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スタッフ紹介

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古本 朗嗣

長崎大学病院感染症医療人育成 センター長

井手 昇太郎

感染症医療人育成センター 講師/副センター長
出身高校

長崎県 青雲高等学校

出身大学

長崎大学(2006年卒)

専門分野・資格

呼吸器内科学・感染症学 医学博士、日本内科学会 認定内科医・総合内科専門医・内科指導医、日本呼吸器学会 呼吸器専門医・指導医、日本感染症学会 感染症専門医・指導医、日本結核・非結核性抗酸菌症学会 結核・抗酸菌症認定医・指導医、ICD協議会 Infection Control Doctor、臨床研修指導医

趣味

車、バイク、お酒、釣れない魚釣り

Message一言メッセージ

 長崎生まれ、長崎育ち、大学も仕事も長崎ばかりと、生粋の長崎っ子です。 古本センター長に声をかけて頂き、2022年から感染症医療人育成センターに赴任しました。
 私は学生の頃から呼吸器感染症に興味があり、当時から呼吸器内科(第2内科)・感染症内科(熱研内科)の先生方には大変良くして頂きました。 その縁もあり、長崎大学病院・佐世保市総合医療センターで研修後は、呼吸器内科感染症班に入局しました。 これまで長崎大学病院、佐世保市総合医療センター、諫早日赤病院、長崎みなとメディカルセンター、諫早総合病院、長崎県島原病院といった、長崎県内各地の基幹病院や感染症病床・結核病床を持つ施設で、多くの指導医の先生方にご指導頂きました。 大学院では肺アスペルギルス症、非結核性抗酸菌症、肺炎球菌について研究したほか、成人肺炎診療ガイドラインの作成にも関わらせて頂くなど、得難い経験ができました。「感染症に興味がある」といっても、臨床は多臓器に渡りますし、コンサルト・感染制御・抗菌薬適正使用・感染看護・微生物検査・地域医療・国際医療・行政・疫学・教育・基礎研究など、感染症医療のジャンルは様々です。 私は父が開業医ということもあり、もともと地域医療、いわゆる「町のお医者さん」ができればと考えてきましたが、新型コロナウイルス感染症の流行をきっかけに、地域医療で求められる感染症診療・感染対策は大きく様変わりしたと感じています。 感染症医療に興味がある学生・医師を初めとした多職種の皆様のスキルアップや、地域医療での感染症診療ブラッシュアップの一助になればと思います。 当センターでの研修に興味がある方は、ぜひお気軽にご連絡ください。

中西 陽祐

感染症医療人育成センター医員(感染症フェロー)
出身高校

智辯学園(奈良県)

出身大学

福井大学(2012年卒)

専門分野・資格

呼吸器内科学・感染症学、日本内科学会認定内科医、日本内科学会総合内科専門医、日本呼吸器学会呼吸器専門医、日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡専門医、日本医師会認定産業医、ICLS・JMECCインストラクター

趣味

カフェ巡り

Message一言メッセージ

 2024年4月で医師13年目になる中西陽祐と申します。奈良県出身で高校までは奈良に居住していました。もともと他分野で九州大学へ入学し、大学院で生命科学の基礎研究を行った後に福井大学医学部へ入学、初期研修から卒後6年目まで京都の洛和会音羽病院、その後は岡山の倉敷中央病院呼吸器内科で勤務と、各地を5-6年で転々としてきました。
 当センターへは昨年4月より所属させて頂いております。一年間の研修で前任地に戻る予定でしたが、4月以降3か月延長させて頂き、感染制御分野および専門性の高い性感染症やHIV診療といった分野を引き続き学ばせて頂いております。
 昨年一年を通して呼吸器内科、検査部、感染症内科、感染制御教育センターで研修させて頂きました。各分野でこれまで経験したことのない専門性の高い知見に触れることができた一年でした。また長崎大学以外の長崎県内の医療機関で外勤やサイトビジットでお世話になり、様々な規模の医療機関における感染症治療の現状や感染対策について実地で学ばせて頂きました。各医療機関の規模によって医療資源に則した可能な対応とはどのようなことであるか考える機会となりました。また感染症専門家としての経験を蓄積しつつ、様々な分野の医療従事者と触れ合う機会となり、充実した時間を過ごすことができました。当センター所属であったおかげで、単一専門診療科に所属すると経験が難しい横断的な経験が可能となり、長崎大学および関連施設での感染症診療を幅広く経験させて頂くことができました。これら経験は当センターを中心に各診療科の指導医の先生方やコメディカルの方々の温かいご支援があってこそ成り立ったものであり、感謝申し上げます。
 また長崎県に来て、さだまさしさんの50周年コンサートに行けたことや長崎の文化や街並みと自然に触れる機会を頂けたことは、とても良い思い出となりました。趣味のカフェ巡りも十分にできました(笑)。
 感染症診療に興味があるものの、現在別分野で診療されているような医師にとっては短期間でも充実した時間を過ごせる場所であり、当センターでの研修をお勧めいたします。

