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医科専門研修

内科専門医育成所(通称:内科ハブセンター)

内科ハブセンターとは

長崎大学病院の各内科が組織の垣根を越えて連携し、内科専門医を目指す研修医を全面的にサポートします!

内科専門医ハブセンター

内科専門医ハブセンター
新・内科専門医制度では、現在の認定内科医試験よりも、多岐にわたる症例の経験が必要となってきます。
長崎大学病院は責任をもって、みなさんが内科専門医を取得できるように2015年度より内科ハブセンターを設立し、サポートしています。
ぜひ病院見学へお越しください!

プログラム統括責任者あいさつ

長崎から、内科医としてのはじめの一歩を踏み出そう!
あなただけの、あなたのための道が長崎にある!


長崎大学病院 内科専門研修プログラム
統括責任者 前村 浩二
長崎大学病院は、150年以上の歴史があり、日本における西洋医学の発展・普及に貢献してきました。
そして、現在も、「若人が集う長崎大学病院」をスローガンに掲げ、臨床・教育・研究分野で、日々邁進しています。

ひとりひとり、目指す医師像は違うかもしれません。長崎には、それぞれの夢をかなえる道が必ずあります。
長崎から、日本各地へ、世界へ。大きな夢を持つあなたにはきっとさまざまなチャンスがここにはあります。

そして、経験豊富な指導陣が、あなたの内科医としてのキャリアをサポートし、あなたの力を最大限に引き出してくれます。

研修プログラム

☆ あなたの希望に応じてGeneralityコース、Subspecialty重点コースの2つを準備しています!

☆ 将来のSubspecialty分野専門医取得や学位取得も見据えた研修が可能です!

☆ 37施設と連携し、急性期から慢性期、地域医療から国際医療まで、広い内科研修が可能です!


コース説明

Generalityコース

内科の領域を偏りなく学び、内科全般にわたる診療ができることを目的としたコースです。

後期研修 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
1年次 内科ローテート研修または内科総合研修
JMECC受講・各専門内科新患外来・当直・救急対応(週1回程度)
20疾患群以上を経験し登録
病歴要約を10編以上登録
2年次 内科ローテート研修または内科総合研修
内科新患外来・当直・救急対応(週1回程度)
45疾患群以上を経験し登録
必要な29症例の病歴要約をすべて登録
3年次 必要な疾患群を経験するための研修(内科ローテート研修または内科総合研修)
70疾患群を経験し200例以上を登録
2年次までに登録された病歴要約の改定
学術活動 2回以上の学術集会への参加
2件以上の筆頭者での学会発表あるいは論文発表
その他の要件 CPC、医療倫理・医療安全・感染対策に関する講習会への参加

・専攻医研修期間の3年間で内科領域すべてをローテートまたは総合研修を行います。

・大学病院研修中は、原則2~3か月ごとの内科ローテーションとし、連携施設・特別連携施設では、各施設の研修方式
 従って、研修を行います。

・それぞれの専攻医のニーズに応じて、最長半年間の非内科系研修(救急、ICUなど)や3か月以内の海外臨床研修*が可能
 です。

※ただし、留学扱いとなるため、海外臨床研修協力病院での経験症例は、正式な実績として加えることはできません。

将来、地域医療における内科領域診療医や病院での総合内科医を目指す専攻医内科系救急医療・国際医療活動(国際感染症など)に従事することを志す専攻医におすすめです!


Subspecialty重点コース

将来希望する Subspecialty 領域を研修するために必要な、基盤となる内科研修を重点的に研修するコースです。

後期研修 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
1年次 subspecialty
重点研修
内科ローテート研修または内科総合研修
JMECC受講・各専門内科新患外来・当直・救急対応(週1回程度)
20疾患群以上を経験し登録
病歴要約を10編以上登録
2年次 内科ローテート研修または内科総合研修
内科新患外来・当直・救急対応(週1回程度)
45疾患群以上を経験し登録
必要な29症例の病歴要約をすべて登録
3年次 内科ローテート研修または内科総合研修
70疾患群を経験し200例以上を登録
2年次までに登録された病歴要約の改定
学術活動 2回以上の学術集会への参加
2件以上の筆頭者での学会発表あるいは論文発表
その他の要件 CPC、医療倫理・医療安全・感染対策に関する講習会への参加

