第7回 長崎大学病院 キッズセミナー〈夏休みに体験しよう! ドクター&ナースのお仕事!〉
日時 : 平成27年8月10日(月)13:00~16:30
場所 : 長崎大学医学部
対象 : 小学5・6年生
(附属小学校または長崎大学職員の御子弟)
〈セミナーの内容〉
1. 病院長のお話を聞こう!
2. ドクターとナースのお話を聞こう!
①私が看護師になった理由
②どうして医者を目指したのか
③医師のお仕事について
3. グループで体験しよう!
Aブース:心臓と肺の音を聴いてみよう!
気管支鏡の体験をしてみよう!
Bブース:ケガの処置をしよう!
Cブース:AEDを使った救命処置を体験しよう!
Dブース:手術を体験してみよう!
長崎県の未来の医療人を育てるために開催しているキッズセミナー。平成21年から開始して今年で7回目を数えます。今回は46人の子どもたちが参加。セミナー後のアンケートでは、全員が「楽しかった」と感想を述べたほか、全体の67%が「医師になりたい」「できれば医師になりたい」と答えました。
セミナーは、病院長のお話、2つの講義にグループで回る体験学習の三本立て。様々な話を聞いたり、医療技術に触れて、子どもたちは目を輝かせ、ときに真剣な表情を見せて、医療について学んでいました。
指導者:20名 |
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長崎大学病院(医師、研修医、看護師) |
受講者:46名 |
小学5年生29名、6年生17名 |
協力 |
株式会社キシヤ 、日本光電九州株式会社 、山下医科器械株式会社、ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 |
ドクターカー“龍馬”と一緒に集合写真
開会式
浜田久之医療教育開発センター長の挨拶
増﨑英明病院長の挨拶
研修医の先生と新人看護師が、医師や看護師の仕事の魅力について話ました。
塚本大空先生が医師に
なるまでの道のりを話しました。
質問をしてくれた子どもたち。
グループ実習
Aブース(心臓と肺の音を聴いてみよう! 気管支鏡の体験をしてみよう!)
指導者 |
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医療教育開発センター:小畑陽子先生、松島加代子先生、古賀智裕先生、神白麻衣子先生 研修医:1人 |
心臓音聴診シミュレータ “イチロー”で
聴診します。
気管支内視鏡シミュレータを
一人ひとり経験しました。
自分自身の呼吸音を聴きます。
呼吸音聴診シミュレータ “ラング”で正常な呼吸音と
異常な呼吸音を聴き比べます。
Bブース(骨折したときの応急処置をしてみよう!)
指導者 |
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医療教育開発センター:宮本俊之先生 研修医:1人 |
はじめに、宮本先生から包帯の巻き方に
ついての説明がありました。
研修医が実践して見せてくれました。
添え木(段ボール)をして、
包帯を巻いていきます。
お友達の腕を借りて、実際に包帯を巻きます。最後には全員が上手に巻くことができました。
Cブース(AEDを使った救命処置を体験しよう!)
指導者 |
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救命救急センター:山下和範 先生 医療教育開発センター:田下博 看護師 研修医:2人 |
山下先生の説明風景。
モニターを見ながら心拍を確認します。
倒れている人を見つけたら、まず肩をたたき、
呼びかけて意識の有無を確認します。
胸骨圧迫は手の付け根の部分を使い、リズムよく行うことが重要です。
研修医の先生の手拍子に合わせて押します。
Dブース(手術の体験をしてみよう!)
指導者 |
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第一外科:日高重和先生、松本理宗先生、西牟田雅人先生、丸山圭三郎先生 医療教育開発センター:渡邊 毅先生 研修医:3人 |
腹腔鏡シミュレータ「LapVR」を
使ってバーチャル手術を体験します。
腹腔鏡シミュレータ「i-sim」で
輪ゴムを取るゲーム。真剣な表情です。
メスとピンセットを使って鶏肉を摘出します。研修医の先生方が手術の助手役です。
その他
保護者向けシンポジウム「医師・看護師になるためには」の様子。浜田久之医療教育開発センター長と看護部の宮﨑智子副看護部長が医師・看護師の仕事の魅力を話しました。