研修プログラム
研修プログラム紹介ムービー
長崎大学病院の見学や、初期研修説明会などで見ることができます。
令和元年度版
平成30年度版
平成29年度版
平成28年度版
平成27年度版
平成26年度版
平成25年度版
平成24年度版
プログラムの特徴
1.プライマリから3次まで
全国でもめずらしい、研修医によるプライマリケア外来(大学病院以外)を行っており、5名の専任教官がマンツーマンで指導します。
大学病院では救命救急センターのウォークインのファーストタッチを研修医がおこないます。もちろん高度医療3次救急研修もおこないます。
2.豊富で熱く若い指導スタッフ
医学生教育・研修医教育・専門医育成教育への経験豊富な、指導医講習会を受講した指導医が多く在籍しています。
また、全ての分野に相談しやすい若い上級医がいます。
3.自己の知識の再確認と教育
医学生などから質問を受け教育・指導することは、自らの知識を再確認することになります。
教えることにより多くを学べます。
4.豊富な症例数とカンファレンス、セミナー
豊富な症例を経験するだけでなく、多くのカンファレンスやセミナーで知識も技術もグレードアップできます。
5.充実の教育資源・サポート体制
図書やシミュレーターなど教育資源が豊富で、教育環境が整備されています。また、多方面にわたる研修医サポート体制も充実させています。
6.各コースの設定
Aコース(1年目:長崎大学病院、2年目:協力病院で研修する『たすきがけ方式』での研修)、
Bコース(1年目たすきがけ病院、2年目長崎大学病院)2024年度より追加、
Cコース(長崎大学病院と2つ以上の協力病院を自由に組み合わせる研修)があります。
Dコース(2年間通じて長崎大学病院で研修)
7.協力病院との充実のたすきがけプログラム
大学病院と協力病院で互いの長所を活かし、common disease、プライマリケアから高度先進医療まで幅広く研修できます。
日本では、大学に一定期間(1年前後)+市中病院に一定期間(6か月〜1年)の研修がベスト。
ぴったりハマる場所がある!たすきがけ病院ガイドは、こちらをご覧ください。
長崎大学病院のプログラム(令和6年度採用〜)
コース | 研修1年目 | 研修2年目 | |
---|---|---|---|
Aコース | 長崎大学病院(1年間) |
長崎みなとメディカルセンター、佐世保市総合医療センター、日本赤十字社長崎原爆病院、、上戸町病院、諫早総合病院、佐世保中央病院、大分県立病院、国立病院機構嬉野医療センター、国立病院機構佐賀病院、済生会長崎病院、市立大村市民病院、北九州市立八幡病院、浜松医療センター、山口県立総合医療センター、北九州総合病院、五島中央病院、特定医療法人光晴会病院、医療法人厚生会虹が丘病院、社会医療法人長崎記念病院、長崎県島原病院、国立病院機構長崎川棚医療センター、長崎労災病院、周南記念病院、練馬光が丘病院、聖マリアンナ医科大学病院、東京北医療センター、佐世保共済病院、福岡青洲会病院、※国立病院機構長崎医療センター注3 (上記病院から1病院を選択し、1年間研修) |
|
Bコース |
Aコースと同じ病院から選択 ※国立病院機構長崎医療センターを除く |
長崎大学病院(1年間) | |
Cコース 注1(新・鳴滝塾トライアングルコース) |
長崎大学病院 (地域研修を含む9カ月以上) |
長崎大学病院、長崎みなとメディカルセンター、日本赤十字社長崎原爆病院、済生会長崎病院、上戸町病院、諫早総合病院、国立病院機構長崎医療センター、長崎県島原病院、佐世保市総合医療センター、佐世保中央病院、佐世保共済病院、長崎県五島中央病院 (上記病院から2病院を選択し、約6カ月ずつ研修) |
|
Dコース | 長崎大学病院 2年間 |
※アカデミック(大学院進学)コース(NU-CLEAR コース)を併願する場合、たすきがけ先として選択できる病院は以下の4病院のみ。
長崎大学病院、長崎みなとメディカルセンター市民病院、日本赤十字社長崎原爆病院、済生会長崎病院
- 注1:
- 4週を上限として、麻酔科の研修期間を救急の研修期間とすることができる。
- 注2:
- 一般外来は平行研修可能。
- 注3:
- 長崎大学病院で地域医療1か月を含む12か月以上研修し、残りを本院以外の17病院及び地域研修施設(60施設)から2病院で研修する。
- ※
-
研修協力病院
