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医科後期臨床研修

専攻医の声特集(2023年インタビュー)

古川 くるみ 先生
形成外科

Q1 この専門研修プログラムを選んだ理由は何ですか?
長崎大学の形成外科は歴史があり、県外にも多くの関連病院があります。指導医が多いこと、研修施設として多くの選択肢があることは魅力的だと考えました。
また、見学に行った際の医局の雰囲気がよかったことも決め手の一つでした。
Q2 研修施設や診療科の魅力は?
傷を綺麗に治せること、完全に元通り(正常)とまではいかなくても、機能を保ちつつ、整容面にも拘った再建ができることが、私が形成外科への専攻を決めた理由でした。
もちろん、それらも魅力の一つではありますが、実際に働いてみて感じる最大の魅力は、形成外科の手術は非定型な手術が多いため、基本の手術手技を組み合わせて、患者さんに合わせた自分なりの術式を考案できることです。このクリエイティブさは、他科ではあまり見られない、形成外科特有の魅力だと思います。
大学病院は、先天奇形や腫瘍切除後の再建の症例も多く、その特色を強く感じられる研修施設です。
医学生や研修医のみなさん、ぜひ長崎大学形成外科で一緒に働きませんか。医局見学もいつでもお待ちしています!

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専攻医の声特集(2022年インタビュー)

脇山 史美子 先生(卒後3年目)
高度救命救急センター

Q1 こちらの研修施設や専門研修プログラムを選んだ理由を教えてください。
東日本大震災を契機に救急医を志望するようになりました。災害医療に興味があり、外傷症例が豊富な長崎大学病院救急科プログラムを選びました。また、県で唯一のドクターカーもあり、プレホスピタルも経験出来ることが魅力的でした。

Q2 専攻医として過ごしてみて研修内容、指導体制や診療科の環境、雰囲気はいかがですか? 感想を教えてください。
専攻医の数が多くないため、症例・手技に困ることはありません。指導医の先生方も教育熱心で、困ったらすぐに相談することが出来る体制が整っています。重症の患者さんが多いため毎日朝・夕に申し送りを兼ねたカンファランスがあります。白熱することもありますが、大変勉強になります。医局員の人数は決して多くはありませんが、少数精鋭の診療科だと感じています。救急病棟の看護師さん・薬剤師さん・リハビリスタッフも優しく、職場環境として本当に恵まれています。みなさんに育てていただきながら研修生活を送ることができています。
Q3 実際に専門研修をする中で、この研修施設や専門研修プログラムを選んでよかったと思うポイントを教えてください。
科の特色として他科と関わる機会が多くありますが、どの科の先生方も優しく相談に乗ってくださります。長崎大学病院全体としてアットホームな雰囲気があります。長崎県内の最重症症例が搬送されてくるため初期対応〜病棟管理まで学べます。治療方針に悩むことも多いですが、常に上級医の先生がついていてくださるため安心して働けます。ぜひ一度長崎大学病院、高度救命センターに見学にきてくださいね!

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澤瀬 光佑 先生(卒後3年目)
耳鼻咽喉科・頭頸部外科

Q1 こちらの研修施設や専門研修プログラムを選んだ理由を教えてください。
自分は初期研修医の頃から長崎大学病院にお世話になっております。研修医でローテートした頃から後期研修に関しての案内であったり、実際に医局の先生方とお話しする機会を設けてくださったりなど後期研修に向けての準備をする期間として非常に有意義な時間を過ごしました。耳鼻科を選択した大きな理由は、耳・鼻・のどと分野が多岐にわたっており、後期研修を行いながら、自分に合った専門分野の選択ができると思いました。

Q2 専攻医として過ごしてみて研修内容、指導体制や診療科の環境、雰囲気はいかがですか? 感想を教えてください。
実際に耳鼻科医として働きはじめた頃は右も左も分からない状態でしたが、当直(オンコール)の際の先輩方のバックアップ体制もしっかり整っていて、自分で考えながら、分からない部分は相談するという環境が非常に自分の能力の向上につながり、ためになっています。先輩方も質問には優しく丁寧に答えてくださり、日々の業務で学習できることの多い雰囲気だと思います。
Q3 実際に専門研修をする中で、この研修施設や専門研修プログラムを選んでよかったと思うポイントを教えてください。
自分の意見をしっかり発言する機会を与えてもらっているところや先輩の先生方とも気さくに話しかけやすい雰囲気は後期研修を行っていくなかで非常に働きやすいなと感じます。医師の仕事の性質上、様々な職種の方とコミュニケーションをとる機会が多く、これから、その中でしっかり発言を行っていけるようになっていきたいと思っています。

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熊本 万由子 先生(卒後3年目)
形成外科

Q1 こちらの研修施設や専門研修プログラムを選んだ理由を教えてください。
学生の時から何となく外科系に進みたいと考えていました。研修医の時に、形成外科をローテートした際に先生方の職人の様な美しい手術に魅せられ形成外科に興味を持ちました。研修医の時にお世話になった先生方のいる長崎で働きたいという思いがありプログラムを選択しました。

Q2 専攻医として過ごしてみて研修内容、指導体制や診療科の環境、雰囲気はいかがですか? 感想を教えてください。
指導体制が手厚いため困ったことがあった時はすぐに先生方に相談することができます。再建手術や急患が来ると帰りが遅くなる日もありますが、当直がなくオンコール体制であることは当科の魅力だと思います。外勤も自分のペースで入ることができるので希望に合わせた働き方ができています。形成外科にはグルメな先生方がたくさんいるので美味しいものを食べ行ったり充実した日々を過ごしています。医局の先生方はとても優しく医局の雰囲気はとてもいいです。
Q3 実際に専門研修をする中で、この研修施設や専門研修プログラムを選んでよかったと思うポイントを教えてください。
症例数が多く手術も多種多様です。勉強することは多いですが、その分毎日が刺激的で充実しています。3年目で執刀させていただく機会も多く指導医が手厚く指導してくれるので少しづつスキルアップできているのではないかと思います。

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大野田 貴 先生(卒後4年目)
腫瘍外科

Q1 こちらの研修施設や専門研修プログラムを選んだ理由を教えてください。
学生実習や研修でローテートしたときとても指導熱心な先生が多く、将来一緒に働かせて頂きたいと思い腫瘍外科へ入局しました。当科は呼吸器外科、上部消化器外科、下部消化器外科、乳腺・内分泌外科、小児外科のグループに分かれています。専攻医の間は各グループをローテートし幅広く学ぶことで、将来どの道に進むとしても外科医としての総合力が鍛えられると思います。

Q2 専攻医として過ごしてみて研修内容、指導体制や診療科の環境、雰囲気はいかがですか? 感想を教えてください。
腫瘍外科の医局は和気藹々としてとても良い雰囲気です。病棟管理や日々の勉強など大変ですが、上司からしっかりフォローアップしてもらえ、困ったときにいつでも相談できる環境でありとても働きやすいと思います。どの関連施設に行っても外科医として十分な指導を受けられ、また学術的な側面では若手のうちから学会発表や論文投稿の機会を頂くことができるため、幅広く外科医としてのスキルを磨くことが出来ていると思います。また努力を重ねれば、若手のうちから執刀の機会をたくさん頂けるため、大変ですが非常にやりがいを感じ日々成長を感じることが出来ています。
Q3 実際に専門研修をする中で、この研修施設や専門研修プログラムを選んでよかったと思うポイントを教えてください。
長崎大学の外科後期研修では外科ハブセンターに所属することになりますが、実際はほとんどの専攻医が移植・消化器外科、心臓血管外科、腫瘍外科のいずれかに入局しておりそれぞれの医局人事で動きます。ただし長崎大学病院に所属する間は外科ハブセンターとして医局とは別に用意された部屋で過ごし、各科の専攻医が集まるのでお互い切磋琢磨しながらも楽しく日々頑張れていると思います。

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吉田 有希 先生(卒後4年目)
腎臓内科

Q1 こちらの研修施設や専門研修プログラムを選んだ理由を教えてください。
元々地元である長崎の医療に従事したい気持ちがあり、長崎大学病院のたすき掛けプログラムで初期研修を行いました。そこで教育熱心な指導医や育児と仕事を両立している女性医師などロールモデルとなるような先生方に出会い、自分自身もそのような医師像を目指したいと思い、この専門研修プログラムを選びました。

Q2 専攻医として過ごしてみて研修内容、指導体制や診療科の環境、雰囲気はいかがですか? 感想を教えてください。
慢性腎臓病の教育入院や血液透析・腹膜透析といった慢性期から、急性血液浄化療法や糸球体腎炎のような急性期まで幅広い疾患を経験することができ、充実した日々を送っています。関連病院と比べ腎生検の件数が多いため、腎病理について学ぶ機会が多いことも魅力の一つだと感じました。診療科の雰囲気は和やかで指導医や専攻医同士で話しやすく、気軽に相談しやすい環境です。
Q3 実際に専門研修をする中で、この研修施設や専門研修プログラムを選んでよかったと思うポイントを教えてください。
腎疾患や腎疾患に関連する疾患や合併症について幅広く研鑽を積むことが出来るだけでなく、自分の専門領域でない分野でも内科専攻医が万遍なく症例を経験できるよう内科各診療科が協力し合う体制があるため、内科専門医を目指す上でも十分なサポートが得られる環境だと感じています。

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松本 和幸 先生(卒後3年目)
血液内科

Q1 こちらの研修施設や専門研修プログラムを選んだ理由を教えてください。
学生実習や初期研修時から血液内科に興味があり、治療方針の検討、治療前の全身評価、治療開始後に生じる発熱や臓器障害への対応、重症感染症での全身管理を含めた支持療法全般や、専門各科へのコンサルテーションなど、幅広い能力が求められる点が魅力だと感じました。

Q2 専攻医として過ごしてみて研修内容、指導体制や診療科の環境、雰囲気はいかがですか? 感想を教えてください。
血液内科は主治医制のもとで、指導医や科内でディスカッションを行いながら治療方針の決定や病棟管理を行います。医局内の雰囲気もよく、どの先生にも気軽に相談できるため、非常にいい環境で成長を実感することができます。
Q3 実際に専門研修をする中で、この研修施設や専門研修プログラムを選んでよかったと思うポイントを教えてください。
内科全般の広い知識だけでなく、高い専門性も身に付く診療科なので非常にやりがいがあります。またこのように総合診療医的側面があるため、内科専門医を目指す上で必要となる症例も自然と集まると思います。

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斉藤 淳哉 先生(卒後3年目)
眼科

Q1 こちらの研修施設や専門研修プログラムを選んだ理由を教えてください。
学生時代から外科系に興味がありましたが、眼科特有の短時間で多くの手術をこなして数多くの患者さんの治療にあたるという部分に魅力を感じて眼科を選択しました。長崎大学出身で地域枠だったというのも理由の一つですが学生時代の実習や初期研修を通して医局の雰囲気の良さや熱心に教育指導してくださる点に魅力を感じてそのまま長崎大学病院を選びました。

Q2 専攻医として過ごしてみて研修内容、指導体制や診療科の環境、雰囲気はいかがですか? 感想を教えてください。
日々、病棟~外来~手術とあちこち移動して忙しいながらも充実した日々を送れています。眼科は他科とかぶっていない部分が多く、なかなか初期研修を修了しただけではわからない部分も多いですが、略語だらけで最初はよくわからなかったカルテの読み方や細隙灯顕微鏡の使い方や所見の取り方など初歩的な部分から先生方が優しく指導してくださるので長崎大学を選択してよかったと思います。また、症例によっては白内障、斜視の執刀やレーザー、硝子体内注射、EDTA、角膜の献眼といった処置の機会も与えてくださるので手技的な部分でも経験を積ませていただいています。
Q3 実際に専門研修をする中で、この研修施設や専門研修プログラムを選んでよかったと思うポイントを教えてください。
大学病院という特性上、重症な方を担当することもありますが、わからないことや不安な点などは先生方に相談しやすい環境だと思います。また、上級医の先生だけでなく、同期、視能訓練士や看護師といった他職種のスタッフも困っている時には支えてくださるのでとても働きやすい環境で仕事ができています。

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生塩 功 先生(卒後3年目)
感染症内科

Q1 こちらの研修施設や専門研修プログラムを選んだ理由を教えてください。
全国的に見ても珍しいことをしている長崎大学の感染症内科に学生の頃から興味があり、何度か見学にも来て、いずれは入局することを決めていました。初期研修は市中病院を選んだので、どのタイミングでこちらに来るかは少し迷いましたが、早い段階で臨床以外の業務にも触れておきたいと思い、後期研修から入局することにしました。

Q2 専攻医として過ごしてみて研修内容、指導体制や診療科の環境、雰囲気はいかがですか? 感想を教えてください。
ほとんどの症例で主治医をさせていただき、主体的に診療に関わることができています。上級医の指導・サポートも手厚く、話しやすい先生ばかりなので、普段の診療のみならず、今後のキャリアや働き方に至るまで、様々な面で相談に乗っていただいています。臨床、研究、国際協力等、複数の分野を行き来する医局がら、「医師」という言葉からはなかなか想像できないようなキャリアを歩んでこられた先生方も多く、型通りでない自由な働き方や考え方にはいつも驚かされ、刺激を受けています。
Q3 実際に専門研修をする中で、この研修施設や専門研修プログラムを選んでよかったと思うポイントを教えてください。
内科プログラムでは専門医資格取得に幅広い症例が必要ですが、病院全体としてそれをサポートする体制がすごく整っていると感じます。他科のローテーションができず、症例に困る大学病院もあると聞く中、当院では内科ハブセンターの管理・サポートのもと、希望の科をローテーションして不足症例を経験できます。院内では少数派ですが、症例経験のみならず、長期のローテーションである程度専門的な知識を身につけたいという希望にも応えていただき、私は今年度、腎臓内科とリウマチ・膠原病内科に3ヶ月ずつ所属する予定です。感染症内科の先生方もそれを後押ししてくれています。

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宮村 侃 先生(卒後3年目)
産婦人科

Q1 こちらの研修施設や専門研修プログラムを選んだ理由を教えてください。
長崎大学病院のたすき掛けシステムで初期研修を行いました。研修医の時に実際に専攻医の先生方の働き方を見ることができ、将来の自分の姿がイメージしやすかったことが大きかったです。また、研修医の時にお世話になった先生方と働きたくて選びました。

