を除く)
  研究課題名: GAD抗体ELISA測定キットの検討
  所属(診療科等): 長崎大学病院 第一内科
  研究責任者(職名): 阿比留 教生(准教授)
  研究期間: 2017年2月28日~2024年3月31日
  研究目的と意義: 最近RIA法から変更となった、GAD抗体ELISA法の問題点を明らかにしてGAD抗体ELISA法に改良を加えること、ならびにGAD抗体ELISA法を使用した緩徐進行1型糖尿病の進行予測に関する検討を行うことを目的としています。
  研究内容: ●対象となる患者さん
1型糖尿病の患者さんで、これまでに「日本人1型糖尿病の包括的データベースの構築と臨床研究への展開」および、膵島関連自己抗体の研究利用のための血清保存に関して書面または口頭で同意された方。
●利用する情報/試料
すでにカルテに記載されている、あなたの糖尿病のタイプ(劇症1型糖尿病、急性発症1型糖尿病、緩徐進行1型糖尿病)、糖尿病の発症年齢、糖尿病ケトーシス・ケトアシドーシスの有無、インスリン開始までの期間、HLAのタイプ、GAD抗体陽性判明時期、既往歴、家族歴、糖尿病診断時の症状、GAD抗体を測定するきっかけ、身長体重を含めた、GAD抗体陽性判明時のデータの情報、GAD抗体陽性判明後、5年後、10年後、15年後の血液検査の生化データ、経口血糖降下薬/インスリンの内容についての情報。
試料は既に保存された血清を用います。
●研究方法
これまでご提供いただき、保存されているサンプルを用いて以下の2つの検討を行います。
① RIA法と現行ELISA法で同時にGAD抗体を測定し、その結果の一致率を検討するのに加えて、測定結果が一致していない場合には、その原因を検討して現ELISA法の問題点を明らかにし、改良ELISA法を確立します。
② 緩徐進行1型糖尿病の進行予測に関する検討。
あなたが、ゆっくりと進行する1型糖尿病(緩徐進行1型糖尿病といいます)患者さんの場合、カルテ上の過去のデータと保存血清を用いてGAD抗体価や他の臨床所見と進行スピードの関係を検討して、進行予測指標としてのGAD抗体の意義を検討します。さらに、すい臓のβ細胞機能低下を予測する値を求めます。
  問い合わせ先: 【研究担当者】
 氏名:阿比留 教生(医師)  長崎大学病院 内分泌・代謝科
 住所:長崎市坂本1丁目7番1号
 電話:095(819)7262  FAX 095(849)7270
【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く)
 苦情相談窓口:医療安全課 095(819)7616
 受付時間:月~金 9:00~17:00(祝・祭日を除く)
  研究課題名: 関節リウマチ患者におけるリンパ増殖性疾患に関する研究
  所属(診療科等): 長崎大学病院 第一内科
  研究責任者(職名): 川上 純 (教授)
  研究期間: 2016年9月27日~2023年3月31日
  研究目的と意義: これまでの疫学研究から、関節リウマチは悪性リンパ腫(以下、リンパ腫)の合併頻度が一般人口よりも高いと報告されています。また、メトトレキサート(MTX)は現在の関節リウマチ治療においては必要不可欠な薬剤ですが、1990年前後からMTXの使用下に発現するリンパ増殖性疾患(MTX関連リンパ増殖性疾患、MTX-LPD)が報告されるようになり、徐々にその特徴が明らかとなってきました。そのため、日本リウマチ学会の事業として、日本人関節リウマチ患者さんにおけるリンパ腫を含むLPDの発症率、特徴、治療、予後を後方視的に検討します。
  研究内容: ●対象となる患者さん
2011年4月1日から2011年7月31日の4か月間に一度でも当院を受診された20歳以上の関節リウマチ患者さんで、同期間中の受診日が早い順に300名の方
●利用する情報
① 医療機関名、診療科名
② 性別
③ 生年月日
④ 2011年4月1日から2011年7月31日の間の最初の受診日
⑤ 合併症の有無・病名
⑥ 悪性腫瘍の既往・合併
⑦ 関節リウマチの治療薬
⑧ その他の免疫抑制治療、化学療法、放射線療法の有・無と種類
⑨ 赤沈、CRP、LDH、腫脹関節数、圧痛関節数、医師・患者さんによる活動性評価
⑩ 3年間の観察期間中の生存、通院状況(死亡の場合は日付と死因、通院中止の場合は中止日)
⑪ リンパ増殖性疾患の有・無と種類
⑫ リンパ増殖性疾患を発症した場合には、その検査結果、治療内容、治療効果など
●研究方法
(1)データの収集方法
観察開始日および観察期間中の臨床情報は、担当者が診療記録等から収集し、本研究の電子症例報告書に記載し、研究本部に送付します。
(2)統計解析方法
①解析対象集団:登録基準を満たし、除外基準に合致しない全ての登録患者さんを解析対象とします。
