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センター長ごあいさつ

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様々な感染症の流行と対峙してきた
長い歴史のある本学で、
感染症医療に携わる医療人の育成を目指す

この度、長崎大学病院感染症医療人育成センター長を拝命しました古本朗嗣と申します。
2019年12月に中国武漢を発端に新型コロナウイルス感染症が瞬く間に世界へ流行拡大し、日本においても流行の波が押し寄せ、通常の医療体制の維持が困難になったことはご存知の通りです。
全国各地の医療機関や高齢者施設ではクラスターも発生し、感染症を専門とする医療従事者が不足していることが明らかとなりました。
一方、薬剤耐性菌の増加、途上国の開発に伴い未知の微生物による感染症のリスク、グローバリゼーションにより、新型コロナウイルス感染症の様に世界的な感染症の流行が生じやすい状況となっており、感染症対策は多面的で学際的なアプローチによる問題解決を必要とされているものと思います。 その中でも感染症医療に携わる人材は専門的なトレーニングを受け、トレーニング後も継続的に知識、スキルを高めて実践していくことが要求されるものと考えられます。
この専門研修の場を作り、研修プログラムを提供し、専門職医療人を増やしていくことは喫緊の課題です。

長崎大学は古く、その起源を西洋医学伝習所、その臨床教育病院でもあった小島療養所に持ちますが、当時より現在に至るまでコレラ、チフス、デング熱、新型コロナウイルス感染症などの感染症の流行と対峙してきた長い歴史があります。
現在本学には、医学部、大学病院、熱帯医学研究所、歯学部、薬学部、水産学部において、免疫学、微生物学、疫学、臨床感染症学、感染制御学などの研究、臨床、教育が盛んに行われています。
昨年以来、本学においては河野茂学長主導のもと、感染症基礎研究の強化、臨床感染症分野での人材育成について議論が繰り返され、この豊富なリソースを活かして感染症医療に携わるための医療人を育成することを目的として、長崎大学病院に感染症医療人育成センターが設置されることになりました。
長崎大学病院、協力関連施設を臨床研修の場として、各部署と協働し感染症研修プログラムを提供し、あらゆる場面での感染症対策に従事できる医療人材(医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師等)を育成し、専門職医療人の生涯教育・学習できる場を提供していく所存です。 今後とも皆様のご指導、ご鞭撻の程宜しくお願い申し上げます。

長崎大学病院感染症医療人育成 センター長
古本 朗嗣

略歴

  • 1988年

    青雲高等学校卒業

  • 1995年

    鹿児島大学医学部医学科卒業

  • 1995年

    長崎大学医学部附属病院熱研内科(感染症内科)

  • 1996年7月-2004年12月

    市中関連病院のローテーション

    長崎大学医学部歯学部附属病院感染症内科医員

    長崎大学熱帯医学研究所臨床感染症分野(助手)

  • 2004年12月-2006年9月

    Department of Microbiology. The University of Iowa
    リサーチフェロー

  • 2006年10月-2015年3月

    長崎大学病院感染症内科(助教、講師)

  • 2015年4月-2020年3月

    長崎労災病院感染症内科(部長)

  • 2020年4月-2021年3月

    十善会病院感染症内科(部長)

  • 2021年4月-現在

    長崎大学病院感染症医療人育成 センター長

資格

日本内科学会内科認定医、総合内科専門医、内科指導医

日本感染症学会感染症専門医、指導医、評議員

ICD(日本感染症学会認定)

抗菌化学療法指導医

日本呼吸器学会呼吸器専門医

厚労省認定臨床研修指導医、プログラム責任者

医学博士