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スタッフ紹介
医科卒後研修部門 |
医科卒後研修部門長 兼 医師育成キャリア支援室 室長 教授 |
松島 加代子 |
医科卒後研修部門 副部門長 教授 |
牟田 久美子 |
医科卒後研修部門 副部門長 講師 |
一ノ宮 大雅 |
医師育成キャリア支援室 副室長 講師 |
立石 洋平 |
医師育成キャリア支援室 室長補佐 助教 |
清水 俊匡 |
キャリア支援室 室長補佐 医員 |
芦塚 翔子 |
医師育成キャリア支援室 副室長 医員 |
福本 将之 |
講師 |
古賀 智裕 |
助教 |
梅田 雅孝 |
助手 |
大塚 絵美子 |
歯科教育研修部門 |
歯科教育研修部門長 教授 |
角 忠輝 |
歯科教育研修部門 教授 |
鵜飼 孝 |
長崎医療人材育成室 (N-MEC) 歯科 助教 |
野田 さわこ |
看護キャリア支援部門 |
看護キャリア支援部門 看護部長 |
小渕 美樹子 |
医療技術職研修部門 |
医療技術職研修部門長 |
福田 徹 |
外来医療教育部門 兼 特定行為部門 |
外来医療教育部門長 兼 特定行為部門長 特定教授 |
泉野 浩生 |
長崎医療人材育成室(N-MEC) |
長崎医療人材育成室(N-MEC) 助教 |
荒木 智徳 |
シミュレーションセンター部門 |
シミュレーションセンター部門長 准教授 |
石本 裕士 |
シミュレーションセンター副部門長 准教授 |
大坪 竜太 |
シミュレーションセンター副部門長 看護師 |
中山 龍彦 |
地域医療支援センター部門 |
センター長(医療教育開発センター長) |
浜田 久之 |
副センター長(シミュレーションセンター副部門長) |
大坪 竜太 |
講師 |
渡邊 毅 |
助教 |
塩田 純也 |
助教 |
木谷 聡一郎 |
スタッフからのメッセージ
浜田 久之
- 職名:
- センター長 教授
- 資格:
- 博士(医学)、博士(教育)、厚生労働省認定臨床研修指導医、内科学会認定医、日本消化器病学会専門医、日本内視鏡学会専門医、産業医、インフェクションクションコントロールドクター、トロント大学Clinical teacher及びトロント大学医学部地域家庭学アカデミックフォローコース修了
- メッセージ:
- 自分の将来の'キャリア'を考えたことはありますか?先のことなんて、わからないですよね。でも、せっかくですから考えてみましょう!
まず、辞書で'Career'という単語を引いてみました。
【経歴、履歴。生活手段としての(特に専門的な)職業。その職業での成功や出世の意味。発展するという意味。At full career 全速力で!動詞では、疾走する、突進する。】なるほど、面白いですね。 'キャリア'という言葉は、なかなか日本語では表現がしにくい言葉のようです。もしかしたら、日本語には(日本人には?)そういう概念があまりないのかもしれません。
昔は職人だったら、弟子入りして親方のやることを見様見まねで仕事をして、黙って親方の背中をみて育ってゆく。サラリーマンだったら、部署に配属されてそこの文化にどっぷり染まって上司の言われたとおりに仕事をやってゆく・・・。
あまり、将来を考えないシステムだったのかもしれません。そういう仕事のやり方や職業感は、日本の成長の原動力だったはずです。右肩上がりの経済で、終身雇用制度がしっかりした時代なら、それはそれで素晴らしいシステムと思います。
しかし、今は、激動の社会です。確固なシステムや未来永劫安定したシステムなど存在しないかもしれません。自由な社会であるかもしれませんが、自分で判断し自分で責任をとらなければならない社会となってきているような気がします。
さて、このような時代に医師としてのキャリアをどう積み上げてゆくか、それはとても難しい問題かもしれません。そして、答えは、各々違ったものとなるでしょう。でも、やはり人の意見や考えを聞くことは重要なことだと思います。
そして、相談することはさらに大切なことだと思います。相談することにより様々なヒントや考え方があることに気づくでしょう。そして、あなた自身が、自分が考えていることに気づくかもしれません。よくあるでしょう、友達と話している時、"あっ、自分って、こう思っていたんだ"という瞬間が。
気軽に相談しに、遊びに来てください。様々なキャリアを積んだスタッフと楽しく話せると思います。
私たちは、"キャリア"は、ひとりで作れるものでなく、様々な人の出会いとその方々からの助けにより形作られていくものだと信じています。そして、そこに生まれるのは、人生の喜びであり感謝であろうと願っています。あなたの素敵なキャリアのスタートを私たちがサポートできれば幸せです。そして、あなただけでなく、周りの人も幸せになるようなキャリアを積んでもらったら・・・最高です!
