2024年9月16日に、出島メッセ長崎において、県民公開講座を開催しました。今回は、大きな催しとして、草野 仁 氏との座談会「脳心臓を語る:草野 仁 氏との健康対談」を行いました。約150名の方に参加いただき、草野氏が幼少期からのエピソードを話され、健康のためには、まず歩くことが大事であるとお話されました。また長崎大学病院の循環器内科 前村先生や脳神経内科 辻野先生と一緒に、医学的な話題も分かりやすく話され、脳卒中や心臓病の疾患に関することやその予防、そしてどのような症状があれば、救急車を呼ぶべきかなど1時間にわたって座談会が行われました。
長崎大学病院の医師らよる講演もあり、約90名の方が聴講され、心臓血管外科の宮永先生からは、心臓弁膜症の話題を、口腔管理センターの鵜飼先生からは、歯周病が心臓病に悪影響を与えることなどを話されました。アンケート調査の結果でも、多くの方が内容を理解できたとのことで、好評価を頂きました。
健康チェックブースは、昨年度に引き続き、人気が高く、多くの方が様々な健康機器等での測定を行っていました。参加者は各ブースによって対応できる人数が異なりますが、多いブースでは100名程度の測定が行われていました。
今回、新たに「親子で救急救命士の仕事体験」として、心臓マッサージやAEDの使用方法などを親子や家族で体験をしてもらい、マルシェの併設なども行いました。特に長崎県の健味ん弁当は完売するほどの売れ行きでした。
長崎大学病院 脳卒中・心臓病等総合支援センターは、このような講座などを通じて、今後も脳卒中や心臓病の予防などの啓発発動を続けていきたいと思います。
最後に、本公開講座を開催するにあたり、多くの方々のご協力を頂きました。この場を借りて、改めて感謝申し上げます。また、多くの方々に、ご参加いただき、誠に有難うございました。