Q2 専攻医として過ごしてみて研修内容、指導体制や診療科の環境、雰囲気はいかがですか? 感想を教えてください。
毎日忙しく、充実しています。とても教育的であり、日々の診療で疑問に思ったことや相談したいことをその場で聞きやすいです。診療科の雰囲気も若手に仕事を押し付ける感じは一切なく、みんなで頑張るスタイルで尊敬できる先輩が多いです。
Q3 実際に専門研修をする中で、この研修施設や専門研修プログラムを選んでよかったと思うポイントを教えてください。
産科や婦人科はもちろん、生殖・内分泌や女性のヘルスケアなど、専門的な分野もあり、幅広く勉強できます。学会の参加も積極的に行うことができ、上級医が必ず指導として面倒を見てくれます。当直も若手と上級医の組み合わせで入るため、わからないことや不安なことは必ずフォローしてもらえます。専門医に必要な要件は必ず満たせるようなシステムが構築されています。女性は産休・育休を取りやすい環境だと思います。

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平尾 真希 先生(卒後3年目)
放射線科

Q1 こちらの研修施設や専門研修プログラムを選んだ理由を教えてください。
放射線科・IVRを志望して長崎大学放射線科のプログラムを選びました。長崎大学は、画像診断と放射線治療の両者をしっかり学べる環境があると思いました。また、画像診断の中でもIVRの症例数が多いのが魅力的でした。

Q2 専攻医として過ごしてみて研修内容、指導体制や診療科の環境、雰囲気はいかがですか? 感想を教えてください。
放射線科は色んな種類の検査の実施・読影業務を毎日行っているので、慣れるまではとても大変ですが楽しい点でもあります。指導体制は良い環境が整っていると思います。レポートの書き方、所見の考え方等についてフィードバックをいただいたり、画像を後方的に検討するカンファレンスなどはとても勉強になります。何より、上級医の先生方は非常に相談しやすく丁寧に教えてくださる雰囲気があります。また、放射線技師の方々にも撮影条件等について相談しやすく、医局だけでなく放射線部全体が良い雰囲気だと感じています。
Q3 実際に専門研修をする中で、この研修施設や専門研修プログラムを選んでよかったと思うポイントを教えてください。
関連病院は長崎県内ばかりなので、比較的慣れた環境で仕事ができる点は良いと思います。放射線科の一次試験を受ける際には、単純写真・CT・MRI・エコー・核医学・消化管造影・IVR・治療で決められた症例数が必要となります。長崎大学放射線科のプログラムでは、決まった検査を一定期間ローテートするのではなく、全ての検査を3年間で習得・症例を集めることになっています。慣れるまではとても大変ですが、全ての検査を少しずつ学べるため、疾患の診断に至るまでの過程が画像を通して包括的に学ぶことができ、あらゆる疾患への理解がより深まる所は他科にはない魅力だと思います。

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添田 李子 先生(卒後5年目)
病理診断科・診断部

Q1 こちらの研修施設や専門研修プログラムを選んだ理由を教えてください。
長崎大学病院を基幹病院として、様々な連携病院での研修も可能なプログラムであり、3年間の専門研修を自分の希望に沿う形で進めることが出来る点が魅力的でした。私は初期研修を行った長崎医療センターで1・2年目、長崎大学病院で3年目の研修を行うプログラムを選択しました。

Q2 専攻医として過ごしてみて研修内容、指導体制や診療科の環境、雰囲気はいかがですか? 感想を教えてください。
指導医の先生方は皆様お優しく、病理診断に関してはもちろん、プライベートに関しても相談しやすい雰囲気です。研修初期の頃は切り出しや剖検の手技に自信が持てず、何度も相談してしまいましたが、その都度丁寧に教えてくださいました。生検から手術検体まで症例数・剖検は豊富で、日々勉強し、経験を積むことが出来る良い研修環境です。現在、研修中の長崎大学病院では、日常診断では出会わない稀な症例も検討する事ができ、スキルアップに繋がっています。
Q3 実際に専門研修をする中で、この研修施設や専門研修プログラムを選んでよかったと思うポイントを教えてください。
病理医として必要となる基礎的なスキルを手厚くご指導頂けた点です。1例1例を丁寧に診断し、分からない症例も最初から教えて頂くのではなく、まずは自分で文献を調べて所見を記載してみる過程を踏み、学びを深める研修体制は私に合っていました。

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磯部 優作 先生(卒後3年目)
整形外科

Q1 こちらの研修施設や専門研修プログラムを選んだ理由を教えてください。
学生時代から臨床研究のアシスタントとして教室に出入りをしており、その流れで自然と整形外科医を目指しました。各分野のスペシャリストの先生方がいらっしゃり、国内・海外の留学も可能であることと、市中病院に豊富に症例があることも長崎大学を選んだ理由の一つです。早い段階(場合によっては初期研修中)から執刀を経験できることは、周囲に指導医がいる中で執刀することができることなので、落ち着いて経験を積むことができると考えました。

Q2 専攻医として過ごしてみて研修内容、指導体制や診療科の環境、雰囲気はいかがですか? 感想を教えてください。
学生時代から感じていたように、教室の雰囲気はおおらかで自分に合っていると思います。コロナ禍ということもあり、症例数が自然と少なくなっており、恐らく例年と比較してゆとりを持って専攻医生活を送ることができていると思います。実際、時間のある土日は趣味のロードバイクに明け暮れています。また、外勤先であっても大学病院内であっても指導医に尋ねやすい雰囲気があるため、安心して仕事に臨むことができています。
Q3 実際に専門研修をする中で、この研修施設や専門研修プログラムを選んでよかったと思うポイントを教えてください。
大学病院というマンパワーの多い病院から後期研修をスタートできるため、休みやすいことは良かったと思っています。先日、学生時代から行っていた研究に関係するテーマで、アメリカ・テキサスで行われる海外学会に参加してきました。1週間、大学業務のお休みをいただいて行ってきたのですが、教授を初め海外留学を経験されている先生方が多い教室だからこそ、そのようなことにも挑戦しやすいのだと思います。

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瀬戸口 大地 先生(卒後5年目)
第二内科(呼吸器内科)

Q1 こちらの研修施設や専門研修プログラムを選んだ理由を教えてください。
新・内科専門医制度において、内科系医師はgeneralityとsubspecialtyのいずれの領域においても一定以上の能力が求められます。実力をつけるために、私自身は離島診療を含めた全人的医療を学びたいという希望がありました。その点、長崎大学の専門研修プログラムは関連病院も多く、自身の目指すキャリア形成ができると考えて選択しました。

Q2 専攻医として過ごしてみて研修内容、指導体制や診療科の環境、雰囲気はいかがですか? 感想を教えてください。
当科は胸部腫瘍、呼吸管理(喘息・COPD・アレルギー・間質性肺炎)、感染症のグループで構成されています。それぞれの分野にspecialistがおり、サポートが手厚く、困ったことがあれば相談しやすい環境です。症例が豊富で手技の機会も多く、最新の知見に触れることで日々実力をつけることができています。また、育児にも配慮があり、男女ともにおすすめの診療科です。
Q3 実際に専門研修をする中で、この研修施設や専門研修プログラムを選んでよかったと思うポイントを教えてください。
経験できる症例の数やバリエーションが多く、充実した研修を送ることができています。また、他科との垣根も低く、専門外の分野の情報交換できるのも魅力の一つです。

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古賀 公基 先生(卒後3年目)
精神神経科

Q1 こちらの研修施設や専門研修プログラムを選んだ理由を教えてください。
修練医、専攻医が中心となり治療方針を主体的に考え、学びを深めていく環境である事を目にし、長所と感じたため。元来長崎大学が母校であり、熱意のある先生に勧誘された事も動機の一つです。

Q2 専攻医として過ごしてみて研修内容、指導体制や診療科の環境、雰囲気はいかがですか? 感想を教えてください。
近年入局者が増えてきており、同期も多く、皆が活気を持って責任感強く診療に臨んでいます。医局は開放的な雰囲気であり、臨床疑問がある際は若手の先輩医師は当然のこと、教授にも躊躇いなく相談できます。雑談のように思える会話であっても、振り返るとスーパーヴァイズになっており、診療の見直しのみならず、自身の人間としての成長に繋がっていく事も当科の特徴でしょうか。
Q3 実際に専門研修をする中で、この研修施設や専門研修プログラムを選んでよかったと思うポイントを教えてください。
当院の精神科が対象とする疾患は非常に幅広く、老若男女問わず、あらゆる背景の中で不調を来した患者を担当します。それぞれ個別性、具体性が求められ、当科の治療の重要な部分である、バイオ、サイコ、ソーシャルの各々に目を向ける事がいかに大事か、実践の中で学ぶことができます。当然身体疾患が並存した症例も数多く、病棟でもリエゾンでも担当する機会があります。身体面にも目を向ける必要があり、医師としての総合力も磨くことができます。児童や依存症などの勉強会やセッションも行われており、最近だとロボットを臨床応用する研究も行われています。それぞれの垣根は低く、自発的に積極的に参加できることも魅力の一つだと思います。

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栁 貴文 先生(卒後3年目)
小児科

Q1 こちらの研修施設や専門研修プログラムを選んだ理由を教えてください。
私は小さい頃から小児科を志していましたので、小児科の道に進むことに迷いはありませんでした。問題は、どこで小児科医として過ごすかでした。私は長崎大学卒ではありますが熊本出身で、研修病院は福岡の九州医療センターでした。そのこともあってか、なぜ長崎に戻ってきたのかよく聞かれます。熊本に戻ることや、福岡でそのまま医師人生を続けることなど、いろいろな選択肢がありましたが、長崎に帰ることを選びました。理由は、長崎で知り合った仲間とともに医師として働きたいと考えたからです。特に、研修病院が県外だったことは、長崎の良さに気付かされるきっかけとなりました。

Q2 専攻医として過ごしてみて研修内容、指導体制や診療科の環境、雰囲気はいかがですか? 感想を教えてください。
専攻医になって、研修医とは違ってきつさや責任感が違います。また、COVID-19の児が増加したことで仕事量が増え、たまに自分がなぜ小児科医を目指したか忘れるくらい疲弊することもあります。しかしその分やりがいもあります。まだまだ未熟な点が多いですが、周りには頼りがいのある先輩方がいますし、気軽に聞きやすい環境でとても楽しい雰囲気です。
Q3 実際に専門研修をする中で、この研修施設や専門研修プログラムを選んでよかったと思うポイントを教えてください。
医局に入ることで、医局の先輩方が全員で私達専攻医を育ててくださる雰囲気があるので、長崎大学病院で良かったなと思います。また、素敵な同期に恵まれた点も、長崎での研修プログラムを選んでよかったと思いました。

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黒滝 航希 先生(卒後3年目)
移植・消化器外科

Q1 こちらの研修施設や専門研修プログラムを選んだ理由を教えてください。
学生時代、手術に参加した際、手術によって患者さんを助けることに感動し外科医になりたいと思うようになりました。長崎大学病院で外科専攻医として働く場合は、外科ハブセンターに所属することになります。これにより他科手術にもシームレスに参加することができ、専門医取得に必要な症例を十分に経験することが可能です。このようなセンターがあることは、長崎大学病院の利点だと思います。

Q2 専攻医として過ごしてみて研修内容、指導体制や診療科の環境、雰囲気はいかがですか? 感想を教えてください。
移植・消化器外科についてですが、分野は消化器全般から乳腺、内分泌、小児まで幅広く扱っており、様々な手術を経験することができます。特に当科ではロボット手術、移植手術、再生医療など市中病院ではなかなか経験できないような先進医療にも力を入れています。一方で若手が執刀する手術も多く、卒後3年目ながら腕を磨かせてもらっています。上級医の先生方は皆教育熱心で、熱い思いがあれば必ず受け止めてくれると思います。
Q3 実際に専門研修をする中で、この研修施設や専門研修プログラムを選んでよかったと思うポイントを教えてください。
外科ハブセンターとして一つの部屋があり、そこに腫瘍外科、心臓血管外科、移植・消化器外科の専攻医が集まっています。同じ年代の外科医が近くにいることで、各科の垣根なく相談することができます。また大学病院は各分野のスペシャリストが揃っており、最先端の知見を深めることができます。このような環境が日々の研修を楽しく、有意義なものにしてくれていると思います。

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平 篤 先生(卒後5年目)
総合診療科

Q1 こちらの研修施設や専門研修プログラムを選んだ理由を教えてください。
総合診療科は患者さんが抱える疾患の問題から生活における問題まで幅広く見通し、患者さんと向き合う診療科です。
特定や対応が難しい病態のマネジメント、疾患や年齢などのせいで日常生活を送ることに苦労がある方に対しての医療資源や社会資源のマネジメントを行っています。
これらのことをするには幅広い視野が必要になってきます。これを養うための研修ローテーションが組まれ、定期的に適切なフィードバックがあるため、自身の成長が期待できるこのブログラムを選び、実際日々成長できています。

Q2 専攻医として過ごしてみて研修内容、指導体制や診療科の環境、雰囲気はいかがですか? 感想を教えてください。
困った事例に関しては疾患のことでも社会的なことでもなんでも真剣に向き合ってくれるため相談しやすく、その都度フィードバックもあり、成長にも繋がっています。また、幅広い視野で診療するという観点から興味ある分野へ一度飛び込ませてくれる体制を整えてくれるところも様々な経験を積もうというモチベーションに繋がっています。
Q3 実際に専門研修をする中で、この研修施設や専門研修プログラムを選んでよかったと思うポイントを教えてください。
疾患に対する経験や知識をつけるため、また、患者さんに提供できる医療資源や社会資源についての理解を深めるために適切な医療機関で研修ができるようになっているところです。

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森本 崇之 先生(卒後5年目)
麻酔集中治療医学

Q1 こちらの研修施設や専門研修プログラムを選んだ理由を教えてください。
「麻酔科医はただ眠らせるのが仕事ではなく、すべての臓器を把握し管理する全身管理のスペシャリストであり、真のジェネラリストである」という上級医の言葉に感銘を受けたのが大きなきっかけです。また長崎大学麻酔学教室は手術麻酔だけでなく集中治療、ペインクリニック、緩和医療、救急医療を担っており将来の選択肢が豊富であるのも魅力と感じた理由の一つです。

