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更新日:2024年08月30日
麻酔科専門研修プログラム
初年度は基本的に長崎大学病院で研修し、2年度以降は専攻医の希望を重視して研修施設を決定します。初年度に長崎大学病院で研修できない場合、残り3年間のうち少なくとも1年間は長崎大学病院で研修を行います。研修内容・進行状況に配慮して、プログラムに所属する全ての専攻医が経験目標に必要な特殊麻酔症例数を達成できるように、ローテーションを構築します。
原 哲也
麻酔科医は呼吸、循環、代謝の管理を中心に、術前・術中・術後といった周術期管理で活躍するスペシャリストです。同時に、集中治療、ペインクリニック、緩和ケア、救急医療などの分野でも活躍できるジェネラリストでもあります。本プログラムの目的は、周術期管理を中心としながら、集中治療、ペインクリニック、緩和ケア、救急医療などの領域において、安全で快適な医療を提供できるスーパージェネラリストとしての麻酔科専門医を育成することです。
研修実施責任者
責任者 | 教 授:原 哲也 |
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研修プログラム
プログラムの特色
・整備指針に定められた麻酔科研修の到達目標を達成できる専攻医教育を提供し、十分な知識・技術・態度を備えた麻酔科専門医を育成する。
・初年度は基本的に長崎大学病院で研修する。2年度以降は専攻医の希望を重視して研修施設を決める。
・初年度に長崎大学病院で研修できない場合、残り3年間のうち少なくとも1年間は長崎大学病院で研修を行う。
・研修内容・進行状況に配慮して、経験目標に必要な特殊麻酔症例数を達成できるように、ローテーションを構築する。
・研修内容の特徴などは別途資料「麻酔科専攻医研修マニュアル」に記載している。
指導医からの声
原 哲也
ローテート案
研修実施計画例
初年度 | 2年度 | 3年度 | 4年度 | |
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専攻医A | 長崎大学病院 | 長崎大学病院 | 長崎大学病院 | 連携施設 |
専攻医B | 長崎大学病院 | 長崎大学病院 | 連携施設 | 連携施設 |
専攻医C | 連携施設 | 長崎大学病院 | 長崎大学病院 | 連携施設 |
専攻医D | 連携施設 | 長崎大学病院 | 長崎大学病院 | 長崎大学病院 |
週間スケジュール
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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午前 | 手術室 | 手術室 | 休み | 手術室 | 手術室 | 休み | 休み |
午後 | 手術室 | 手術室 | ICU | 手術室 | 手術室 | 休み | 休み |
当直 | ICU当直 |
到達度、症例経験数に応じて、ペインクリニック、緩和ケア、救急などのローテーションが可能。
- 抄読会(月曜日):英文科学論文の紹介、研究経過の報告など。
- 勉強会(水曜日、木曜日、金曜日):周術期管理に関する基本と応用について指導医が解説。専攻医が麻酔経験症例を掲示し指導医とともに検討する。
- 麻酔科カンファレンス・症例検討会(土曜日:月に1回):麻酔、集中治療、ペインクリニック、緩和ケア、救急における問題症例や興味深い症例について討議。
- 複数診療科による症例検討会(水曜日):術前の問題症例について、外科系診療科や内科系エキスパートと合同で安全な周術期管理計画を討議。
- 学会、研究会:年1回以上、筆頭演者として発表。発表者には経費を補助。
- 論文:研修中に1編以上作成。
- 自己学習環境:個人専用の学習スペースを確保。
- 文献・教材:長崎大学契約の電子ジャーナルやデータベースを利用可能。
連携施設
長崎みなとメディカルセンター | 北九州市立八幡病院 | 聖マリア病院 |
済生会長崎病院 | 周南記念病院 | 北九州総合病院 |
日本赤十字社長崎原爆病院 | 福岡市立こども病院 | 小倉記念病院 |
佐世保市総合医療センター | 久留米大学病院 | 長崎県対馬病院 |
長崎労災病院 | 久留米大学医療センター | 筑後市立病院 |
佐世保共済病院 | 大牟田市立病院 | |
佐世保中央病院 | 小倉記念病院 | |
国立病院機構長崎医療センター | 九州大学病院 | |
JCHO諫早総合病院 | 九州医療センター | |
市立大村市民病院 | JCHO九州病院 | |
長崎県島原病院 | 済生会福岡総合病院 |
専攻医募集
研修年限 | 4年 |
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募集人数 | 6名 |
選考方法 | 書類選考・面接 |
募集期間 採用試験 応募方法 処 遇 |
募集要項をご確認ください |
施設見学等 | 随時受け付けております こちらからお申込みください |
専攻医の声(2022年インタビュー)
キャリアインタビュー
先生方にご自身の10年間のキャリアについてインタビューしました!(※括弧内の年数は取材当時の医師年数です)