②イベントの分類
病理学アドバイザー、血液学アドバイザーの参加のもとに検討会を開催し、追加情報依頼の必要性、イベントとしての採否について決定します。
③主要評価項目
全登録患者さんにおける
(ア)リンパ腫発症までの時間
(イ)LPD(リンパ腫を含む)発症までの時間
統計解析方法:リンパ腫発症までの時間とLPD発症までの時間はそれぞれKaplan-Meier法を用いて生存関数とその95%信頼区間を推定します。加えて、性別と年齢で標準化した罹患率とその95%信頼区間を推定します。リンパ腫発症までの時間に関して、日本人集団全体を対照とした性年齢標準化罹患率比とその95%信頼区間を推定します。日本人集団のリンパ腫発症数は国立がんセンターが発表しているデータを使用します。
④副次的評価項目
全登録患者さんにおける
(ア)生存率
統計解析方法:生存率はKaplan-Meier法を用いて生存関数とその95%信頼区間を推定します。
観察開始時の治療内容で層別化した患者さん集団における
(ア)リンパ腫発症までの時間
(イ)LPD(リンパ腫を含む)発症までの時間
(ウ)生存率
統計解析方法:リンパ腫発症までの時間、LPD発症までの時間、生存率はそれぞれKaplan-Meier法を用いて生存関数とその95%信頼区間を推定します。加えて、性別と年齢で標準化した罹患率とその95%信頼区間を推定します。リンパ腫発症までの時間に関して、日本人集団全体を対照とした性年齢標準化罹患率比とその95%信頼区間を推定します。日本人集団のリンパ腫発症数は国立がんセンターが発表しているデータを使用します。
LPD発症患者さん、リンパ腫発症患者さんにおける
(ア)臨床的特徴
(イ)治療内容
(ウ)生存率 統計解析方法:臨床的特徴と治療内容は記述統計量を記載します。生存率はKaplan-Meier法を用いて生存関数とその95%信頼区間を推定します。
  問い合わせ先: 【研究担当者】
 氏名:川上 純(医師)  長崎大学病院 第一内科
 住所:長崎市坂本1丁目7番1号
 電話:095(819)7262  FAX 095(849)7270
【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く)
 苦情相談窓口:医療安全課 095(819)7616
 受付時間:月~金 9:00~17:00(祝・祭日を除く)
  研究課題名: 血管炎症候群の病因、治療反応性ならびに予後に関する観察研究
  所属(診療科等): 長崎大学病院 第一内科
  研究責任者(職名): 川上 純 (教授)
  研究期間: 2015年8月18日~2025年8月1日
  研究目的と意義: 血管炎症候群の臨床的特徴や治療効果を調査するため
  研究内容: ●対象となる患者さん
血管炎症候群の患者さんで、1989年1月1日から、2025年3月31日までの間に、血管炎症候群の診断を受けた方 
●利用するカルテ情報
診断名、年齢、性別、身体所見、診断時の症状、診断時の身体所見、各受診時の症状、各受診時の身体所見、初診時ならびに各受診時の検査結果(血液検査、画像検査、心電図検査、病理検査、生理学的検査、内視鏡検査)
●研究方法
診断時の血管炎症候群の特徴と、血管炎症候群の再燃や死亡のリスクとの関係を明らかにするために、診断時の症状や検査データを用いて比較を行います。また、治療によって、血管炎症候群の症状や検査データがどの程度改善するか、改善が得られやすい患者さんは、診断時にどのような特徴があるかについても解析します。また、保存されている血液や尿がある場合は、細胞分離(血清やタンパク質、小分子などによる血球の刺激)、タンパク質(サイトカイン・ケモカインなど)解析および代謝産物解析、RNA抽出、蛋白発現、フローサイトメトリー、抗体アレイ(抗原特異的IgGの測定)、プロテオーム解析、micro RNA、RT-PCR、マイクロアレイによる解析を行うことがあります。
情報の取扱い: 各共同研究施設で収集された情報は、個人情報を含まない形で長崎大学病院第一内科へ提供され、長崎大学病院第一内科の研究者が確認した上で情報を統合し、長崎大学のオンラインストレージ(NU Drive)を通じて各施設に共有されます。共有された情報は本研究の目的のみに用いられ、第三者への提供は禁止されています。
  問い合わせ先: 【研究担当者】
 氏名:福井 翔一(医師)   長崎大学病院 第一内科
 住所:長崎市坂本1丁目7番1号
 電話:095(819)7262  FAX 095(849)7270
【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く)
 苦情相談窓口:医療相談室 095(819)7200
 受付時間:月~金 8:30~17:00(祝・祭日を除く)