Q2 専攻医として過ごしてみて研修内容、指導体制や診療科の環境、雰囲気はいかがですか? 感想を教えてください。
麻酔科専門医取得に必要な経験症例数がありますが、基本的には入局後2年間でそれをクリアすることができます。また医局全体が教育熱心で、どの上級医も丁寧に指導してくださるだけでなく、週2.3回の若手主体の勉強会もあり、日々の臨床で忙しい中効率的に知識のインプットができます。近年は若手の学術活動も盛んで、若手を中心とした「勢いのある科」だと自負しています。また休日の急な呼び出しなどはないためオフの時間がしっかり確保でき、メリハリのある研修を行えます。
Q3 実際に専門研修をする中で、この研修施設や専門研修プログラムを選んでよかったと思うポイントを教えてください。
手術麻酔、集中治療、ペリンクリニック、緩和医療とそれぞれの分野にspecialistがいて幅広く学ぶことができます。また長崎大学病院における手術件数は全国トップクラスであり、小児・産科・心臓・移植麻酔など様々な症例の経験をすることができます。

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専攻医の声特集(2019年インタビュー)

小笹 宗一郎 先生(卒後5年目)
総合診療科

新専門医制度に移行し、新たに19番目の専門領域として総合診療が新設されました。まだまだ在り方を模索している段階ですが、患者を多角的に診ることのみならず家族・地域背景まで診ることで、特に高齢社会において求められる存在になりつつあります。
また、どの診療科に当てはまるかわかっていない不明熱や原発不明癌などの疾患の原因検索や、さまざまな疾患を抱えている人のマネジメントを行なうことも総合診療の魅力だと思います。

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専攻医の声特集(2018年インタビュー)

向井 順哉 先生(卒後3年目)
整形外科

Q1 この専門研修プログラムを選んだ理由は何ですか?
整形外科は多様な分野があり、それぞれ専門性が高いという特徴があります。それらをまず大学で一通り経験、学習し、その上で実践する場としての大学以外の病院があり、その後最も能力を発揮できる分野を突き詰められると考え選択しました。

Q2 研修施設や診療科の魅力は?
医療従事者に共通する事は自身が関わる人に幸せになって欲しいという希望であると思います。整形外科において、その実現方法は健康寿命をのばす、機能回復などがあげられます。
歩行に苦痛を感じ家に籠っていたが、疼痛が軽減され、散歩を楽しめる様になり、その結果気持ちは前向きに、身体も強くなった。今まで動くことが当たり前だった腕が突然の事故で使えなくなりこのままでは家族を養うこともできない、しかし手術をすることで仕事に従事できる、子供を抱ける様になった・・・とても素晴らしいことではないでしょうか?整形外科というともちろん手術をイメージされると思いますが、それは一つの方法であり、その根本は携わる人の生活、家族、人生と対峙し、そして皆がハッピーになる力添えをしたいといった心です。
こういった事に自分の一生をかけて熱く取り組む事ができる、それが整形外科です。

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永田 幸 先生(卒後3年目)
産婦人科

Q1 この専門研修プログラムを選んだ理由は何ですか?
私は専門研修プログラムを選ぶ際、産婦人科としてあらゆる分野を満遍なく学んでいきたいと思っており、長崎大学病院ではそれができると確信し選択しました。
それは、長崎大学病院産婦人科には婦人科、産科、生殖とそれぞれの分野にspecialistがいるため、どの分野も多くの症例を経験できるからです。
実際に働いてみても、困ったことがあればすぐに相談でき、豊富な手技も経験でき、日々成長を感じる事ができています。是非、選択してみてください。

Q2 研修施設や診療科の魅力は?
産婦人科は産科、婦人科と診療内容は多岐にわたり、自分の興味がある分野をとことん追求することができます。
当科の特徴は何と言っても、出産に立ち会う際の感動と充実感です。それは何物にも代えがたく、産婦人科になってよかったと毎回思わせてくれます。
自分が分娩で関わった子供達が未来を創っていくという、産婦人科でしか味わえない命のバトンを一緒に繋ぎたい人は是非産婦人科に触れるところから始めてみません

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吉田 翔 先生(卒後3年目)
長崎耳鼻咽喉科・頭頸部外科

Q1 この専門研修プログラムを選んだ理由は何ですか?
初期研修医プログラムの時から指導がしっかりあり、手術や処置なども積極的に担当させていただきました。初期研修医で気管切開術の執刀をさせてもらえるとは驚きました。様々な経験を早くから積むことができ、一日でも早く成長できると思い、この専門研修プログラムを選びました。
入局後も変わりなく熱血なご指導をいただき毎日充実した日々です。また修練医、後期研修医の先生方向けの週1の勉強会もあり、さらにスキルを磨いております。

Q2 研修施設や診療科の魅力は?
耳鼻科を選んだ理由はマイナーでありながらも外科的、内科的なもの両方兼ね添えているという点で選びました。また自分が難聴で経験していることを患者様の役に立ちたいという理由もあります。

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志方 真妃 先生(卒後3年目)
放射線科

Q1 このプログラムを選んで良かったと思うポイントは?
関連施設がほとんど長崎県内で、症例数の多い病院ばかりであることです。

Q2 研修施設や診療科の魅力は?
症例も多く勉強する時間がたくさんあります。指導医も多くて基本的なことから専門的な事まで学べる環境が整っています。
医局の雰囲気がとっても良いです!

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松岡 優毅 先生
病理診断科

Q1 こちらの研修施設や専門研修プログラムを選んだ理由を教えてください。
自分がやりたいことの意思表示がしやすい環境です。
家庭との両立も親身になって考えてくれる点も大きいです。

Q2 研修施設や診療科の魅力は?
大学プログラムに則って病理研修をスタートした時点では、同期はおらず私だけであることもあって、プログラム責任者をはじめ各施設の先生方は親身になって相談でき、自分の希望に沿った研修を行うことができました。
1、2年目は初期研修もさせていただいた医療機関で後期研修中を行いましたが、臨床側には初期研修で指導いただいた先生も多く、非常にコミュニケーションがとりやすく、病理診断に集中できる良い環境でした。
外勤先でもいろいろな先生方に切り出し・診断に関して指導していただき、現研修先では見ない症例も検討でき日々スキルアップできました。3年目からは大学で診断に加え、研究にも取り組み始めました。
周囲の手厚いサポートもあり、最短4年目で病理専攻医の取得ができました。
現在は関連病院で一人病理医として研鑽を積んでいます。

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小橋 啓太 先生(卒後3年目)
形成外科

Q1 こちらの研修施設や専門研修プログラムを選んだ理由を教えてください。
長崎大学形成外科は歴史が非常に古く、九州外にも多くの関連病院を有しています。様々な地域で医師として働けることは、見聞を広げることができると同時に単純に楽しそうであると感じました。
また、人間関係などで不必要なストレスのかかる職場で働くことは、医師としての成長の阻害になると考えています。医局自体の雰囲気が非常に良かったことも、本プログラムを選択した理由の1つです。

Q2 研修施設や診療科の魅力は?
形成外科では直接命に関わらないような手術も多くありますが、例えば唇裂口蓋裂などの先天奇形の手術は、患者さんの人生を大きく左右するものです。
術後に患者さんの満足した姿を見られた時には、形成外科医として大きな喜びを感じます。また、個人によって身体的形態は大きく異なるので、形成外科には定型手術は多くありません。
最新の知見に触れ、常に最善の治療方法を模索しながらの診療なので、毎日が非常に刺激的なものです。

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卒後10年目特集(2016年インタビュー)

先生方にご自身の10年間のキャリアについてインタビューしました!( ※卒後の年数は取材当時の年数です)

興味のある分野を自分の専門にできる!
CT、MRIを撮らない病院はほぼなく、需要がかなりあります。

小池 玄文 先生
卒後8年目・放射線科

Q1 後期10年(7~12年)のキャリアの概要を教えてください。
卒後1~2年目:長崎大学病院、⇒卒後3年目:長崎大学病院~8年目
卒後4年目~長崎大学医学部大学院

Q2 これまでに修得した資格などについて教えて下さい。また、現在、修得を目指している資格があれば、教えて下さい。
卒後6年目:放射線科認定医
卒後8年目:放射線科診断専門医
Q3 なぜその専攻科を選んだのですか。
将来40年間、同じ仕事をやり続けると考えたとき、できる範囲が広いところに魅力を感じました。私の専門は骨軟部、肺循環、胸部、CT、MRIなど診断に関して、幅広く仕事をさせていただいています。放射線科の領域は、頭からつま先までとよく言われますが、専攻してから、本当にその通りだと思います。努力次第で、自分の専門をいくつでも持てます。
Q4 リフレッシュ方法、休日の過ごし方などを教えて下さい。
読書。プロ野球観戦(広島カープの25年ぶり優勝感動しました)。
Q5 最後に、これから後期研修先を決める研修医に対してアドバイスをお願いします!!
私は、もともと内科志望でしたが、最後に研修した放射線科に入局しました。自分の専攻を急いで決める必要はなく、色々幅広く見て、決めるのが良いと思います。

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感覚器のエキスパート、耳鼻咽喉科・頭頸部外科♪ 幅広い耳鼻咽喉科の魅力は内科と外科が融合していること。
われわれはみんなの生活の質を守り続けます!!

渡邊 毅 先生
卒後13年目・耳鼻咽喉科・頭頸部外科

Q1 後期10年(7~12年)のキャリアの概要を教えてください。
1年次・2年次(初期研修医) 国立病院機構長崎医療センター初期研修プログラム終了(初期研修医臨床研修必修化2期生)
3年次(後期研修医1年目) 長崎大学医学部歯学部附属病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科後期研修医
4年次(後期研修医2年目) 佐世保市立総合病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 後期レジデント
5年次~7年次(後期研修医3年目~5年目) 国立病院機構長崎医療センター 後期レジデント
7年次~10年次 長崎大学院医歯薬総合研究科 大学院生
10年次~現在 長崎大学病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 助教・医療教育開発センター 助教(兼任)

Q2 これまでに修得した資格などについて教えて下さい。また、現在、修得を目指している資格があれば、教えて下さい。
医学博士
日本耳鼻咽喉科学会認定専門医・補聴器相談医
臨床研修指導医・OSCE外部評価者
<現在習得を目指してる資格>
気管食道科専門医・アレルギー専門医
Q3 なぜその専攻科を選んだのですか。
『研修医になってから選択科を考えればいいや!!』という安易な気持ちでスタートした研修医生活は想像以上に忙しく、そして医療の深み、面白みにどっぷりはまっていきました。
そして、内科のステキさ、外科のカッコよさ、どちらにも惹かれてしまっていました。そこで出会った診療科が耳鼻咽喉科・頭頸部外科でした。手術で手を動かすこともさることながら、自分の緻密な考えが患者さんへ反映する・・・。
そして、研修医で学んだ医療知識を惜しみなく使うことが出来る診療科でした。入局を決めて10年以上経過しますが、いまだ飽きることがない深い診療科です。
選択してくれれば是非いっしょに診療を通じて、お互いに成長をしたいと思います。待ってます!!
Q4 リフレッシュ方法、休日の過ごし方などを教えて下さい。
剣道家なので、現在も医学部の道場にたまに顔を出しています。気合いれて汗かいて、スポーツを通じてストレス発散してます。
休日はドライブによく行きます。診療や研究の都合がついてまとめて時間が取れるときは(ON-OFFがはっきりしているのも耳鼻咽喉科の魅力)旅行に行ったりしています。
Q5 最後に、これから後期研修先を決める研修医に対してアドバイスをお願いします!!
耳鼻咽喉科・頭頸部外科は選んだときから『金の卵』医師の候補です。周囲に埋もれることはありません!!指導医も充実しており最初はマンツーマン指導から始まりますが、1年目から手技、執刀の機会がまわってきます。手技に興味がある方は是非当科も選択肢に入れてみてください。
全国的に男女医比もほぼ同率になってきています。まだまだ解明されていないこともいっぱいあります。やりがいはどの科にも負けません!!耳鼻咽喉科の魅力を堪能し、謎をいっしょに解き明かしていきましょう。

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眼球という小さな世界に外科系・内科系・全身がつまっています!

