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N-MEC

みなさまへ

長崎大学病院
医療教育開発センター
長崎医療人育成室
教授 小出優史

 2018年4月、長崎医療人育成室(N-MEC)が長崎大学病院医療教育開発センターに誕生しました。N-MEC を簡単に表現すると、長崎大学病院と長崎記念病院が協力して、明日の医療を担う若い医療人を育てていこうというものです。具体的には、研修医の地域医療研修、看護師の人事交流を現在行っています。
 人口減少が始まった我が国で、今後も地域に根ざした医療システムを維持していくために医療従事者の確保はとても大切なことです。地域に安心できる医療システムがあり、医療/ 福祉/ 介護の有機的融合やスムースな連携があることが、安心して生活するためには必要不可欠です。
 そのためには、これからの医療を担う若い医療従事者には、大学病院で高度医療や先進医療を研修するだけではなく、地域密着型の医療機関で一般的医療から介護・福祉に至るまでを包括的に研修し経験してもらうことが大切です。高度先進医療、一般的医療だけでなく、介護・福祉にまでわたる広い知識と経験がなければ、今後の超高齢社会・人口減少社会で求められる医療を柔軟に自分で考えて自ら成長できる医療人は育たないのではないかと思います。
 N-MEC は始まったばかりです。みなさまと一緒にこれから大きく育てていきたいと思っております。何かいいアイデアがありましたら是非発展させていきたいと思いますので、多くの方からのご意見を頂戴したく思います。みんなでN-MEC を大きく育てていきましょう。

「長崎医療人育成室」事業の設立にあたって

 長崎市南部地区は平成初期より少子高齢化が進み、あわせて医師・看護師等の人材不足による地域医療の崩壊が懸念されてきました。
 長崎記念病院は当地で唯一の救急告示・二次輪番制病院ですが、地域ニーズの変化に応じ、平成15年までに急性期を主体として、回復期、医療療養、介護医療施設に病床改編を行い、更に近年、在宅通所施設を開設し、長崎市南部地区における地域包括ケアシステムの支援体制を整えました。
 「長崎医療人育成室」は長崎大学病院と長崎記念病院の数年にわたる協議により設立されました。本事業は地域の医療人材不足の解消を図るとともに、急性期、回復期、慢性期、在宅という現代日本の医療、特にその機能分化と連携について“学べる場”を提供します。
若い医師・看護師・学生諸君、みなさんの参画と活用を期待しています。
 長崎大学病院の支援のもと、地域と病院が手を携え、若い医師・看護師を“地域で育て”、“地域医療の充実を図り”、同時に“地域の活性化”を目指します。地域の明るい将来を夢見て、みなさまの温かいご支援をお願い致します。

社会医療法人長崎記念病院
会長 福井 洋

調印式(平成30年3月9日)

研修医・看護師のみなさまへ

 医療は、大学病院などで行われる高度先進医療だけではありません。いわゆるジェネラルといわれる一般的医療の方がはるかにボリュームは大きいものです。更には医療の周辺には福祉や介護といった密接なつながりのある領域もあり、これら全てへの理解と経験が求められます。
 長崎記念病院は地域密着型の医療機関で、急性期から慢性期まででなく、介護や福祉の領域も手がけています。まさに、地域研修にはうってつけと考えています。
 始まったばかりのN-MEC の歴史を作るのはあなたです。
 あなたがN-MEC に参加して育ててください。研修医の先生や看護師のみなさんの意見を十分に反映させながら、より良いものにしていきたいと思っていますので、是非参加してどしどしご意見をお願いします。

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