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2026.5.25 お知らせ

「心臓病手帳の活用を多職種で考える」講演会を開催しました。

2026年5月25日、医療従事者を対象に「心臓病手帳の活用を多職種で考える」講演会を、当センター共催のもとWeb形式にて開催しました。

はじめに、心臓病手帳第1版の作成段階から携わってこられた光晴会病院の黒部先生より、「心臓病手帳の活用 ~行動に繋げる情報共有~」と題したご講演をいただきました。講演では、心臓病手帳の概要に加え、長崎AMI二次予防クリニカルパス(脂質管理に関するパス)導入後の効果や、心不全患者における医療連携についてご説明いただきました。また、第1版から第2版への主な変更点を踏まえ、実臨床における具体的な活用方法について紹介されました。
さらに、従来は状態悪化後に医療機関を受診するケースが多かった循環器診療において、今後は患者さんのセルフケアを基盤とした再発・増悪予防の重要性、すなわち“Symptom based careからMonitoring guided careへ”といったパラダイムシフトの必要性についても言及されました。

続いて、県内の総合病院に勤務する循環器内科医の先生方によるディスカッションが行われ、各施設における心臓病手帳の活用状況について意見交換がなされました。入院患者に対する導入のタイミングや関与する職種、対象となる患者像など、各施設の具体的な取り組みが共有されました。一方で、手帳の活用が十分に普及していない現状や課題についても明らかになりました。

本講演会を通じて、心臓病手帳のさらなる普及と、心臓病患者に対する切れ目のない医療連携の推進に向けた課題および方向性を共有することができました。今後も多職種連携を一層強化し、より質の高い医療提供を目指してまいります。

参加者数:各視聴会場(大学、みなとメディカルセンター、光晴会、済生会、佐世保市総合医療センター、大村市、諫早市)131名、Web視聴 72名(合計 203名)