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『ハッピー♡マッチ』あらすじ

女子バスケット部キャプテンでリーダー的存在の鈴木アオイ。まったく目立たないジミーズ（地味）でジャニオタ（ジャニーズ・オタク）の佐藤つばき。関東医科大学５年生（24歳）のふたりは、就職フェア「 eレジ」に参加。そこで出会ったカリスマ・コンシェルジュ菜々から、長崎県の離島にある上五島病院の七坂先生を紹介されて、物語は思いもかけない方向へと動き出します。舞台は東京から始まり、千葉、そして美しい海と空に囲まれた長崎の上五島へと移っていきます。対照的なふたりがそれぞれに恋と就活に悩みながら、人や地域との出会いを通して成長していく姿をユーモラスに鮮やかに描く青春物語です。

※『ハッピー♡マッチ』は9月16日（金）よりe-residentにて連載いたします。毎週金曜日に更新予定です。
e-resident『ハッピー♡マッチ』の掲載ページはコチラから。

インタビュー

※インタビュアーは医療教育開発センタースタッフ広報担当のNです。

Ｎ: 『ハッピー♡マッチ』の連載の決定、おめでとうございます！

ライト: ありがとうございます！

Ｎ: 前作の『フルマッチ』（注１）から、ガラリと変わって女子力満載の小説になりましたね。『ハッピー♡マッチ』というタイトルも素敵。どんな意味があるんですか？

ライト: 日々の生活の中で“マッチする” ことって大事ですよね。「朝から髪型と洋服がぴったりマッチしてハッピー」とか、「カー・ラジオから気分にぴったりの曲が流れてハッピー」とか、「たまたま買ったスイーツの味が、ぴったり自分に合う」とか、「今まさに思っていたことを同じタイミングで友達が口にして嬉しくなる」……なんてこと、あるでしょう？

Ｎ: あります、あります。

ライト: そんな日常のハッピーの積み重ねを感じる力って大事と思うんですよ。

Ｎ: “感じる力” ですか？

ライト: そう。ハッピーと感じるには、変化を感じる“繊細な気持ち” と、それと相反する“大雑把にあらゆることに感謝できる鈍感な気持ち” が必要だと思うんです。

Ｎ: “繊細な気持ち”と “鈍感な気持ち”ですか？

ライト: 繊細な気持ちだけだと、細やかな幸せを感じ取ることができる反面、不安になったり落ち込んでしまったりとアンハッピーな感情も生み出されやすいですよね。しかし、どうしようもないことはどうしようもない。現実は現実として受け入れて、むしろ感謝したり、ハッピーに好転できるような鈍感な気持ちも非常に大事なんです。