第54回 若手医師のための実力アップセミナー『名郷 直樹先生 講演会』(R2年10月10日)
講 師 : 名郷 直樹 先生
武蔵国分寺公園クリニック院長
日 時 : 令和2年10月10日(土) 10:00~12:00
場 所 : 長崎大学病院 外来棟7階
研修医セミナー室
対 象 : 研修医、指導医、医療従事者
演 題 : COVID-19のエビデンスを探し、読み、使う
日常臨床におけるEBM実践例として
本年度はZOOM配信にて、令和2年10月10日(土)、名郷直樹先生(武蔵国分寺公園クリニック院長)に「 COVID-19のエビデンスを探し、読み、使う:日常臨床におけるEBM実践例として」のテーマで講演していただきました。会場と各自ZOOMの遠隔参加にて、研修医や指導医計12名が集まりました。
EBMとは「医療行為や薬剤が医学的にも経済的にも有効かどうかを厳しく評価し、有効と証明された医療」のこと。本講座では、EBMを実践するために、明確なエビデンスを持って治療にあたり、効率よくかつ迅速に文献検索をする方法について学びます。まず、行われた講義では、「Up to date」「DynaMed」「Clinical Evidence」など様々な情報源の特徴や効果的な検索方法について説明を受けました。その後、行われた実習では、参加者それぞれが各自のモバイル端末を使い、与えられた症例を元に文献検索をしました。
参加者からは、「エビデンスだけでなく、患者の気持ちをくみとりディスカッションしながら診察する姿勢を学んだ。 」「 EBMの効率的な収集方法や若手の医師育成などを学べた。 」などの感想が寄せられました。
講師 |
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名郷 直樹 先生(武蔵国分寺公園クリニック院長) |
受講者 |
研修医 7名、指導医 5名 |