・研修開始直後の6か月間は希望する Subspecialty 領域にて研修を行います。その後、基幹施設又は連携施設・特別連携施
 設にて各施設の研修方式に従って、内科ローテーションまたは内科全般総合研修を行います。

・Subspecialty研修の開始時期は自由で、内科専門研修との並行研修も可能です。

・専門医資格の取得と臨床系大学院への進学を希望する場合は、本コースを選択の上、担当教授と協議して大学院入学時期
 を決めて頂きます。

将来Subspecialty分野の専門医取得を目指す専攻医、大学院進学を志す専攻医におすすめです!

研修スケジュール

内科専門医は2年間の初期臨床研修後に設けられた3年間の専門研修(原則、基幹施設1年以上+連携・特別連携施設1年以上、特別連携施設においては、1施設当たり1年間の研修を上限とする)で育成されます。
Gコース、Sコースともに、原則以下のA~Dの4つのスケジュールのいずれかに従って研修を行います。
連携枠で採用された場合は、基幹施設1年半 連携施設1年半の研修を行います。

研修修了要件

①主担当医として通算で最低56疾患群以上の経験と計160症例以上の症例(外来症例は
 登録症例の1割まで含むことができます)を経験すること。
②専攻医登録評価システム(J-OSLER)へ症例(定められた200件のうち、最低160例)を登録し、
 それを指導医が確認・評価すること。
③登録された症例のうち、29症例を病歴要約として内科専門医制度委員会へ提出し、
 査読委員から合格の判定をもらうこと。
④所定の2編の学会発表または論文発表を行うこと。
⑤JMECCを受講すること。
⑥プログラムで定める講習会を受講すること。
⑦メディカルスタッフによる360度評価と指導医による内科専攻医評価を参照し、
 社会人である医師としての適性を有していること。
⑧研修期間を満了すること。


「長崎大学病院疾患群症例病歴要約到達目標」

長崎大学病院疾患群症例病歴要約到達目標

※1 消化器分野では「疾患群」の経験と「病歴要約」の提出のそれぞれにおいて、
  「消化管」「肝臓」「胆・膵」が含まれること。
※2 修了要件に示した分野の合計は41疾患群だが、他に異なる15疾患群の経験を加えて、
  合計56疾患群以上の経験とする。
※3 外来症例による病歴要約の提出を7例まで認める。(全て異なる疾患群での提出が必要)
※4 「内分泌」と「代謝」からはそれぞれ1症例ずつ以上の病歴要約を提出する。
  例)「内分泌」2例+「代謝」1例、「内分泌」1例+「代謝」2例
※5 初期臨床研修時の症例は、例外的に各専攻医プログラムの委員会が認める内容に限り、その登録が認められる。

研修病院群Map

研修病院群Map

プログラム研修病院一覧(2024年度)