原田 史織 先生
卒後12年目・眼科

Q1 後期10年(7~12年)のキャリアの概要を教えてください。
卒後1~2年目:長崎大学病院、⇒卒後3~6年目:長崎県済生会病院、⇒卒後7年目:長崎大学病院、⇒卒後8~9年目:長崎医療センター、⇒卒後10年目~長崎大学病院

Q2 これまでに修得した資格などについて教えて下さい。また、現在、修得を目指している資格があれば、教えて下さい。
卒後5年目:認定内科医
卒後11年目:日本眼科学会専門医
Q3 なぜその専攻科を選んだのですか。
  全身を幅広く診ることより、専門的な領域に興味がありました。中でも眼科は、多くの情報がつまった眼球という小さな世界に、学生のころから魅力を感じていました。2年間の初期研修後は少し全身の勉強をしてから眼科に入局したいと思い、内科後期研修をまわり、7年目に入局しました。
Q4 リフレッシュ方法、休日の過ごし方などを教えて下さい。
  眼科は平日の夕方までの時間帯は他科以上に多忙だと思います。しかし、ONとOFFがはっきりしており、平日の夜や休日はプライベートの時間をたっぷりととることができます。私のリフレッシュ法は断捨離で、休日はスポーツ観戦等、家族で過ごしています。
Q5 最後に、これから後期研修先を決める研修医に対してアドバイスをお願いします!!
 「好きこそ物の上手なれ」と言いますので、自分の興味のある分野で、自分に合った場所を選んでほしいと思います。眼科のアピールをさせてもらえば、眼球は構造的に透見できるため、色々な病気やその治療効果を、実際に自分の目で見て実感することができます。眼科自体、外来や病棟での小処置が多く、また長大眼科では入局1年目から実際に執刀医となる機会もあり、1年目でもたくさん活躍する場があります。また、しばらくは一対一で指導医がつくため、丁寧な指導を受けることができます。もちろん周りの医師もいつでも相談に乗ります。女性医師が多いため、出産や育児等の様々な理由に対して、個人の希望に応じて柔軟に対応可能です。興味があられる方はいつでも見学に来られてください。

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全身管理、磨き その先へ

松本 聡治朗 先生
卒後12年目・麻酔科(集中治療部)

Q1 後期10年(7~12年)のキャリアの概要を教えてください。
卒後1年目:長崎市立市民病院、⇒卒後2〜4年目:長崎大学病院、⇒卒後5〜6年目:済生会長崎病院、⇒卒後7~8年目:長崎労災病院、⇒卒後9年目〜長崎大学病院(集中治療部)

Q2 これまでに修得した資格などについて教えて下さい。また、現在、修得を目指している資格があれば、教えて下さい。
卒後5年目:厚生労働省認定麻酔科標榜医
麻酔科認定医、卒後8年目:麻酔科専門医
卒後9年目:臨床研修指導医
卒後12年目:集中治療専門医
Q3 なぜその専攻科を選んだのですか。
もともと急変に対応できる医者になりたいという漠然とした思いがあり、全身管理に興味がありました。そういった診療科の中でも麻酔科は手技的な面および病態生理を論理的にとらえる思考から実践する能力に長けていると感じ、専攻しました。さらに科の特性として、手術麻酔での全身管理をベースに集中治療への発展もあり、それが魅力的であったのも大きな要因でした。
Q4 リフレッシュ方法、休日の過ごし方などを教えて下さい。
メリハリのついている診療科であるためオン・オフがはっきりしています。頑張るところはとことん頑張り、休める時は休む。個人的には美食美酒を愉しんだり、趣味のバスケットボールで汗を流すことでリフレッシュしています。
Q5 最後に、これから後期研修先を決める研修医に対してアドバイスをお願いします!!
長期的な視点で物事を見ることが大事だと思います。学生時代、初期研修時代の雰囲気で決めるのではなく、最終的に自分が進みたい道、将来的なビジョンをある程度持った上で決める必要があります。興味ある診療科の上級医や修練医にその科の特性、発展性など色々と話を聞きながら決めていくのもいいのではないかと思います。麻酔科は全身管理をベースに多岐にわたる分野でサブスペシャリティを確立していくことが可能です。手術麻酔で全身管理を学び、その後その道を極めていくもよし、集中治療分野、救急医療分野、ペインクリニック分野、緩和医療分野へと専門分野を広げていくもよし、選択肢が豊富です。また後期研修のみ麻酔科の手術麻酔で全身管理を学び、その知識を基に他診療科の道を進み、病態生理に基づく全身管理を診療に生かしていくという選択肢もあると思います。興味があればお気軽にご相談ください。

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皮膚科で自分の人生を、「オーダーメイド」しませんか?

小池 雄太 先生
卒後11年目・皮膚科

Q1 後期10年(7~12年)のキャリアの概要を教えてください。
卒後1年目:長崎大学病院、⇒卒後2年目:県西部浜松医療センター、⇒卒後3〜4年目:長崎大学病院、⇒卒後5年目:長崎原爆病院、⇒卒後6年目:長崎大学病院、⇒卒後7〜8年目:九州大学病院油症ダイオキシン研究診療センター、⇒卒後9〜11年目:長崎大学病院

Q2 これまでに修得した資格などについて教えて下さい。また、現在、修得を目指している資格があれば、教えて下さい。
卒後6年目:日本皮膚科学会認定専門医
卒後6年目:医学博士
Q3 なぜその専攻科を選んだのですか。
もともと膠原病などの免疫疾患と、腫瘍医学の2つの分野に興味があり、このワガママを叶えてくれたのが皮膚科でした。
皮膚科は皮膚独自の疾患のほか、内科・外科・病理など幅広く学び応用します。
]現在は皮膚悪性腫瘍の手術を行い、膠原病患者さんを診療し、乾癬患者さんを生物学的製剤で治療し、病理を皆でディスカッションし、培養細胞やマウスを前に基礎研究する・・・といった広く深い医学を学び、充実した毎日を送っています。
Q4 リフレッシュ方法、休日の過ごし方などを教えて下さい。
時短を意識して仕事を終わらせ、なるべく早く帰宅するようにしています。また、病棟担当医をチーム制にして休日毎の診察・包交担当医を決めることで、なるべく休日呼び出しの緊張を解き、各個人のリラックスした時間を作れるようにしました。
私には小さい子供が2人いるので、一緒の時間を作れるように心がけています(自分自身の時間は制限されます・・・)。
診療や研究についてのヒントやひらめきが、こういった時間から生まれることもありますね。
Q5 最後に、これから後期研修先を決める研修医に対してアドバイスをお願いします!!
長崎大学皮膚科は若いドクターが非常に多い医局です。沢山手術をしたい医師、基礎研究と併行させたい医師、美容に興味のある医師、子育て両立中の女性医師など、みなそれぞれがイメージするキャリアパスは異なりますが、それら全てを受け入れる懐の深さがあります。
皮膚科は分野が幅広く、入局時点から自分の生き方が決定付けられることは全くありません。皮膚科に入って、自分の医師としてのライフスタイルを見つけていくのはいかがでしょうか?

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いろんな診療&研究分野、ローカル&グローバルに、病理医の活躍の場があります!

橋迫 美貴子 先生
卒後9年目・病理診断科・病理部 NEDCP

Q1 後期10年(7~12年)のキャリアの概要を教えてください。
卒後1~2年目:製鉄記念八幡病院、⇒卒後3年目:大牟田病院(大牟田市)、⇒卒後4年目:聖マリア病院(久留米市)、⇒卒後5~6年目:九州大学病院(福岡市)、⇒卒後7年目~長崎大学病院 

Q2 これまでに修得した資格などについて教えて下さい。また、現在、修得を目指している資格があれば、教えて下さい。
卒後4年目 内科学会認定内科医
現在、病理専門医の取得を目指して勉強中です。
Q3 なぜその専攻科を選んだのですか。
ポリクリをまわり終えた5年生の終わりに5年間を振り返り、一番楽しかったのは顕微鏡をみて雑談している時間だったなぁ…と思いました。その時点で将来病理医になることを決めたのですが、研修病院で指導していただいた病理の先生に「病理をするなら臨床も少し勉強しておいたほうがいいよ」とアドバイスされました。
研修医時代に呼吸器疾患に興味を持ったので、一旦呼吸器内科に入局し、臨床経験と大学院を経て、現在は病理専門医を目指して働いています。
Q4 リフレッシュ方法、休日の過ごし方などを教えて下さい。
正直にいうと 寝ること です。 が、それじゃああんまりなので余所行きにいうと 時々プールに行くこと、本を読むこと、ショッピング です。
休日は溜まった家事をすることが多いです。
Q5 最後に、これから後期研修先を決める研修医に対してアドバイスをお願いします!!
人生は一度きり、まわり道も時には必要で、まわり道と思っていたけど実は近道のこともあると思います。私は9年目でありながら、病理専門医を取得するには至っていませんが、臨床に従事したことで得た経験、人のつながりは何物にも代えがたいと感じています。
多くの診療科と病理は関係がありますので、病理専門医を目指していてもいなくても、短期間でも長期間でも病理に来ていただくのは大歓迎です。いつでもウェルカムですので、気軽にいらしてくださいね。

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基礎研究から最先端の治療まで、幅広く実践する医局です。

浅井 昭宏 先生
卒後7年目・泌尿器科

Q1 後期10年(7~12年)のキャリアの概要を教えてください。
卒後1年目:長崎大学病院、⇒卒後2年目:長崎原爆病院、⇒卒後3~7年目:長崎大学病院、⇒卒後4年目:大学院入学、⇒卒後7年目:長崎原爆病院

Q2 これまでに修得した資格などについて教えて下さい。また、現在、修得を目指している資格があれば、教えて下さい。
卒後6年目:泌尿器科学会専門医
卒後7年目:博士号取得を目指しています
Q3 なぜその専攻科を選んだのですか。
診断から手術、化学療法まで行いますので、一人一人の患者さんと密接に関わることができるのが特徴です。また悪性腫瘍や排尿機能、腎移植、透析、内分泌疾患、小児泌尿器など幅広い疾患を扱っていることも魅力です。何より、諸先輩方が日々の診療に向ける姿勢をみて、自分が目指す将来の医師像がイメージできたことが理由です。
Q4 リフレッシュ方法、休日の過ごし方などを教えて下さい。
子供と近所の公園に出かけます。
Q5 最後に、これから後期研修先を決める研修医に対してアドバイスをお願いします!!
泌尿器科は他大学出身の先生も多く、第一線でご活躍されているのが特徴のひとつです。忙しい診療の中、数ある診療科の中から一つを選ぶのはなかなか大変かと思います。多くの出会いを経て、理想の医師像をイメージしながら各科でご活躍されるようお祈りします。

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スポーツ嫌いでも整形外科医は大丈夫

野村 賢太郎 先生
卒後10年目・整形外科

Q1 後期10年(7~12年)のキャリアの概要を教えてください。
卒後1~2年目:長崎原爆病院、⇒卒後3年目:長崎大学病院、⇒卒後4年目:長崎市民病院、⇒卒後5年目:長崎労災病院、⇒卒後6年目:済生会長崎病院、⇒卒後7~8年目:長崎県島原病院、⇒卒後9年目:五島中央病院、⇒卒後10年目:長崎大学病院

Q2 これまでに修得した資格などについて教えて下さい。また、現在、修得を目指している資格があれば、教えて下さい。
卒後7年目:整形外科専門医
Q3 なぜその専攻科を選んだのですか。
研修医の時に救急に興味がありましたが、救急外来で診る患者さんを診るためには整形外科疾患の知識が必要だと感じました。そんな中で整形外科をもう少し勉強したくて整形外科を研修で選択してみたのがきっかけです。実際に整形外科の診療に触れてみると骨折や変性疾患の一つ一つが考えれば考えるほど深く、手術も面白い診療科だということが分かってきました。
整形外科の先輩の先生方も楽しく指導していただき一生の仕事としてやりがいがある仕事だと感じて選びました。
Q4 リフレッシュ方法、休日の過ごし方などを教えて下さい。
音楽を聴くこと。美味しいものを食べること。
Q5 最後に、これから後期研修先を決める研修医に対してアドバイスをお願いします!!
整形外科は体力勝負だとかスポーツ好きな先生ばかりだとかそんなイメージがありますが、そんなことはありません。私はスポーツするのも見るのも大嫌いです。スポーツ嫌いな人は是非整形外科へ!(スポーツ好きでも全く問題ありません。)
人工関節、外傷、脊椎、鏡視下手術、スポーツ、腫瘍、手の外科などなど・・・こんなに幅広く全身をみて、いろいろなことができる科はなかなかないと思います。奥が深くてやりがいがあり、興味が持てる分野が絶対にあります。是非一緒に頑張りましょう!

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日本の形成外科黎明期より診療を行ってきた歴史ある医局です。

岩尾 敦彦 先生
卒後8年目・形成外科

Q1 後期10年(7~12年)のキャリアの概要を教えてください。
卒後1~2年:長崎県五島中央病院、⇒卒後3年目:長崎大学病院、⇒卒後4~5年目:山口県立総合医療センター(防府市)、⇒卒後6~7年目:福岡徳洲会病院(春日市)、⇒卒後8年目:長崎大学病院

Q2 これまでに修得した資格などについて教えて下さい。また、現在、修得を目指している資格があれば、教えて下さい。
卒後7年目:日本形成外科学会専門医
Q3 なぜその専攻科を選んだのですか。
頭頚部再建や切断肢指再接着といった、ダイナミックかつ繊細な手術に感銘を受けたので専攻しました。
Q4 リフレッシュ方法、休日の過ごし方などを教えて下さい。
家族でドライブしたり、美味しいものを食べに行ったりしています。
Q5 最後に、これから後期研修先を決める研修医に対してアドバイスをお願いします!!
経験を積むにあたり、いかに良い師と出会えるかはとても重要な要因だと思います。
自分はこれまでお世話になった先生方に、とても篤く指導して頂きました。長崎大学病院形成外科はそのような医局です。一緒に働けるのを楽しみにしています。

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なりたい自分を諦めない。Specialistへの道がたくさんあります!

