がんゲノム診療部門：費用について｜長崎大学病院ゲノム診療センター

費用について

2019年6月にがんゲノムプロファイリング検査が保険収載となりました。
現在で、本院で受けられる保険適用のがん遺伝子パネルは、次の３つの検査です。
「OncoGuide™ NCCオンコパネルシステム」
「FoundationOne® CDxがんゲノムプロファイル」
「FoundationOne® LiquidCDxがんゲノムプロファイル」※2021年8月～適用

保険適応の対象となる患者さんは、次の1及び2を満たす方に限られます。

次のいずれかの診断を受けた方
・標準的な治療法が確立されていない希少がんや原発不明がんの方
・標準治療が終了となった、あるいは終了が見込まれる固形がんの方
全身状態等がよく、がん遺伝子パネル検査施行後に薬物療法が適応される可能性が高いと主治医が判断した方
検査の対象となるかどうかは、現在治療を受けられている主治医にご相談ください。
保険診療とは別に、自費診療のがんゲノムプロファイリング検査も行っています。

●	保険診療：

外来料金：（初診の場合）
保険診療の初診料の1～3割が自己負担となります。

検査費用：
保険診療の検査料 56万円の1～3割が自己負担となります。
「OncoGuideTM NCCオンコパネルシステム」
「FoundationOne® CDxがんゲノムプロファイル」
「FoundationOne® LiquidCDxがんゲノムプロファイル」
※高額療養費の対象となり，「限度額認定証」が利用できます。
　「限度額認定証」を医事課窓口へこ提出いただくことで、
　自己負担金額までのお支払いとなります。

●	保険外診療（自費診療）：サービス中断中

外来料金： 33,000円（税込）全額自己負担となります。
検査費用：全額自己負担となります。
「Guardant360」	1回目約48万円　2回目約37万円
「PleSSision」	約77万円

※	検査内容の説明だけお聞きになり、検査を受けなかった場合でもがん遺伝子検査相談料 33,000円（税込）がかかります。実際の検査を受けられた場合、相談料は検査費用に含まれます。

注意点

・	検体として使用するがん組織の状態によって、検査に適用とならない場合もあります。その場合、検体標本作製、輸送、解析中断までに要した検査試薬代、病院および検査委託会社での事務手続き等の費用は必要となります。