初期研修希望者
腫瘍外科(第一外科)/助教
日高 重和
日高 重和先生

外科医への近道だ!

大学病院の研修では、実際に研修医が外科手技をする事が少ないだろうと思っているなら、それは誤解です。当科での研修では、教育経験豊富な指導医たちの下で特に基本的な外科手技は率先して研修医に修練実践します。CVカテーテル挿入&ポート留置を始めとして、各種外科手技に対する確実な自信と技術が身につきます。当科の研修の特徴としては、近年の内視鏡外科手術の修練のために、Dry box、VRS(バーチャルリアリティ・システム)を用いた内視鏡外科手技の指導を行っています。また豚などの臓器を用いたWet Labo trainingを研修医、修練医だけでなく、医学生も対象として定期的に行ってます。かなり好評の人気のトレーニングです。各テーブルに担当指導医を配置し、腸管、気管支吻合、胆嚢付きの肝臓を用いた腹腔鏡下胆嚢摘出術などを修練可能です。次のコースとして、Animal labo trainingも行っています。この研修内容が、まさに外科医への近道なのです。

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移植・消化器外科(第二外科)/講師
黒木 保
黒木先生

消化器、内分泌、小児、移植外科と幅広く研修でき、多くの手技が実際にできる。

外科一般に幅広く研修できます。疾患グループは上部消化管・下部消化管・肝臓・胆膵・小児・内分泌に分かれていますので、希望する複数のグループをローテーション可能です。もちろん研修中、集中して一つのグループに所属しても、充実した研修が送れると思います。当科の研修医教育の基本は”やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ”です。グループ単位の密度の濃い指導で、多くの手技が体で覚えれると思います。せっかくの研修システムですので、”当直の時、縫合で困らない医者”になって下さい。将来、あんまり外科は考えていない・・・そんな研修医こそ外科を回って下さい。最後に、なんといっても、私達の一番の”売り”は「医局の雰囲気の良さ」です。皆さんの研修を待ってます。

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整形外科/助教
古川 敬三
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整形疾患何でも来い

大学病院となると特定の分野に特化しているイメージがありますが、うちは何でもやります。外来患者数は1診療日あたり100人程。手術症例数は今年度 1200例を超える勢いで、対象疾患も脊椎・四肢の慢性疾患からスポーツ障害・腫瘍・リウマチ・外傷等と整形全般を網羅しています。実際の研修では外来は当然ですが、できるだけ多くの手術に入ってもらいます。主治医や担当医として治療にも携わってもらいます。教育面では、毎週の抄読会と隔週で修練医・研修医向けの講義(OKU:Orthopedic Knowledge Update)を行っており、基礎的知識の習得に役立ちます。ちなみにOKUは基本的にオープンなので誰でも参加OKです。さらに今年10月には救急救命センター内に整形外科医・形成外科医からなる四肢外傷ユニットが発足します。整形外科医を目指す者にはもちろん、「医者になったからには1度は救急を」と考えている人にとって、救急救命医と整形外科医による初期評価からの外傷治療を体験できる数少ない病院です。臨床力を身につけたいと考えている貴方。選んで損はしないと思います。(もっと詳しく教室のことが知りたい人はぜひうちのホームページを見てください。)

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脳神経外科/准教授
陶山 一彦
陶山 一彦先生

少数精鋭

脳神経外科での研修は、朝も昼も夜も(?)常に指導医とともに行動し、患者さんへの接し方、考え方、技術、および学問的探求心を学ぶことを基本とします。神経内科との合同カンファも毎日あり、急患は多く一日があっという間です。大所帯ではありませんが、きっと充実した時間になると思います。

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眼科/講師
隈上 武志
隈上 武志先生

あらゆる眼科疾患を経験できる

当科はより良い視機能を獲得・維持することを目標にして、日々前向きに取り組んでいます。 黄斑疾患、網膜疾患、炎症性眼疾患、緑内障、白内障、角膜疾患、斜視・弱視、遺伝性眼疾患など幅広い分野に眼科専門医を擁して高度先進医療に精力的に取り組んでおり、特に網膜硝子体手術は国内でも高く評価されています。眼瞼、涙道、眼窩等の附属器疾患も扱っています。県内はもちろん、県外からも受診者が集まり、あらゆる眼科疾患を経験出来るはずです。ヒトが外から得る情報の80%は目から入ってくると言われています。「見える」という神秘的な学問を一緒に学んでみませんか?
関連する基礎研究も行っており、国内外の学会で成果を活発に発表しています。また、当科で研鑽を積んだ眼科医師は県内の多くの病院で活躍しており、緊密に連携して診療を行っています。眼科は救急患者も多く、それに対処出来るようになることは、将来必ず皆さんの役に立つものと考えています。

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耳鼻咽喉科/准教授
隈上 秀高
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耳鼻咽喉・頭頸部領域の幅広い知識・技術を持つ耳鼻咽喉科医の育成

耳鼻咽喉科は、眼球と脳を除いた頭頸部のすべての領域の内科的、外科的診療を担当しています。したがって、自ら診断し手術を行うことができる医療分野であり、また興味があればめまい・難聴などの内科的な領域も選択が可能です。もう一つの特徴は、耳鼻咽喉科の診療には鼓膜視診や処置などの特殊技術を要するため、耳鼻咽喉科医になることが即スペシャリストになることと言えます。当科ではこのような幅広い領域の特殊な知識・技術を持つ耳鼻咽喉科医の育成を目指していますが、初期研修では急性中耳炎などポピュラーな疾患や鼻出血、めまい、気道のトラブルなどの救急疾患の対処法をしっかり学び、気管切開など他科領域の治療においても役立つ手技の研修を行います。また、鼓室形成術、人工内耳などの耳科手術、内視鏡下鼻・副鼻腔手術、頭頸部外科手術といった専門的でより高度、先進的な治療についても基礎的なことからしっかりと学ぶことができます。
耳鼻咽喉科は聞く・話す・におう・食べる・呼吸するなど、人間にとって不可欠な機能を取り扱う医療分野です。癌治療など生命に関わる医療と感覚器の障害を改善させ、生活の質向上に寄与する医療を経験することは、医師として将来必ず役立つと思われます。

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形成外科/准教授
田中 克己
田中 克己先生

救急と外科学一般の基礎修得を目指して

形成外科は形態改善を目的にしている診療科と思われがちですが、救急疾患として熱傷・顔面外傷・手の外傷などのありふれた外傷を専門に取り扱う診療科でもあります。また、形成外科では創をきれいに治すことや難治性の創傷を治すという創傷治癒の基本を日常診療で行っているところでもあります。失われた組織を再建するために、皮膚移植だけでなく、粘膜・骨・軟骨・筋膜・腱移植などの再建に必要な手技を毎日の診療で行っています。さらに難治性疾患に対して組織工学や再生医療の技術を取り入れることにより、さらに低侵襲で、高い治療効果を得るための治療を進めています。 形成外科での初期研修は将来あらゆる外科系診療科を目指す人には必ず有益な研修になると確信します。

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