濱崎 景子 先生
卒後12年目・腫瘍外科

Q1 後期10年(7~12年)のキャリアの概要を教えてください。
卒後1〜6年目:日赤長崎原爆病院、⇒卒後7年目:長崎大学病院、⇒卒後8〜9年目:佐世保市立総合病院(現・佐世保市総合医療センター)、⇒卒後10〜11年目:JCHO諫早総合病院、⇒卒後12年目:長崎大学病院

Q2 これまでに修得した資格などについて教えて下さい。また、現在、修得を目指している資格があれば、教えて下さい。
卒後6年目:日本外科学会専門医
卒後9年目:日本消化器外科専門医
卒後11年目:がん治療認定医
Q3 なぜその専攻科を選んだのですか。
初期臨床研修で外科をローテートしている時に、手術書と同じ光景が目の前で繰り広げられることに感動して(職人さんのようでした!)。また病気そのものを自分の目で見て、触れることができるという点も魅力的でした。
体力的な面や結婚・出産などの女性特有の問題も頭をよぎりましたが、10年後に「やっぱりあの時外科に行っていれば良かったな」と後悔するぐらいなら飛び込んでみようと思い決めました。人生先のことは判らないので、その時、その時を大事にするようにしています。
Q4 リフレッシュ方法、休日の過ごし方などを教えて下さい。
ちょっとした時間で読書をすることが多いですが、暫く読めないときもあります。
時間があるときは、美術館に行ったり音楽に浸ったりしています。
Q5 最後に、これから後期研修先を決める研修医に対してアドバイスをお願いします!!
外科医は体力があって、手先が器用!というイメージがありますが、私のような体力のない人間でも自分のペースで何とかやってきました。外科専門医取得後にサブスペシャリティが分かれるため、ゆっくりと自分の興味がある分野、自分のやりたい分野を見つけることができます。医局や関連病院の先輩方とも話しやすく、いろいろと相談できるのが長所です。
もし、外科には興味があるけれど体力や将来に漠然と不安を感じ二の足を踏んでいるのであれば、今の「この仕事をやりたい!」という気持ちを大事にして一歩を踏み出してみてください。

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生命の誕生から癌の治療まで、幅広い分野で人の一生を支えるパートナーです。

東島 愛 先生
卒後11年目・産科婦人科

Q1 後期10年(7~12年)のキャリアの概要を教えてください。
卒後1〜4年目:長崎大学病院(卒後4年目〜大学院)、⇒卒後6年目:長崎市立市民病院、⇒卒後7年目:諫早総合病院、⇒卒後8年目:長崎大学病院、⇒佐世保市立総合病院、⇒卒後10年目:長崎大学病院、⇒卒後11年目後半:五島中央病院

Q2 これまでに修得した資格などについて教えて下さい。また、現在、修得を目指している資格があれば、教えて下さい。
卒後6年目:日本産婦人科学会専門医
卒後7年目:医学博士
卒後10年目:周産期専門医(母体・胎児)
Q3 なぜその専攻科を選んだのですか。
産婦人科は産科+婦人科と思われがちですが、周産期+生殖内分泌+腫瘍+女性のヘルスケアと幅広い分野から成り、しかもそれぞれが密接に関わっています。一つの疾患に対して、薬物療法から外科療法まで一貫して自科で完結できること、手術がたくさんできること、色々なリスクを抱えた妊婦さんの妊娠分娩管理で母児の予後改善に貢献できること、産科救急のスピード感、元気な赤ちゃんの泣き声を聞いた時の爽快感、などなどたくさんの魅力があり、選びました。進路に悩んでいた研修医時代、多忙だとか、訴訟だとかいうイメージで周囲からはやめた方が良いと言われたこともありましたが、毎日楽しく仕事ができており、選んで良かったと思います。
Q4 リフレッシュ方法、休日の過ごし方などを教えて下さい。
お気に入りのカフェでおいしいコーヒー片手にのんびり読書。
ドライブ。最高のリフレッシュは美味しいワインと食事を楽しむことです。
Q5 最後に、これから後期研修先を決める研修医に対してアドバイスをお願いします!!
産婦人科は、ドラマティックでとても面白い仕事です。やりがいにあふれています。
長崎大学の産婦人科は、アットホームな雰囲気で、懐の深い医局です。
また、各専門分野の先生がそろっており、専門医が取得しやすい環境が整っています。(これは、産婦人科医としてのキャリアを積む上で、とても大事なポイントです。)
ぜひ一緒に働きましょう!見学も随時大歓迎です!

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やりがいは◎。ついにTAVIも始まりました!近年は医師のQOL確保に努めており、女性医師も大歓迎です!!

赤司 良平 先生
卒後11年目・循環器内科

Q1 後期10年(7~12年)のキャリアの概要を教えてください。
卒後1年目:長崎市民病院、⇒卒後2~4年目:長崎大学病院、⇒卒後5年目:済生会長崎病院、⇒卒後6~9年目:佐世保中央病院、⇒卒後10~11年目:長崎大学病院

Q2 これまで取得した資格などについて教えてください。
卒後5年目:内科認定医
卒後9年目:循環器内科専門医、心臓リハビリテーション指導士、CVIT(日本心血管インターベンション治療学会)認定医
Q3 なぜその専攻科を選んだのですか。
もともと医師になるからには人の命を助けられるようになりたいという思いがありました。循環器内科でみる疾患は心不全や心筋梗塞の治療では全身の循環管理を必要としますし、また不整脈の分野では心房細動などは日常診療でよく遭遇するものの脳塞栓などのリスクの為しっかりとした管理が必要ですし、心室細動や心室頻拍といった致死的不整脈はスピーディーな対応が求められます。私は研修医2年目で長崎大学病院循環器内科をローテートし、非常にやりがいを感じることができ、私の思い描いていた医師になるにはぴったりの診療科と考え選びました。
Q4 リフレッシュ方法、休日の過ごし方などを教えて下さい。
休日は2歳と0歳の息子たちと遊んで過ごしています。最近はファミコンミニを購入して家族で盛り上がっています。大学病院勤務になってからは時々テニス仲間からお誘いもあり、いいリフレッシュになってます。
Q5 最後に、これから後期研修先を決める研修医に対してアドバイスをお願いします!!
循環器内科はダイナミックで、全身管理も出来て魅力的だけど忙しそう、、、女性医師の方で循環器に興味はあるんだけど、将来の結婚・子育てなどを考えると難しいかな、、、といった声は私たちにとって非常に残念です。近年はそのような方こそ安心して入局していただける環境づくりを医局として行っていますし、定時で帰らないといけないけど重症疾患が見たい、心エコーなどの検査メインで行きたいなど個々の希望にも対応できる状況です。ここ数年長崎大学病院では重症心不全に対するLVAD(補助人工心臓)導入、重症大動脈弁狭窄症に対するカテーテルでの弁留置術(TAVI)、慢性肺血栓塞栓性肺高血圧症に対するバルーン拡張術(BPA)など最先端の治療が開始されており、入局していただいた方はたくさんの経験できると思います。一緒にがんばりましょう!!

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多彩な領域、広がる未來

梅野 哲也 先生
卒後8年目・脳神経外科

Q1 後期10年(7~12年)のキャリアの概要を教えてください。
2009~2011:長崎医療センター 研修医、⇒2011~2012:長崎大学病院 脳神経外科、⇒2012~2013:長崎労災病院 脳神経外科、⇒2013~2014:川棚医療センター 脳神経外科、⇒2014~現在:長崎大学病院 脳神経外科

Q2 これまでに修得した資格などについて教えて下さい。また、現在、修得を目指している資格があれば、教えて下さい。
卒後8年目:脳神経外科学会専門医
Q3 なぜその専攻科を選んだのですか。
学生時代から神経疾患や救急医療に興味があった事と、顕微鏡下の術野を見せていただいた時に感動(モニターで見るのとは全然違います)したのが理由です。
Q4 リフレッシュ方法、休日の過ごし方などを教えて下さい。
旅行やアウトドアなど。
Q5 最後に、これから後期研修先を決める研修医に対してアドバイスをお願いします!!
自分が本当に興味を持てる科を選べばいいと思います。脳神経外科には血管障害、腫瘍、脊椎・脊髄といったメジャー領域以外にも小児脳神経外科、機能外科(てんかん外科や深部脳刺激)、リハビリなど多くの領域があり、どれも奥が深くて物足りなさを感じる事はないと思います。むしろ、治療技術や基礎研究の進歩が早く、アップデートしていくのが大変ですし手術技術の修得・向上には終わりがありません。
また、脳神経外科に興味があるけど自分がやっていけるか不安という方もいると思いますが、それはみんな同じです。誰もが一人前になれるか不安です。自分に出来そうかどうかで診療科を選択するのも良いと思いますが、壁にぶつかった時、それを乗り切るためのモチベーションを保つためには、それが本当に興味のあることなのかどうかという事が重要になってくると思います。

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この医局は教室員の多様な可能性に応えてくれる!

野畑 宏之 先生
卒後11年目・精神科神経科

Q1 後期10年(7~12年)のキャリアの概要を教えてください。
卒後1~2年目:長崎大学病院初期研修プログラム、⇒卒後3~4年目:長崎大学病院、⇒卒後5年目:長崎県精神医療センター(大村市)、⇒卒後6~8年目:国立長崎医療センター(大村市)、⇒卒後8~10年目:国立がん研究センター東病院(千葉県柏市)

Q2 これまでに修得した資格などについて教えて下さい。また、現在、修得を目指している資格があれば、教えて下さい。
卒後7年目:日本精神神経学会専門医
卒後8年目:精神保健指定医
卒後10年目:日本精神神経学会精神科専門医制度指導医
Q3 なぜその専攻科を選んだのですか。
大学入学時より漠然ともっていた興味に加え、臨床実習の際に北海道の「べてるの家」を見学させていただく機会があり、そこで体験させていただいた精神疾患を持つ人と持たない人の対等な関わり、多様な人生のあり様に感銘を受けますます精神医学への興味を深めました。初期臨床研修を通じて長崎大学精神神経科教室では、精神疾患を持つ人々に全人的姿勢を持って関わらせてもらうことが出来ると考え入局しました。
Q4 リフレッシュ方法、休日の過ごし方などを教えて下さい。
家族と近隣の遊園施設に行き体を動かすことと、家族が寝静まった後は1人の時間を持つようにしています。
Q5 最後に、これから後期研修先を決める研修医に対してアドバイスをお願いします!!
今後、新専門医制度の運用が開始されます。大学医局における研修では総合病院精神科、離島医療、単科精神科病院、研究など多様なニーズに応えることのできる支援体制を整えています。大学医局だからこそ集まる幅広く個性豊かなメンバーとともに是非一緒に働いてみませんか。

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重症患者の生命を救いたい!医療の現場は病院だけとは限りません!

山野 修平 先生
卒後13年・救命救急センター

Q1 後期10年(7~12年)のキャリアの概要を教えてください。
卒後1〜2年目:兵庫県立淡路病院、⇒卒後2年目:兵庫県災害医療センター、⇒卒後3年目:大阪大学医学部附属病院高度救命救急センター(入局)、⇒卒後4〜5年目:沖縄県立南部医療センター・こども医療センター(外科)、⇒卒後6〜7年目:大阪大学医学部附属病院高度救命救急センター、⇒卒後8年目:長崎大学病院救命救急センター(現職)

Q2 これまでに修得した資格などについて教えて下さい。また、現在、修得を目指している資格があれば、教えて下さい。
卒後4年目:ICLSインストラクター
卒後6年目:JATECインストラクター
卒後7年目:日本救急医学会学会救急科専門医
卒後8年目:厚生労働省認定臨床研修指導医、Infection Control Doctor、温泉ソムリエ
卒後10年目:ICLSコースディレクター、抗菌化学療法認定医、長崎検定2級
卒後12年目:日本DMAT隊員、日本静脈経腸栄養学会認定医、NSTコーディネーター
卒後13年目:日本中毒学会認定クリニカルトキシコロジスト
今後:学位(申請中)、長崎検定1級を狙っています。
Q3 なぜその専攻科を選んだのですか。
最後の最後まで進路について悩みましたが、研修していた救命救急センターで、来院したときには絶対に助からないと思った患者さんが元気になって退院していくのを見て、もう少し救急をしてみようと思いました。
Q4 リフレッシュ方法、休日の過ごし方などを教えて下さい。
温泉に入ってゆっくり過ごす。救急では平日に休みを取ることも可能で、現在は九州八十八湯めぐりに挑戦中。
Q5 最後に、これから後期研修先を決める研修医に対してアドバイスをお願いします!!
進路に迷っているなら、とりあえず1年くらい救急をやってみてはいかがでしょうか???
他の科では経験できないことが沢山あります。

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卒後10年目特集(2014年インタビュー)

先生方にご自身の10年間のキャリアについてインタビューしました!( ※卒後の年数は取材当時の年数です)

specialist かつ generalist
最高の外科医を目指して

井上 悠介 先生
卒後10年目・移植・消化器外科(第二外科)

Q1 後期10年(7~12年)のキャリアの概要を教えてください。
卒後1~2年目:医療法人友愛会豊見城中央病院⇒卒後3年目:国立長崎医療センター(外科)⇒卒後4年目:国立大阪医療センター(救命救急センター)⇒卒後5年目:国立大阪医療センター(救命救急センター)⇒卒後6年目:長崎大学病院(移植・消化器外科)⇒卒後7年目:長崎県島原病院(外科)⇒卒後8年目:長崎県五島中央病院(外科)⇒卒後9年目:長崎大学病院(移植・消化器外科)/長崎市立市民病院(外科)/長崎大学大学院入学⇒後10年目:大学院生としてSurgical Researchに従事

Q2 医局に入ってよかったことは何ですか?
医師に限らず、社会人として、様々な環境でたくさんの人と出会うことは、最も重要なことの一つだと思います。幸い、当科には県内をはじめ県外にも様々な関連病院があります。そこでの、医師、コメディカルスタッフ、患者さんとの出会い一つ一つが自分を少しずつ大きくしてくれます。状況に応じた医療を提供する勉強にもなります。医局に入らずに職場を変えることも可能ですが、大変大きなエネルギーが必要です。若いうちに、たくさんの出会いを提供してくれたのは医局の力が大きかったと思います。また、私は医師6年目で入局しましたが、当科には中途入局者がたくさんいます。それまでのキャリアを尊重してもらい、充実した研修が行えます。
Q3 修得した資格などについて教えてください。
卒後5年目:JATECインストラクター
卒後6年目:日本DMAT隊員・検診マンモグラフィー読影認定医
卒後7年目:日本外科学会専門医
卒後10年目:日本救急医学会専門医
Q4 10年後の目標は?
都会の専門病院でも、地域の小規模病院でも、必要とされる医療を自信を持って提供できる外科医になりたいと思います。それには、specialistかつgeneralistであることが条件です。
外科専門医としては後輩を的確に指導できる手術の技術と臨床の知識を獲得すること、救急専門医としては急性期疾患、外傷、集中治療管理などに精通することが責務であると考えています。
Q5 最後にメッセージをお願いします。
世間では外科医の減少が取り沙汰されており、実際、長崎でも外科医の数が十分とは言えません。しかし、逆に言えば、存在意義とやりがいは非常に大きなものがあります。女性医師、キャリア3年目以上の方も大歓迎します!
自分のやりたいこと、妥協せずに探しませんか?

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長崎の眼科で一緒に眼の中の世界を覗いてみませんか?

