ホーム > 医科専門研修 > 専門研修実績 > 専門医への軌跡 (ローテーション例など) > 腎臓内科

医科後期臨床研修

腎臓内科(2017年度までの旧制度)

専門医への軌跡 (ローテーション例など)

アットホームな中にもきっちり仕事をやってゆく感じがしました。

大学院生の教育にはとても熱心で、テーマもしっかりしているようです。各診療科にまたがる症例をしっかりコントロールする腎内はカッコイイ!

http://www.med.nagasaki-u.ac.jp/renew/information/intmed_2/

下記は先輩たちがどのように専門医・プロフェショナルになったかを示すキャリア軌跡です。ぜひ、ご参照ください!

そして、<キャリア支援室のホームページを見た!>と、キャリア支援室または医局へお問い合わせください!

※画像をクリックすると拡大します。

ローテーション例など

専門医修得規定

後期臨床研修

1.腎臓内科で経験できる代表疾患

1.IgA腎症

増殖したメサンギウム領域にIgAを主体とする顆粒状沈着物が見られる原発性糸球体腎炎である。日本人の慢性糸球体腎炎の原因としては最多である。若年男性に好発し、多くは健診にて血尿またはタンパク尿で偶然に発見される。

1.IgA腎症
2.急性腎不全

急速な腎機能低下によって体液の恒常性を維持できなくなった状態である。原因により腎血流量減少が原因の腎前性腎不全、腎実質に障害のある腎性腎不全、尿路閉塞による腎後性腎不全に分けられる。急性期の治療として、持続的血液濾過透析(CHDF)が行われることもある。

肉眼的血尿

肉眼的血尿

CHDF

CHDF

3.急速進行性糸球体腎炎

『急性あるいは潜在性に発症する肉眼的血尿、蛋白尿、貧血、急速に進行する腎不全症候群』と定義されている。病理学的には多数の糸球体に細胞性から線維細胞性の半月体の形成を認める壊死性半月体形成性糸球体腎炎(necrotizing crescentic glomerulonephritis)が典型像である。

3.急速進行性糸球体腎炎
4.糖尿病性腎症

臨床的特徴は、蛋白尿の持続、高血圧・浮腫の出現、腎機能の低下である。新規透析導入原因疾患の第一位となっており、増加傾向にある。

4.糖尿病性腎症

5.慢性腎不全

腎機能の不可逆性の低下が数ヶ月以上持続し、体液の恒常性維持が不可能となった病態をいう。腎機能低下が進むと、尿毒症症状が出現し、透析療法が必要となる。 血液透析と腹膜透析の二つに分けられる。

5.慢性腎不全

2.週間スケジュール

(1) 消化器内科1(第一内科)

曜日 午前 午後

8:15-8:45 新患紹介・レクチャー
9:00-12:00 外来(新患・旧患)
9:00- 人工透析

12:30-13:00 研究セミナー
14:00- 腎生検
17:30-18:30 退院報告会
18:30- 腎臓カンファランス

8:15-8:45 新患紹介・レクチャー
9:00- 人工透析

14:00- 回診

8:15-8:45 新患紹介・レクチャー
9:00-12:00 外来(新患・旧患)
9:00- 人工透析

12:00-16:00 外来(新患・旧患)

8:15-8:45 新患紹介・レクチャー
9:00- 人工透析

15:00- 腎生検

8:15-8:45 新患紹介・レクチャー
9:00- 人工透析

 

9:00- 人工透析

 

3.資料

(1)専門医制度の概略

日本腎臓学会専門医(受験資格)
  • 本会の会員歴が継続して5年以上であること
  • (社)日本内科学会認定医取得後3年以上、(社)日本小児科学会専門医、(社)日本外科学会専門医及び(社)日本泌尿器科学会専門医は取得後1年以上であること。
  • 本会が指定する研修施設において、別に定める研修カリキュラムに基づく研修を3年以上行っていること
日本透析医学会専門医 (受験資格)
  • 日本内科学会および日本外科学会において定められたいずれかの認定医または、専門医、日本泌尿器科学会および日本小児科学会において定められたいずれかの専門医、もしくは日本麻酔学会において定められた指導医の資格を有し、臨床経験5年以上を有すること。
    ただし、これに該当しない場合においても、本会の専門医制度委員会の規定によって認定された認定施設において5年以上の臨床経験を有する者については、同等の資格を有する者とみなすことが出来る。
  • 申請時において、本会の会員歴5年以上、もしくは本会会員歴3年以上でかつ上記の他学会の会員歴を含めて5年以上であること。

4.関連病院

新里内科 三井楽国民健康保険診療所
新里ネフロクリニック 五島中央病院
井上病院 岡仁会大分共立病院
桜町病院 大分県厚生連鶴見病院
桜町クリニック
長崎市立病院成人病センター 堀田循環器内科
三原台病院 正内科医院
聖フランシスコ病院 荒谷内科医院
和仁会病院 横山内科医院
健康保険諫早総合病院 平井内科医院
和光会恵寿病院 浦クリニック
唐比病院 川冨内科医院
大村市立病院 まつお内科医院
国立病院長崎医療センター 楠本内科クリニック
国立病院嬉野医療センター 高島医院
佐世保総合病院 岩永内科医院
佐世保中央病院 前田医院
千住内科病院
北松中央病院 長崎国際大学 人間社会学部社会福祉学科
泉川病院
松浦市民病院