長崎大学と4医療機関
長崎眼科地域医療連携等に関する協定を締結
長崎大学と長崎市中核4医療機関(長崎みなとメディカルセンター、日本赤十字社長崎原爆病院、重工記念長崎病院、春回会井上病院、以下「中核4医療機関」)は、長崎市における眼科医療体制の整備、眼科診療における医療人の育成等を目的とした協定を結ぶことに合意し、6月7日、長崎大学文教キャンパスにおいて協定の締結式を開催しました。
現在、長崎市の眼科の難治疾患は長崎大学病院に集中し、効率的に診療を行えていないことが課題となっています。そこで中核4医療機関で専門領域を分け機能分担することで、大学病院への難治疾患の集中を緩和し、長崎市の眼科診療を効率的に運用するとともに、眼科医療人を大学病院と中核4医療機関で育成していくプロジェクトを立ち上げることとしました。
大学病院、公立病院、公的病院、民間病院が連携し、協力して効率的な診療と人材育成を行うというこの取り組みは、全国的にも類を見ない取組みです。
締結式で長崎大学の河野茂学長は「長崎大学病院に設置される長崎眼科診療連携室が中心となり、専門性が高く限られた眼科医のマンパワーを効率的に運用し、長崎市の眼科診療がより良くなっていくことを期待したい」と語り、中核4医療機関の代表者とともに、2024年4月の本格稼働に向け、お互いに協力していくことを確認し合いました。
[記事:総務課(広報・評価)]