米田 愛 先生
卒後10年目・眼科

Q1 後期10年(7~12年)のキャリアの概要を教えてください。
卒後1年目:長崎大学病院⇒卒後2年目:日赤長崎原爆病院⇒卒後3年目:長崎大学病院⇒卒後4年目:日赤長崎原爆病院⇒卒後5年目:産休⇒卒後6~8年目:日赤長崎原爆病院⇒卒後9年目:長崎医療センター⇒卒後10年目:長崎大学病院

Q2 医局に入ってよかったことは何ですか?
なによりも先輩、後輩がたくさんいることです。各分野のスペシャリストがそろっており、治療方針に悩んだ時には相談にのってもらい、多くの意見を聞くことができます。手術症例数は年間1500件を超え、入局後は1年目から執刀する機会もあり、丁寧な指導を受けられます。また、毎週の造影カンファや術前・術後カンファ、抄読会、大学院生のためのデータクラブなど勉強する機会も多く、国内外への学会へも積極的に参加することができます。
Q3 修得した資格などについて教えてください。
卒後7年目:眼科専門医・PDT認定医
Q4 10年後の目標は?
現在大学院1年生なので、臨床のみならず基礎研究にも力を入れて博士号を取得し、大学院卒業後はまた診療の技術を磨いて長崎の眼科医療にしっかりと貢献していきたいです。また、自分がこれまで先輩方からご指導いただいてきたように、後輩への指導にも力を入れていきたいです。
Q5 最後にメッセージをお願いします。
眼球は直径2cmちょっとの小さな臓器ですが、視覚というのは生活する上で非常に重要な役割を果たしています。また、眼科受診をきっかけに重大な全身疾患が見つかることも多々あります。他臓器と違う点は内部が透見できるところで、多くの疾患を実際に自分の目で見ることができ、治療効果も実感しやすいです。少しでも眼科に興味を持っておられる先生はぜひ一度見学に来てください。一緒に眼の中のディープな世界をのぞいてみませんか?

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「最善の医療」を根拠を持って実践できる全身管理のスペシャリストを目指して「長崎大学病院 麻酔科」へ!

一ノ宮 大雅 先生
卒後11年目・麻酔科

Q1 後期10年(7~12年)のキャリアの概要を教えてください。
卒後1年目:長崎大学病院⇒卒後2年目:長崎大学病院/長崎医療センター⇒卒後3年目:長崎大学病院⇒卒後4~6年目:長崎労災病院⇒卒後7~9年目:長崎大学病院(集中治療部)⇒卒後10~11年目:長崎大学病院

Q2 医局に入ってよかったことは何ですか?
様々な視点・思考を持った数多くの麻酔科医と接する機会があり、一つの事柄に対して多種多様なアプローチがあることを自然と学ぶことが出来ました。また長崎大学病院麻酔科には専従医が24時間管理し診断・治療まですべてをこなすclosed ICUや、数名の専従医で診療を行っているペインクリニック、緩和ケアがあります。日常臨床やカンファの場で異なった視点からの意見を聞けるだけでなく医局内部でローテーションも行っており、各専門分野を実際に学んだり、興味があればその方向に進むことが出来ることも大きなメリットです。
Q3 修得した資格などについて教えてください。
卒後3年目:麻酔科標榜医
卒後6年目:麻酔科認定医
卒後10年目:麻酔科専門医
卒後11年目:JB-POT認定
Q4 10年後の目標は?
何でも出来る医師になりたくて麻酔科医の道を選んだので、全身管理のスペシャリストとして更なる成長を遂げたいと思っています。また動物実験で学位をいただきましたが、今後は実際に行っている管理に関する臨床研究を主体とした学術活動も行っていきたいと思います。加えて医局内でも中堅的立場になってきたので、同等以上に論議が出来る後輩が多く育ち組織全体として更なる成長ができる環境づくりをしていきます。
Q5 最後にメッセージをお願いします。
手術件数は8000件/年以上と全国トップクラスです。さらに大学病院にも拘らず一次救急病院で対処するような軽症の症例から肺移植など最高難度の症例まで幅広く経験することができ、前述のように集中治療やペインクリニック、緩和ケアに関しても高いレベルで学べます。診断をつければ治療法が決まるようなマニュアル的な医療ではなく、病態生理を理解し理論に基づいた論理的思考で個々の症例に合わせた最善の医療を実践できる医師になりたい方は、ぜひ長崎大学麻酔科で一緒に頑張っていきましょう。

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緊急を要する疾患に強くなる。多彩な循環器疾患が学べます。

楠本 三郎 先生
卒後10年目・循環器内科

Q1 後期10年(7~12年)のキャリアの概要を教えてください。
卒後1年目:長崎大学病院⇒卒後2年目:北九州市立八幡病院⇒卒後3年目:長崎大学病院⇒卒後4~6年目:長崎医療センター⇒卒後7年目:長崎大学病院⇒卒後8年目:押淵病院⇒卒後9~10年目:長崎大学病院

Q2 医局に入ってよかったことは何ですか?
自分の学生時代はまだまだ医局に入る人の方が多く、ほとんど何も考えずに入りました。むしろ出身大学に残るか、長崎に帰るかで悩んだ気がします。医局に入ってからは、カルテの書き方や診察法、カテーテルの手技まで丁寧に教えて頂いて、その時点での自分に合った教育をその都度受けて育ったと思います。先輩によく飲みにも連れてってもらい、同じ釜の飯を食った仲間が出来たのは非常に安心感につながります。実際、大腿骨骨折をした時や、病気で寝込んだ時は、すぐ周りからのサポートがありました。循環器の仕事は、自分にはとても忙しくついていけない気がしましたが、何とか今までやってこれたのは医局や先輩方のサポートがあったからと思います。
Q3 修得した資格などについて教えてください。
卒後5年目:内科認定医
卒後8年目:循環器専門医
Q4 10年後の目標は?
明確な目標というのはありませんが、目の前の仕事を堅実に行っていきたいと思います。大学院に行って、臨床研究など主体的に行えるように勉強しましたが、実際にアイデアを出して、計画しデータを集めて解析をするというのは思ったより難しいと感じました。今までの経験を生かして、サブスペシャリティーを見つけ、臨床の傍ら細々とでいいので、興味のあるテーマで臨床研究など出来たらいいなと思います。また研修医や修錬医の先生方が、楽しく働けるような環境作りを心掛けたいと思います。
Q5 最後にメッセージをお願いします。
循環器内科は忙しい時期もありますが、非常にやりがいのある仕事でもあります。また長崎大学循環器内科は非常に働きやすく、研修医や修錬医などの先生方にとっても、色々なことを学び、経験する良い環境が整っていると思います。是非、一緒に働いて、もっと循環器内科を盛り上げていきましょう。

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女性の一生を支える、心強いサポーターになりたい!

塚本 大空 先生
卒後7年目・産科婦人科

Q1 後期10年(7~12年)のキャリアの概要を教えてください。
卒後1年目:長崎大学病院⇒卒後2年目:佐世保市立総合病院⇒卒後3~4年目:長崎大学病院⇒卒後5年目:長崎大学病院・嬉野医療センター⇒卒後6年目:佐世保市立総合病院⇒卒後7年目:健康保険諫早総合病院・長崎大学病院

Q2 医局に入ってよかったことは何ですか?
良き先輩、同期、後輩と出会え、一緒に仕事ができたことと、様々な関連病院で働くことができた点です。産婦人科は周産期、腫瘍、生殖内分泌、女性医療の4つの分野がありますが、各分野におけるスペシャリストの先輩方から日常診療、カンファレンスや研究活動を通して、幅広く教えていただいています。また、医局には女性医師も多く、それぞれの目標やライフステージに合わせた働き方を実践されていらっしゃり、身近で相談しやすく、心強い存在です。
Q3 修得した資格などについて教えてください。
卒後6年目:日本産婦人科学会専門医
Q4 10年後の目標は?
産婦人科医としての基本となる知識や技術を身につけた上で、生殖内分泌、女性医療の分野での専門性を磨き、患者さんや同僚、後輩から頼りにされる医師になっていたいと思います。また、私はもうすぐ第1子を出産予定なのですが、この10年間は仕事、勉強とともに子育ても楽しみながら学び、自分にとって最適なワークライフバランスをつかんでいきたいと思っています。
Q5 最後にメッセージをお願いします。
産婦人科の仕事は女性の一生の様々な場面で、疾患の治療はもちろん、QOLの向上や、精神的支えとなりうる幅広い仕事です。人との関わり合いが深い産婦人科は、人間味のある、明るい先生が多いように感じます。私が属する医局も家族のような温かい雰囲気で、新入医局員も他大学の医局から異動してみえられた先生方もあっという間に馴染まれます。長崎大学産婦人科医局に興味がある方は、ぜひお気軽に見学にお越しください。お待ちしています。

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耳、頭頸部腫瘍、平衡、鼻、すべての分野で臨床力を磨けます。

原 稔 先生
卒後12年目・耳鼻咽喉科・頭頸部外科

Q1 後期10年(7~12年)のキャリアの概要を教えてください。
卒後1年目:長崎大学耳鼻科6ヶ月・長崎原爆病院6ヶ月⇒卒後2年目:長崎原爆病院3ヶ月・長崎大学病院9ヶ月⇒卒後3~4年目:長崎医療センター⇒卒後5年目:長崎医療センター6ヶ月・沖縄県立中部病院6ヶ月⇒卒後6~7年目:沖縄県立中部病院⇒卒後8~12年目:長崎大学病院

Q2 医局に入ってよかったことは何ですか?
医局へ入局することの最大のメリットは、色々な知識・技術を幅広く吸収する機会を得られることです。大学病院には様々な年代の先輩・後輩が所属しており、さらにいくつかの関連病院勤務を経験することで、他科の医師、コメディカルなど含めてたくさんの人々と交わる機会が得られます。これはひとつの施設だけでは得難い経験であり、色々なやり方を見て、経験して、吸収することで、自らの経験値を奥深いものにすることができます。
Q3 修得した資格などについて教えてください。
卒後6年目:日本耳鼻咽喉科学会認定専門医
Q4 10年後の目標は?
人工内耳を含めた耳の手術のスペシャリストとして、患者さん達への貢献と後輩たちの指導ができるよう、自己研鑚を重ねたいと思います。
Q5 最後にメッセージをお願いします。
現在、長崎大学病院耳鼻咽喉科では、特に中耳、人工内耳、頭頸部の手術を中心として、耳鼻咽喉科領域全般にわたって質の高い臨床診療を行っております。学術面でも、近年は毎年のように全国学会、国際学会を主管開催しており、臨床・学術両面にわたってバランスよく経験値を積むことができます。自由な雰囲気の医局で、教授を含めて気さくな医局員ばかりなので、興味のある方は是非一度ご連絡ください。

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呼吸器、感染症医としてだけでなく、アジア、アフリカでの医療活動、研究活動も視野に入れる面白いキャリア形成が可能な医局です。

齊藤 信夫 先生
卒後9年目・感染症内科(熱研内科)

Q1 後期10年(7~12年)のキャリアの概要を教えてください。
卒後1~2年目:長崎医療センター⇒卒後3年目:長崎大学病院⇒卒後4年目:井上病院⇒卒後5年目:リバプール熱帯医学校⇒卒後6年目:タイ・ミャンマー国境難民キャンプにて医療活動⇒卒後7年目:上五島病院⇒卒後8~9年目:長崎大学病院

Q2 医局に入ってよかったことは何ですか?
ある程度自由進路を決める事ができ、留学(イギリス熱帯医学校)や海外(タイ違法難民NGO)での医療活動などを行う事ができたことは、自分の夢であり、とてもいい経験になった。また、その後も大学に戻ってきて、臨床や研究を行うことができている。
大学の医局であるが、医局からの命令で関連病院に行かされる事はほとんどなかった。
また、医師として、人間として尊敬ができる医師が多く、臨床医としての基本的な考え、姿勢を学ぶことができた。
Q3 修得した資格などについて教えてください。
卒後4年目:内科認定医
卒後5年目:熱帯感染症修士課程MSc
Q4 10年後の目標は?
海外での研究を行いながら、日本でトップレベルの臨床、教育を行いたい。誰にも負けない専門分野を持ち少しでも社会貢献を行える臨床医に成長していたい。多くの人達と協力し合い、自分の理想とする臨床、教育、研究を行える人物になっていきたいです。
Q5 最後にメッセージをお願いします。
当科では、熱帯医学研究所の臨床分野であり、海外での研究活動を行いながら、日本でも臨床の精進ができる日本では珍しい科です。
数年後には熱帯医学校(大学院大学)が開設されることにより、より多くの人材が必要になります。
面白いキャリア形成、面白い医師人生を送りたい人、ぜひ一度見学にお越しください。我々とともに、面白く、楽しい医師人生を歩みましょう。

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内科的思考から手術まで幅広く!皮膚科、オススメです。

鍬塚さやか 先生
卒後10年目・皮膚科アレルギー科

Q1 後期10年(7~12年)のキャリアの概要を教えてください。
卒後1年目:長崎大学病院⇒卒後2年目:長崎市立市民病院⇒卒後3年目:長崎大学病院⇒卒後4年目:長崎原爆病院⇒卒後5年目:長崎原爆病院→産休・育休⇒卒後6年目:健康保険諫早総合病院⇒卒後7年目:長崎大学病院⇒卒後8年目:産休・育休⇒卒後9~10年目:長崎大学病院

Q2 医局に入ってよかったことは何ですか?
私は卒後5年目と8年目に産休・育休をとらせていただきました。子供が小さいため周りの方々に迷惑をかけることも多いのですが、周囲の協力を得ながら働かせてもらっており、本当にありがたいです。医局に入らなければ得られないサポートだと思います。また、豊富な人脈を作る事ができることも利点です。仕事においても人生においても勉強になりますし、同門ということで顔見知りが増え、何かと相談しやすくなるので助けられています。
Q3 修得した資格などについて教えてください。
卒後10年目:日本皮膚科学会認定専門医
Q4 10年後の目標は?
今年は念願の皮膚科専門医試験に合格できて、ほっとしている所というのが本音ですが、これからが本番と思わないといけませんね。卒後10年目というとすごいキャリアに聞こえますが、私は産休で休んでいたため、臨床経験がまだまだ未熟です。皮膚科は勉強すればするほど奥が深い、と感じています。探究心を保って日々診療や勉強に努める事、サブスペシャリティーを身につける事が目標です。若手医師に長崎に残りたいと思わせるようにがんばりたいと思います。
Q5 最後にメッセージをお願いします。
皮膚外科・皮膚内科(感染症、膠原病やアレルギー疾患)・皮膚病理と、疾患が多岐に渡るのでとてもやりがいがあり、オーベンに相談しながら経験を積むことができます。外科的手技が苦手な方でも外来でできる簡単な手術が身に付きますし、ちょっとした処置が多いので治療の実感が味わえます。医局の雰囲気はとても良く、色んな性格の医師がのびのび仕事をしています。ホームページやFacebookもぜひチェックしてみて下さい。

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熟練された高度医療を目指して

住 瑞木 先生
卒後10年目・心臓血管外科

Q1 後期10年(7~12年)のキャリアの概要を教えてください。
卒後1~3年目:東京女子医大⇒卒後4年目:立正佼成会附属佼成会病院⇒卒後5年目:埼玉医大国際医療センター⇒卒後6~7年目:長崎大学病院⇒卒後8~9年目:長崎医療センター⇒卒後10年目:長崎大学病院

Q2 医局に入ってよかったことは何ですか?
我々心臓血管外科教室は医局員数9-10名と少数ながら昨年は年間270例以上の開心術を行いました。少数の為、1人1人が担う役割は大きく、他施設に比べると非常に早い段階から、心臓手術の修練を積むことが可能です。大動脈弁形成術、顕微鏡下冠動脈バイパス手術、顕微鏡下右小開胸僧帽弁形成術(MICS手術)などの最先端かつ超高度な技術を勉強することが出来るのも当医局の魅力です。
Q3 修得した資格などについて教えてください。
卒後9年目:外科専門医
Q4 10年後の目標は?
心臓血管外科医としての、安定した高度な技術、精神を持ち、患者に還元できればと思います。
Q5 最後にメッセージをお願いします。
確かに忙しい事も時期的にはありますが、その分、重症であった患者が自分たちの技術、判断、そしてコメディカルのサポートにより、元気になっていく姿を見るのは非常に嬉しいものです。サポート面も、医局構成年齢層が近く若いため、お互い柔軟に対応し助け合っており、公私ともに充実した生活を送れます。興味のある方は連絡を下さい。一緒に頑張りましょう。

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見たことのない世界がここにある!

