長崎大学大学院医歯薬学総合研究科総合診療学分野・長崎大学病院総合診療科

  • facebook
  • twitter
  • blog

医学生・研修医の皆さんへ

専門研修

プログラム パンフレット PDF
研修プログラム
プログラムの特色

【総合診療能力の獲得】
幅広い疾患領域に対応し「総合的に患者・生活者をみる姿勢」で患者さんに対して柔軟性と先進性・専門性を織り交ぜた診療を提供できる医師になります。地域研修を充実させ、プライマリ・ケア現場で総合診療能力を獲得できます。長崎大学熱帯医学研究所内科(感染症内科)とのコラボレーション研修が可能であり、研修を通じて感染症に強い総合診療専門医になることが可能です。通年のハーフデイバックによる研修振り返りと、充実したポートフォリオ作成支援により、確実に総合診療専門医を取得できます。

【柔軟なキャリア形成】
医局人事はマッチング制です。一人一人の目標に合わせたキャリアプランを提案しており、強制はありません。研修修了後は、地域医療や在宅医療、フェローや専門研修の継続など、選択肢は様々です。キャリアを中断された方にも柔軟な勤務形態で継続的な支援を行います。

【研究】
長崎県の離島である五島市で疫学研究拠点が運営されています。大学院に入学すれば、専門研修と並行しながら五島市の前向きコホート研究のデータで学位を取得できます。基礎研究に携わりながら研修中の専攻医もいます。実績のある研究者とともに研究計画、予算獲得、論文作成の一連の指導を受けられます。

【海外医療活動】
Global Health Track制度により、選択研修期間に長崎大学の海外拠点に赴きCross-cultural competencyを身につけることができます。さらに興味があれば、WHOのGOARN、JICA国際緊急援助隊感染症対策チーム、国境なき医師団などの海外医療活動にTryをするのもあり。ご興味ある方は、是非下記のホームページをご覧ください。

専攻医からの声
小笹宗一郎
総合診療専門研修プログラム 卒業生
小笹 宗一郎
出身大学
  • 長崎大学
初期研修病院
  • 諫早総合病院/長崎大学病院
後期研修勤務先
  • 長崎大学病院/平戸市民病院/諫早総合病院

新専門医制度に移行し、新たに19番目の専門領域として総合診療が新設されました。まだまだ在り方を模索している段階ですが、患者を多角的に診ることのみならず家族・地域背景まで診ることで、特に高齢社会において求められる存在になりつつあります。
また、どの診療科に当てはまるかわかっていない不明熱や原発不明癌などの疾患の原因検索や、さまざまな疾患を抱えている人のマネジメントを行なうことも総合診療の魅力だと思います。

「大学病院での業務は感染症内科と共同で対応し、他科からの感染症についての相談も受けています。また、外来では診断困難例などの紹介を受けています。感染症に重点を置いて診療能力を鍛えつつ、様々な病態に対して包括的な考え方で診療にあたっています。」(1年目専攻医・総合診療II研修)
「長崎県の県北部の平戸市民病院でcommon diseaseを中心に6か月の研修を行いました。高齢者ケアを通して多職種連携、地域や家族の健康問題に向き合いながら、急性期から慢性期までを対応できます。一方、集中治療は困難な環境ですので、そのような条件の中で質の高い医療を行う能力が養われます。」(2年目専攻医・総合診療I研修)

「ニーズに応じて選択研修を行えます。研修先として、精神科、緩和ケア、リハビリテーション科、膠原病内科などがあります。精神科では、せん妄、うつ病などに対して精神科医の介入を理解し、紹介のタイミングについても研修できました。また、緩和ケア研修では、疼痛に対する医療用麻薬の使い方やがんによる様々な症状への対応を研修しました。」(2年目専攻医・選択研修)

指導医からの声
山梨啓友
総合診療、家庭医療、感染症内科
山梨 啓友

長崎大学病院総合診療科へようこそ。当科は、大学病院で外来・入院・在宅医療を受けもち、感染症に強い総合診療医を育成しています。都市部から離島・へき地まで様々なセッティングで研修ができます。感染症内科との研修協力体制を構築し、総合診療科に所属しながら感染症診療が身につきます。COVID-19はもちろん、HIVや結核もばっちりです。

研修ローテーションの一例

総合診療専門研修プログラム

モデル1
モデル1
モデル2
モデル2
モデル3
モデル3
モデル4
モデル4
取得可能な資格
総合診療専門医(日本専門医機構)の取得が可能です。サブスペシャリティとして、新・家庭医療専門医(日本プライマリ・ケア連合学会)や病院総合診療専門医(日本病院総合診療医学会)の取得を目指すことが可能です。また、大学院に進学し博士号(医学)を取得して、Clinical Researcherとしてキャリアを積むこともできます。
連携施設

総合診療専門研修プログラム

基幹施設と連携施設により専門研修施設群を構成します。長崎県内の研修体制は以下の図のような形になりますが、この他に北海道の4医療施設があります。
ながさき総合診療専門研修施設
【北海道】
江別市立病院・栄町ファミリークリニック・医療法人恵心会 北星ファミリークリニック・更別村国民健康保険診療所
専攻医募集要項
研修年限 3年
募集人数 10名
選考方法 書類選考・面接
募集期間
採用試験
応募方法
処 遇
募集要項 NewWindowをご確認ください。
(長崎大学病院 医療教育開発センター)
施設見学等 随時受け付けております。
下記連絡先までお問い合わせください。

研修・入局・見学に関するお問い合わせ

長崎大学大学院医歯薬学総合研究科先進予防医学共同専攻 総合診療学分野
〒852-8501 長崎市坂本1丁目7番1号 病院本館12階 医局受付

telephone 095 (819) 7591 FAX: 095 (819) 7372
telephone sousin@ml.nagasaki-u.ac.jp
お問い合わせ
長崎大学病院 総合診療科
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科
先進予防医学共同専攻 総合診療学分野

〒852-8501 長崎市坂本1丁目7番1号
ページのトップへ戻る