研修施設名 Generality
コース
Subspecialty
重点コース
1. 長崎大学病院 基幹施設
2. 長崎みなとメディカルセンター 連携施設
3. 日本赤十字社 長崎原爆病院 連携施設
4. 聖フランシスコ病院 連携施設
5. 済生会長崎病院 連携施設
6. 十善会病院 連携施設
7. 光晴会病院 連携施設
8. 井上病院 連携施設
9. 国立病院機構 長崎病院 特別連携施設
10. 長崎北病院 特別連携施設
11. 長崎記念病院 特別連携施設
12. 虹が丘病院 特別連携施設
13. 長崎腎病院 特別連携施設 -
14. 新里クリニック浦上 特別連携施設 -
15. 重工記念長崎病院 特別連携施設
16. 佐世保市総合医療センター 連携施設
17. 佐世保市総合医療センター宇久診療所 特別連携施設 -
18. 佐世保共済病院 連携施設
19. 長崎労災病院 連携施設
20. 佐世保中央病院 連携施設
21. 千住病院 特別連携施設
22. 長崎川棚医療センター 連携施設
23. 長崎医療センター 連携施設
24. 市立大村市民病院 連携施設
25. JCHO諫早総合病院 連携施設
26. 長崎原爆諫早病院 特別連携施設
27. 長崎県島原病院 連携施設
28. 泉川病院 特別連携施設
29. 北松中央病院 特別連携施設
30. 平戸市民病院 特別連携施設
31. 長崎県五島中央病院 連携施設
32. 長崎県富江病院 特別連携施設 -
33. 長崎県上五島病院 連携施設
34. 長崎県対馬病院 連携施設
35. 長崎県上対馬病院 特別連携施設 -
36. 長崎県壱岐病院 連携施設
37. 嬉野医療センター 連携施設
38. 国立病院機構 佐賀病院 連携施設
39. 久留米大学病院 連携施設
40. 大分県立病院 連携施設
41. 宮崎市郡医師会病院 連携施設(連携PG) -
42. 宮崎大学医学部附属病院 連携施設(連携PG)
43. 鹿児島大学病院 連携施設(連携PG) -
44. 友愛医療センター 連携施設(連携PG) -
45. 愛媛県立中央病院 連携施設(連携PG) -
46. 島根大学医学部附属病院 連携施設
47. 国立循環器病研究センター 連携施設 -
48. 日本大学医学部附属板橋病院 連携施設
49. 東海大学医学部付属病院 連携施設(連携PG) -
50. 聖マリアンナ医科大学病院 連携施設(連携PG) -
51. 亀田総合病院 連携施設(連携PG) -
52. 南相馬市立総合病院 特別連携施設
53. 脳神経疾患研究所附属 総合南東北病院 連携施設(連携PG)
54. 福島県立医科大学附属病院 連携施設(連携PG)
55. 北福島医療センター 連携施設(連携PG)
56. 手稲渓仁会病院 連携施設(連携PG) -
57. サンラザロ病院(フィリピン) 海外研修協力施設

研修病院別の研修方式,研修可能分野

病院名







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1 長崎大学病院
2 長崎みなとメディカルセンター
3 日本赤十字社 長崎原爆病院
4 聖フランシスコ病院
5 済生会長崎病院
6 十善会病院
7 光晴会病院
8 井上病院
※1
9 国立病院機構 長崎病院  
10 長崎北病院
11 長崎記念病院
12 虹ヶ丘病院
13 長崎腎病院
14 新里クリニック浦上
15 重工記念長崎病院    
16 佐世保市総合医療センター
17 佐世保市総合医療センター宇久診療所
18 佐世保共済病院
19 長崎労災病院
20 佐世保中央病院
21 千住病院
22 長崎川棚医療センター
23 長崎医療センター
24 市立大村市民病院    
25 JCHO諫早総合病院
26 日本赤十字社 長崎原爆諫早病院
27 長崎県島原病院  
28 泉川病院
29 北松中央病院
30 平戸市民病院
31 長崎県五島中央病院
32 長崎県富江病院
33 長崎県上五島病院
34 長崎県対馬病院
35 長崎県上対馬病院
36 長崎県壱岐病院
37 嬉野医療センター
38 国立病院機構 佐賀病院
39 久留米大学病院
40 大分県病院
41 宮崎市郡医師会病院 
42 宮崎大学医学部附属病院 
43 鹿児島大学病院 
44 友愛医療センター 
45 愛媛県立中央病院 
46 島根大学医学部附属病院
47 国立循環器病研究センター    
48 日本大学医学部附属板橋病院
49 東海大学医学部付属病院 
50 聖マリアンナ医科大学病院 
51 亀田総合病院 
52 南相馬市立総合病院    
53 脳神経疾患研究所附属 総合南東北病院 
54 福島県立医科大学附属病院     
55 北福島医療センター     
56 手稲渓仁会病院 

※1 系列病院で研修可

 連携枠で採用された場合、長崎大学病院1年半+連携施設1年半の研修を行います

専攻医募集

研修年限 3年
募集人数 40名
選考方法 書類選考・面接
募集期間
採用試験
応募方法
処 遇
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