教授からのメッセージ

長崎大学病院救命救急センター センター長:田﨑修 脳神経内科教授が誕生致しました。
長崎大学病院救命救急センター
センター長  田﨑 修

 2014年8月1日付けで、脳卒中センターの責任者であった辻野彰准教授が新設された脳神経内科教授に就任致しました。辻野先生は、2011年10月の脳卒中センター開設以来、長崎医療地域の脳卒中治療の進歩に大きく貢献してきました。この間、大学病院へ搬送される脳卒中の患者さんは著増し、tPA(脳につまった血栓を溶かすお薬)投与という脳梗塞に対する最新の治療法を施した患者さんは10倍に増加しました。
 今後辻野先生は、脳卒中治療のさらなる進歩を目指すとともに難病の変性疾患等をも対象とする「脳神経内科チーム」を統括することになります。
 救命救急センターには、脳卒中に加えて、脳炎、脳症、痙攣重責、原因不明の意識障害等の患者さんが数多く搬送されてきます。今後は、救命救急センターおよび脳卒中センターを含む「脳神経内チーム」が強く連携して神経救急疾患の予後改善に取り組んで参ります。
平成26年8月22日