口腔乾燥症外来

口腔乾燥症外来について

口腔乾燥症とはドライマウスとも呼ばれ、様々な原因によって唾液分泌量が低下し、口腔内の乾燥をきたした状態で、現在は疾患名として用いられています。日本では800万人以上の患者さんがいらっしゃると考えられており、今後ますますその数は増加すると推測されています。口腔乾燥症の専門外来の設置は全国的に見ても非常に珍しく、口腔乾燥やそれに付随する症状がある方の診断・治療を行い、高い効果を上げています。

対象疾患

以下のような原因による口腔乾燥症、また、それに付随して起こる舌痛や口角炎、味覚障害など
  • シェーグレン症候群
  • 薬剤性
  • 放射線治療や化学療法
  • 神経性要因
  • 脂質異常症、糖尿病などの全身疾患

診療内容

  1. 問診
  2. 客観的唾液分泌量測定(安静時及び咀嚼時唾液量)
  3. 唾液腺超音波検査
  4. 口腔内診査
  5. 原因や程度に応じた以下のような治療
    口腔保湿補助用品・唾液腺マッサージ・舌体操の指導
    人工唾液・唾液分泌改善薬、漢方薬・唾液腺洗浄

外来担当医

2024年3月現在
 
午前   高木 幸則     高木 幸則
午後   高木 幸則     高木 幸則

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