研修医、新人看護師を対象に「災害研修セミナー」を開催しました。同研修は平成23年から毎年開催しており、今回で6回目。今回は、例年行っている『トリアージ訓練』『机上シミュレーション』『講演』に加えて、熊本地震で派遣された本院の医師、看護師、薬剤師の講話の時間を設けました。また、『講演』では東日本大震災で災害派遣医療チーム（ＤＭＡＴ）の任務にあたった聖隷三方原病院高度救命救急センターの矢野 賢一先生をお招きして、「石巻市立病院での病院避難支援活動　～支援側からみた成果と課題～」の題でお話いただきました。
参加者からは「災害が自分の身近なところで発生するかもしれないという意識を持っていることが重要であると感じた」「知っていることと出来ることは違うということを実感できる研修だった」「講義や机上シミュレーションで学んだことをすぐに実践できたのでトリアージの学びが深まった」などの感想が寄せられ、大変好評でした。

12：00～　開会宣言＆スケジュール説明

12：10～　熊本地震へ派遣されたスタッフの話

12：40～　開会宣言＆スケジュール説明

13:15～　机上シミュレーション　＆　トリアージ実習

16：45～　講演　　

「石巻市立病院での病院避難支援活動　～支援側からみた成果と課題～」
総合病院 聖隷三方原病院　高度救命救急センター　矢野　賢一 先生

17:30　修了式

グループ賞として、机上シミュレーションの上位２チーム、トリアージ実習の上位２チームが表彰されました。
また、個人賞として医師２人、看護師２人にベストパフォーマンス賞が送られました。