米﨑 駿

感染症医療人育成センター医員(感染症フェロー)
出身高校

巣鴨高校

出身大学

筑波大学

専門分野・資格

日本専門医機構認定内科専門医

趣味

バックパッカー、JAZZ、お酒

Message一言メッセージ

 千葉出身、沖縄、ブラジルと幼少期を南国で過ごし、大学からは茨城で過ごしました。私は海外が好きで学生時代から東南アジア、南米、アフリカをバックパッカーとして40カ国近く旅をしたり、ベトナムやガーナでインターンを行ったりしました。医師として国際協力に携わりたいという思いがあり、そのためにはまずベースとして内科医のスキルを磨く必要があると考え、初期研修、後期研修は総合内科診療体制の確立した水戸協同病院で全身を診るトレーニングを行いました。その中で感染症に特に興味を持ち、横断的な専門的トレーニングを受けられること、海外と繋がりが持てることに魅力を感じて2023年から感染症医療人育成センターに所属しております。昨年度は感染症内科、感染制御教育センター、呼吸器内科、検査部のローテートを行い、感染症診療、ICTやAST活動、検査による微生物学的アプローチへの理解が深まり、感染症内科医として歩み始めました。今年度はフィリピンでの熱帯医学研修や保健所、結核やHIVの専門研修を予定しています。感染症を通じて国際協力やグローバルヘルスに携わることを目標に当センターで更に研鑽を積んでいきたいと思います。

川瀧 正典

感染症医療人育成センター医員(感染症フェロー)
出身高校

鹿児島県修学館高校

出身大学

鹿児島大学

専門分野・資格

日本呼吸器学会呼吸器専門医

趣味

ダム巡り、ベース、釣り、ゲームなど

Message一言メッセージ

 2024年度から赴任しております川瀧と申します。
 鹿児島出身で鹿児島大学卒業後は今村病院分院(現今村総合病院)で初期研修を行い、後期研修として京都府の音羽病院で総合内科、その後岡山県の倉敷中央病院で呼吸器内科医としての研修を行っておりました。そうした中で感染症診療の研鑽を行いたい希望もあり、さらに研究も興味が出てきている段階で、基礎の研究も含めた実績のある大学を探していく中で当センターを知りました。4月から研修を開始し、第二内科(呼吸器内科)での診療も早2か月程度経過しておりますが、大学病院ならではの複雑な病状の方もおられ、市中病院とは異なる環境があり、当センターの古本先生や井手先生をはじめ、非常に教育的な先生方が多く、このような環境で日々研修ができることに感謝しております。これから感染症制御部や感染症科、検査室などの様々な環境での研修を予定しており、感染症内科として知識や経験を得られるよう努力して参ります。よろしくお願いします。

田邉 雅章

感染症医療人育成センター医員(感染症フェロー)
出身高校

桐朋高校(東京都)

出身大学

東邦大学医学部(1996年卒)

専門分野・資格

感染制御学・公衆衛生学 ICD協議会 インフェクションコントロールドクター、社会医学系指導医(休会中)

趣味

ドライブ、クラシック鑑賞

Message一言メッセージ

 平成8年から東邦大学医学部付属佐倉病院において内科学講座呼吸器グループに所属して肺がん、市中肺炎、間質性肺炎などの呼吸器疾患を主に診療しておりました。学生時代から感染症に興味があり、平成14年からの2年間、東邦大学医学部微生物学教室において感染症の基礎的研究を経験し、平成16年4月から半年間、大阪大学付属病院感染制御部にて院内感染対策の研修を行っていました。平成16年10月から東邦大学医療センター佐倉病院においてインフェクションコントロールドクターとして院内感染対策に対応していました。その後、感染症を広い視点からみてみようと考え、平成25年から大阪府において行政医師として働き、大阪府本庁や保健所で感染症対策、大阪北部を震源とする地震などの災害医療対応などを経験しました。行政医師としての生活は充実していましたが、新型コロナウイルス感染症での対応などで限界を感じ、心機一転、院内感染対策(特に薬剤耐性菌対策)が行える臨床の現場に戻りたいと考えるようになりました。そのような中、感染症医療人育成センターの存在を知りました。東邦大学医学部微生物学教室や大阪大学医学部付属感染制御部在籍時にお世話になった先生方には長崎大学の出身者が多く、縁がある大学と考え短期間ではありますが感染症医療人育成センターにお世話になることになりました。10数年、病院勤務から離れており、勤務医としての動き方を思い出しながらの毎日ですが、研修は充実しており、頑張っていきたいと思います。