塚島 順子 先生
卒後8年目・形成外科

Q1 後期10年(7~12年)のキャリアの概要を教えてください。
卒後1年目:長崎大学病院⇒卒後2年目:北九州市立八幡病院⇒卒後3年目:長崎大学病院⇒卒後4~5年目:山口県立総合医療センター⇒卒後6年目:佐世保市立総合病院・産休⇒卒後7年目:育休・長崎大学病院⇒卒後8年目:長崎大学病院

Q2 医局に入ってよかったことは何ですか?
①あらゆる分野の研修が可能
一言に形成外科といっても、頭蓋顎顔面、先天異常、再建、外傷...と、その分野は多岐に渡ります。当科はそのほぼ全てを網羅している数少ない医局の一つです。形成外科を開設している施設は増えてきましたが、各施設で取り扱う分野は限られています。医局に属することで、大学病院をはじめ様々な施設であらゆる症例に出会うことができます。
②働き方の選択肢がある
私は入局4年目で出産しました。現在は週3日の勤務で仕事と家庭の両立を図っています。こういった対応が可能なのは医局の支えがあってこそと思います。
Q3 修得した資格などについて教えてください。
なし
Q4 10年後の目標は?
貢献できる人材になること。
少子化を止めること。
Q5 最後にメッセージをお願いします。
形成外科が日頃どのような診療を行っているか具体的なイメージを持てる先生がどれ位いるでしょうか。
「きれいな傷あと」って何でしょうか。
「褥瘡」ってどうしたら予防できるのでしょうか。
「耳」ってどうやって作るのでしょうか。
「指の再接着」って何をつなげばいいのでしょうか。

是非一度覗きに来て下さい!形成外科は皆さんに新しい世界との出会いを約束します。

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呼吸器・感染症の専門医を育成します!

髙園 貴弘 先生
卒後11年目・呼吸器内科(第二内科)

Q1 後期10年(7~12年)のキャリアの概要を教えてください。
卒後1年目:長崎大学病院⇒卒後2年目:佐世保市立総合病院⇒卒後3年目:佐世保市立総合病院⇒卒後4年目:北九州市立八幡病院⇒卒後5~8年目:長崎大学大学病院(大学院)⇒卒後9~10年目:長崎市立市民病院⇒卒後11年目:長崎大学病院

Q2 医局に入ってよかったことは何ですか?
当科は、呼吸器・感染症・腎臓内科から構成されている医局です。同期だけではなく、先輩・後輩など、幅広い仲間がいる事が一番の魅力であり、苦楽を共にする仲間がたくさん出来たのが一番良かったと思っています。特に当科では、国内留学で他大学の先生が在籍される事も多く、他大学の先生方とも親交が深まりました。関連病院の先生方とも症例検討会を行っており、また、治験や、国内外での学会発表、基礎研究など学術的な仕事も経験する事が出来ています。さらに当科では海外留学もキャリアの選択肢としてあるという点も大きな魅力です。
Q3 修得した資格などについて教えてください。
卒後5年目:内科認定医
卒後6年目:Infection control doctor
卒後8年目:感染症学会専門医、抗菌化学療法指導医、医学博士
卒後9年目:呼吸器学会専門医
Q4 10年後の目標は?
私は呼吸器・感染症の診療、研究に携わっています。呼吸器疾患や感染症の新たな診断法や、治療法に関するエビデンスを発信することが10年後の目標です。臨床・研究の両面で、後輩を指導する力を身につけて、多くの呼吸器・感染症専門医を育成できるようになりたい。そして、その仲間と一緒に、長崎の呼吸器・感染症医療を支えていき、全国に発信していきたい。
Q5 最後にメッセージをお願いします。
当科では、呼吸器感染症、びまん性肺疾患、肺腫瘍性疾患、アレルギーや腎臓内科のそれぞれの専門医が多数在籍しており、さらに感染症に関しては全身の感染症の院内コンサルテーションにも対応しています。色々な専門領域の勉強が出来ますし、関連病院との連携でCommon Diseasesも経験できます。「大学病院はきつい、堅苦しい。」というイメージを抱いている方も多いかもしれません。実際は、色々な個性の先生がいて、イベントも盛りだくさんで、自由な雰囲気の医局です。興味のある先生は御連絡をお待ちしております。見学だけでも、お気軽にどうぞいらしてください。

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ママでも出来ます、体育会系じゃなくてもやれます、整形外科医!!

黒木 綾子 先生
卒後8年目・整形外科

Q1 後期10年(7~12年)のキャリアの概要を教えてください。
卒後1~2年目:長崎市立市民病院⇒卒後3年目:長崎大学病院⇒卒後4年目:長崎大学病院・育休⇒卒後5~6年目:北九州市立八幡病院⇒卒後7年目:長崎原爆病院⇒卒後8年目:長崎大学病院

Q2 医局に入ってよかったことは何ですか?
整形外科というと体育会系の男性ばかりが集まっていて、女性に少し敬遠されがちな印象がありますが、決して女性に不向きな職場ではありません。手術も力仕事ばかりではありませんし、女性患者さんの割合も多く喜んで頂ける機会も多々あります。また、私は入局2年目に出産をしましたが、妊娠中から仕事内容や勤務時間など柔軟に対応していただき、復帰後も希望を細かく聞いていただきました。女性の少ない医局ですが、女性として働きやすい医局です。希望に応じていろいろな働き方が選択できます。医局に支えられ、仕事と育児が出来る毎日に幸せを感じています。
Q3 修得した資格などについて教えてください。
卒後7年目:整形外科専門医
Q4 10年後の目標は?
復帰後の目標にしていた専門医を昨年取得することが出来ました。今後は、「子供ももう一人は欲しい、医療からは遠ざからずにスキルアップしていく」のが当面の目標です。10年後には長崎の整形外科医局を女性でいっぱいにしたいです。
Q5 最後にメッセージをお願いします。
日本は平均寿命が世界トップレベルの長寿大国ですが、元気で長生きできる健康寿命を延ばすことは大事な課題です。運動器はこの健康寿命に大きく関与しており、整形外科は人生を豊かに過ごすためにとても重要な分野だと感じています。患者さんが元気になるのを目に見えて実感する機会も多く、やりがいがあります。興味のある方、是非一緒に働きましょう。そして、女性だから…とためらいのある方がもしいたら、諦めないでください。長崎大学病院整形外科は家庭・子育てと仕事の両立を望む女性医師を応援しています。

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診察するのは、心と身体、そして人生。

龍田 洋一 先生
卒後10年目・総合診療科

Q1 後期10年(7~12年)のキャリアの概要を教えてください。
卒後1年目:長崎大学病院⇒卒後2年目:諫早総合病院⇒卒後3年目:長崎大学病院⇒卒後4年目:五島中央病院⇒卒後5年目:五島中央病院/富江病院⇒卒後6年目:長崎大学病院⇒卒後7~10年目:諫早総合病院

Q2 医局に入ってよかったことは何ですか?
小さな医局なのでアットホームな雰囲気であり、自分のキャリア形成の方法もオーダーメイドで希望を十分に反映させてくれました。大学病院のような大病院から、地域の中核病院となっている中病院、はたまた、こじんまりとした小病院まで様々な分野で経験を積ませてもらいました。また、仲間であり、ある意味家族のような医局の人達との関係は、陰に日なたに自分の医師として、そして人間としての成長を支えてくれています。
Q3 修得した資格などについて教えてください。
卒後6年目認定内科医
卒後7年目日本プライマリ・ケア連合学会 認定家庭医療専門医
卒後9年目日本プライマリ・ケア連合学会 認定指導医
卒後10年目臨床研修指導医
Q4 10年後の目標は?
日本において、まだ歴史の浅い総合診療の分野においては、総合診療にたずさわる医師としてのモデルがほとんどいません。そのため、今後、総合診療の分野に進んでくれる人達の参考となれるような総合診療の医師として、そして何より人間として、より高みを目指し日々精進し続けていきたいです。
Q5 最後にメッセージをお願いします。
各科専門領域がありますが、当科が専門に扱う領域は、ずばり“人間そのもの”です。そのため、治療に関しては、同じような病態であっても一人一人やり方が異なるオーダーメイドの治療になるため、正直しんどい事もあります。しかし、患者さん一人一人に寄り添って医療を行っていく事に楽しみや喜びを見いだせる人にとっては、うってつけの診療科だと思います。総合診療や家庭医療に興味・関心がある方、是非一緒にやりましょう。

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君が目指している泌尿器科医像が長崎にある!

松尾 朋博 先生
卒後12年目・泌尿器科

Q1 後期10年(7~12年)のキャリアの概要を教えてください。
卒後1年目:長崎大学病院⇒卒後2年目:佐世保市立総合病院⇒卒後3年目:佐世保共済病院⇒卒後4年目:聖フランシスコ病院⇒卒後5~7年目:長崎大学病院⇒卒後8年目:佐世保共済病院⇒卒後9年目:上五島病院⇒卒後10~12年目:長崎大学病院

Q2 医局に入ってよかったことは何ですか?
「いい仲間に出会えた」ということに尽きると思います。同期はもちろんそうですが、医局員や同門の先生方との結束がとても強いと思います。私は1年間ではありましたが離島勤務を経験しました。離島勤務中、困った症例の相談に夜中でも付き合ってくれたり、緊急手術となれば、波が荒れていても急遽駆けつけてくれた先輩の先生方。泣きそうなときはいつも助けてくれました。後輩医局員も徐々に増え、今度は私たちが、後輩のサポートをしっかりしていきたい考えています。
Q3 修得した資格などについて教えてください。
卒後5年目:泌尿器科専門医
卒後10年目:泌尿器科指導医
卒後11年目:医学博士取得
Q4 10年後の目標は?
ずばり、新規薬剤や治療方法を開発することです。 現在私は、神経因性膀胱や前立腺肥大症などの排尿障害や、尿失禁や骨盤臓器脱といった女性泌尿器科を専門に実地臨床および研究を行っています。少しずつではありますが研究成果も出てきており、長崎から世界へ、絶えず有用な情報を発信できる泌尿器科医でありたいと思っています。
Q5 最後にメッセージをお願いします。
長崎大学病院泌尿器科はアットホームで非常に働きやすい環境にあります。さらに、向学の志も高く、国内外の学会や論文発表も活発に行っています。泌尿器科領域はがん・内分泌・腎不全外科・腎移植・小児・排尿機能・婦人泌尿器・尿路感染症と多岐にわたり、決して飽きることはありません。また女性医師も在籍し、医局員全員がall-rounderであることはもちろん、希望に沿った専門領域でも活躍することを目標に頑張っています。
興味がある方は連絡ください。あなたの夢を聞かせてください。泌尿器科みんなでサポートします。

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働き方の選択肢が豊富です。

榎園 美香子 先生
卒後10年目・放射線科

Q1 後期10年(7~12年)のキャリアの概要を教えてください。
卒後1年目:長崎大学病院⇒卒後2年目:長崎市立市民病院⇒卒後3年目:長崎大学病院⇒卒後4年目:広島県立病院⇒卒後5年目:長崎大学⇒卒後6~8年目:長崎大学病院(大学院)⇒卒後9~10年目:長崎大学病院

Q2 医局に入ってよかったことは何ですか?
放射線科は主に画像診断・IVR(interventional radiology)・放射線治療の三位一体で成り立っています。専門医資格は画像診断・IVR医もしくは放射線治療医のどちらかを取得することになります。放射線科医は地域の中核病院に勤務することが多いですので、バリバリの画像診断医・IVR医あるいは放射線治療医として第一線で活躍することもできれば、子育てをしながら週2-3日働くことや遠隔読影のバイトをすることも出来ます。本人の希望に応じて働き方のプランが立てられます。放射線科では入局してからすぐに子育てをしている女医さんでも、しっかりと専門医資格まで取得している人が多い科です。
Q3 修得した資格などについて教えてください。
卒後6年目:PET核医学認定医、検診マンモグラフィ読影認定医(判定AS)
卒後7年目:放射線科診断専門医
卒後8年目:核医学専門医
Q4 10年後の目標は?
現在私は特に神経放射線領域を主体として、画像診断全般に携わっています。複数のモダリティを組み合わせた診療が出来るのが放射線科の魅力だと思っていますので、CT・MRIによる形態学的診断のみならず、核医学(特に近年注目のPET)による機能的診断を組み合わせた総合的な解析をさらに勉強したいと思っています。臨床と研究を両立させるのが理想です。またお世話になっている諸先輩方や、後輩への恩返しが少しでも出来るように努力していきたいです。
Q5 最後にメッセージをお願いします。
努力をしてやっと医師になることができても将来への期待と不安が入り混じることと思いますが、しっかり考え悩んだ人は必ず道が開けると信じております。また、一度選んだ道も途中で変更することも可能です。人生の選択肢は一つではありません。また、医局に所属すると制約が多いと思うかもしれませんが、実際は逆で、学会発表や論文執筆の指導、海外・国内留学などの機会を与えて頂けるのは医局に所属することのメリットだと思います。興味を持たれた方はぜひ気軽にご連絡ください。一緒に頑張りましょう。

