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医科後期臨床研修

神経内科(2017年度までの旧制度)

専門医への軌跡 (ローテーション例など)

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専門医修得規定

後期臨床研修

経験できる疾患

A.脳血管障害

脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血が脳血管障害の3大疾患であることは言うまでもない。急性期脳梗塞は近年拡散強調MRIの普及で診断が確実になり、急性期の対応が可能になっている。

脳血管障害
B.神経変性疾患など

パーキンソン病を中心とする疾患群、脊髄小脳変性症を代表とする疾患群、ALSを代表とする運動ニューロン病に加えて大脳変性症のアルツハイマー病、クロイツフェルト・ヤコブ病と多彩な疾患を経験できる。

神経変性疾患など
C.免疫性神経疾患

多発性硬化症、ギラン・バレー症候群、重症筋無力症が代表疾患である。その診断には、MRI画像、電気生理、そして、自己抗体検査が有用である。治療は、インターフェロン、ステロイド、血漿交換、そして、免疫グロブリン静注などを行なっている。

免疫性神経疾患
D.脳炎・髄膜炎

脳炎・髄膜炎は内科的エマージェンシーである。脳炎は脳実質に炎症を起こす感染症で、そのほとんどがウイルス性である。一方、髄膜炎は脳と脊髄を被っている髄膜の炎症で、細菌性、ウイルス性、真菌性、結核性、そして、癌性などの原因がある。

脳炎・髄膜炎

日本神経学会専門医

受験資格: 次の条件を満たした者

  1. 日本国の医師免許証を有するもの
  2. 卒後6年以上で受験年の5月末日において本学会会員歴が3年以上あり、初期研修をふくむ臨床研修を6年以上行った者
  3. 認定内科医であること
  4. 研修内容は、次のいずれかの条件を満たすもの
    (1)
    神経学会の認定した教育施設で3年以上
    (2)
    神経学会の認定した教育施設で2年以上と教育関連施設で1年以上
    (3)
    神経学会の認定した教育関連施設で4年以上

尚、外国での臨床研修評価は、認定委員会にて個々に審査する。また、上記(1)、(2)、(3)のいずれかが満足されない特別の事情がある場合も、認定委員会にて個々に審査する。