教授からのメッセージ

長崎大学病院救命救急センター センター長:田﨑修 救急医療教育センターが開設されました。
長崎大学病院救命救急センター
センター長  田﨑 修

 2014年4月から長崎大学病院に救急医療教育センターが開設されました。これは、研修医に初期から2次救急症例の診療方法や考え方を指導する専門部署です。長崎大学病院救命救急センターは3次救急施設であるため、重症救急は搬送されても、初期や2次救急症例が少なくこれまで研修医が初期診療を行う機会が少ないという問題点がありました。この問題を解決すべく、これまで当センターの副センター長として活躍していた長谷敦子先生が教授として着任し活動を開始しました。具体的には、長崎市内の病院に長谷先生と研修医が出向し、歩いて来る患者さんや救急車で搬送される患者さんを診療します。これにより研修医が多くの幅広い疾患を経験できるとともに、医師不足の病院にとってもマンパワーの補充という意味で大変有益であり、現在注目を集めているプロジェクトです。長崎大学病院の救急研修がまた一つ改善されました。医学生や研修医の皆さん、長崎大学病院で研修してみませんか?
平成26年4月17日