長崎県薬剤耐性菌調査ネットワーク

長崎大学病院検査部〒852-8501 長崎市坂本１丁目７番１号

長崎県内における耐性菌の分離状況を把握し，県内の各施設および各地域における耐性菌の伝播拡散を防止することを目的に長崎県薬剤耐性菌調査ネットワークを2006年に設立した。現在、県内 14 の基幹病院を対象として下記に示す耐性菌の分離状況について調査を行なっている。

対象菌種及び耐性菌

1）	Staphylococcus aureus（MRSA, VRSA, LZD耐性）
2）	Enterococcus faecalis, Enterococcus faecium（VRE）
3）	Streptococcus pneumoniae（PRSP）
4）	腸内細菌科細菌（ESBL, LVFX耐性, CRE, CPE）
5）	Pseudomonas aeruginosa（MDRP, MBL, IPM耐性, MEPM耐性）
6）	Acinetobacter spp.（MDRA, MBL）
7）	Haemophilus influenzae（BLNAR）

※重複処理：同一患者で同一材料から同一菌種が検出された場合には複数の検体があっても1検体とする。
※入院・外来は考慮しない。
※データ集計日 : 2022年6月（長崎大学病院　検査部作成）
※論文・学会等で本データを使用する場合には栁原（k-yanagi@nagasaki-u.ac.jp）まで、
　ご連絡をお願い致します。