第2回 地域外来研修症例検討会(平成27年11月25日)
研修医と指導医が一緒に市中病院へ行き、外来診療で新患を診る地域プライマリ外来実習。すぐに判別つかない症例や、教育的に意義のある症例など、研修医はたくさんの経験を積むことができます。その中でも特に珍しい症例を研修医全員で共有するため、地域外来研修症例検討会を開催しました。今年度は他病院で研修中の先生も多数訪れ、参加したのは1年次、2年次あわせて約40人でした。
発表症例は、各指導医がピックアップして、それぞれの症例を担当した研修医がプレゼンテーションします。今年は9人の研修医の先生方が発表しました。プレゼンテーションの途中には司会を担当した古賀智裕先生からの問題提起の時間を儲け、症例ごとに研修医に鑑別診断を考えてもらいました。一発診断できる症例、画像診断がポイントとなる症例、予想外の診断となった症例など発表内容は様々。ズバリ正解を当てる先生もたくさんいました。また、今回は長谷敦子教授や、松島加代子先生、塚本大空先生ら3人の指導医も発表し、とても充実した検討会となりました。
会場の様子
司会進行担当の古賀 智裕先生。
プレゼンテーションの様子
会場で鑑別診断している様子
指導医の先生による発表の様子