長崎みなとメディカルセンター、佐世保市総合医療センター、日本赤十字社長崎原爆病院、上戸町病院、諫早総合病院、白十字会佐世保中央病院、大分県立病院、国立病院機構嬉野医療センター、国立病院機構佐賀病院、済生会長崎病院、市立大村市民病院、国立病院機構長崎医療センター、北九州市立八幡病院、浜松医療センター、山口県立総合医療センター、北九州総合病院、五島中央病院、特定医療法人光晴会病院、医療法人厚生会虹が丘病院、社会医療法人長崎記念病院、長崎県島原病院、国立病院機構長崎川棚医療センター、長崎労災病院、周南記念病院、練馬光が丘病院、聖マリアンナ医科大学病院、東京北医療センター、佐世保共済病院、福岡青洲会病院
プログラムの特徴
長崎大学病院は、3つのプログラム(基本プログラム、周産期(小児科)重点プログラム、周産期(産婦人科)重点プログラム)で構成されます。
それぞれのプログラムには、
- Aコース(1年目:長崎大学病院、2年目:協力病院で研修する『たすきがけ方式』での研修)、
- Bコース(1年目たすきがけ病院、2年目長崎大学病院)2024年度より追加、
- Cコース(長崎大学病院と2つ以上の協力病院を自由に組み合わせる研修)があります。
- Dコース(2年間通じて長崎大学病院で研修)
研修医の多様なニーズに合わせた選択性の高いプログラムです。
また、各専門研修基本領域初期研修特化コースや大学院に入学しながら研修ができるアカデミックコースを設けております。
アカデミック(大学院進学・NU-CLEAR)コース
初期臨床研修を行いながら、大学院での研究も行うコース。
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科が開設するNagasaki University Continuous Liberal-Arts, Education And Research Training Program(NU−CLEARプログラム)へ進学します。
大学院において専攻する分野を決定した上で入学試験を受験することが望ましいですが、専攻する分野を決定できない場合でも入学試験を受験できるよう、大学院側で配慮がなされます。入学の時期は、初期研修開始から2年目の10月までの間です。
なお、大学院のNU−CLEARプログラムにおける研究活動は、研修医が臨床研修に専念できるよう、臨床研修の時間帯を避けて平日の夜間や休日に行うこととなるため、研修が可能な病院が長崎大学病院、長崎みなとメディカルセンター、長崎原爆病院、済生会長崎病院に限られます。
研修可能な診療科
2024年度
研修可能な診療科
トライアングルコース 研修可能な診療科
地域医療研修
長崎大学病院は何と44か所の地域研修施設を持っています。
県外、離島、へき地、市中病院そして開業医。あなたのどのようなニーズにもお応えできる地域研修を提供できます!
(臨床研修の制度上、地域医療研修1か月以上が必修です。)
地域研修先医療機関一覧
気になる病院があったら、上の「地域医療研修ガイドブック」をクリックしてください!
地域医療研修(離島・へき地)について
長崎大学病院群協力(たすきがけ)病院ガイド
どのような研修が一番いいか? この質問を何度も受けたことがあります。
私は、市中病院で、多くの研修医と働いた経験から、全国の様々な教育病院を回り、様々な指導者と話した経験から、カナダやアメリカで医学教育を学んだ経験から、そして、沢山の医学生と話した経験から、確信をもって言えることがひとつあります。
日本では、大学に一定期間(1年前後)+市中病院に一定期間(6か月〜1年)の研修がベスト。
そして、いい研修とは、結局は、あなたのやる気次第。
どんな有名な病院で研修しても、やる気がない人はダメだし、どんな劣悪な環境で働いてもやる気がある人は、必ず実力がついてくる。さらに、大事なことは、あなたの力を伸ばしてくれる指導医とめぐり合うこと、あなた自身が気づかないあなたの未知の力を引き出して、伸ばしてくれる多様多彩な指導陣に出会うこと。
この<たすきがけ病院ガイドブック>には、あなたのためのベストの研修プログラムがあります。
自信を持ってそう言い切るのは、160年以上続いた日本で最も歴史ある教育病院だからではなく、私たちは、日本一の教育病院を目指して、常に、最大限の努力を続けているからです。
ぜひ、長崎大学病院群で初期研修を!待っています!
医療教育開発センター長 浜田 久之