2025年6月9日、福岡県 田川市立病院を配信会場とする「心不全連携Short Conference」にて、当センターのスタッフである桑原 薫MSW(医療ソーシャルワーカー)が講演しました。彼女は、心不全療養指導士の資格も有している貴重なMSWです。
講演内容としましては、心不全パスにて、入院早期から心不全患者さんと接し介入できるようになったことで、十分な対策を講じる時間的余裕ができたこと、心臓リハビリカンファレンスなどを通じ情報共有を行い、心不全地域連携シートを用いて、患者さんが退院後も安定した生活が送れるような医療連携を築くようにしていることなど、実際に携わった患者さんの経過も交えながら、とても分かりやすく話されました。
下記のパンフレットをみてもお分かりかと思いますが、桑原MSWだけが福岡県外の施設からの講演者で、彼女の日頃の活動が広く知れ渡っていることの証だと思います。
今後も心不全患者のより良き生活に向けた医療連携の構築を目指して、当センターのスタッフと一緒に活動していきたいと思います。
(参加者数:現地会場、院内サテライト会場:41名、web視聴:37名. 合計78名)