2025年12月4日(木)、ヒルトン長崎にて「第2回 長崎の循環器診療の展望を考える -地域で連携して心臓病患者を診る-」を開催しました。
講演1では、長崎県 医療政策課 医療官の安藤隆雄先生より、長崎県における心臓病診療と連携に関するアンケート調査結果をご報告いただきました。
講演2では、長崎大学病院 脳卒中心臓病等総合支援センター長の池田聡司より、心臓病手帳に関するアンケート調査結果をご報告しました。
(各演者の講演内容のまとめは下記をご参照ください。)
続いて、前村浩二先生、於久幸治先生の司会のもと、以下の3つのテーマでディスカッションを行いました。
1.長崎県の実情を踏まえた多職種・病診連携の現状と課題
2.連携強化に向けた心臓病手帳の活用方法
3.LDL55未満を目指すべき患者像
各ディスカッサントから多様な視点で意見が交わされ、長崎県における心臓病患者の医療連携の課題が浮き彫りになるとともに、多くの医療従事者がこのテーマに強い関心を寄せていることが確認できました。今後もさらなる医療連携の強化を図り、心臓病患者の予後改善につなげていきたいと考えています。
最後に、本アンケート調査にご協力いただきました関係各位に深く感謝申し上げます。
<参加者数> 現地参加:28名、WEB参加:264名(Microsoft Teams経由:50名、m3経由:214名)