主なエッセーや教育関連論文
カナダの医学生や研修医について記録したエッセーです!
高畠 英昭
- 職名:
- 副センター長 教授
- 資格:
- 日本リハビリテーション医学会専門医・指導医、日本脳神経外科学会専門医、日本脳卒中学会専門医、産業医
- メッセージ:
-
私は2年目の研修先であった浜松医療センターで脳血管内治療におけるマイクロカテーテルの手技を学び、また嚥下造影検査の手法を学びました。
その後、長崎大学で最初の脳血管内治療医となり、約20年間、県内の脳血管内治療の普及に努めてきました。そして、それと並行して行ってきた脳卒中患者における嚥下障害治療を通じて、最終的にリハビリテーション科医となり長崎大学病院で初のリハビリテーション科専従医師として勤務しています。したがって、振り返ってみると、私のキャリアは研修医2年目でほぼ決まったようなものです。
人生にはその時々において様々な出会いや分岐点のようなものがあると思います。ただ、医師になりたての研修医時代が一番多くのことを吸収し成長できる時期です。その大切な期間に学んだことは、大なり小なり、みなさんがこれから医師として過ごして行く上での土台となるものと思います。
長崎大学病院での初期研修がみなさんにとって実りあるものとなるように尽力してまいります。どうぞお気軽に声をかけてください。
松島 加代子
- 職名:
- 医科卒後研修部門 医師育成キャリア支援室 室長 教授
- 資格:
- 日本内科学会認定内科医、日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医、日本消化器病学会九州支部評議員、厚生労働省認定臨床研修指導医
- メッセージ:
-
私自身、当センターへ配属となり、他院と比較できる立場になってみてはじめて、長崎大学病院での研修医/若手医師の先生方の環境への配慮や変革に対する柔軟性を実感しています。
働きやすい病院であることは、患者さんに対し、満足のいく診療を届ける上でも、大きな意義をもちます。
皆さんが、充実した生活を送れるよう、お手伝いできればと考えていますし、さらによりよい病院になるよう一緒に変えていければと思っています。
主な業績
泉野 浩生
- 職名:
- 外来医療教育部門長 兼 特定行為部門長 特定教授
- 資格:
- 臨床研修指導医、救急科専門医、日本統括DMAT隊員、日本臨床栄養代謝学会認定医、病態栄養専門医、PC3(ピーシーキューブ)・SSTTコースインストラクター
- メッセージ:
-
長崎市にまだ救命救急センターがなく、十分な外傷診療もできなかった頃に救急を志す研修医となり、長崎と大阪を行ったり来たりしながら長崎の救急医療・外傷診療の進化を見てきました。救急の現場において、いわゆる“引きの強い”男ですが、救急医療や外傷診療だけでなく、留学先の大阪で災害・栄養・周産期診療に関わるチャンスに恵まれ、進路においても想定外のハプニングも多々あり、たくましく育つことができました。当院の高度救命救急センターは3次救急の患者さんしか受け入れないため、重症度の高い患者さんに限定されますが、人生のスクランブル交差点とも思えるこの現場はいろんなドラマにあふれていて、瀕死の状態から回復していく患者さんでも、残念ながらお亡くなりになる患者さんでも、命を救うだけが私たちの仕事ではないということを感じさせられます。この現場を私と経験してきた研修医の先生たちがいま、続々と指導医講習会を受けておられるのを非常に心強く感じています。
学生・研修医のみなさんには、やりがいと楽しさを感じていただきたいですし、患者さんや他の職種とのコミュニケーションをたくさんたくさん取って、頼られる、相談しやすい存在になってほしいと思っています。これまでの先生たち同様、研修が終わる頃にはきっと「きつかったー!でも最初の頃よりだいぶん成長したー!」という、急変対応だけでなく、全身管理やチーム医療、他診療科とのコラボレーションも学べる研修プログラムとなっておりますので、挑んできてください!ここだけの話ですが、長崎大学病院高度救命救急センターをローテートされる研修医の先生方は、他の施設では学びたくても学べない臨床栄養のレクチャーが無料で受けられます。
主な業績
2021年 |
「栄養療法ドリル〜評価・指示の出し方から病態の考え方までまるっとわかる100問」 編者
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2016年 |
レジデントノート増刊号「栄養療法がわかる!できる!」 編者
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牟田 久美子
- 職名:
- 医科卒後研修部門 副部門長 教授
- 資格:
- 日本内科学会認定内科医・総合内科専門医、日本腎臓学会専門医・指導医、透析医学会専門医・指導医