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どんな病院で働きたいですか?一緒に実現していきましょう。

松島 加代子 先生
卒後11年・消化器内科・医療教育開発センター

Q1 後期10年(7~12年)のキャリアの概要を教えてください。
卒後1年目:長崎大学病院⇒卒後2年目:長崎医療センター⇒卒後3年目:長崎大学病院⇒卒後4~7年目:長崎大学病院(大学院)⇒卒後8年目:長崎大学病院(諫早療育センター)⇒卒後9~11年目:長崎大学病院

Q2 医局に入ってよかったことは何ですか?
私個人は「入局しなければよかった‥」と後悔したことがないので、あえてなにか挙げるのも難しいですが、何でも相談できる仲間ができたことが一番よかったことだと思います。関連病院同士で相談しあって治療したり、定期的に勉強会をしたり、協力し高め合える存在はかけがえのない財産です。必要性を感じたタイミングで、短期留学や他大学とのコラボ研究などができたのも、医局に所属しているからこそ実現できたと思います。
Q3 修得した資格などについて教えてください。
卒後5年目:内科認定医
卒後7年目:日本消化器病学会専門医
卒後8年目:日本消化器内視鏡学会専門医、医学博士
卒後10年目:日本消化器病学会九州支部評議員
Q4 10年後の目標は?
臨床・研究のトランスレーショナルリサーチをやっていたいです。とくに消化管内視鏡の診断・治療をより正確に低侵襲に行えるよう探求し、これは患者さんの役に立てた!と確信できる研究を実現できたら最高です。長崎大学消化器内科がますます元気でお互いを高め合う仲間でいられるように今後もがんばっていきたいと思っています。
Q5 最後にメッセージをお願いします。
私は現在医療教育開発センターに所属していますので、(長崎以外が対象でも、)もし研修先や科を迷っているという方は、是非気軽にご相談いただければと思います。①しっかりと研修医・若手医師を守り育てる環境があるか、②よりよい病院にするために革新していく姿勢の病院かどうか、ということを意識して研修病院を見つけてください。長崎大学病院もそんな病院であると実感するので、私はその一員としてやりがいをもって働いています。

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とにかく明るく楽しい職場です。丁寧な指導のもと、充実した研修が出来ます。

舩越 康智 先生
卒後10年目・小児科

Q1 後期10年(7~12年)のキャリアの概要を教えてください。
卒後1~2年目:長崎大学病院⇒卒後3年目:長崎市立市民病院⇒卒後4~6年目:長崎大学病院⇒卒後7~8年目:国立がんセンター中央病院⇒卒後9~10年目:長崎大学病院

Q2 医局に入ってよかったことは何ですか?
私は大学病院勤務が長く、貴重な症例を診る機会をたくさん頂きました。難しい症例を教授や各専門分野の指導医の先生方の指導を受けながら経験できるので、とても勉強になっています。若手が活躍出来る職場でもあり、後輩も含め多くの先生方の意見を聞き、また技術を見ながら診療出来る事は本当に貴重だと思います。専門分野を決めると、その分野の指導を受ける事が出来ますし、他病院に研修にも行って更に経験を積む事も出来ました。
Q3 修得した資格などについて教えてください。
卒後5年目:小児科専門医
Q4 10年後の目標は?
まだまだ診療で力不足であることを日々感じていますので、もっと勉強し経験を積んで先輩方に近づけるよう努力していきたいと思っています。研究にももっと関わっていきたいと考えています。もっと社会のお役に立てるよう頑張ります。あと、猫背と人見知りを直します。
Q5 最後にメッセージをお願いします。
長崎は食事もおいしく、住みやすいところです。他県や他大学出身の先生も、来られて1年目であっても10年くらいいるようなオーラを出して働かれています。女性医師も様々な形で活躍されており、むしろ女性が強いといった方が正しいかもしれません。現在長崎大学病院小児科には第二次ボーリングブームが来ていますので、ボーリング好きの方もぜひ考えてみて下さい。教授の素敵なネクタイ(クリスマスは押すと音楽が流れます)も名物です。

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GeneralistからSpecialistへ。様々な希望に対応できます。

高木 克典 先生
卒後11年目年・腫瘍外科(第一外科)

Q1 後期10年(7~12年)のキャリアの概要を教えてください。
卒後1年目:長崎大学病院⇒卒後2年目:独立行政法人長崎医療センター⇒卒後3年目:日本赤十字社長崎原爆病院⇒卒後4年目:周南記念病院⇒卒後5年目:佐世保市立総合病院⇒卒後6年目:北九州市立八幡病院⇒卒後7年目:長崎大学病院⇒卒後8~10年目:大学院⇒卒後11年目:長崎大学病院

Q2 医局に入ってよかったことは何ですか?
漠然と外科医を目指していた私にとって、呼吸器、乳腺、甲状腺、消化管、肝胆膵、小児外科という広汎な診療科を持つ腫瘍外科は魅力的な科でした。医師になりたての若手にとって、どの臓器も魅力的で専門臓器を決定することは、酷ですらあります。広汎な領域全てを経験させてもらえたことは私の大きな財産です。外科全般を十分経験したうえでspecialityを決定するという欧米的conceptの科は貴重です。
Q3 修得した資格などについて教えてください。
卒後7年目:外科専門医
卒後10年目:医学博士
Q4 10年後の目標は?
大学院を卒業した現在、研究もつづけながら、消化器の腹腔鏡手術を勉強させてもらっています。充実した毎日を過ごさせていただいています。鏡視下手術はデバイスの進歩なしには将来が語れません。デバイスに関する医療側のニーズを大学や企業と共同して具現化していきたいと考えています。
Q5 最後にメッセージをお願いします。
種々の臓器、癌種を扱うことによって入局後数年で全身を診ることができる医師になっていることに気付くと思います。各臓器の横断的研究も可能です。専門分野を決定している先生はいいですが、そうでない先生も、医師になりたての時期から一臓器にこだわる必要は全くないと思います。Specialityを決定している先生もそうでない先生も興味がある方はいつでもご連絡下さい。一緒に頑張っていきましょう。

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血液内科医として、母として、日々精進

馬場 真紀 先生
卒後11年目・血液内科(原研内科)

Q1 後期10年(7~12年)のキャリアの概要を教えてください。
卒後1年目:長崎大学病院⇒卒後2年目:佐世保市立総合病院⇒卒後3年目:産休・育休⇒卒後4年目:長崎大学病院⇒卒後5年目:産休・育休⇒卒後6年目:長崎大学病院⇒卒後7年目:産休・育休⇒卒後8~11年目:長崎大学病院

Q2 医局に入ってよかったことは何ですか?
私は、3年目で第1子を出産した後は、外来業務を中心に関わらせて頂いています。現在は週4日、4時間勤務という復帰医制度を利用して働いています。少しずつしか働けないことで焦りもありましたが、外来で患者さんに直接向き合うことができ、充実感を感じています。じっくり腰を据えての勉強時間を取ることが難しい時もありますが、カンファランスで知識をアップデートでき、またいつでも質問すると快く教えて下さる先生方に恵まれて、少しずつ血液内科医として進歩できていると感じます。
Q3 修得した資格などについて教えてください。
卒後7年目:内科認定医
Q4 10年後の目標は?
血液内科医として臨床能力を高め、いつかは後輩を支えられる存在になりたいです。
Q5 最後にメッセージをお願いします。
特に女性医師は、ワークライフバランスで悩むこともあるかもしれません。多様な選択肢を取れるのも、医局に属しているから、医局のサポートがあってのことだと思います。どんな選択も可能と思います。皆さん一人一人が、自分の生き方をしっかりと実現していって欲しいです。

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診療科の枠を飛び越えて

泉野 浩生 先生
卒後9年目・救命救急センター

Q1 後期10年(7~12年)のキャリアの概要を教えてください。
卒後1年目:佐世保市立総合病院⇒卒後2年目:長崎大学病院⇒卒後3年目:長崎大学病院腫瘍外科入局 佐世保市立総合病院⇒卒後4年目:佐世保中央病院⇒卒後5~6年目:関西医科大学滝井病院 高度救命救急センター⇒卒後7~9年目:長崎大学病院 腫瘍外科大学院 救命救急センター

Q2 医局に入ってよかったことは何ですか?
救命救急センターは、診療科の枠にとらわれず、言いたいことも言える、まさに異国情緒あふれる長崎らしい医局の雰囲気を持っています。 救急科、外科、麻酔科、脳神経外科、整形外科に入局している医師が、連携プレーをしたり、毎朝にぎやかにディスカッションしたりと、他の医局にはできない救急医療のエキスパートによるチームプレ-の楽しさがあります。私も、腫瘍外科と救命救急センター、大学院生と救命医という2×2足のわらじで頑張っています。
Q3 修得した資格などについて教えてください。
卒後3年目:日本DMAT隊員
卒後5年目:NST医師教育セミナー修了
卒後7年目:外科専門医、Infection Control Doctor
卒後8年目:救急科専門医
Q4 10年後の目標は?
現在は大学院生で臨床研究をしています。研究をすることによって、より論理的に病態を把握し、治療につなげられるようになった気がします。大学院卒業後は、臨床のスキルと知識をさらに高め、それを検証するための研究と、それを伝えるための教育を両立させたいと考えています。
Q5 最後にメッセージをお願いします。
救命救急センターでは2交代のシフト体制を取っています。診療科や興味を持っている分野がスタッフによって異なるので、学会やセミナーへの参加はもちろん、自分の趣味を高めることもできます。オン・オフの切り替えがいい、数か月間全身管理を学びたい、出産後日勤帯だけ働きたい、そんな希望も叶います。 「救命」は決して楽な分野ではありませんが、やりがいとドラマがあります。興味のある方は一度、ご連絡ください。

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集え、脳神経外科医!

山口 将 先生
卒後6年目・脳神経外科

Q1 後期10年(7~12年)のキャリアの概要を教えてください。
卒後3~4年目:独立行政法人国立病院機構京都医療センター⇒卒後5~6年目:長崎大学病院

Q2 医局に入ってよかったことは何ですか?
医局に入局して働いた病院は大学病院のみなので、そこでよかったと思ったこと。外病院ではいろいろ仕事に追われることによって、患者さんの病気を治療することを主に行っておりました。一方、大学では臨床研究がおこなわれていたりすることにより、大学でしか行われないような検査などもあり、勉強になりました。また、治療に関しても外病院にはない器具などあり、それらを使用することで安全かつ正確、積極的に治療を行えるようになっている点がいい経験になっております。教育面においても、抄読会があることにより年間で読む論文数も格段に増え、学会発表なども活発に行われており、指導が受けれる環境であることは専門医前習得の自分にとってはよいことであると思います。
Q3 修得した資格などについて教えてください。
卒後7年目:脳神経外科専門医修得予定 卒後8年目:神経内視鏡認定医 修得予定卒後9年目:血管内治療専門医 修得予定
Q4 10年後の目標は?
脳神経外科医として幅広い知識と技術を身につけ、ある程度独り立ちして診療をできるようになる。その上、後輩の指導なども行いながら臨床を行っていく。それと同時に臨床研究も行っていきながら、自分の専門についても追及していけたらと考えております。
Q5 最後にメッセージをお願いします。
大学医局に属することは医局に属さない人からすると自由はなく、窮屈でやりにくいのではないかとの危惧があると思います。そういう面が決してないとは言えませんが、幅広い知識の修得や大学でないとできない治療などがあり、また研究などを行うことで違った視線から診療ができるようになるのではないかと考えております。

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一生勉強!!

岩本 直樹 先生
卒後11年目・リウマチ・膠原病内科(第一内科)

Q1 後期10年(7~12年)のキャリアの概要を教えてください。
卒後3年目:国立病院機構佐賀病院⇒卒後4年目:光晴会病院⇒卒後5~8年目:長崎大学病院⇒卒後9~10年目:University Hospital Zurich⇒卒後11年目:長崎大学病院

Q2 医局に入ってよかったことは何ですか?
まず専門分野を深く学ぶことができることである。教科書や論文だけでは到底修得できない、先輩医師からの実臨床に基づいた教えをうけることができる。同じ医局ということで共通した志や、一体感があり、丁寧な指導を受けることができていると感じている。また、何より良かったことは、私の目標のひとつであった海外研究留学ができたことである。医局に入っていなければ、留学が現実的なこととして考えることすらできなかったように思える。留学を決めた時も、留学中や留学後のことまで考慮していただき、海外留学を無事に終えることができた。
Q3 修得した資格などについて教えてください。
卒後6年目:内科認定医
Q4 10年後の目標は?
医師としての具体的な目標は現在も模索中だが、臨床医、研究医として修練を忘れずに、より多くの患者様のため、疾患の究明に寄与していきたい。
Q5 最後にメッセージをお願いします。
私の専門としているリウマチ・膠原病は、全身すべての臓器障害への対応が必要とされます。また、基本的に慢性疾患であり、治療法が確立していない疾患も多く、1人の患者様と長くむきあい、じっくりとお互いで疾患に対し立ち向かう必要があります。 膠原病を専門として7年目ですが、とてもやりがいを感じており、この分野を選んで正解だったと思っています。医師としての進路を決めることはとても迷うと思いますが、自分の描く理想的な医師像になるために、自分にとっての正解を選択してください。

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