- メッセージ:
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私が研修医の頃に学んだこと、出会った仲間は時が経っても心の支えです。研修医のみなさんもそうでありますよう、また研修医や専攻医、そして指導医のみなさんが生き生きと働けるように、一緒に色々なことにチャレンジしていきたいと思っています。
アイデア、ご意見がありましたら、ぜひ教えてください。
清水 俊匡
- 職名:
- 助教
- 資格:
- 日本内科学会認定内科医・総合内科専門医、日本リウマチ学会リウマチ専門医・指導医、厚生労働省認臨床研修指導医
- メッセージ:
-
私は諫早総合病院と長崎大学病院で初期臨床研修を行い、リウマチ膠原病内科を専門としています。医師になって10数年経ちましたが、医師としての基盤は初期研修の2年間で培ったもので詰まっていると感じております。
現在クリニックでの外来研修を担当しております。大学病院とはまた違うクリニックでの外来診療に関して、一緒に考え学びながら診療を進めていければと思っています。
梅田 雅孝
- 職名:
- 助教
- 資格:
- 日本内科学会認定内科医・総合内科専門医、日本リウマチ学会リウマチ専門医・指導医・登録ソノグラファー・評議委員、日本医学教育学会代議員、厚生労働省認定臨床研修指導医
- メッセージ:
-
研修医の間の2年間は日々成長を実感できる一方、苦労や挫折も多く経験することかと思われます。私自身、研修医時代には多くの苦難を経験しつつも長崎の地で多くの先輩方の熱心なご指導があってこそ無事に研修を終了できたと思っており、その恩返しのために今度は指導医の立場として後輩の皆さんのサポートに尽力したいと思っております。
またTeaching is learning twice over.という格言があるように、教育に携わるため最新のエビデンスの収集を怠ることがないよう学び続けることで、長崎の患者さんへの利益を最大化した医療を提供できるように努めてまいります。
主な業績
2024年 |
2024年第938号46-52項 長崎県医師会報
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2023年 |
梅田雅孝ら.2023年医科臨床研修マッチング振り返り~念願のV字回復達成~
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2021年 |
Umeda M, et al. ADAM9 enhances Th17 cell differentiation and autoimmunity by activating TGF-beta1. PNAS. 2021;118(18).
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2015年 |
平成27年度長崎大学病院ベスト指導賞
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渡邊 毅
- 職名:
- 講師
- 資格:
- 医学博士、日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会認定 耳鼻咽喉科専門医、日本アレルギー学会 アレルギー科専門医、日本気管食道科学会認定 気管食道科専門医、日本小児耳鼻咽喉科学会会員、厚生労働省認定 補聴器適合判定医師、日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会認定 補聴器相談医、厚生労働省認定 臨床研修指導医、身体障碍者福祉法 第15条身体障碍者認定指定医、共用試験実施評価機構認定臨床実習前(Pre.CC)OSCE外部評価者、共用試験実施評価機構認定臨床実習後(Post.CC)OS
- メッセージ:
-
私は皆様と同じようなローテーション型の初期臨床研修を修了しました。20年前のことで研修制度も整備されておらず模索しながら怒涛の2年間をやり遂げたように記憶しています。しかしその2年間は自分の中でも宝物のようで、今でも経験した知識手技・素晴らしい出会い・うれしいことつらいこと、を克明に覚えています。すべてが今の私の臨床能力として根底に残っていると感じています。研修医担当として関わらせていただき、現在では研修制度は整備されてどんどん良くなっているように実感しています。そして、長崎大学病院群もどんどん進化しています。
わたくしは週に一回のプライマリケア外来(ヘリコプターで上五島病院まで行きます!)を担当しています。研修医の先生方の思いや目標を聞かせてもらい、いつも胸が熱くなります。この2年間の研修医生活がさらに実りあるものになるように、微力ではありますが尽力する所存です。一緒にがんばっていきましょう!
主な業績
2023年 |
日常臨床に役立つチョイ足し耳鼻咽喉科診療エッセンス 渡邊 毅
メジカルビュー社 2023年11月 (ISBN: 9784758308625)
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2022年 |
Introduction of Otolaryngology Outpatient Examination Training Program for junior residents as part of rural regional medical support in Japan.
Journal of general and family medicine 23(6) 363-369 2022年11月 2020年
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2021年 |
初期研修医1年次の臨床能力向上を目的としたジャンプOSCE
(Objective Structured Clinical Evaluation)の試み examinationではなくevaluationを実践して
長崎医学会雑誌 96(3) 141-147 2021年12月
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2020年 |
3Dプリンターで作成した臨床教育用鼻腔副鼻腔モデルの使用経験
日本鼻科学会会誌 59(4) 335-341 2020年12月
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古賀 智裕
- 職名:
- 講師(第一内科)
- 資格:
- 日本内科学会認定内科医・総合内科専門医、日本リウマチ学会専門医・指導医・認定ソノグラファー、臨床遺伝専門医
- メッセージ:
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私は現在リウマチ膠原病内科の診療に従事していますが、研修医時代(スーパーローテート初期研修2期生)に学んだプライマリケアの知識と経験は不明熱等の診断が困難な症例においても大いに役立っています。
主に済生会長崎病院での地域基盤プライマリケア外来研修の指導を担当させて頂きます。
診断から治療に至るまでのプロセスをともに学びましょう。また約3年間の海外留学(Beth Israel Deaconess Medical Center, Harvard Medical School, 2011-2014)の経験をもとに、国際的に活躍できるリサーチマインドを持った研究者を目指す方のサポートも行います。
主な業績
2023年 |
4月 日本リウマチ学会 JCR 2023 ICW Excellent Abstract Award
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1月 日本リウマチ学会Modern Rheumatology Top Reviewer Award 2022
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2022年 |
2月 日本リウマチ学会Modern Rheumatology Top Reviewer Award 2021
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2月 日本リウマチ学会Modern Rheumatology Case Report Top Reviewer Award 2021
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2021年 |
4月 日本リウマチ学会 JCR 2021 ICW Excellent Abstract Award
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2月 日本リウマチ学会Modern Rheumatology Case Report Top Reviewer Award 2020
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2020年 |
8月 日本リウマチ学会 JCR 2020 ICW Excellent Abstract Award
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8月 日本内科学会ことはじめ 2020東京 指導教官賞
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2月 日本リウマチ学会Modern Rheumatology Top Reviewer Award 2019
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2019年 |
9月 EAGOR2019 young investigator award
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4月 日本リウマチ学会 JCR 2019 ICW Excellent Abstract Award
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大塚 絵美子
- 職名:
- 助手
- 資格:
- 日本内科学会認定内科医・総合内科専門医、日本内科学会総合内科専門医、日本腎臓学会専門医・指導医、日本透析学会専門医
- メッセージ:
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私は、初期研修1年目を長崎大学病院、2年目を佐世保市総合医療センターで研修しました。現在、医師14年目になり、3児の母ともなりましたが、初期研修期間に学んだことは今でも記憶に残っています。初めてルートをとった時、汗をかきながら頑張っても上手くいかなかったCV挿入、同期と一緒に頑張った輪番当直(本当は指導医の先生のおかげ…)、助かった命、助からなかった命、学会発表での緊張、同期で過ごした楽しいOFFの時間…どれもその後の医者人生において大切な財産の一つとなっています。
今年から、教官の立場でセンターに戻って来ることができ嬉しく思っております。まだまだ未熟ですが、研修医の先生と共にたくさんの経験、成長ができるよう尽力したいと思います。